第31話第Ⅰ章 災禍の顕主編(1)KnghitsOfDarknes
第Ⅰ章 災禍の顕主編(1)KnghitsOfDarkness
英雄暦50年
ブラッドに下された任命にKnghitsoflast結成
この最期の歪んだ世界の軸を正すのにルーラシアは采配を振った。
「ダイン・ヴェスタニエが例の霊廟に居るのを目撃し派遣したが既に霊廟になかった。居ない。彼はある人物がアルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルドと割り振り姿を消した。ブラッド君無理を重ねて申し訳ないが災禍の顕主に気を付けろ。ヴェスタニエ家だった。ジェラフバルト卿は正真正銘君の家族に違いない。ヴェスタニエ家の象徴を着用しているコートを見た時にビビット来たのだよ」
「その任は責任を受けます。では」
アルヴェルリア・ヴェスタニエ(ジェラフバルト卿)の記録はない。
ブラッドが武装準備にルーラシアの武器庫で装備を確認してるとフェンサーが来た。
「同じ隊だ。よろしく」
「フェンサー・ベルガモット・アーヴィング。僕だよ。ブラッド」
「Knghitsoflastの隊長ってか。俺がお前を支える。よろしく」
フェンサーも武器庫に顔を出して武器庫の武器は古代から続く大戦の宝物庫だ。フェンサーとあとは女性が3人居た。
Knghitsoflastのメンバーは12人。
ルーラシアの思惑だ。
「僕は縛りもないが全員生きてほしい。」
「端から死ねねぇよ。俺は。フェンサー・ベルガモット・アーヴィング様がね」
フェンサーはコートを手にしてルーラシアのオリハルコン製の防具を持ち出してブラッドも防具を持ち出してアガートラームを鍛錬させるのにエイボン研究所に行くとエミリアが居た。
「エイボンは居ない?」
「居るわよ」
「武器の修練に来たんだけど」
「おじいちゃんなら居るわ。・・・・待ってて」
エイボンは研究にのめり込み武器の強化を人格者と同調できるようにエイボンがアルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルドと疑われていたがエイボンという人物は伝説の魔導士だ。一体誰がジェラフバルト卿だというのをダイン・ヴェスタニエがと今現在行方不明。
「ヴィヴィアンがどう探っているか・・・」
「KnghitsOfDarknessは災禍の英雄・・・じゃないが災禍の顕主をどうするか」
「これは不味いな」
ルーラシア国のルーラシアとエイボンだ。エイボンが水晶から話をしてKnghitsOfDarknessを動向の探りと世界の管理者側から不穏な動きを察知しロキとダニエルを派遣している。
英雄暦51年
1年後部隊は極北の国の宿谷に居た。
「さむー」
「さむーさむーさむむ」
「女性はこっちに来て暖めて」
ブラッドが暖炉の火を灯し女性が火を灯して焚火に女性の名だ。
1年前にKnghitsoflastに選抜されて今に至る。
「アーヴァンヘルム出身って聞いたよ。で?」
「私の名前はツヴェルフ・グランスヴァンヴェルグ・エルスレイヤーです。ツヴェルフって覚えて」
「ビッチで有名な痴女変態だけど聖騎士だからさ。パラディーン」
「そうよ!私は神の騎士」
「いいよ、、、、いいよ、ダイン・ヴェスタニエの場所は?KnghitsOfDarkness探さないといけない」
「まさか全員災禍の顕主疑惑で国外から探索命令とかジイジも困ってるんだろうが」
ガウェイン・アーヴィングはダインを追って災禍の顕主疑惑払拭に世界の管理者の特務課に配属されて追っているのをヘレネ宛からフェンサーに伝えられた。
ヘレネ・アーヴィングはベルガモット王としてベルガモットの国を治めて貿易で財を成して経済的手腕で世界に通用する国だ。
フェンサー自身王としての自覚はあるがKnghitsoflastが身の丈が合う。
フェンサー・ベルガモット・アーヴィングは暖炉に行き焔を眺めている。
ブラッドも1年Knghitsoflastでツヴェルフ・グランスヴァンヴェルグ・エルスレイヤーともう一人はダーヴァンヴェルグ大聖堂教会本部から派遣されたルーラシア聖人に数えられる一人ディスティニー家の人間で長い青髪に幾何学紋のサファイアの眼を持つ聖女ダジェリンだ。
ダジェリンがKnghitsoflastに配属しこの極北の宿屋を拠点とダイン・ヴェスタニエの詳細は掴めない。
ダイン・ヴェスタニエ卿
KnghitsOfDarkness
ジェラフバルト卿
極北の地の霊廟に向かったブラッドでも手掛かりは見つからない。
ブラッド・ヴェスタニエがこの霊廟周辺に痕跡がなかった。
「居なかった」
「流石に違う場所じゃない?ルーラシアが言っていたけど私たち探索のチーム?KnghitsOfDarknessが嫌疑掛けられたの凹むけどブラッドは?エミリア様と懇意でしょ」
「違うね。それはないね。エミリア様は俺の監視人よ。KnghitsOfDarknessがいったいこの世界の災厄を終わらせたけど現実流石に厳しいね。」
Knghitsoflastに課せられたのは災禍の顕主を突き止める仕事だ。
12人居るが全員バラバラだ。それにエイボンがアガートラームに拘束を呪縛したのは本当だ。
アガートラーム本来はバルムンク・アロンディーンの双剣で本来は12人の剣を同時に発動できる・・・。
真冬の宿屋に居る俺らは極度に暖炉でも寒い。
「ダジェリン?人間が堕ちることもあるのか?」
