第21話第Ⅳ章 Jの遺志を継ぐ者と7つの大罪!!!

第Ⅳ章 Jの遺志を継ぐ者と7つの大罪!!!

 英雄暦14年

動き出す脅威と7つの大罪

 始動する新たなる物語

『7つの大罪】

英雄暦14年 ルーラシア国

クラウドとグレンとドライの3名がルーラシアに呼ばれた。

「何だよ御呼びか?」

「そうだね。魔女の駆逐だ。7つの大罪は君たち存じ上げてる通りエイボン卿の依頼さ」

「魔女の臭いは私たちアーヴァンヘルムの人間が敏感で分かっちまうさ」

「俺達に頼みって魔女狩りか」

「あ・・・・あぁ。そうだ。昨今クリードが賢者の石で自らセフィリア因子の実験を望み歯止めが効かない事態だ。良いか。これから先正念場だ。7つの大罪は恐怖だろうけど“生きる”為だ」

「めちゃくちゃだぜ。ルーラシア」

「Jの遺志に関係することだよ。・・・・君らは知っているか?Jがどうして忌み嫌われ世界から目の敵にされた」

「ウォーカー家」

「うん。だがウォーカーを創った祖がジュリアだ。ジュリアはB100H84W55」

「は?」

「だけどいうよ。ジュリアが危ない」

「ウォーカーを救ってくれないか?」

「やれやれだぜぇ」

 3名が部屋から出てエイボン研究所に顔を出すと7つの大罪対策と傲慢の魔女ジーク・ワーテルシュヴァルツガルド卿(ジーク)憤怒の魔女ヘクセン・リッター(ヘルス)嫉妬の魔女フレア暴食の魔女リーシャン・ウーロン(リリス)色欲の魔女カウガール・クリトリス(クルシファー)強欲の魔女サー・シュバイン(シヴァ)怠惰の魔女エデン・ガーデンプレイス(マスカッツ)憂鬱の魔女ロゥエイン・ド・リドフォール(ジェラール)虚飾の魔女ベリアル・アスタロト・アーツ(ゼロ)この罪が現在。原罪の魔女エザムについて詳細な術式と座標が書かれているホワイトボードに黒板には魔女に効く武器の計算式だ。

「うっわー」

「こいつはヒクぜぇ」

「エイボンさんっていくつなの?ずっと仮面付けてるから年齢いくつ?」

「今。それ訊く?」

「気になるでしょ。この人謎大杉レン!!!」

「ドライ?そこは隠しておくもんだぜ。エイボンは偉大な魔術師さ」

 ナイスフォローのクラウドにエイボンが仮面を外した。

「どうや?」

「イイイイイイイイイイッケェメエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!!!!」

「これでも30歳だからね。7つの大罪と闘い方をレクチャーするよ」

 エイボン研究所地下に連れられ奥深い空洞に燈火を灯し史料が散乱する実験道具と魔法陣の場所に連れていかれて魔女の肖像画にナイフを突き立て位牌に刻まれた両親と師匠だ。

ユウヒが人間時に戻りミントビールを飲みレイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会のカタログと新聞片手にモヒートを水割りで飲み3人が来たのは理由である。

「Jについて」

「良いですか?エイボン」

「話すよ。俺がルーラシアに行く前だから今から800年前だ。」

「長くなりそう?」

「長いよ。これは俺があの人と出会う前に怒り憎み起こった7つの大罪の話だ。」

 エイボンが静かに話し出した。

XX800

 朝日が照らすヴァン・ヴァース魔導修道院内。

教職で教鞭を請け負う若き学生でエイボン名を真名【マルクス・アウグストゥス・エイルヴィン】がスーツ姿でコートを羽織って才気あふれる金髪隻眼色白の青年が魔法を教えようとした。

 エメフィール

師の名を覚えている。

「皆さん。着席」

「礼。オッハー!山ちゃんだよ。レイモンドだよ。」

「先生が新任ですか?魔法を私たちに」

「はい!僕が教えるのは魔法の中でも身を護る魔法です。」

「先生ってイケメンよね」

「僕がカッコよくありません。一応死ぬ気でいつもやっていますから」

「・・・・・・僕は魔法をエメフィール修道院長の教えで生きています。」

 レイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会もヴァン・ヴァース魔導修道院が推薦する一大商業国家の教科書と魔導書を持つ生徒にエイボンは心の中で暗示をかけてこの賭けにエイボンは生徒に教えたのは7つの大罪との戦い方だ。

 ヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒にエイボンが教える。

「大罪の魔女がこの世界を呑み込むのは時間の無駄だ。戦い方だ」

 エイボン自身大勢の生徒に魔法を教えていたのは5年だった。

5年後・・・ヴァン・ヴァース魔導修道院

 エイボンが惨劇を目にした。

「ウッわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 生徒の屍にエイボンと対峙したのはフレアだった。

「嫉妬の魔女“フレア”私は全てを嫉み憎み恨む。世界は残酷だ!マルクス」

「俺の本名?」

「知っている。マルクス・アウグストゥス・エイルヴィン。マルクス兄弟は魔導士として知られるほどの腕前と才気溢れる人物。殺しやシナイ」

「何故だと聞く?黒幕は?」

「兄の依頼だ。弟をバラバラ死体死んでも生きても本国に連れ戻せとせがまれた」

「――――――断る」

「マルクス・アウグストゥス・エイルヴィンは死んだと伝えろ。」

「はっ」

 一件これで退いたのも束の間直ぐに軍勢が向かってヴァン・ヴァース魔導修道院の攻城戦だ。

籠城の選択とレイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会にも連絡だと思い修道院の無線機で連絡すると商会代表の弱冠12歳の(実年齢700)のレイチェルが受話器を取る。

《はいはい。どうした?もしもし?電話の相手はエイボン卿か?》

《代表お元気そうで。社交辞令はこの辺で。大至急7つの大罪が迫ってくる。武器と弾薬をありったけ頼む!!!!!めちゃくちゅな・・・・でもよ!俺はここが好きだぜ。》

《仕事とプライベートは別だ。私も仕事人の情で流される訳に行かない。レイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会は社員構成人数協会組員を込めて7千万を超す世界規模最大の商会だ。勿論エイボン?忘れているかは知らぬがお前も私の所有物であり大事な顧客幅を取れば社員だ。社員をクビにすることは容易いがお前は昔から情に弱い。教えてやろう。エイボン?現実は甘くないぞ。現に生徒は死に散り絶えた。残念であるが私共から手を引かせて貰う》

《クソバアアア!!!!!!!ロリ幼女だが実年齢700歳って大して俺と変わらねぇじゃねぇか!婆さんよ、この一見商会としての未来もあるぜ。テゥエルターナー戦争は機が熟して起こる。軍事介入も大儲けでアンタが死んでも欲しいお金がガッポリ儲かる。アンタ自身ド底辺の最下層の貧窮層出身でその身を犠牲に女一代で創業し商会は有名だ。既に会社という看板はアンタなんだよ。解るか?俺とアンタはド底辺の人間が・・・・エルフの血と交わり寿命が数百年数千年もおおおおお伸ばされて若々しく活性化した。》

《言うとおりだ。述べよ。今日に武器と弾薬と兵器を送る。エイボン?死ぬなよ。お前の兄と正面で闘うが我ら商会は世界政府でも手を出せぬ。》

《ハッハハハハハハ・・・レイチェル。恩に着るぜ》

《お前は私の大事な存在だ。それに子が宿った。お前との子だ》

《マジで?俺の子か?ああ。・・・父親か俺》

 電話を切りエイボンは深呼吸しコートを羽織ってヴァン・ヴァース魔導修道院の籠城に備えてヴァーミリオン・ユークリッド・ゼクタヴィアス・ヒメールハイトに会いに行った。

「どうした?エイボン?」

「大事な話だ。ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー」

「昔の名をよく言いうな。人前では他言無言で願いたいじゃ」

「ジジィ。修道院長?魔女の戦争で動ける人物は?」

「居ないよ。君しかいない」

「やれやれだぜ」

 エイボンが廊下を出てヴァン・ヴァース魔導修道院に来ていた聖ガルディキア国(神聖教主国ガンダルディキア)の聖騎士王・騎士姫のクリスティアーナとジュリウスが来ていた。

廊下でグ全に会い聖騎士と魔導士は腐れ縁で特にヴァーミリオン・ユークリッド・ゼクタヴィアス・ヒメールハイトという人物がJの遺志を継いだヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーというドイツ人物とは気づかれていない。

