第3話 ステータスを決めよう
俺は改めて種族欄を開く
種族
人間、エルフ、ダークエルフ、ドワーフ、ホビット
人狼、虎人、獣人(猫)、獣人(犬)、獣人(兎)、獣人(狐)、獣人(その他)
半魚人、龍人、巨人、鳥人
吸血鬼、人魚、淫魔
翼竜、海飛竜、霊体、海獣
ゴブリン、スライム、オーク、リザードマン、オーガ
天使、悪魔 貴族 王
動物
エトセトラエトセトラ
昼寝と言えば猫と言う事で獣人の猫を選ぼうとして手が止まる。
まてよ、これじゃ人と余り状況は変わらないじゃないか。とんでもない能力を持っているのは調べられたらばれそうだしな。普通ステータスを調べない者は……動物だ。
俺は動物の欄をタッチする。
犬 猫 ウサギ ニワトリ うし 魔獣 とり 神獣 麒麟 白虎 青竜 朱雀 玄武 ユニコーン ペガサス 不死鳥 エトセトラ エトセトラ
そして俺は猫にタッチをする。選んだスキルが消去されて、ポイントが増えた。150000ポイントに増えた。
スキル欄を開くと
所持スキル 暗視3 気配遮断3 気配察知2 速さ成長値上昇1 本能1
スキルレベル制 1素人10ポイント 2訓練兵20ポイント 3一人前40ポイント 4玄人80ポイント 5達人160ポイント
身体系スキル 体力増加 、HP増加、 HP回復速度上昇 咆哮 気術 騎乗 暗視 身体能力強化 筋力上昇 威圧 生命力強化
耐性スキル 魅了耐性 麻痺耐性 火耐性 風耐性 光耐性 水耐性 毒耐性 石化耐性、状態異常耐性 精神異常耐性 呪い耐性 土耐性 闇耐性 対痛覚
魔法スキル 火魔法 水魔法 光魔法 風魔法 闇魔法 重力魔法 召喚魔法 精霊魔法
特殊スキル 鑑定、調教 魅了 隠蔽 獲得経験値増加 索敵 筋力成長上昇速 必要経験値減少 MP回復速度上昇 魔力消費軽減 詠唱短縮 詠唱破棄
無詠唱 罠解除 危険察知 アイテムボックス 魔眼(選択能力) 人化 猫の咆哮 猫の癒し 寿命延長
種族によって元から所持してるスキルもあるのか横にあるのはレベルかと、思っていながら
貴族を選択すると100ポイント減った。これで生まれは貴族になったはずだ。基本何もしないで昼寝し放題だ。
さて後、鑑定5 隠蔽5 アイテムボックス5 危険察知5 あと毒食べたらまずいな 毒耐性5
異世界言語ねこ異世界言語(人)異世界文字(人)あと人化、1680ポイント消費か……ポイント全部消費するにはどれだけチートしなきゃいけないんだ。
しょうがないステータスにも振り分けるか
HP10
MP10
STR(攻撃力):5
DEF(防御力):5
INT(賢さ):55
AGL(素早さ):30
DEX(器用さ):20
最初のステータスはこんな感じだ。
弄ってみた
HP10000 9900
MP10000 9900
STR(攻撃力):10 5
DEF(防御力):100 95
INT(賢さ):100 45
AGL(素早さ):100 70
DEX(器用さ):100 80
横は消費したポイントだ。取り敢えず生き残ることを考えてみました。今のところ全部で21675ポイント消費した。
残りは128225残っている。半分も残っている。ポイントを使い切らせる気があるのか、疑いたくなってきた。
そう言えばこの猫の咆哮と猫の癒しって何だ?俺が気になってタッチすると
猫の咆哮……消費したポイント+αで攻撃する。使うMPは10
猫の癒し……消費したポイントと+αで回復・状態異常を直す。使うMPは10
これが最初に書いてあったスキルの中にはポイントをつぎ込んだだけスキル性能が上がるものか。
これなら最悪全ふりして使い切ることができるな。
後は猫はせいぜい生きて十五年だから寿命延長も取るか。
寿命延長……消費したポイント+α生きる。