「ありますよ。人間から魔物になる場合もある。元来人は無垢ですが負の感情に漬け込みジェラフバルト卿が人間を悪魔に代えた。」
ダジェリン・フォン・ディスティニー。
聖堂教会の人間で聖術の使い手。
宿屋に居るKnghitsOfDarknessの行方を調べこんでいるが完全に不明。
「あそこの町は?」
「村だけど聞いても分かんないさ」
「災禍の顕主って解り辛いね」
フェンサー察しろ。
この雪の町で俺たちは聞き込みだ。
その頃聖アルヴァ・ヲルバ・ヴェルジュリアに居るサイラスがコーヒーを飲みながら何やらヤバイ案件だ。
「KnghitsOfDarknessの案件で俺に召喚だとか病むぜ」
「それは世界を揺るがすゆゆ式問題だ。サイラス氏」
「一つ言えるのはアイツは生きている。ダイン・ヴェスタニエ卿を知りたきゃ探せ。ダインが生きている事実は暫く伏せとけ。KnghitsOfDarkness疑われたの裏に居る人物が糸を引いてる。ジェラフバルト卿の本名はアルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルド。アルヴァ・ヲルバ・ヴェルジュリアに於ける創始の11人の子。」
「それを知っているならサイラス氏是非ともアシュリー殿に此度の件の沙汰を。」
「わざわざこの山に来たのに・・・俺は行きたくねぇよ」
サイラスに問いかけてくるのは聖堂十字教皇監査諮問委員のマリアベル・ド・エドモール・エルディバである。
マリアベル・ド・エドモール・エルディバは監査の役人でサイラスは召喚されたがKnghitsOfDarknessの資料提出に力を貸した。
「マリアベル!ヴィヴィアンの差し金だろ?俺は嫌いだ。ダインは俺が引き摺ってでも連れ戻す」
「その言葉誠として受理いたします。御帰宅願います」
「ヘイヘイ・・・・じゃーよ」
サイラスはお疲れで帰路に帰るがアシュリーは世界の管理者の屋上に居た。
アシュリーが管理者執行上部に昇格し電話に出ていた。
《アシュリーか?済まないな。お前にしか言えない用件があり俺は現在追っている》
《ダイン・ヴェスタニエ卿ですか?現在の場所を教えてください。直ぐに駈け付けたり致します》
《アシュリーか。俺は仲間に迷惑かけた・・・・言えねぇよ》
《逆探査で追わせます。もう少し御辛抱を》
《辞めとけ。ダイン・ヴェスタニエ卿は戦死とだけ伝えとけ。災禍の顕主を止められるのは俺だけだ。ヴェスタニエ家にとって俺は・・・悪い》
《ではそうしておきます。》
ダインは生きていた。
現在ダインは災禍の顕主を追い馬で走っていた。
アシュリーはサイラスに伝えた。
「兄さん。ダインの事だ。」
「了解、俺から伝え解くぜ」
ウォーカー家の暗躍にダイン・ヴェスタニエ卿はジェラフバルト卿を追っていた。
ブラッドたちKnghitsoflastの現状は宿屋に泊まりKnghitsOfDarknessを探索。
住民に聞き込みと雪が積もる街で聞き込みが続いた。
「すいません!すいません!すいません」
「KnghitsOfDarknessを探してるのですがご存知ですか?」
「知らない。その件に巻き込まないで貰いたい」
長老に拒まれブラッドは頭を下げて別のある場所ではKnghitsOfDarknessの旗を掲げて誠の陣羽織を羽織り刀を咥えて軍艦で指揮を執り函館の五稜郭で応戦でロキとダニエルも居た。
「おい!ザイ!ガイ!ブリュン!全員踏ん張れが!クソが!」
「ロキさんこそ頼みます!五稜郭につき次第俺らは追われ者。災禍の顕主を討ち取らねぇーと、釈弁しやんとさ」
ザイ・ジークフリートは古参のKnghitsOfDarknessが一人で英雄譚と戦った武士。ザイは軍艦に乗り災禍の顕主らしき人物の目撃に五稜郭で激突中。
ジパング国 五稜郭
ザイ・ガイ・ブリュンの親子は誠の陣羽織を羽織り軍艦での戦いに謎めく災禍の顕主が出現しダイン・ヴェスタニエ卿はそいつこそジェラフバルト卿の本物と睨みわざわざ霊廟でルヴィアに確認し現在追跡中。ブラッドたちも宿屋を出て雪の町を出ると炭鉱の道にKnghitsOfDarknessが居た痕跡にツヴァイが居た。
「アナタち居たのね?私たち別行動ね。差し詰めさルーラシアが引いた金よ。ダインは居ないね。災禍の顕主がこの世界の元凶。」
「プレミアムツライデーだよ。バカ受けでも私はここ炭鉱で生き延びるわ。ベルガモットに行くのに関門が遠い。許可書が発行されないし」
「ツヴァイさん!KnghitsOfDarkness教えてください。現在任務続行中です」
ブラッドだよ。ブラッドは黒コートを着てフードを被りフェンサーも居る。
「御逢い出来て光栄です。ツヴァイ様」
「ん?あーあ・・・ガウェインの孫かぁ」
「災禍の顕主騒ぎに世界が混乱とか私も意味不明で追われるのは辛ぇわ」
「災禍の顕主事件が原因でこの世界が次元的別意味がある。」
ツヴァイが話したのは10年前の事件をブラッドに説明した。
「10年前に災禍の顕主が皇帝に成り代わった訳よ。クリードは死んだ。クリード・ジェラフバルト・ヴィエンスゲルクは故人よ。英雄がどうであるとか言い難い。私たちは別案件で動く」
「おばあちゃん全部言って。もういいでしょ」
「話すわ」
「ブラッド?覚悟イイ」
「災禍の顕主っていうけどさジェラフバルト卿のことよ」
「真名」
「真名がアルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルド。ジュリアの11人の子供が災禍の顕主っての起源を起こし災厄の厄を産みの神々。」
