車のことはよくわからないのですが、顔を輝かせて車の話をする大学の自動車部だったという後輩のことを思い出しました。車好きの人は間違いなくハマる作品ですね。読ませていただいてジェットコースターに乗っている時のような緊張感を覚えました。
少しずつ読ませていただきますね。
自主企画へのご参加ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
走り屋ものではありますが、知らない人にも雰囲気でわかるように努力してみたつもりです。
バトルものではないヒューマンドラマなので、刺さる人には刺さるけれどそうじゃないひとには見向きもされない、そんな作品を目指しました。
お楽しみ頂ければ幸いに思います。
編集済
走り屋を題材とした小説で、これほどに良質なものは数少ないです。
アングラ、しかし独特な秩序に裏付けられた息遣い。
壬生翔一郎の、身のふりを決めきれない人間くささ(「生きてる雰囲気」はどの登場人物にも言えますが)。
生き物としてそこにある自動車の言動。
コミカライズも一部なされているそうですが、この小説自体も「動き」をイメージしやすい構成になっており、劇的でヴィヴィドな形態であると思います。
自分はALCYONEやLEONEと縁が深く、壬生翔一郎がLEGACY B4乗りなのにはシンパシーを覚えています(個人的にSUBARUびいきなのもあるのですが)。
金銭面や安全面で、乗用車にすらまともに乗れない自分ですが、こうした小説を通して疾走感に身をゆだねることが出来るのは望外の僥倖です。
本当に応援していますので、今後も気高い「走り屋」で居続けて下さい。
妄想のなかの愛車ですが、ホンダ・S660の Lolo 、ダイハツ・L880K-"K"openの小筆(こふで)とともに、石田昌行さまの執筆活動、およびミッドナイトウルブス・シリーズの興隆を祈らせて頂きます。
フォロー頂いたお礼、および3週目の読み返しに添えて。
作者からの返信
返信機能あるの知りませんでした……
申し訳ないです。
走り屋ものというマイナージャンルの極北ですが、お楽しみいただけたようで光栄です。
今後も頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
お初にお目にかかります、夜と申します。
「Radiotalk」にて本作品を紹介致します。
こだわった点を教えて頂けると幸いです。
作者からの返信
はじめまして。
本作品でこだわった部分は「キャラクターの個性への意味づけ」と「マニアックすぎない表現によるマニアックさの表現」です。
例えばですが、ヒロイン・眞琴が陸上部なのも走り屋予備軍なのも主人公・翔一郎の後追いですし、自称がボクなのも髪型が活発なポニテなのも、実は「弟になりたかった」彼女の深層心理に則ったものです。
そんなこんなで、キャラクターの設定には多くに意味を持たせてあります。
後者に関しては、いわゆる「走り屋系」にありがちなクルマの型式番号を用いず、より聞き慣れたクルマの「名前」を使用しながらも、専門用語についての解説などを押さえることで世界観の「非日常性」を表すよう努めました。
あとは、とにかく「物語をきっちり完結」させつつ「その後も物語は続くんだ」というEDに導く展開を慎重に積み重ねたつもりです。
上手く説明できませんけど、こんな感じでよろしくお願いいたします。