最低でも百年生きたいな。そう思って俺はこのスキルをキープした。
さてスキルとステータスの整理と
HP10000 9900
MP10000 9900
STR(攻撃力):10
DEF(防御力):100
INT(賢さ):100
AGL(素早さ):100
DEX(器用さ):100
猫の咆哮 ポイント未定
猫の癒し ポイント未定
寿命延長 ポイント未定
異世界言語ねこ
異世界言語(人)
異世界文字(人)
人化
毒耐性
鑑定5
暗視3
気配遮断3
気配察知2
速さ成長値上昇1
本能1
隠蔽5
アイテムボックス5
危険察知5
まあこんな感じかな。そして残りのポイントは128225ポイントです。さてどう振り分けるか。
まあこんな感じでいいか。
猫の咆哮 54100
猫の癒し 54100
寿命延長 20005
フレッシュ 20
まあ、こんな感じに振り分けてみました。フレッシュは体をきれいにする魔法だ。これは適当に探してたら見つかったので取った。
では最終的なステータスを
HP10000 9900
MP10000 9900
STR(攻撃力):10
DEF(防御力):100
INT(賢さ):100
AGL(素早さ):100
DEX(器用さ):100
猫の咆哮 54100
猫の癒し 54100
寿命延長 20005
異世界言語ねこ
異世界言語(人)
異世界文字(人)
人化
鑑定5
暗視3
気配遮断3
気配察知2
速さ成長値上昇1
毒耐性5
本能1
隠蔽5
アイテムボックス5
危険察知5
フレッシュ
「やれやれやっとか。いつまで掛っておるのだ」
そう言って頭を掻く神様だが
「スキルのポイント振り分けがいちいちボタンを押さなきゃ上がらない仕様にした奴のせいだよ!!」
そうなのだ普通のスキルはレベル1上げるとタッチすればいいが、スキルポイントをつぎ込めるものはいちいちボタンを押さなければならないのだ。128225回押すことになる。押しっぱなしにしたらポイントが勝手に加算されるわけでは無いのだ。これは疲れた、主に精神的に。
「これでやっと送り出すことができるぞ」
そう言って神は笑った。
俺は一番大事なことを聞き忘れていた事に気づいた。
「送られる世界って、どんな世界なんだ?」
「そうだの~」
そう言って髭を弄りながら
「簡単に言うとRPGゲームの世界かの」
「悪魔や魔王そして勇者なんかも居るのか?」
「いるぞ。だがまだ勇者はいないがな」
足元に魔法陣が出現する。
「ではそろそろ向こうに行ってもらうぞ」
そして俺は転生した。
「あと言っとくが一万年お前さんの寿命だ。せいぜい人生いや猫生を楽しめ」
「ちょっとまー」
最後に聞き逃せないセリフがあった。
「やっと行ったか」
我はそう言って一息ついた。
「これで向こう側の神の要望は答えたぞ」
向こう側の世界で人間が勇者を呼ぶ儀式をしたので、勇者になりうる存在を送ってくれと言われたのだ。神の世界では下位の世界の神から手伝いを頼まれたら、よっぽどのことが無い限り断れないことになっているのだ。これは上位に神が下位の神を手助けする言うシステムだ。あの神はわがままが絶えなかったが、鼻をあかしたと思うと愉快でならなかった。
「くくくく、確かに送ったが猫を送る事になるとは」
向こう側の神が慌てるさまが目に浮かぶ。そこに
「ちょっとどういう事、何で猫なんて送るのよ。人間送ってよ」
そう言って怒鳴ってくる。
「しかしの彼が猫をえらー」
向こう側の神は我の言葉をさえぎって
「なら、種族を人間に固定して。もう一回送って。お願いね」
そう言って向こう側の神は一方的に行って出て行った。
「仕方ないの」
我は死にそうな人間で魂の質が高い人間をまた探した。
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