「町の人が頑なに拒んだのはそんなわけか」
「私もダインを追ってベルガモット国境でフン詰まり」
ベルガモット国境はKnghitsOfDarknessの侵入を拒みヘレネ・アーヴィング不在の間に国内にジェラフバルト卿の魔の手が竦み綻び蔓延し始めていた。
「僕らが国境を開けます。その隙に行ってください」
「逞しいわね。ブラッド」
「俺も居るんですけど。自分の故郷ぐらいな」
「フェンサー・ベルガモット・アーヴィング様?未来の王様になってねえ!」
ツヴァイがフェンサーを鷲掴み押し倒して唇にキスをした。
「・・・・・・・・・あざっす」
「行こうぜ。お前ら!ベルガモットの国は焔と氷だ。貿易経済国家で焔の国と氷の国の名を持つ」
「布教で訪れましたがあそこはきれいなオードゥラで見えますね」
「だろ?」
「ダジェリン、本当はいい国なんだよ」
「フェンサーが王子であるなら俺らは国境に行ける・・・じゃないの?」
「んでもよ」
ベルガモット国境は現在正規ルートは立ち入り禁止だ。
ヘレネ王が不在とは。
不運だ。
その頃事情を把握したヘレネは世界会議からの帰路で電話に出た。
《父上?私ですが事情は把握できましたか?先王》
《事態収拾に疲労だ。KnghitsOfDarknessの私を知らぬだけが功と思えるわ。民は任せろ》
《さすがは我が偉大なる焔の王。ガウェイン王》
《ベルガモットの国を考えての事を話す。最悪の一手を打つのは俺が戻る前・・・にゃー》
《父上もご多忙ですが国境警備の一掃お願い申します》
《ヘレネ?お前が王になって俺は助かる。この老体にむち打ちはキツイ》
《ハッハハハハ・・・災禍の顕主事件の首を討つまでは追われる側だもんな》
《災禍の顕主の首は討つ。気にするな我が息子》
《じゃーなぁー、バイバイ父上》
電話を切りヘレネは軍艦の中で策を兵に伝えた。
「ベルガモットまで兵に伝えろ!焔側の敵を一掃至急ダインスレイヴ装填。氷側グングニル射出用意。神葬兵器の威力この世界で確と見届けろ!ヘレネ・アーヴィング」
「ハッハハハハ・・・・御意」
ヘレネの策は伝えられガウェインは国内の動乱を鎮めるのにレヴァンテインで振った。
「何が!災禍の顕主が!ちッ」
ガウェインがこの騒乱を治めているのはブラッドたちは関門に居た。
孫フェンサーの知恵により裏山に行くルートについて宿舎で考え中だ。
「物資を調達して災禍の顕主見つからずにナッ」
「フェンサ―君に従うよ」
ブラッドはKnghitsOfDarknessの遺志を受け継いでKnghitsoflastの旗もない12人を率いる隊長として悩んでいた。
最初の課題がダイン・ヴェスタニエ卿の保護という重責。
宿舎を出る前にブラッドが全員を呼んで再度確認した。
Knghitsoflast
Ⅰブラッド・ヴェスタニエ(魔王の災禍を喰らう英雄譚・今作の主人公)
Ⅱフェンサー・ベルガモット・アーヴィング(ガウェインの孫)
Ⅲツヴェルフ・グランスヴァンヴェルグ・エルスレイヤー(エルスレイヤーを継ぐ龍の乙女)
Ⅳダジェリン・フォン・ディスティニー(ヒルデガルダの孫でルーラシアの聖女)
Ⅴユークリウス・ジークフリート(ザイの孫で二天抜刀天照一刀流の開祖・免許皆伝者)
Ⅵジャック・ウォーカー
真名(ヴァーミリオン・サイラス・ジュリア・クラウディウス・ウォーカー・シーザー)(サイラス・ハートの遺志を受け継ぐ最強のウォーカー家の英雄)
Ⅶアルヴィック・ヴァン・スレイプニル(グレンの息子でKnghitsoflastの最期まで生き延びる銃士・魔弾の射手で名を馳せる有名な銃遣いで世を去る)
Ⅷオルジェ・コパン・ザーロック(コパン王朝最期の王で後のヴァルハラ国の初代皇帝を大帝国の礎を築く伝説の神祖)
Ⅸロルテシア・フォン・ディスティニー(インデックスの孫で大聖堂の司祭)
Ⅹエミリア・エメフィール(エイボンの孫・ブラッドの第二夫人)
Ⅺドゥルル・ド・テスエルメド―ロ・エルドラド(アシュリー・ロンディナックの孫にしてKnghitsOfDarknessの編纂者・学者後に英雄譚の語り部の長老)
Ⅻジュリア・グランスヴァンヴェルグ・クレア・ウェルティア(ウェルト・グランスヴァンヴェルグ/ウェルト・クレアツィオーネ/ティオーネ・ダイン・ヴェスタニエの実母)
12名をKnghitsoflastとして正式叙位の命令に従い今回の災禍の顕主討伐を任せる。
「これで問題ねぇか?」
「ないさ。ユークリッド」
「いつぇでも頼め。俺の刀は人は斬らぬが魔は斬る。殺さない刀さ」
「その信念護ってくれだ。だけど羅刹に衝動の時は斬れ!呑み込まれることは俺が許可しない」
「アイアイサー・てへ。」
「ジュリア!来てくれ」
「何よブラッド?頼み事」
「うん。Knghitsoflast気って随一の剣術魔導聖霊師に頼みた。殿です。俺のバックを護ってくれないか?ルーラシアの御目付で大変だと思うのですが腰折ってくれます?」
「引き受けるわ。」
「ありがとう。ジュリア」
「グランスヴァンヴェルグの名に懸けてね。Vの遺志を受け継ぐ乙女と」
「アナタが僕の親戚で良かった。血のつながり無くても僕の仲間である以上死なせないよ」
「構わないさ!アンタがKnghitsoflastで良かったさ」
「アル?お前は?」
「任せるよ。ルール縛りでアンタらが死の危機があるなら俺の弾丸が射貫く」
「確かにおめぇの勃起フル勃起の巨根で女をイカせちまうな!タマがデッケェ!神か!アルヴィック・・・・精子がパネェよ」
「ロルテシア」
