所詮

『所詮』という言葉に縛られる

馴れ合いという 仲間意識と疎外感


僕はどっちに付けば 良いのだろう

心の何処かで 損得を考えてその言葉の先を見ている


『所詮』という言葉で躊躇し拳を握りしめる

どちらが上で どちらが下なのかと選ぼうとする


僕は何処に存在するべきなのだろう

頭の中は否定と肯定を繰り返している



『所詮』という言葉で 全てを終らせた人達

同じ場所に 僕が存在する事が解った時


『所詮』僕は そんな存在なのだろうと

下を向き嘆き悲しむ事になった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る