「エイボン?君がどうしてここに居る?」

「ジュリウス?君よりも200年も年上だ、もう少し話し方を弁えろ。聖騎士たる君たちが神前を前にその無礼な態度か?」

「ではー教えよう。マルクス・アウグストゥス・エイルヴィン君。もっと大人になってくれないか?俺にアンタを越えられる技量も器もあって当然だ。聖騎士は神の騎士だ。現実を知らない愚者の罪深き魔導士に生きる意味は?お前は愛する人を護れない。世界を憎め!」

「黙れ!聖騎士風情が!ジュリウス?警告だ。君はいつかその態度が原因であの世に逝く。死して悔い改めろ。オレハーデザイナーズベイビーだ!両親のエゴで生を受けたが俺は生きてる。ジュリウス?騎士たるもの器が寛容でなければお前はボッチだ!」

「エイボン?返す言葉がないよ。では失敬」

 クリスティアーナとジュリウスは姉弟だ。

姉弟という関係を越えて恋人で肉体関係の中だ。

エイボンは忌み嫌う人間でもその後にヨハネ騎士団の騎士王ジュリウスとクリスティアーナに従属するのであった。

7つの大罪が迫っている・・・・。

“J”の遺志は魔女が忌み嫌う存在。

ジュリアは宇宙創造の元素を産みJの血はジュリア・クレアツィオーネという器の女性を母体にウォーカー家が発祥。

長男ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーがこの地にて開闢したのが始まりだ。ヴァーミリオンがこの場所を創り身を伏せていたが、魔女との最初の戦いから500年が過ぎて現在に至るがヴァーミリオンが若きエイボンに魔女を任せた。

 可笑しい話だろがエイボンは7つの大罪を思い更けていた。

(エメフィール・・・危険人物を見捨てたもんだ。)

 エイボンは歯を食いしばり眼を閉じた。

「闘うぞ。間違いは成功で失敗を恐れるな!」

「はっ」

「エイボンさんが動きます。」

「ジュリウス?君の出番だ。聖騎士のサポート俺が務めるよ。魔女の魔法は侮っちゃイクよ」

「お願いいたします。マルクス・アウグストゥス・エイルヴィン」

「それが俺のエイボンの名だ。」

 マルクス・アウグストゥス・エイルヴィン

エイボンが戦場配備に指揮して魔女対策にレイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会から80000丁の弾薬と砲台と兵器をヴァン・ヴァース魔導修道院に配備。

どれも新製品でメーカーテストを兼ねた試作だけでエイボンは買い取った。

(死ぬ計算も込めてこれが俺の初陣。レイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会の人間であって妻だ。・・・・・・フレアとかマジで強い)

 エイボンは準備進めさせてフレアは嫉妬深い魔女で緋色の髪にその巨乳を揺らす。

「やれやれだぜ。フレア」

「エメフィールの弟子か!殺せぬよ」

「魔法解除。大罪には大罪を。・・・・・嫉妬にはこいつだ」

 漆黒の覇気に魔女の血で錬成させた長剣を手にエイボンは黒いコートを脱いでその顔がどうして仮面をつけることに至ったのかこの後でよくわかる。

「大魔法!テルヴィング・ボロー」

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

 十字の光を斬撃で斬り込み三又の光がフレアの四肢を拘束させて貫いた。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「アンネローゼ・ガルグライム・アウシュッツガルド」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 エイボンが切り刻まれ吹き飛ばされて瓦礫に躰を強く打ち起き上がって魔法で治癒し修道院にダメージを受けすぎてエイボンはボタンを押した。

「いくZ!負けれねぇよ。フレア」

 強大粒子砲の超高熱放射砲がフレアを焼き尽くしフレアは燃え上がる焔でその身が煉獄に包まれると焔を吸収しフレアが焔の魔女と化して焔吸収は事態想定外だ。エイボンが立ち上がりエイボンがめちゃくちゃ厳しい時代と背景だがヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーが戦闘しない一方フレアを倒せるのは自分だけだ。

「エメフィールヲ殺した?何故?

「ボケボケの糞ジジィ―をヤッて何が悪い?安心して天国に送った人の親切心ってやつだ!」

「やれやれだぜ」

「こうなるってことは予想済みだ。フレア?一切陣から出られると思うな」

「うっぐぅ」

「嫉妬らしい己を惨めに懺悔し散れ!」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 体力を大幅に消費エイボンが一服タバコを吸いこの賭けに打って出た。

「負けてられるか!フレアは・・・・フレアは!!!!!!!」

「厄介だな!Jは!?」

「Jは忌み嫌われる世界から史上最悪の最凶の血の時代。その因子は『金の亡者で金にガメつくこの世の全てがお金で動き回る世界は財テクとお金の執着心が限度を超越する』『盗賊行為は盗むという罪を犯す犯罪者の血と大罪が破滅を招いた救世主の正義漢と神への信仰心を斬る心』以上がJを嫌う原因でJを殺したきゃ勝手にぶっ殺せ!つてもJは不死身で全然死なねぇよ」

「ヴァーミリオン!出るのが遅い」

「ギリギリなんだよ。エイボン・・・俺は人間ごとの争いに手を貸さねぇよ」

「ゴチャゴチャ言うて!」

「フレアお姉さまお任せを。」

 魔女っ子服装の杖を持ちフレアを退かす女にエイボンは知っていた。

「憤怒の魔女ヘクセン・リッターだ。龍の魔で気を付けろ。龍神化を始祖の魔法でヴァーミリオン?君の得意分野だろ?」

「何も言ってねぇよ。俺」

 ヴァン・ヴァース魔導修道院の荒れ狂う風塵乱舞の嵐の前の静けさが修道院を襲う。

ヘクセン・リッターは漆黒ボンテージ衣装の魔女の服装で龍の魔法で龍が数匹背後から翼を広げる。

「ハァー」

 ヴァーミリオンと共闘した記憶があるのはこの時だ。

Jの遺志を継ぐ最初のウォーカー家を後にこの男にウォーカー家は成長してゆく。ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーがJの遺志を継ぐエイボン自身魔女の戦いに備えて覇気を纏った。

 ヘクセン・リッターは龍の魔法で自分を龍化した。

(ディヴェルアの娘にして龍の娘だ。漆黒の龍がヴァン・ヴァース魔導修道院を覆う)

 ヘルスの魔女の覇気にフレアが復活しエイボンの埃を祓い息を整えて龍に近づき手を触れた。

「デル・ヴィア・ド・ルヴィン」

 龍を撃ち殺す魔力無効化の魔法でヘクセン・リッターが地面に倒れる。エイボンは口を開く。

「お前らLTL(信仰教主起源騎士団)に帰れ!!!!!!!俺も帰るつもりはねぇよ」

「兄様が?」

「ああ。魔導士でも俺には遺志がある。魔女と仲良しごっこの姉妹戦争に付き合うつもりはない。」

「ハレルヤ!」

偉大なる主に全てを感謝を捧げるようにヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒の声が聞こえて鐘の音に讃美歌がこの荒地に響く。

「ハレルヤ!」

 偉大なる主に全てを感謝を捧げるようにヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒の声が聞こえて鐘の音に讃美歌がこの荒地に響く。

「ハレルヤ!」

 偉大なる主に全てを感謝を捧げるようにヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒の声が聞こえて鐘の音に讃美歌がこの荒地に響く。

「ハレルヤ!」

 偉大なる主に全てを感謝を捧げるようにヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒の声が聞こえて鐘の音に讃美歌がこの荒地に響く。

「ハレルヤ!」

 偉大なる主に全てを感謝を捧げるようにヴァン・ヴァース魔導修道院の生徒の声が聞こえて鐘の音に讃美歌がこの荒地に響く。

「何だって言うんだ?俺は!Jを継ぐ魔導士エイボン・ジュリアス・ユークリッド・ヴィルヘルム・ホーキンスだっあああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 今まで隠すつもりで墓場まで持っていく秘密であった秘密をエイボンが話した。