ロルテシア・フォン・ディスティニーはKnghitsoflastに入隊後その力はダ―ヴァンヴェルグの受け継いだ天空の力。
ジャック・ウォーカーはウォーカー家の人間でドゥルルも同様。
ドゥルルは凡庸の非戦闘を好み芸術を愛しているが父親アシュリー・ロンディナックに似ている。
「裏山から戦闘が多くなる。しかしな!僕は戦いが嫌いだ!嫌いだが今回だけは戦う。ビシュップ・オーバー・ブリュンヒルデモード解除」
人格剣武器秘術召喚英霊神霊システムの環をリソースしドゥルルの剣と槍を装備。
燃える冷気を漂う焔を纏う剣と槍を装備し裏山の霊峰が立ちはだかる。
「叔父さんのマジ恋久々見たわ。んじゃー、俺もイッちょやっかねぇ」
ジャック・ウォーカーはその風格ある大剣を担いで全ての武装解除の旧人類のシステム化によるアークオブビショップの神経同調と人格がジャックを目覚めさせた。
「フフフフフフッ!クーハッハハハハハハハ!来たぜ。頼むぜ俺の剣」
裏山の霊峰の閉ざされた門の遺跡からベルガモットまでのレン平原に着ける。
極寒の吹雪荒れ狂う氷山の雪原にツヴァイにコートを羽織らせてスープを渡したブラッドは祖母の傍に居た。
「俺の大事な人です。それぐらいはね」
「優しさがダインに似ている。一人で災禍の顕主を追っていると無理よ」
「そこも気にしないで。ダイン・ヴェスタニエ卿の保護とKnghitsOfDarknessの誇りは護るからさ」
ツヴァイの護衛をジュリアとユークリッドに一任しブラッドは底くらい薄い闇に火を灯し閉ざされた太古の闇の遺跡に入るとダジェリンが全員に身を護る魔法を唱えた。
異変?危機?フェンサーは勘付き剣を納めて焔と氷の魔法で封鎖された道路を魔眼でとらえた。
ベルガモットの外郭が氷に覆われ内郭が火の国だ。
フェンサーは闇に火を灯し通路を氷で補強。
フェンサーが古代の悪魔を知らないわけがない。
「ジェラフバルト卿の悪魔が目を覚ました。最悪だ。俺の詠唱時間稼いでくれ」
「叔父さんの出番ですよ」
「魔を斬る剣」
その眼付は鬼の眼。
ドゥルルは人斬りの人格と非凡な才と二重の人格。
ジャックは幼名。
真名不明。
明かされるが暫くは本人もジャックと名乗る。
ジャック・ウォーカーは真名を言わずにビショップから放たれる13本の剣にジャックが悪魔と対峙にドゥルルの魔法剣が悪魔を斬った。
「真正中出し・無限幻想破壊剣・終(Pies Authentizität, unendliche Schwert Fantasie Zerstörung das Ende,)」
ドゥルルの閃光に輝き一閃で悪魔を斬りジャックが剣を鞘に戻すとドゥルルがタバコを吸った。
この時は20代後半の青年で後に1500歳でこの世を去るまでに歴史家として名を遺す。
ブラッドも戦闘に参加するがエイボンが創った包帯で災禍の腕を制御している。
遺跡を進みフェンサーが封印の扉を開く。
「俺の先祖が昔此処を住処に邪龍と戦ってこの要塞は出来た。まぁ」
「寒いな」
「え?寒いって暗いですけど何処触るの!アルヴィック!」
「おいおい、聖女様もケツ触られたぐらぁい怒鳴るなよ。怒鳴るナッテ。」
「神に反します」
「俺が神だ、信じられるのは俺。」
「その辺にしとけ」
ブラッドがアルヴィックを止めて先に進み抜けた先がレン平原。
雪原だ。
ベルガモットの玄関口で龍の騎士団の御旗が揺らぎジェラフバルト卿の災禍の顕主が糸を引く神聖帝国軍の御旗。
両者屍が雪に積もり焔も消えかかり城塞半壊。
故郷の異変にフェンサーの怒りが限界を超える。
「ジェラフバルト!出て来い、アンタの相手俺がしてやる!」
「それに及ばない。態々弱者に構うか!ダイン・ヴェスタニエ卿を差し出せ。」
「生憎同じ人を探していてね。でも、アンタに渡さない!災禍の顕主様よ!地獄でも堕ちろ」
「フェンサー・ベルガモット・アーヴィング・・・なるほど。アーヴィングの子か」
「僕が憎むべき11人の子の兄だね。兄は人間が好きで焔と氷を与えて人間界に下界シ国を創り何とも人間に馴染んだか。僕が壊すのだよ。兄さんが愛した世界を」
「やめろ。ジェラフバルト!俺だ。ガウェインだ」
ガウェインが傷だらけで城の上に立ち血を吐いて剣を振った。
ジェラフバルト卿の声が消えた。
上空から龍の反応
ガウェインがレヴァンテインを構えて龍の応戦開始に城門が開きKnghitsoflastにも戦闘合図だ。
ブラッドも災禍の腕を喰らい敵を抉り喰らった能力分発動し城門に攻め入るのを確認したジェラフバルト卿は龍以外にもオークやゴブリンを投入。
「楽しみ給え」
災禍の顕主反応消失。
ブラッドの腕が漆黒で悪魔を狩る腕に魂を喰らい血と肉を啜る怪物にツヴェルフの聖剣が光を示す。
城門が突破後にアルヴィックが聖霊を使役し銃で敵を射抜き魔眼状態でその銃が魔弾と化す。
フェンリルモヴァージョン変更後に魔弾装填可能。Knghitsoflastに唯一の銃使い。
アルヴィックが城砦を上り龍を撃ちダジェリンとロルテシアも相互に敵を倒す。
「市民は急ぎ避難して!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
バイオハザードじゃないか
市民が避難の最中応戦するベルガモット兵に遅れてやってきたヘレネが合流。
「済まない!敵に蹂躙せよ」
「ヘレネ王!先王が危機です」
「龍の騎士団緊急集合で悪い。KnghitsOfDarknessからグレンとザイとダインを連れてきた」
ダイン・ヴェスタニエ卿!?
