第5話屋敷の住人と一日の過ごし方
俺が住んでいる屋敷の住人を紹介しようと思う。まずは一人目クリス・ミーン十一歳の貴族の女の子で動物が大好きで中でも猫が好きらしい。容姿は金髪の長髪にサファイヤのような目をしているとってもきれいな女の子だ。
クリスのお父さんロットだ。自警団兼裁判官みたいなことをやっている。サファイヤの目に赤い髪だ。
クリスのお母さんシャリーだ。エメラルドの瞳に金髪で胸がでかい。年齢は二十歳ぐらいだと言う話だ。
執事のルーン 四十歳ぐらいの髭が似合うかっこいいおじいさんだ。
メイド長のクラピカ 三十代位の細身のおばさんで髪を後ろで三つ編みに縛っている。
メイドさんその1 カミナ十五歳メイドさん 真面目に仕事をしてるが融通が効かない時があるのがたまに傷。茶色の髪を短く整えている。
メイドさんその2 サリー十四歳メイドさん クリスは気軽に話せる友達のような関係。メイド長に時々プライベートと仕事時に態度を変えるよう注意を受ける。水色の髪をしていて身長と胸の大きさが最近の悩みだそうだ。
メイドさんその3 アミ十六歳のメイドさん おおらかで優しそうだが一度怒らせたらこの世の地獄を見ると言う。ピンクの長髪で胸が大きい。
こんな感じで屋敷の住人はこんな感じ、その他もろもろのメイドさんや執事もいるがまだ名前は知らない。この人たちにしか興味ないなぜかと言うと
「ここがいいのね」
そう言われてサリーにお腹を撫でられる俺。うう気持ちいぜー
「こら、サリー遊んでないで仕事して」
サリーを注意するのはカミナである。
「そんなこと言わずにカミナも撫でてみなよ。撫で心地最高だよ」
そう言って俺の脇を持ってカミナに渡す。
「ちょっとだけだからね」
そう言ってカミナは俺の顎を指先で擦るように触る。そこいい!!
そうやってオレを撫でていると
「そこの二人遊んでいると、給料下げますよ!!」
そう言ってメイド長のクラピカが二人を脅す。
「「すいません!!」」
そう言って二人は俺を撫でるのをやめて、仕事に戻った。二人が戻るのを見てメイド長が
「ここでは邪魔になります、別の所に行ってください」
俺を追い出すような口調で言うが目はなんだか申し訳なそうな目をしてる。
「にゃーお」
俺がそう言って返事をすると
「いい子です」
そう言ってメイド長は微笑んでポケットから煮干しのようなものを出してくれる。
「ご褒美です」
なんだかんだクラピカも俺に甘い。俺はおとなしく部屋から出て窓際に座る。ここは日があたって最高に寝心地がいいのだ。
取り敢えずお休み
誰かが俺を撫でる。
「…きてください、起きてください」
そう言って俺を撫でるのはアミだ。俺は体を伸ばして体をほぐす。
「お嬢さまが一緒に食事をとりたいと言っていますので」
そう言ってアミは俺の体を抱き上げ食堂に連れてかれた。
「オズワルド一緒に食事しよう!!」
そう言ってくるのは俺の飼い主のクリスだ。そして俺の名前はオズワルドとなった。
「お嬢様も食事をしてくださいね」
アミがそう俺を抱き着付いて撫でているクリスに注意する。
「食事をするのですから、オズワルドを離してくださいね。お嬢様」
アミにそう言われ少し口をへの字にしながら返事をし、俺を離してアミが席を引いてそして自分の席に座る。俺もそれに続くよう自分のエサ皿に向かう、今日は魚丸ごと一匹ある。俺はクリスが食べ始めるのと同時に一緒に食べ始める。
「お母様とお父様は?」
クリスがお肉をナイフで切りながら聞く。
「奥様は貴族の奥様方のお茶会に、旦那様はお仕事を」
アミはクリスの後ろで答える。
「そう、お父様も忙しいのね」
そう言って寂しそうな顔をするクリス。
「今だけです。お嬢様」
そう言ってクリスをなだめるアミ。今ロットは商人とある貴族の税金のごまかし等を摘発するのに証拠を集めているのだ。そしてシャリーはその根回しのためお茶会に出ているのだ。
「分かっているわ」
そう言って食事を黙々と続けるクリス。
食事を終えてクリスは俺を連れてベットに行って、俺と一緒に寝るのが日課だ。そして寝ながらお喋りをするのだ。
「お母様も、お父様も忙しすぎるわ。前みたいに私と話してくれてもいいでしょうに」
そう言って俺の頭を撫でるクリス。
「ねえ、オズワルドあなたもそう思うでしょ」
俺は、にゃーおと答えて布団の中で目を気持ちよさそうに細める。
まあ、仕事の山場だから仕方ないかと俺は思っているのだが、貴族と言えまだ十一歳の子供だ親にはまだ甘えたいのだろう。
俺はそんなことを思いながらクリスとベットで一緒に夜を過ごした。
そして俺はクリスが寝た後、自分に前足を当てて
「ニャー(フレッシュ)」
フレッシュを唱えて体をきれいにして一日を終わる。
これがここ最近の一日の過ごし方だ。
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