「お前がJ?」

「Jさ。俺は神に愛されない愛を知らない愚かな人間以下の鬼畜な魔術師さ」

「ククククククククククウウウッハハハハハハ・・・・おっもれぇー」

 ヴァーミリオンが笑いコートに手を突っ込みエイボンにもJの魂が宿っている。

フレアとヘクセン・リッターは一旦は撤退だ。

その後ヴァン・ヴァース魔導修道院は閉鎖され取り壊された。

跡地はガンダルディアの墓地として教主国ヴァチカン管理の下俺等は散りじりとなった。

何十年後かして俺はルーラシアに出会った。

 レイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会

その後ルーラシア国に流れ着き俺は身を伏せた生活が続いた。

7つの大罪に目立った動きが無く自分自身Jの存在を公に公表せずにゲスに封じた。

俺は人生を考えてルーラシア国の郊外に研究所を開き地下で研究していた。

 話し終えるとエイボンがお茶を出した。

「あんがと」

「ありがとう」

「あんがとぅ」

 3人はお茶を飲み研究所の資料を読みながらJの遺志を知ることになる。

議事録を引っ張てエイボンがクラウドに言う。

「ヴェスタニエとJは一緒だ。Jの遺志を継ぐ君たち神世界の新時代の若者だからこそ7つの大罪を完全にーこの世から消す仕事は僕が命を賭けても全身全霊に玉砕覚悟想いがあるんだ」

「エイボン・・・・」

「だろ?エイボンのヤツ。後悔してんだよ。奥さんをヤられんだ。全ての現罪に真祖の始祖がね。・・・・主だよ。主に奥さんイッちゃってるさぁ。エザムは原罪の魔女。神の国だってよ」

「言葉が罪深い。主や兄弟に対しても・・・アメーン」

「は?」

「エザムだろ?原罪の王。」

「レイチェル・アナスタシア・ホーエンヴィルヘルム商会は倒産したよ。俺は棘の冠を被るのもやめた。俺はからかわれ過ぎて心が死んだ。言葉とは罪深い。サタンが怖い。十字架の御旗は神への信仰心だ。」

「おいおい、何言ってんだよ。なんじゃもんじゃ?」

 3人の反応にエイボンが冷静になってJの地図を見せた。

「今から俺達は主に誓って7つの大罪を潰すのか?アメーン」

「アメーン。はいはい。これから新時代の化け物が生きる世界で俺たち皇帝の首を討ち取る」

「結果論だ。気が狂っても鬼畜でもガイキチでも主は信じる。天主様に誓って不殺さずの天に誓い天命に仰ぎKnghitsOfDarknessはいづこ再臨する。ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエは偉大な英霊。クラウド?グレン?ドライ?ステップバイステップだ。大罪どもの作戦は僕が立てる。」

「エイボン?俺等は何処までも信じるさ」

「ルーラシアに申せよ」

「言うよ。ルーラシアは主だよ。あの人は十字架が最高のプライドで俺等を罪を洗う」

「アメーン」

「アメーン」

「タンマ、タンマ、タンマ!!!!!!気が可笑しい。用件分かったから先に逝くわ」

 クラウドたちが出ていくとバッタリとガイアスに出会った。

「よっ。王都お疲れ。クラウド?顔色悪いぞ」

「ガイアスさん?エイボンってやっぱ変人だったわ」

「ああ。気にするな。いつも通りだ。エイボン・ジュリアス・ユークリッド・ヴィルヘルム・ホーキンスはアイツの真実だ。俺だって最初からっからぁアイツを仲間と思っている。Jを」

「J?」

「J?」

「Jの遺志は油注ぎで忌み嫌われる最悪の世代の因子だ」

「っ・・・マジじゃん」

「俺達はこの世界で生きる。俺は七罪を司っている。いつかお前さんの子が俺をぶっ殺す」

「なんじゃもんじゃ?」

「一体どういうこと?」

「つうかさ、さっさと魔女をヤりにいくんだろ?アメーン」

「は?なんじゃもんじゃ?」

「愛してますよ。愛してましょ。愛してますよ・・・ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエは俺のオヤジだ。世界を護るために行こう。この十字架はそんな意味がある。」

「じゃっ!決まったな!」

 ルーラシア城に行くとルーラシアが十字架に祈りを捧げて十字架を見つめて讃美歌が城内に流れて3人がルーラシアが納得した。

「葡萄ジュースでも飲もうよ。主の血によって」

「えっ!?」

 意外だった。

ドライがワインやブドウを食べない理由アレルギーでドライはその葡萄の臭いだけで噎せてドライは代わりに聖水を呑みビールで乾杯した。

「ミントだじぇでいいの?」

「ミントがあれば私は大丈夫だ。・・・ハッハハハハハハ・・・」

 この場の空気に異質だがクラウドたちは油注ぎして身を清め十字架を祈った。

ルーラシアがクラウドに命じたのは“Jの遺志を継ぐ者”の作戦名がふざけているのか?ともえばルーラシアがタペストリーを見せたのはJの家系とVの一族の関係性だ。

クラウド・ドライ・グレン3人の共通点が全員Jの遺志を継ぎVの人間であることだ。

ルーラシアの息子ハーディアス・ヴェスタニエの即位式も控えている中で自分らは王都の一件以来世界から随分と嫌に視られている気がする。

クラウドは歳が17歳となった。

グレンと同じ歳だがドライは20を超えていた。

「さっ。さっ。さっ。アメーン!ハレルヤ!シャローム!俺はヤるぜ!Jの遺志か。ジジイ共もそう言っていたな。Jと因果を結ぶこの世界では真なる力は神の国だってよ」

「・・・・・・・・Jの遺志ね。ジュリア」

「どうしたの?」

「うっ、いや・・・・どんな人なのかなって興味本位さ」

「私よりも美人でお姉さんでヤッてるのは?クラウドは嫌いでしょ。ヤッてくるのを強制してヤリやがる人は。クラウドはあれでしょ?女が怖いの?」

「別にそんなことはねぇよ。母さんを見ていると不思議と俺はああいう人が嫌いになるだけだ。」

「ツヴァイさん?」

「母さんだ。ツヴァイ・アーヴァンヘルム・エルスレイヤー。淫乱騎士姫なんて他国で馬鹿にされているけど母さんだって実力あってこそ聖天の名を持つ騎士さ。ジュリアがどうであれ俺は俺だし・・・俺の諱がJってだけさ」

「Jの遺志を継ぐ者を護りに行きますか」

 英雄暦14年

クラウド・ヴェスタニエ18歳真祖に近づき神の国に天立つ精霊の父子に通じる門へと発つ。

 同時に7つの大罪が遂に目を覚まし姿を見せる。

クリード自身賢者の石で延命したが未だ体力が戻らずJを憎みJの器を求めた。

「フレア?フレア?フッレアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

「何ですか?クリード様」

「コンカイハオマエラノマクダ。Jを・・・・」

「はいっ。御主人様の命です。Jは当然この世界では最悪にして最凶その因子は途切れずに延々とつながる営みです。ジュリアですね。基の糸を引く彼女は元素ですよ。」

「ん?ん?元素だというのか?」

「宇宙創造と神を創りJを天孫降臨し改めてVを神孫降臨させたのがジュリアです。同時に7つの大罪が彼女の因子から産まれて我々はジーザスに主に誓ってこの命を与えてくださった。」

「主か。」

「えぇ・・はい。キリスト様です。主に感謝を」

 フレアは力強くクリードを抱きしめてクリードの手の温もりがフレアの胸に伝わる。

 フレアは嫉妬の魔女で虚飾と憂鬱の魔女は星の地に居た。

星の遺跡の跡地に7つの影が蠢き車椅子でクリードが杖をついて水を飲んで大罪に命じた。

「Jをぶっ殺せ!忌まわしき因子はこの手で俺が根絶やしにバイバイさせてやる!」

「はっ」

「御命令は御主人様であるクリード殿下の命でJをその遺志を持つ者を狩ります。我々はジュリアの血により主の命によって生命を与えられた存在。」

「良くぞ言った。ヘクセン・リッター」

「他は?遠慮はない。全員俺の家族だ。家族が傷ついたら悲しいだろ?俺が力を取り戻したらJは死んで居る。Jが今も生きているのは不思議な縁だ。俺も微弱だがJの遺志で動いている。俺はだああああああああああああああああああああああああああっい嫌いなんだよ!Jを忌み嫌う理由は世界政府でもお偉いアホどもに訊け!『天喰う神を贖い穿つ為す』これだけの理由で迫害虐殺だぞ。俺の家は全員エスタンスによって潰れた。」

「大丈夫ですよ。悲観しないでください。クリード様」

「必ずJをこの手で終わらせますから」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「愛しています。愛してます。愛してます。愛してます。愛してます。愛してます。愛してます。愛しています。愛しています。愛してます。愛してます。・・・・愛してます。愛してます。アメーン」