確かにその名を言ったが黒いフードで何も見えてないが剣裁きは英雄の英雄譚だ。
????が叫ぶ。
「ダインという役者にゃ疲れるが、真名伏せた状態は辛いねぇ」
「頼みますよ。ここは前哨戦我が国を堕ちれば次は隣国アガートラームあなたの故郷です」
「ヘレネ王も攣れないねぇ・・・・まぁダイン・ヴェスタニエ卿見参ってことさ」
「ええ」
ヘレネはセイレムを振りレヴァンテインをモード切替の神霊化に同調。
ヘレネがベルガモットの国の大火に荒れ果てた国に龍の咆哮と異種の蹂躙強姦。
「ダイン!左に回れ!ザイとグレンは王宮に走れ。王宮に登り見晴らしの良い屋上まで行けたら龍殲滅にこの国に自由の鐘だ!!!!!!!!!!!」
「了解だよ・・・・ったく人を扱きキチ扱いの畜生はやれやれだがなぁ!」
「俺はザイ。いざ参るか」
「ザイ!若くはないんだ、無茶するな」
「それはアンタもだろ。魔眼は確かに身に染みる痛みだが快感にもなる」
「ドM変態か?」
ベルガモット城内戦に氷の底から軍艦と飛空艇の部隊はディゾンが指揮した。ディゾンが飛空艇でモニター表示にカリビアンドットコムをオフにして全軍の砲撃を邪龍に照らした。
「砲撃!ヨイ!撃て!撃て!撃て!撃て!エイボン起動上昇最大火力展開我がヴァチカン最終兵器のお出ましだ!災禍の顕主メ!鬼畜の畜生は死んでもその程度さ!」
「教皇。少しは冷静に・・・僕も労働は嫌いだ。」
「ホーント!僕が嫌いだと言ったの分かるか?ディゾン君に瑕疵がある。今回の空挺搭載のシステムは僕だがあの兵器は一国崩壊でも揺るがない威力だ。責任は?」
「取れるさ!50万の国民と5万の敵なんぞに怯むか!」
ディゾンが責任を取る覚悟で魔導兵器にチャージ率10000%を超えてベルガモット北西に一直線に龍を殲滅。耀光がベルガモットを照らした。
(この教皇さんは僕が思う以上の人間だ。ディゾン・リアレスト。真名はヨハネ・パウロ・アルスヴィアウリス・ディゾン・ヴァーミロオン・ウォーカー・リアレストだ。ウォーカー家の血筋でヴァチカン創始の頃からの一族ヨハネの子だ。僕はこの人間が好きだ)
エイボンが操縦しディゾンも去っていた。
「あの黒コート?」
そうだ。
黒コートに黒フードを被り双剣の剣裁きに立ち振る舞いはダイン・ヴェスタニエ卿だ。
英雄暦50年~世界は崩壊の時代とブラッド・ヴェスタニエはベルガモットの一件でダイン・ヴェスタニエ卿は生存しているが災禍の顕主は依然行方不明。
「世界の騒乱を止めるのにどう?」
「・・・・・・・・・Knghitsoflast」
クラウド・ダイン・アルヴレイヘイム・ヴェスタニエが死んで10年後にブラッドはベルガモットの戦いを経験し直ぐに隣国のアガートラームに向かった。
「休もうぜ。」
「ツヴァイ?ツヴェルフ見なかった?」
「見てないよ」
「どこに行ったのさ!ツヴァイ!」
ツヴァイ・エルスレイヤーはベルガモットの国に佇み電話に出た。
《まんまと隣国に行ったわね。ダイン》
《電話に出られずに済まない。災禍の顕主を突き止めた。ヤツに違いない》
《KnghitsOfDarknessが犯罪者扱いって心痛いわね》
《お前が責めるな!悪いのは俺だ!家族は俺が護る》
《私も行動に移るわ。ブラッドだけど予想外よあの能力は》
《そいつは。シューヴェルト・マーガス・ヒメールハイト・ヴェスタニエ卿と同じで何よりだ。俺の御爺ちゃんだ。今は死んでいるがブラッドは祖父と似ている。ツヴァイ?まだオレの場所は言わないでほしい。KnghitsOfDarknessとしてケリをつける》
《無茶言わないで。ヴェスタニエの歴史上最強の英雄ダインは貴方だけ・・・・さぁて》
《電話切る。とうとう嗅ぎ付けられたわ》
ダインが電話を切りある場所に潜伏し黒コートを着て黒フードを被りスタイリッシュに移動し剣を抜いて災禍の顕主を追い詰めようとした。
「ルヴィア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ヴェスタニエ」
「先から言うがルヴィアは死んでいる。俺の正体も真名知らぬ英雄が!」
「ああ。アルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルド・・・アルヴェルリア・ヴェスタニエさんよ。ジュリアの子供。お前だろ?」
「そうさ。災禍の顕主などと言われているが真名はセフィリア」
セフィリア、そう名だ。違いない。
ダインはニンやり微笑みを爆弾返しセフィリアと会い災禍の顕主を目の前にしKnghitsOfDarkness最期の時代がここに始まる。
一方Knghitsoflastは隣国アガートラーム行きの列車乗り場に全員待機だ。
列車乗り場
ベルガモット国際乗り場
「ここだよね?」
「ああぁ・・・・列車だから」
列車が来る間まで待っているとジャック・ウォーカーがベンチに座っていた。
「せやかて!待てよ、待てよ」
「アガートラームって遠いのか?ブラッドぉ」
「遠いよ。原初の地だ。アルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルドが生を受けて洗礼後に一回滅び去った太古の国だ。」
ブラッドは雪国の列車を待っているとジュリアが来た。
「お?お?ブラッドよ?私の列車の席教えろ」
「S8」
「S席に誰か見張り置きます」
「ありがたい。私もグランスヴァンヴェルグの人間だがヴェスタニエの大樹の泉か。私たちは賢人オリヴィア公の子孫だからね!」
「ブラッド、チケット何処だ!俺さ」
「はいはい。ユークリッド」
「へい」
ユークリウス・ジークフリートはチケットを持ってブリッジに上がり込んで弁当屋だ。
アガートラームに行くのにベルガモット国産の名物駅弁だ。
フェンサーの差し金か。
「メシだ!腹減って飯食わねぇと力出せねぇよ」
「みんnaな・・・飯食っキヨキヨ」
ブラッドも支給されたおにぎりを食べて野菜ジュースを飲みカロリーメイトを食べていると、ダジェリンがホットミントアップルシナモンを手渡した。
