結末を迎えたはずの詩

簡単には捨てられなかった

昔自分が綴った言葉達

その時の心情が手に取るように分る


あの時は

ここまでで足りていた言葉達


『あの時』の補足とかではなく

善し悪しでの事じゃなく


今の自分が見た時に

もっとこうして欲しかったと

『言葉達』の方が囁いているような……


そんな都合のいい事を 思いつつ

昔の自分に 今 触れている時もあるのです

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る