 全員跪いて魔女が天を仰ぎ十字祈りクリードに向かって「愛してます。」を復唱した。

クリードはダインの攻撃により力も奪われて黒フードで顔を隠していた。

 クラウドは準備を終わらせて荷造りさせて馬車に乗せ終えてドライを待っていた。

「待った?」

「いっ・・・うんうん。俺も」

「おおおおおおおおおおおおっ!来たぜ!魔女をヤリに逝くんだろ?」

「グレン?調子絶好調中畑清だな。まっ。気を緩ますなよ」

「わっーてるよ。俺はJの遺志を護ってやらぁ」

「人格武器は?」

 気付いて反応が静かだ。クラウドは剣を擦った。

《どこに行く?》

「神の国ってところさ」

《Jの世界に?本気かよ・・・》

「知っているのか?」

《俺等も元々J出生で出身という意気投合バリバリ最凶ナンバーワンの世界は広い。Jの世界に行くなら留はしないがクラウド?準備しろよ》

「バルムンクやアロンディーンが知っているなら心強い」

《Jの遺志が関することならどうよ》

 バルムンクとアロンディーンの剣がクラウドを護るのが責任だ。クラウドはKnghitsOfDarknessの十字架をぶら下げてルーラシアの坂道を馬車で進む。

 クラウド18歳になって神の国に発つが、ドライとグレンも居る。

神の国

 エルセリウスとネルセリウスの最果ての絶海絶壁の無人島に入り口が存在する。

世界全土から圧巻集中される神が棲む国の入り口はJでしか入れない。

「ここか」

《並々ならぬ魔力の結界と防御の壁だね。覇気がスゴイ。身も毛もよだつ》

「アロンディーン平気か?」

《大丈夫よ。Jでしょ。J》

「ならいいんだけど。俺はクラウド」

「・・・・・・Jをシメセ」

「はいっ」

 ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエの十字架を門番に見せて奥に歩いていき巨大な扉が建っていた。クラウドは剣を抜いて扉の先に“Jの遺志”が待っていた。一面花園の咲き乱れる自然豊かのリンゴの大樹と市街地に塔と神殿が立って居る。

海に囲まれここが神の国。

Jが創り遺志を持つ者がここに居る。

ドライもグレンも驚く。

「きゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

「マジ驚きですけど・・・こんなビューティフル在ったんだ」

「ああ。ここがJ?」

「Jの遺志が無ければここに行けない」

 爽やか塩顔イケメンの男性が長剣を腰に差して大樹で待っていた。黒コートにフードでサンダルの男性が頭を下げたのでクラウドたちも下げた。

「待っていたんですよ。Jの方々を」

「申し遅れました。名をジウェン・クロスロードとお見知りおきを。」

 7つの大罪時に《転輪の神聖剣(Heilige Schwert der Laufrolle )》と知らされた元英雄ジウェン・クロスロードと知る。今は案内だけでクラウドたちに国を紹介した。

「え?」

「イヤイヤッ。Jの遺志を受け継ぐ人間はジュリアを祖とする始まりの世界で一筋の光から病みを裂いて元素から微生物から人類は始まりを告げた。人間は“Jを継ぐ意思さ”」

「そぅっすねぇー」

 グレンもこの話は幼少時から聞かされていたのでよく分かる。

ロキがグレンに話したのは「Jの遺志を継ぐ者は神を喰らい神を超える存在で全世界の頂点に君臨する王」と何度も聞かされていたので薄々とはわかっていた。

「転輪の天鎖はJ固有が産まれ遺伝子に俺たち産まれた意味をこの力を解放だ先よ」

 ジウェンが言うと噎せ込み転輪の力を持つJで一番知られているのがジウェンだ。

一族が不明だがジウェン・クロスロードは転輪剣と天鎖の戦い方がある。

 リンゴの大樹の前で3人は待っていた。

案内されて戻りジュリアが遂に姿を見せた。

「Jさ」

「ははっ!」

「7つの魔女が来る。どうも嫌な気がすると思ったね。」

「急にか?」

 釘を打つ感じだ。ジュリアは嫌々空を眺めてその記憶が不意に俺達に流れ込んできた。

《遺志を継ぐ者達よ緊急時に伴い私から信義の揺ぎ無き記憶で説明する。宇宙創造と元素の根源を母から受け継ぎ私がッ創り罪も生まれた。私は7つの産みを親でこの緊急時に私がお前らに出来る事は!天鎖・転輪・聖輪の能力を一時与える。貸だ。貸し・・・魔女をぶち込め!》

「了解だ。」

「ゲッバンバン!バンバッバン!やってやらぁー」

「成る程ね。神さま」

 人格武器に聖輪・転輪・天鎖が付加されてモードも増えた。

《聖輪の双剣って。カッケェー》

「良かったな。ヴァン」

《7つの罪が相手って死なないでね。クラウド》

「俺は生きるよ。死なないさ。ハッハハハハハハ・・・」

 ジュリアはかつて大罪たちによって1000000発者の精液をぶっ掛けられ中に出されて苦痛に迫害と拷問の日々を送った辛い記憶が俺等の脳裏にズキズキと電撃が奔るがジュリアは賢明懸命に生きて現在までの人類全体のJの遺志を継ぐ者達の祖を築いた人物。

ジュリアがフードを外し腕に巻いてるある包帯を外すと純銀で光沢のある輝いた腕を天に仰ぎ十字に振り大剣化した。

「非常時だ。大罪を狩る。」

「見給えさ」

 ジウェンが指さすとジュリアの神の剣が門を閉めて結界の魔力を解き放つ。

《やれやれだぜ。王よ》

「お目ざめを覚ましたか?悪い。仕事だ」

《原罪だな。この不味そうな覇気が》

「オールスター決戦戦というより感謝祭だな」

《輝く王の遺志に獅子を喰らう龍の咆哮を巨人の幻想を天の覇者鷹が見抜き虎を狩る威を狩り新世界の覇王にその未来と過去を我らに生命の加護を与えよ》

 ジウェンの武器で転輪神聖剣“ガラティーン”を鞘を擦りジウェン自身重たい空気の中で門の前に歩いて門から夥しい魔力と覇気を身で感じる。

「ジュリア?無茶しちゃいけないよ」

「わっーてるよっ!!!!!!」

《この長引く戦乱風塵乱舞の鐘の音王の器として相応しくない戦の空気と救済できない不浄の結晶体大罪を滅するが我の剣》

「ん?Jよ。ソナタが言うのか」

《ハッハハハハハハ・・・ジュリアらしい。私がJの御霊で全次元世界の構築の下である素粒子であるのはわかっているだろう。》

「魔女が来る。来たぜ!んじゃっ。激しく燃えるバトルイクZ!!!!!!!」

 英雄暦14年

魔女戦争が起こった。

「大罪の力に引き起こせば、かっ!ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエは御柱に居る」

《Jの誇りか。筋通せ!こんなところで俺をフルに扱き使う以上ガチでリアルに俺を使え》

「わってるよ。J・・・・戦場に軍神の轟く雷号の神剣」

 ジュリアの覇気が全員を凌駕し神聖な覇気に包まれて左腕を大剣化し門が開くと魔女が攻めてきた。ジュリア自身思い出す度に攻撃力が増してくる。

 ジュリアの記憶

《労労環境の重労働に及ぶ苦痛と怒りと悲しみの十字架を越えろ!!!!!!》

《規約違反と二律違反にそぐわない闇の金額と給料への不満と交差する我々の心が痛み心が死んで居る忘れ去られている世界は未来が存在しない10000年目の仕事》

《環境悪化と大手の社長への逮捕と警鐘が聞こえる最終戦争への序曲》

《“私たちは道具”じゃねぇ!私はこの身に9千億人という結果で子供を産んだ。いやっ・・・人類はJの遺志とはこのエルセリウスとネルセリウスで考えてみれば世界の人口は私の子で先祖伝来Jの遺志が繋いでいる》

《激しく燃えるバトルの日々続き環境を護るために戦い女性は強いというが耐えられる環境でも見知らぬ男に強制に犯されるのならこの身を呈してこの御霊に賭けてJの遺志は続行だ!》

 途切れるジュリアの記憶と叫びが攻撃を増して鬼神化の一撃が魔女の心臓を喰らう。

「何ヤツ!?」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ヘクセン・リッターに龍の滅戟が心臓を掠り血を吐く。