「御身体に冷めますよ、これwでも飲んで」
「あっ・・・・ありがとう」
ブラッドは暖かいカクテルを飲み気になっていた。
その頃ダイン・ヴェスタニエ卿はセフィリアに会いセフィリアから昔話が。
ダインはセフィリアの昔話だ。
アルヴェルリア・ヴェスタニエの英雄譚だ。
「ダインよ、俺が災禍の顕主に相違ない。11人の子の総称だ。」
「ルヴィアが全部話したぞ。お前が殺したんだったなぁ」
「強ち間違わない。俺を殺しても・・・・無論さ」
「ジェラフバルト卿?いい加減にしろ。」
真名ではないのか。それは残念だ。
「ブラッドとか言ったな腕筋のいい孫だ。ダイン?いつの日にかお前は俺を殺し・・・死ぬ」
「英雄の時代が終わる」
「あっーそー」
セフィリアが消えてダインは落ち着いて息を整えた。
随分世界の果てまで来たものだ。
ダイン・ヴェスタニエ卿は帰還後に世界の管理者に出向いた。
「迷惑かけた、ヴィヴィアン」
「ダイン無事でよかった。KnghitsOfDarknessは自由の遺志を持った歴代の王に詫びよう。私もこの災厄に終わらす。再度・・・考えるべきかKnghitsOfDarknessの無罪だ。ジェラフバルト卿の計画は阻止する。ダイン・ヴェスタニエ卿は英雄だ。君が帰還したのはうれしいが・・・」
「ヴィヴィアン?世界会議終了はご苦労。セフィリアを終わらせる」
「頑張り給え」
「ああ。俺は護るべきものがある。ここで終れねぇよ」
「だな。では私も」
ダイン・ヴェスタニエ卿は世界の管理者を後にしてアガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿に向かうブラッドは列車を待つ間だ。
ブラッドはエミリアがギリギリ間に合い列車を待った。
「もうすぐ来るよ」
「アガートラーム行きはもうすぐ来るよ・・・列車が来るよ」
「隣国に行くまでに話がある」
エミリアに呼ばれて待合室の談笑室にダインについてだ。
「英雄ダイン・ヴェスタニエ卿は無事だ。生きている。KnghitsOfDarknessの無罪に加えて彼ら彼女の歴史は後世に残る。ブラッド?任務の続行だが女性陣を借りる。至急の急務でお前らはそのままあのアガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿に謁見だ。女性陣は別件が絡む。なんにせよ私が来たのはその理由だ。すまない」
「いい・・いいんですよ・・・・エミリア様」
「巨乳好きの世界一早漏の連続射精の性処理の案件は誰にも言えぬ。然して希望せよ・・・彼女の身分を保証できるように頼む。私は現在災厄の終わりの時代に向けて対策を急かして居る」
「それは解りました。そ・・・れらもそこは呑んでやります」
「忝い。セクロスの事は妊娠確定だが現状ジェラフバルト卿が世界破壊に抑えられるのはお前だ。ブラッド」
エミリアは誰にも解る訳がないが天才の占星術の聖霊魔導士で預言者の顔もある。
ブラッドはこの時16歳の青年でKnghitsOfDarknessのダイン同様に最年少騎士団長だ。
列車が来る時に女性陣と別れた。
「ツヴェルフ!ダジェリン!ジュリア!エミリア!無事で居てくれ!アガートラーム終わったら迎えに行く。じゃ」
こうしてベルガモットからアガートラーム行き快速エクスプレスだ。
「乗るさ」
エクスプレスは満員だ。
アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿の国で現在はマジュリアが王だ。
ジェラフバルト卿の軍勢で陥落に追い込まれているがマジュリアで応戦だ。
「父さん!手勢が無い」
「国を捨てれられない。父がそうであったように」
父シューヴェルト・マーガス・ヒメールハイト・ヴェスタニエ卿はアガートラーム建国の父。
アガートラームが思案しクラウソラスをリソースし再接続。
「息子よ城内死守。俺は城門に行く」
即ち特攻策だ。
アガートラームの戦場に行くのは200年ぶりだ。
クラウソラスを接続し焔と光を纏いクランの光の獅子がサモナーとしてアガートラームが乗っかり翼を生やした天使だ。
「お前らはこの国の外で根絶やしに潰す。」
「私が極北の第一の厄」
「真名名乗らずともわかる・・・・俺はアガートラーム」
其の純銀と閃光の鎧に大剣と双剣を担いでアガートラームがクラウソラスを使うのはテゥエルターナー以来だ。
痛みが激痛を駆け巡るがマジュリアには城内。
自分は城門で抑える。
「エブリオー!本来の悪魔に化したね」
「イアン様が私を人に人は獣に悪魔にでも本当の自分は無駄だ」
エブリオーは氷の悪魔で厄の力を鎖により抑止力だが真の能力は悪魔を媒介にイアン亡き後氷と焔が彼女が原動力にジェラフバルト卿が魔導書で詠唱で創造された創生期の悪魔。
アガートラームの剣が悪魔を封じ鎖が千切れた。
「閃光の風に天の鎖に我が氷の心臓が七天の剣に王の盾よ(Schild des Königs zu Herzen siebzig himmlischen Schwert meines Eis im Wind von dem Blitz auf der Oberseite der Kette)」
エブリオ―がこの本気にアガートラームも接続の領気を最大威力に放出。
(俺の魔力自体温存してあって恩に助かる。相手がどんな敵であれ魔王を穿つ光の剣。まさか俺が悪魔ぐらいエブリオ―相手に俺は今まで自分を否定し続けたが今度は俺が護る。)
氷の壁を斬りアガートラームの銀腕を解放しその闘志と英霊が一体化した英雄の腕を解き放ち真のⅦ代目当主アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿がそこに立つ。
「氷塊(Eisblock)」
「Eisblock(Eisblock)」
「紬」
「萠」
「ブラッディー・ヘルクロニクル」
