第8話お前はすでに猫ではない

俺のステータスが大変な事になっている事に気づいた今日この頃です。俺は朝起きて魔力を体に纏って自分のステータスに変化があったかどうか確かめようとステータスを開きました。そしたら




久我 黒彦  (オズワルド)

レベル60

HP25325(-8000) 

MP40000 


STR(攻撃力):1000 

DEF(防御力):5000(-70) 

INT(賢さ):23487

AGL(素早さ):387000(-50) 

DEX(器用さ):1000 


猫の咆哮

猫の癒し

寿命延長  

異世界言語ねこ      

異世界言語(人)

異世界文字(人)

鑑定

暗視3 

気配遮断3 

気配察知2 

速さ成長値上昇1 

本能1

隠蔽5 

アイテムボックス5 

危険察知5 

毒耐性5

フレッシュ

魔力操作1

人化


数値が色々ととんでもないことになっていた。いつかはチートになると思っていたけど早すぎでしょう。もう、猫のステータスじゃないよ、これ。レベルも60って山を破壊した時にレベルアップしたのか。しかもAGLは桁が違うし。


ちなみに基準が知りたかったのでロットのステータスを見せてもらうと。

ロット・ミーン

レベル40

HP45321 

MP12980 


STR(攻撃力):3000 

DEF(防御力):2500 

INT(賢さ):300

AGL(素早さ):2580 

DEX(器用さ):2408 


所持スキル

剣術4

槍術3

騎乗4

体力増加3

HP増加4

風魔法3

対痛覚3

気配察知3

士気上げ3


ちなみにこの人は国で十本の指に入るほど強いです。そんな彼より強い俺って……もはや猫ではないのでわ。


そう言えばここで少しレベルアップについて話しおこうと思う。


レベルアップは相手を傷つけたり殺したりすることでレベルアップする。これはスキルポイントが関係している。相手を傷つけたり殺したりすることで相手のスキルポイントが自分の中に入り、それが一定量を超えるとレベルが自動的に上がり、ボーナスポイントみたいにスキルポイントがもらえるらしい。これは最初から持っているポイントは関係無く相手もステータスやスキルのレベルが下がることはないらしい。これによってステータスやスキルのレベルが上がるらしい。ちなみにスキルは反復練習でもレベルが上がる。これはたぶん魂の質とやらが関係しているのだろう。


ちなみにこれを見つけたのはアズーマ・コージと言う男が二百年ぐらいに見つけたらしい。これはどう考えても俺たちの世界から来た人間だろう。たぶんゲーマーだろうな。


まあ、これによってモンスターなどを倒してレベルが上がるシステムだ。



そう言えば使って無いスキルを試してみたいと思う。人化と言うスキルだ。他のスキルはちょくちょく使っているがこのスキルは使ったことは無かった。

てことで人化スキルを使ってみました。


俺の体は光だし、そして人間の姿になった。鏡を見ると白銀の長い髪をした十歳ぐらいの男の子がいる。顔はいたずらっ子みたいな顔だが、かなりイケメンだ。俺は久しぶりの人間の姿で少しふらつきながら歩いた。特に体に問題は無かったが


「服も一緒に出てくれればいいのに」


そうなのだ。俺は全裸だ。まあ。確かに猫の姿時は服は着てなかったけど、ここは普通魔法で何とかならないものかね。俺はそんなことを思いながら猫の姿に戻った。そしてある部屋に目指して歩き始めたそれはクローゼット部屋である。


俺は扉の前に着くとドアノブに飛びつき、回してドアを開け中に入った。中には誰も居なくて絶好の機会だ。俺は人化して、クローゼットを開けるとすばやく自分に合いそうな服を探したがなかなか見つからなかった。まあ、俺と同い年の人間はクリスしか居ないから俺に合う男物の服が無いな。俺はそう思って隣のクローゼットを開けると執事服が入っていた。しかも俺に合うサイズまであって下着までちゃんとある。俺はすばやくアイテムボックスを開くと一サイズに付き、二着服を入れた。体が大きくなっても着れるようにだ。


そしてまた俺は猫の姿に戻り、部屋から出て窓際に寝に行った。

そしていつもの様に食事をして、寝ようとした時。


(あっ黒猫にリベンジするの忘れてた)


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