「私はジュリアだ!Jだぞ!お前ら」

「アイツがJ?」

「めちゃめちゃ大人の綺麗なお姉さんじゃねぇか」

「ありがとうございます」

「Jってもう少し期待していたぞ?本当か?」

「めちゃめちゃ本人に間違いない」

「Jってアイツが!?」

「紛れもないあの強さJだ。Jは微笑みの爆弾だからな」

「大昔創世され始めたころザーメン90000000000000発もぶち込まれた伝説にして史上最強の遺伝子を持つJの遺志とは即ちジュリアのJ・・・・」

 全員戸惑い始めるが結果が破られた以上ジュリアが止まることなく剣を振る。

7つの大罪編【始】

 ジュリアが仁王立ちし神の大剣が罪を祓い油注ぎで主に感謝を。

フレアが先頭に立ち竦みジウェインが後から追ってその転輪の力が目覚めるとエデンが神々しく花が咲き乱れエザムが杖をついてため息を零す。

「ジュリアじゃありませんか?貴女は美しいのに美しくない」

「あっ、悪いな。この身が穢れちまって男どもの玩具でザーメンの臭いで汚されたこの身である私に何か文句でもあるのか?」

「神が憎い。神ともあろう者に我ら罪が消されると思うと虫唾が奔る」

「カッカカカカカカカカカカッ!ハッハハハハハハ・・・」

「何笑てんねん?ジュリア?」

「エザムー」

「Jは死なねぇよ。昔ガチの洗礼で噎せそうに吐きそうに死にそうに精神が墜ちかけたけど私は生きている。子供を孕んだ経験何て70兆通りさ」

「流石人類の祖」

 “Jの遺志”魔女たちが攻めてくる中クラウドがバルムンクで薙ぎ払いグレンが木の上に登ってフェンリルをスコープに照準を照らしゴクリと唾を飲み込んでグレンはドライに合図を送る。

 ドライは花畑を抜けて小川を挟んでの浅瀬で傲慢の魔女ジーク・ワーテルシュヴァルツガルド卿(ジーク)憤怒の魔女ヘクセン・リッター(ヘルス)嫉妬の魔女フレア暴食の魔女リーシャン・ウーロン(リリス)色欲の魔女カウガール・クリトリス(クルシファー)強欲の魔女サー・シュバイン(シヴァ)怠惰の魔女エデン・ガーデンプレイス(マスカッツ)憂鬱の魔女ロゥエイン・ド・リドフォール(ジェラール)虚飾の魔女ベリアル・アスタロト・アーツ(ゼロ)原罪の魔女エザムの内色欲の魔女クルシファーを迎え撃った。

「そのおっぱいプルンプルン!チクショーメッ!!!!!!!!!!!総統閣下の理想郷に何が創った創造ですらないだろう我が愛しの鋼鉄の魔法で死ね!」

「クッ。エクスカリバー!聖輪で打ち込んでそいつのマンピーをぶっ壊すぜ!今更サザンとか馬鹿にするな!赤いスイートピーみてぇにテメェーを真紅に攻めてやるよ」

《マンピーのGスポットやジェリーの勝手に仕上がれ!も名曲だ。赤い彗星のシャア?違う。世代は懐かしいな・・・真っ赤に燃えて来たぜ!ドライ》

「んじゃっ。モードエクストラブーストドライヴ」

 ドライが覇気を剣に集中させて魔力を解いてゼロにした状態であらゆる攻撃を蓄積チャージし覇気を具現化英霊に直接転生覚醒した聖剣本来能力にドライがJに目覚めた。

「躰が軽いな!」

《マジか。聖剣に漲ってくる魔力と物質がこの私に生命力!》

「行くわよ。」

「ホウ?私に挑むか。見せてみろ!お前の全力とやらを」

 ドライとクルシファーが浅瀬を挟んでの戦いにドライの聖剣が鮮血に染まる。

「鋼鐵の魔王剣(Beelzebub Schwert aus Stahl)」

「聖輪の天剣(Heavenly Sword von Wheel of St)《戦乙女(Walküre)》」

 エクスカリバーが防御となって攻撃を回避し別空間からの剣がドライの腕と化しクルシファーを打つ。

反撃の剣が空間を切り裂いてクルシファーには効果がないようだ。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 キリがつかない。

ドライはエクスカリバーを召喚した。

《Trockene Vergebung und den Namen geben, die Erinnerung an den angeblichen heiligen Schwert Excalibur Eid und Anerkennung aus dem Vater und Sohn der Erzengel des Geistes und der Geist des Autos durch Schutzengel machte meine Geister und diejenigen, die mit dem Legat von J Gelübde meiner seiner Julia JULIA gelingen · Mosu unter Vertrag Ah van Ruder-es-Schicht ist Vater und Sohn Gelübde hier und die Geister, und der Herr segne und blitzt die Todsünde der Hexe in der heiligen Schwert dank Kraft in diesem Bereich. "Geister werden Vater und Sohn des Schwertes" offen O Himmel stehen Tor! Ponkikki!》

 Jの遺志だからこそ為せる御霊の知恵で呼び出せる召喚にドライが小指の血を零しクルシファーに怒号を叫ぶ。

「バイブにぶち込んでマンピー見たさにオナってこーぜ!ブンブン!きばってこーぜ!しけた面だな。私はアーヴァンヘルムの娘だ!聖剣でアンタの首を刎ねることもなっ」

《口が良すぎる。この姿に戻れたのはブリタニア時代アヴァロン以来だ。アルトリウス・ペンドラゴン王が私を選び円卓に生きた時代に私は多くの血を浴びた。》

「フゥ。チクショーメッ!!!!!!!!!!!おっぱいプルンプルンプルン!の小娘が。やれやれだぜぇ。オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアアッ!したことのない青二才が私を殺せねぇぜ」

「ハァ?」

「見せてやる。鋼鉄の国家が理想を求めた黄金を!!!!!!魔導超圧縮銃“ヒトラーAA”」

「クズが!そんままバイブでぶち込んで絶頂昇天でアクメ顔でぶっ殺すぜ!エクスカリバー」

《年頃の娘が汚い言葉を話すとかもう面倒見切れないわ。女の子らしい態度だったら誰か面倒見てくれてアーヴァンヘルム様自身御安心だが、やれやれだぜぇ》

「エクスカリバー!私は確かに汚い言葉を話すが根っこは美少女だよ。お嬢様意識ってやつさ!」

《クルシファーが何かをやる前にワンパンで仕留める。ここが正念場。最期だ!》

「ヒトラーが厄介だ。」

 クルシファーは鋼鉄の二頭の龍が畝っていた。

その頃クラウドはロゥエイン・ド・リドフォールとの真っ最中で深い茂みの大樹の麓での戦闘にジェラール・ド・モレー・ユーグパイヤンの影響なのか?記憶なのか?この魔女何処悲しげに沈み静けさだ。

クラウドが目覚めるのを待っていた。

 ジェラールは静かに剣を抜いて神速でクラウドに心臓に突き刺さった。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ポタポタ自分の心臓から血が溢れてクラウドの眼中に世界を消す魔法がクラウドを呑み込みジェラールが口ごもり杖を5回叩く。

(憂鬱に過ぎない。ロゥエイン・ド・リドフォールは泣いている。女神でも神姫でもない。闘わなければ生きてくことは出来ぬ世に私の御霊が現世に再臨した。私は再構築と再構成の魔法。1度自らの手で壊し其れを戻せる。)

 ロゥエイン・ド・リドフォールが静かな水面に防寒具が靡いて異変にエルセリウスとネルセリウスに光が包み込み全てを真っ白の空間の球体の中で腕を掴み拳がロゥエイン・ド・リドフォールをぶん殴ったのがダイン・ヴェスタニエだ!