「氷王牙」
「アイス・エイジ」
氷の技を交わし壁の上に立ちアガートラームがその腕を包帯を巻いてクラウソラスを振りエブリオーは氷の獣が吼える咆哮に一人この男蒼天八極神が一人アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿はアガートラームで光の魔力に夥しい力を束ね切った魔力を解放しエブリオ―も氷の剣が空を浮かび上がる。
(マジュリアに頼んで正解だ。俺の最期はここだ!アガートラームはヌァザの腕。俺はアーシェストラムを媒介だがここまでだ。これが俺の魂だ!行こうぜ)
大きく振り返った一撃がエブリオ―を滅した。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」
アガートラームの勝ちだ。
久々に戦い咳払いしクラウソラスを鞘に戻しその目は生きた英雄の瞳だ。
「これでもどうかな?」
「父上!お戻りを!」
「あぁ・・・行くとするか」
城に戻り奇襲の裏にジェラフバルト卿の本気にマジュリアが戦闘態勢にトレインも来た。
「博士!お戻りを。兵も武器も貯蔵自体に尽きた」
「何となるって訳はないが国の非常事態だ。仕方ない」
アガートラームはフードを被り部屋を出て庭園の隠居に蟄居する魔術師に聞いてみた。
「どうかしたのかい?君らしく、王も言うではないようだ」
「災禍の軍勢が迫りくる脅威だ・・・マーリン」
「ヴェスタニエよジュリアが己の子11人の子供を倒すのに決議した。覚えときたまえ」
「ルヴィア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ヴェスタニエが使った拘束を解きたい」
「だーかーらー、ダインが使って権限書き換えに100年係る。十二拘束天鎖ねぇ」
「ゲスだ!諦めろ」
「無理だ。俺はこれでもヴェスタニエ直系のダインの父だ。で?マーリン」
マーリンはフードを顔を隠しているが白いコートに女性で女性でもそれなりあるようだ。
「一重に言うが私は俗世間の認識に耐えがたい。貧乳でもない。巨乳とは曖昧。不・・・不正ではない。アガートラーム?私が言う訳でもない。不正ではない。決議を認める」
「ありがたい。よく理解してるね。」
頭を下げたアガートラームはアガートラーム国の財宝である聖剣エクスカリバーの起源とするクラウソラスを決議に十二拘束をこの時に解除する。
「申し訳ないが世界を救うね」
アガートラームは遂に決戦を決意する。
同時刻アガートラーム国の駅に着いたKnghitsoflastは荷物を降ろして男性陣はブラッドと降りて馬車に乗り込んだ。
「ロルテシア?本当にここ寒いよな」
「布教で度々来ているがここは天外魔境の地。創造の地。アガートラーム国の祖はシューヴェルト・マーガス・ヒメールハイト・ヴェスタニエ卿とその子アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿が始祖。建国の父だってさ」
「俺ら災禍の首討ち取れるのか?」
「アルヴィック?それが使命だよ…やるしかない」
「心がピョンピョンするな!ブラッド」
「ユークリッド、楽しむことじゃない」
「いいじゃないか。で?」
「で?いいじゃないよ・・・・ジェラフバルト卿が生きてる事実は大問題だ」
ブラッドは半身人だが心は魔神が宿っている。
ブラッドはその心を重荷の枷として生きている。
ユークリウス・ジークフリートはザイの孫で刀剣乱舞の刀術に磨き込んでいる若き獅子の獅子心王。
フェンサーは馬車に揺られながらレヴァンテインをといている。
「作戦を考えよう。分離で相手を狙うか?少々相手が痛いなぁ」
フェンサーは機転でアガートラーム国の地図でブラッドに指さした。
「ロルテシア?アルヴィック?ユークリッド?フェンサーに同意でいいか?ドゥルルもジャック・ウォーカーさんもいいですか?」
「いいぜ」
「かまわないさ」
「はい」
アガートラーム国の場所に布陣を構えてフェンサーは先陣を任された。
ブラッドが隊長でジェラフバルト卿の本体を潰す役で万一見逃してもジャック・ウォーカーが控えている。
「ミステイクなしの本番ポッキな」
「そうなるから、誰も死んでほしくない」
「なんねぇーよ」
「さぁ始めようじゃないか!世界を統べるジェラフバルト卿終局戦によ」
「おい、Knghitsoflastか?セフィリアだ。ヴィヴィアンに顔を出すなっていいきかされたけどそのことはお前らに言うべきでね。ジェラフバルト卿の真名アルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルドはセフィリアだ。お前等でも殺せない。俺が死ぬ決意でここに来た」
英雄ダイン・ヴェスタニエの登場に戸惑う。
「なぜきた?そう思う顔だな」
「セフィリアを倒せる腕は俺にもある。ウォーカー家よ」
「はい。流石生きた英雄よ」
「俺はルヴィアで生きている。お前らを護る分は遺ってる」
「御爺ちゃん・・・無茶はしないで」
「この戦いに意味があってか・・・ウォーカーの人間は?」
ジャック・ウォーカー名を知らぬ剣士で真名不明。
現在アガートラーム国の市街地まで丘にウィンスレット城・アヴァロンヴァルツ城の城砦の城郭に狼煙があがる。
英雄暦の時代にダイン・ヴェスタニエ卿はフードを被りコートを羽織り浸食し壊死した腕を食い縛り包帯を巻いてKnghitsOfDarknessの旗を一人で掲げた。
80年以上経つのか
もっと短いが帝國暦から英雄暦の流れでアガートラーム国の戦場にマジュリア博士とアガートラームは籠城は保てない。
今の時代になって恐るべきナノはジェラフバルト卿の真名セフィリアとの最終局面が始まる。
Knghitsoflast
初陣の旗がドゥルルも戦闘は不向きだがジャック・ウォーカーも本陣前に待機。KnghitsOfDarknessのかつての仲間も向かっている。
「世界ねぇ」
「流石に世界の命運がって訳がない」
