雨の中で砂を握る覚悟
彼方に何が分かるのだろう
私は誰かに 確かにそう思う
私も彼方にきっと
自分の何がと 思われている
彼方との違いはきっとこれだけ
私は心の何処かで
一つの覚悟をしていると言う事
同じ罪を背負うのであれば
同じ罰も受けるだろうと
雨が纏う服に滲みこんでゆくように
罪も罰も穢れも一緒に沁みこんでゆく
ある日私は誰よりも 分かるだろう
この時が来たと これが酬いだと
小さく笑い受け止める事でしょう
私は跪き雨の中で
地面の砂を握る事になるだろう
その覚悟だけは出来ているつもりだ
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