「テッメェー」

《止せ。》

「誰だ!?」

「ダイン・ヴェスタニエを知らないのか?魔女・・・・英雄さ」

「ダイン?ダイン・ヴェスタニエか!私の魔法を消すとか有り得ぬ」

「ハッハハハハハハ・・・在り得るさ。俺はJの遺志を継ぐんだし」

「J?」

「ジュリアか!!」

「あっはい」

「世界再構築分解特級衛星魔法!!!!!!!!!!!!!!!!グランドテラ・ユニヴァース・ストリーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 世界を亀裂と衝撃が光の粒子が世界を別次元からの衝撃波同士の塵の衝突と大爆発をその日多くの人類に衝撃を与えたが数秒で魔法を消した。

「あぶねぇな。危ないデカだぞ。タカとユージの大人気刑事ドラマ知らねぇか?魔法を消す」

「クソ!・・・・・ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 魔力消費にジェラールが崩れ落ちるがダインが魔法を消して消えて逝くとジェラールはゆっくり起き上がり不発に終えた魔法でもあれは演技でフェイクだ。

本当は完遂していた。

「気づけ!」

「ナ、ナ、ナ、ナアアアアアアアア・・・ンンジャイビイイイイイイイイイイイイイッッツツツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!なんじゃもんじゃ?」

 クラウドの体内に分子レベルの魔法でジェラールが指を均すとクラウドを核として世界に亀裂がダインがふらりと姿を見せてクラウド実の息子に剣を突き付けた。

「SSS-BODYねぇ。本気で厄介ごとを招くなっ!チクショーメッ!!!!!!!!!!!」

 ダインの剣がクラウドを救いそのままジェラールに顔を出して息を整えて深呼吸しダインはフードを被ったまま左腕をアガートラームに切り替えた。

 ***クレア***

「お前は馬鹿か?リアルガチでこれはテレビじゃない」

「アガートラームにぃ気を付けるよ。俺だって人間だ。」

「ならいいんだが?お前はどうも気落ちしない」

「アガートラームは確かに毒だが俺には最悪これに頼る」

「ハッハハハハハハ・・・」

そうかよ。

ダインは思い出すとアガートラームで魔法を叩き潰した。

クラウドの心臓に響く銀の一撃で息子が反吐を吐いてジェラールをワンパンで葬った。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 ダインも出張で忙しかったが今回は腕を急激に痛めだした。

「クソが!腕が・・・腕が・・・痛たたたた」

「無茶は分かっている。息子の為に俺は!」

 ダインは魔法をその腕に吸収させてクラウドを引き摺りジェラールの魔法にダインはため息を零しクラウドを抱き抱えてダインはアガートラームの影響で腕が崩れて片腕だけなくなったことにその無残の姿にクラウドは泣き崩れた。

「何で!なんで!オヤジがオヤジが!俺の為に・・・」

「父親らしいこと何一つできなったからな」

 ダインは腕にクレアからもらった薬をつけてコートを着た父親の姿にクラウドは初めて気づいた。

自分自身が自分らしさの器を超える為にジェラールを振り返る。

「親子2代諸共この世で消えろ!」

「させっかよ!オヤジは俺が護る。第7体位“モードグランドグランデ”」

 起死回生の編み出した奥義でソルジャー現役時代にクラウドは相手の背面を跨いで斬る剣術に身を磨いてスキルを覚えた。

《バイバイだぜ!クラウド!背面マタギのリスク考えとけや》

「平気さ。ロゥエイン・ド・リドフォールは憂鬱で招かざる姉妹さ」

 頭の中に浮かぶジュリアのJの記憶が俺ら親子に共有されて頭が痛む。

「私に二度とない攻撃は出来ぬ。今日限り頭がズキズキと痛む」

 ジェラールはロゥエイン・ド・リドフォールは憂鬱の魔女は杖を叩いてJの記憶がフラッシュバックなのかしょうがないのと済まされない記憶が俺等を繋ぎ止めていた。

《御主人様のぶっといのがあぁあ・・あぁぁぁぁぁぁっ・・・・クウッルゥウウウウウウウウ》

《もっと中に出して!私を気持ちよくさせて!》

《キタキタキタキタァァァァァァァァァァァァァ・・・・これよ!これよ!それがないと私は生きてこれない》

《イックウウウウウウウウウウウウ・・・イクイクイクイクイクイクイクイッグゥ》

 Jの記憶が頭を遮りダインがミントビールを飲みボロボロであるが俺の手を握って頷いた。

「俺の子だ!子だ!クラウド!!!!!」

「ああ。確かにオヤジの子だぞ。アガートラームを使う」

 念じた。気持ちの強さが銀腕を突き動かす。

「チクショーメッ!!!!!!!!!!!おっぱいプルンプルン!!クラウド?無茶はするな」

「俺はダインの子だ。Jの遺志を継ぐな」

「息子よ。ハッハハハハハハ・・・」

「Jの人間が強く生きる!よっしゃ!これが真なる輝き」

「うっ!俺の腕が!」

《反応したか。親子の傷ン絆が新たなる力を孕ます。アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿の遺志がお前に一つに繋がった。めちゃめちゃ苦しい状況だぜ》

「ヴァン!俺に力を貸せ」

《有難うございますって感謝だろ?フィオリーナ・フォン・エイゼンヴェルグの名がすだるじゃねぇか。ぶち壊す勇気とパワーが厳しい人たちでも優しさのせいじゃねぇ》

「フィオ?大丈夫だ。アガートラームは輝きを取り戻した。ロゥエイン・ド・リドフォールをぶち込んでこいつが最期だ!クラウド!良いな?」

「ああ」

 親子の力が輝く銀腕を大剣化してロゥエイン・ド・リドフォールを斬った。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ジェラールは起き上がり自身の高位に魔法付加を解除しその憂鬱さが魔女を呼び起こしJに対する憎しみが力を加速させる。

(最期だ。黒幕だけでも吐かせる)

 ロゥエイン・ド・リドフォールの長い戦いにダインとクラウドの親子の絆が真なる輝きを取り戻したアガートラームを発動し世界を跳ね返す拳が魔女を討つ。

「真なる輝き“エインシェント・アーク・インパルス・アガートラーム”」

 親子の輝きの拳がジェラールをぶちのめし叩き潰し魔女を一人倒した。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ロゥエイン・ド・リドフォールを倒しダインは腕を再生しクラウドと握手した。

「親父?」

「今まで本当に悪かった。クラウド」

「え?」

「俺さ・・・・本当は怖かったんだよ。クラウド?俺は用があってまた顔出すかはわからねぇが頑張れよ・・・俺の子だ。お前ならさ激しく燃える戦いでも勝って仲間を護れる」

「ああ」

 ダインが消えてクラウドは最期バルムンクとアロンディーンを振りロゥエイン・ド・リドフォールの首を刎ねた。

【憂鬱の魔女ロゥエイン・ド・リドフォール】死亡。

 足を引き摺って小川を越えて大樹前に戻りクラウドは心臓に激痛を堪えながら地面に倒れてそのまま眠った。

同刻

 ジュリアもエザムと折り合いだった。

「原罪である主に感謝と罪祓い給え。悪しき神だな?Jの遺志はこの世界を滅ぼす!!!!!!」

「言わせねぇよ。Jの起源は私自らだ!全宇宙が創世で真っ黒な漆黒の空間に138億年前の双星の宇宙は私が創った!酸素もだ!ビックバンで惑星が地球が誕生した!Jは宇宙を創った。私は生きてやるぜ!Jの遺志を継ぐ者に後釜を託せる。チッ。エザム?あの世で主に逢って死ぬほど感謝をしろ。私を殺せねぇよ」

「ジュリア?死に万死に値するよ。ジーザス・クライストスは偉大なる主で全て感謝だ!アメーン!アメーン!Jはこの世で一番の外敵だ。私が直々に成敗させるぞ」

「ハッハハハハハハ・・・出来っこねぇさ。・・・・・Jは云わば宇宙全体だぜ?ククククククククククウウウッハハハハハハ・・・・情けねぇしけた面下げだぜ」

「主よ我が御霊をこの高位魔法付加に許可を願い主よJを滅する奥義にてお会い致しますよ」

「おい!高位魔法か・・・・Jをなめやがりまくって!!!!!!」

 Jは思案深く考えてJの遺志を考えた末にジュリアがとった行動は魔法付加と高位魔法よりも更なる超越した時空の魔法がジュリアは指輪をはめてエザムは剣を構えて宇宙魔法と世界魔法の付加の魔法剣だ。