ザイもガウェインもザーロックの娘ローズも参戦しグレンも居る。
(この状況は流石に拙いな。ラグナロクの弾キレ・・・・キツイねぇ一旦平原を抜けて合流してもセフィリアの手勢で何人かは堕ちる。ザイ?動けるなら、前を任せる)
「了解だね」
グレンは魔眼で戦況把握し銃を担いで狙い丘の上の古城に登りセッティングした。
「ラグナロク弾丸作成」
フェンリル共に歩み数十年。
グレンは中年で白髪が混じり銀髪のおっちゃんで腕が鈍ってない保証も然りザイも前線で戦況判断はダインが指示した。
「ザイ!聞こえるか!敵が・・・・どうなんや」
「最前線は食い込んでるな・・・マジでヤバイ」
「天鬼双一刀流で琥珀と翡翠で乗り切れるか?」
「やってみるよ・・・・俺もサムライだ!」
ザイが前を向いて刀を二本抜刀状態に敵を薙ぎ払う「琥珀」敵単体から抜刀で相手を払い刀のリーチで相手を殺す殺人剣「翡翠」連続での派生で「天鬼」を発動。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」
敵が続々と攻め込んでくる城内戦はマジュリアも予想が出来ない。
「最悪な」
「落ち着け。手を打て」
「親父?」
「私以外にも来るさ。ルーラシアの旗が視えた」
全艦隊の方向に前面にルーラシアの国旗が見える。
「ルーラシアが来たぞ!」
「騎士王」
ルーラシアが聖剣を手に指示を出した。
「セフィリアを討伐。今回が災禍の顕主の墓場だ。これ以上の悲しみを出させねぇ」
「僕らも御出陣だわ」
エイボン卿とエミリア卿にその一族総勢60人がこの戦場に現れた。
「全員エメフィールの血を受け継いだ魔術師でこの世界最高峰の魔導士だ」
エイボンが言うとおり全員高貴な一族だ。
「ガブリエル君!天使たちが赦したのか?」
「赦したよ。五賢帝も加わるよ」
敵も奮闘しセフィリアの耳が痛い。
ジェラフバルト卿の真名セフィリアという名のアルヴェルリア・ジュリア・フォン・サー・ジェラフバルト・ヴェスタニエ・アイゼンガルド。
史上最強の悪魔の男が頷く。
災禍の顕主
災禍の顕主
災禍の顕主
災禍の顕主
セフィリアと最終局面のダインは死を覚悟した。
「KnghitsoflastとKnghitsOfDarknessに命じる。俺の指示はルーラシアに変わる。ルーラシアに従って生き残れ!セフィリアを今度来終らせる」
「俺も真名言うさ」
ダイン・ヴェスタニエ卿が真名言うだと。
ジェラフバルト卿と終局に行く背中をブラッドは観ていたが自分らも戦場が市内戦だ。
「俺らも行くぞ、ブラッド」
「わかった」
「わかった」
ブラッド・ヴェスタニエはその旗を夢見がちに絶対に負けられない戦いだ。
「世界の為だ!旗を掲げろぉ」
「ブラッドよ、お前が無理でも俺らを頼れ・・・KnghitsOfDarkness魅せてやるよ」
「ありがとう」
「クッ」
アガートラーム国の地で起こる最大級の戦争
英雄暦51年
英雄と死闘・・・・・散る英雄の鎮魂歌
ダイン・ヴェスタニエ卿が遠くに行ってしまう
「ブラゥド!」
「ブラッドだよ・・・ヴラドじゃない」
「ブラッドも・・・俺ら初陣で気張ってこーぜ」
「KnghitsOfDarknessがその腕と剣で頑張れ。・・・・俺だってヴェスタニエの子よ」
丘の上に狼煙とザイが獅子奮迅。
「こっちだ!」
「死して帝国軍人」
「囲め!犬が!」
「こんな場所かぁ」
夢果てぬ散りゆく侍が城門で刀を抜刀しジークフリートの真名を持つザイは刀を同時に抜刀し燃える魂が心臓を突き動かす。
「真天鬼滅刀覇・阿弥陀日輪如来・琥珀・翡翠・天孫」
ザイの刀を誰かを護る武士の一撃。
帝国軍が攻め込んでくる。
ザイは深呼吸し刀を地面に突き刺して帝国軍を前に一歩も下がらない。
「突入だ!」
「攻めろ!国を落せ!」
「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「ジェラフバルト卿の命令だ!攻めろ!」
「ここで帝国再興の為に!攻めろ!」
数は9万か。
ほぼアドリブの台本書いてないセリフの軍隊にザイは一人KnghitsOfDarknessの羽織を着て旗を掲げた。これがジパングで生まれたサムライの魂。
「真正天鬼・羅刹琥珀改」
17回連続の連続の斬撃に最高の戦場で命を終える自分の人生に悔いはない。
(なんだこの侍は鬼畜みたいな変態だぞ。帝国の主力騎馬隊も銃士隊も的が足らない。当たらん。)
敵の将校も戸惑い敵が増員。
騎馬隊に囲まれアンチの集団にザイはニンヤリと剣を構えた。
「エンド・オブ・ジハード」
瞬時瞬間的に閃光の斬撃で全てを倒しザイが生きた。
生き残り刀を鞘に戻した。
「ダインよ、こっちは終わった」
「へい。ご苦労もう戦場もない。ザイ・ジークフリート今日で引退だ。今までありがとう」
「ああ。これで終わったんだな」
その後ザイ・ジークフリートはジパングに帰還した後に天照暦50年にこの世を去る。
天寿だ。
ザイの闘は終わった。
ダインは市外に入り、剣で切り裂いて城を目指し帝国軍が恐怖で覚えた。
怯えた。
ダインは
ブラッドの戦いにKnghitsoflastに夢を託した。
ジェラフバルト卿の真名セフィリアがその手を伸ばす。
「俺が行く手を阻む者は滅する、何億も地獄の焔を纏う心臓の俺には」
神話にはこうある。
《神の子の双星・・・創世の大地に天と地を鎖に星が生まれた。煉獄の焔が星を滅び神を喰う。魔王の堕星は創世の母の鎖に縛られ英雄譚ここに閉じる》
と記されている。
セフィリアだ!
故に何億も前から転生を繰り返し生きている神に創られた創造性の形ある人。
セフィリアのこの意味はKnghitsoflastのブラッドが後にかつてない脅威を相手に対する意味だ。
「俺はこの時を待っていた!」
「世界が勝つか、俺が勝つか!ハッハハハハハ」
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