他とは違ったキャラ設定や表現力、特に色の描写などはさすがだと思いました。地の文に一人称と三人称が混ざっている部分が気になりますが、独特の間と語り口で物語に趣を添えています。登場人物が皆魅力的で、それぞれに何か背負っているものが垣間見えます。更新頑張ってくださいね。妄言多謝。
あらゆる毒を見抜き、理解し、打ち消すことができる。そんな力を持つ姫君が王宮にいたら、どうなるか。その答えは、きっと人によって異なると思います。 ある人は、悲劇を想像するかもしれません。ある人は、ハッピーエンドを想像するかもしれません。この作品の舞台設定は、そんな想像力を掻き立てる魅力があります。 この物語がどのような結末を迎えるのか。それがたまらく気になるため、まだ序盤ではありますが、レビューをさせて頂きました。復讐を望む王子と“毒視姫”がたどる未来を、私は知りたい――。