「やれやれだぜぇ。ずっとこれじゃ闇の中だ!誰も届かねぇぞ!クズが!」

「準備は出来ているか?J」

「ハッハハハハハハ・・・ククククククククククウウウッハハハハハハ・・・・」

「何が可笑しい?笑える話か?ん?」

「Jはね。ジュリアは死なねぇよ。天地無用の!創世の神々は再臨できる」

「世界構築最大防御魔法!ジ・オリジン」

 全ての魔法を無効化し蓄積した魔力分相手に超絶級ダメージを与える。

カウンターだ。

ジュリアも久々の戦闘にフードを外し肩を均した。

 ジュリア

真名ジュリア・グランドフェイト・クレアツィオーネ・ヴェスタニエ

創世の神々にして宇宙を創造した女性神。

後の神々の系譜をJの遺志と呼ばれる開祖。

 SSS-BODYにして天孫降臨後に神孫降臨し現在に至るが魔法と剣術に長けている。

ヴェスタニエを産んだ母であるクレアの姉でクレア自身ジュリアを尊敬しVの遺志を継ぐヴェスタニエ家がエルセリウスとネルセリウスを創り上げた国造りの神だ。

ジュリアは己の信念でここに立って居る。

「魔法かよ。・・・・・しゃらくせぇーってばよ!」

「粋がるな。ジュリア?死の世界にお前を案内しよう」

「無理だねぇ!原罪のエザム?私は既に術式が出来ている。」

「ま・さ・か!?」

 ジュリアの魔法は度を越える範囲最大のキャラクター史上最凶の神で誰一人彼女に勝てない。

「むむむむむっむむ」

 エザムは戸惑った。

蚊帳の外だ。

一歩たりとも逃れずに魔法が放たれた。

「世界構築再生魔法アース・オブ・ディバンイドジャッジ」

「宇宙天空衛星魔法ラース・ユニバースゼロ」

「破壊魔法アース」

「創造魔法ジュリア・クレアツィオーネ」

「神聖十字魔法オーバー・ザ・レインボー」

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

「アモーレ・インフィニティー・ジ・ドライヴ」

「アモーレ」

「クオーレ」

「ティ・アーモ」

「クレアツィオーネ」

「ビックバン・ジ・オリジン・グレイヴ」

「ジーザス・アモーレ・アメーン・グレイヴ」

「ロック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ジェネレーション・ライド・ヴァン・グラティシュフォールド」

「天地開闢」

「南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏」

「エンド・オブ・グレイヴ」

 ジュリアの奥義炸裂でエザムを塵と化した。

超ド級の魔法と剣戟にジュリアは圧勝で剣を鞘に納めた。

Jの遺志を継ぐ者が統べる世界こそジュリアの願いでJを継ぐウォーカー家がDと名乗ったのはつい最近。

 ジュリアがゆっくり歩きだしエザムは起き上がり噎せ込み首には剣が刃を押し付けられた。

「死は再生だ!」

「お前を斬らぬ。英魂の導き」

 ズバッと心臓を斬り込み罪を滅した。

英霊の魂だけを救済し素のエザムをジュリアが抱き抱えた。

ジュリアの剣を鞘に納めた状態で7つの大罪の魔女はJを憎みその中で闘っている。

 グレンは傲慢の魔女ジーク・ワーテルシュヴァルツガルド卿(ジーク)相手に一撃必殺同士の本気で逝く戦いに激しく燃えるバトルにグレンは歯を食いしばってフェンリル片手に応戦。

「少年よ妾を楽しませてくれ❤」

「ハッハハハハハハ・・・SSS-BODYに言われた男は黙ってられねぇさ」

「妾が?」

「ワーテルシュヴァルツガルド卿・・・・サイコーの中畑清絶好調超絶ボディーだ。俺の子種をブレスに種付けでも考えるがアンタは魔女で『白鯨』広くこの世界で『魔獄十三神』の黒幕を教えろ!命だけは護って遣る」

「甘いガキだ。7つの大罪に命じられたのは皇帝のみぞ」

「おいおいおい、俺はザーメンフルチャージでお前の子宮口に直接射精して孕ませるぞ!」

「アホか!妾に?妾は傲慢。罪として最も重いぞよ」

「カッーキャハッハハハハハハ・・・・」

 銃弾を装填後に息を整えてグレンは英魂の導きで自ら神化させた。

「やれやれ。・・・・俺はヴァン神族とアース神族とヨトゥン!ヘルム!俺はここで死なねぇよ。お前をぶち込んで人間的本能は響け!セックスさえ・・・・」

 グレンはフェンリルを剣に切り替えた。

「モードチェンジで漸く剣に出来た。随分修行の末に・・・よっ!」

「妾・・・・お話はここまでだ。死ぬぞ」

「死ぬ前に一つ良いか?『白鯨』さっ・・・・」

「皇帝殿下に狂わしき人物でギャランホルンティス・ペテルギウスって居ただろ?禿げ頭のキモオタデブだよ。クリードに仕えている命欲しさに。俺等のアース神族を裏切った許せねぇ総統閣下は激おこおこプンプン丸だぜ」

「思い出した。・・・・ロキの子か」

「ロキ・ラタトスクが何を求める?妾との戦いぞ」

「マジかよ・・・・」

 グレンはフェンリルの銃剣に火力を上げた。

「あーああああああああっ!自棄にヤッケに・・・・フェンリル大丈夫か?」

《案ずるな。動力が無事なら可能じゃ》

「妾?ほーう」

 グレン自身この状況の中で最もベストを思いグレン・スレイプニルはフェンリルの銃弾を手に握り締めた弾痕を基にジークの眼を睨み深呼吸し傲慢の魔女を叩き潰すクラウドが目を覚まして躰がふらつく中でバルムンクとアロンディーンを握って傲慢のジーク・ワーテルシュヴァルツガルドが遂に傲慢である最大限界の力を発揮する。

 傲慢の焔が燃える世界にグレンはJの遺志が世界を変える力でジーク・ワーテルシュヴァルツガルドはその拳と無限に浮かぶ剣が大地を削り世界全土に大きく響き渡る。

「妾はまだ本気じゃないぞ。うむ」

「おっらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 グレンの覚醒が眠り続けた巨人神族の血と誇りに目覚めて左腕が純銀の剛腕が大地を粉砕しジークの脇腹を粉々に女性の華奢なSSS-BODYの爆乳を揺らし腰を砕け散り腕を折った。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 一撃の代償が凄まじくジーク・ワーテルシュヴァルツガルドはボロボロで焔に身を焦がす。

グレン自身元の躰と腕に戻るが制御出来ずに漆黒の巨爪と真紅の腕が体を蝕みグレン・スレイプニルの毛が銀に染まり長髪が床に伸びきり赤褐色の肌に翡翠の眼が灼眼にスコープ上の幾何学紋の十字架が刻まれた両目で手で目を抑え付けながら息を切らすグレンにジークが訊く。

「妾を此処まで追い詰めた小僧に礼を言う。ほーう。うむ。その容姿じゃ巨人神族がワッパの心臓に達し半覚醒ぞ。気にするな。一時的に戻る。」

「で、あるが、まだ勝負はついていない」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ああああああああああああっ!おう、フェンリル?ヤれるな!」

《ああ。レッツゴー!爆走兄弟だぜ!爆射精兄弟!ゲット!ゲットゴー!ゲッツ!ターン!勃ってやがるぜ!でっかい肉棒打ち込んでゴールは膣内射精本気で女を孕ませぞ!レッツゴー!つうかサザンに負けてられんな!》

「ヨシ子さんだろ?サザンの桑田佳祐の集大成さ。真夏の太陽のビーチにビキニのギャルに射精でフルチャージだよな・・・クウウウウウウウウウ」

 グレンは起き上がり覇気を解放し激しく燃えるバトルに身を神経を集中させ覇気全てを自分の鬱なる心に繋げさせて巨人神族を覚醒させた。

巨体に剛腕の狼の毛皮を着て上半身裸の鍛え抜かれた肉体のグレンが意識を持ち純銀の腕でフェンリルの巨大化した銃をジークの心臓に狙い定めた。

その一撃が相手を貫き鋼の躰のグレンが降臨した。

「ハッハハハハハハ・・・面白い。ヨトゥンが相手か。巨人を狩る妾を心臓の剣よ死して誰かの為に愛せ!!!!!!!!!!」

《巨人殺しの(Riesen Tötung)双極鉄槌(Bipolare Hammer)滅神剣(Flashing Votiv-Schwert)》

 ジークは傲慢でその剣は自ら錬成し生成させる剣の魔女。

大気中にグレンに突き刺さる神の剣が巨人神族の血を一滴残らず絞り出すがグレンは人間で人間の覇気が抑止力として全身で剣を受け止めるがグレンは血を吐いて瀕死の重傷で再生に間に合わずフェンリルの銃弾がジークを掠める。

ジークの剣が無残にグレンを刺す!

「あばよ!小僧!」

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 生体反応消失に覇気を感じられなくなった。

グレン・スレイプニルは死んだと思われるがその心臓の意味に気が付かない魔女であった。

「ハッハハハハハハ・・・痛たたたたたああっ。俺を死んでねぇぜ」

「馬鹿な?カラクリか?フェイクか?貴様は何者だ!?」

「マンピーにGスポットを愛する勝手にシンドバッドの英雄グレン・スレイプニルさ!」

「ギャランホルンティス・ペテルギウスの馬鹿か!ペテルギウスの確認を飛ばしたか。お前の噂なら全魔女を敵に回しても覚えてるぞ。貴様は!強欲のハンマか!」

「しゃらくせぇーってばよ!俺は神様の子だ。魔女と一緒にするな。魔女の臭いなら俺は魔女とセックスして魔女をナメタリ気持ちいことしたもんで匂うだけだろ?」

「皇帝殿下申し訳ない。妾を赦せ。本来魔女は人知を超えた魔王の落胤。森の賢者で医学化学碩学に通じ万能の女性で天才の意味と意図。魔女には魔女の心臓をこの胸に捧げろ!」

 ジーク・ワーテルシュヴァルツガルドの様子が変化し魔女が怒りを超越しグレン自身疲労と体力の限界だが、ここで負けるとなると『白鯨』に辿り着けない。

 全史史上最強の最悪の構成人数7人国籍不明の暗殺集団だ。

ガルヴァ・ホルギルアよりも紀元前の原初世界の生き残りと神族が結託した頭が狂ってキチガイの集団だ。

俺の国はそいつらが根絶やしに潰した。

『白鯨』元リーダーで現皇帝直属の『魔獄十三神』英魂の大罪司教ぺテルギウスとは単にギャランホルンティス・ペテルギウスのことである。

グレンはこいつの首を討つまで死ぬ訳にいかなかった。

魔女一人女一人ここで足を引っ張るという自覚は恥晒しだ。

グレンが立ち上がり怒りを解き放て傷つけられても空が曇天で雷が轟く。

「真・真正中出し紅蓮神葬転生《神獣狼(Wolf Gottes Beast)悪戯英魂(Unfug britische Seele)終末大罪(Ende Todsünde)滅魔刃(Klinge der blinkenden Magie)》オート・オリジン」

 グレン・スレイプニルが覚醒を超えた究極の姿だ。

巨人族の血が腕が剛腕で全身鋼の骨格で割れた腹筋に赤褐色の肌で地面まで長い銀髪統べる世界の魔を滅する神眼で背中に十字架が刻まれてフェンリルに跨り駆け抜ける戦場にその銃は万象でらすら撃ち抜く真の神の弾丸。

「大罪を滅する。妾を貶すか。そんな武装で私を殺せるか?」

「良いだろう。傲慢よ全てを委ねる。・・・・ハッハハハハハハ・・・」

 真紅と漆黒のボンテージ風の甲冑に爆乳が露わに万物の英霊の剣が地面に突き刺し剣の墓場が冷たい霊気と彷徨う霊が彷徨い剣が全ての戦場で見果てぬ剣が並ぶ。これが傲慢。

自らの力の過信さとこの力は一度使えば再度発動が極限に低下する。

ワンチャンスの大技。

 ジークの神の道化の効果で漆黒のコートが攻撃回避の付加と王冠で防御付加だ。

世界再構築究極幻想破壊英霊武装魔法零式アーク・ゼロ・グランドオーダー・ユニヴァース

 グレンは剣を避けつつ銃弾がジークの心臓を貫き何発も何十発も途切れることなく弾痕がジークを蜂の巣に血が溢れ飛び散り魔女を遂に倒すとグレンは全身剣が突き刺さり無限の剣がグレンを覆いつくし両者とも倒れた。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 傲慢の魔女ジーク・ワーテルシュヴァルツガルド死亡。

グレン・スレイプニルは瀕死で息をしているが生命の危機で覇気を微力に感じるが心臓のダメージと全身複雑骨折で骨が砕け血液不足で元の色白で戻るが油断できなかった。

後に『白鯨』でジークの御霊を再臨させて魔銃フェンリルの魂にジークをシンクロさせて「世界再構築究極幻想破壊英霊武装魔法零式アーク・ゼロ・グランドオーダー・ユニヴァース」を習得するがまだまだ先であって現在のグレンは知る由もなく生死の境を彷徨い昏睡状態だ。

 クラウドが歩いて躰が痛むのもを我慢して市街区域の城郭の古城ではドライがフレアと応戦だ。

ドライは先程の魔女を倒していた。

フレアとの激闘。

魔女の死闘でドライが休息だ。

この神の国での騒乱では門前では皇帝が車椅子で待っている。

 ジュリアは歩いていた。

Jの底力を発揮し久々の戦闘で張り切っていた。

「忌を嫌うなら嫌え!!!!!!Jの時代が来たぞ!」

「強欲の魔女サー・シュバイン(シヴァ)怠惰の魔女エデン・ガーデンプレイス(マスカッツ)が近くに来ているよ。ジュリア?あの子らは動けない。己を使い果たした。残るのは僕らだ」

「ジウェン?ヤッケェーずっちぃー」

「シヴァとマスカッツくらい君ならよっゆぅーだろ?」

「んなアホな。」

「ハッハハハハハハ・・・冗談でっせぇ。手伝いますよ。ジュリア様」

「おおきに」

 魔女征伐に動くがジウェンが動けるのは魔力ゼロ付加で闘うからだ。

(無駄な力を出さずに無駄なモーション不要で俺は器の仕事をするだけさ)

 ジウェン・クロスロードは歴史上から消された英雄で彼の腕はあの『白鯨』にスカウトされたのを拒みここに隠居して世界から姿を消した。

ペンダントにはルヴィア・ヴェスタニエの写真を肌身離さずぶら下げている。

この男の話は後日明らかになる。

 神の国

ヴァンフォ・アストレア・ミルヴィエルール城

ジウェン・クロスロードが君主の城だがここに攻め込んできたのがエデン・ガーデンプレイスだ。

怠惰の魔女で怠惰の罪はあらゆる魔法と攻撃を無力に換えて無に還す。

ジウェンはガラティーンで黒コートに黒フードを被って城内に入りジュリアがソファーで座っているとエイゼンヴェルグ国開祖建国しヴェスタニエ家の分家アスナ・エヴァンデルト・エイゼンヴェルグ・ヴェスタニエが紅茶を飲んでいた。

見た目が幼女で長い金髪で美少女だがジュリアと大して変わりない。

アスナの隣にエヴァンジェリス・フォン・レギオンライドヴェスタニエがミントビールを飲みモニターで魔女を監視。

ジウェンの妻でウォーカー家を礎を創り上げた母親。

ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーの実母でもある。

 アスナとエヴァンジェリスは腰を重く上げて迫りくる魔女にジウェン・ジュリアが一服し終えるとコートを着て城門を閉ざしサー・シュバイン・エデン・ガーデンプレイスが来るアスナはヴェスタニエ宗家の大御所の母親で純白のシルクのコートを着こなして再生の剣を手にして多くの魔女を討伐するのに世界を分離から護るのに総力戦が始まる。

エヴァンジェリスはウォーカー家を創り上げた人間であるがエデン・ガーデンプレイスの怠惰の黒い焔が燃えてその黒煙が城を呑み込み蛇を睨む目付きだ。

 ジュリアはその大剣で精霊の御霊を宿る剣を手に天の父の盾を手に取りエデン・ガーデンプレイスに向かう。

刻一刻と群雄割拠する荒廃崩落滅亡寸前の世界では神世界の新時代次世代を荷い手である怪物たちがうめき声が聞こえる。

それは世界全土から圧巻集中される知らせだ。

王たちがそれぞれの旗を掲げて再出発を目指し『白鯨』ファミリアに売られた喧嘩を買う準備と世界の管理者から実に500年ぶりに開かれる“世界会議”とこれは後に世界を揺るがすクラウド・ヴェスタニエ青年時代最期の大戦とエルセリウスとネルセリウスがバラバラと分裂した世界を統一させる大偉業を成し遂げた名も無き騎士団の冒険譚が始まる。

 だが、ジュリアとジウェンは魔女征伐に蝋燭が燈るリビングで杯に聖水を呑み羊の血と肉を食しイエス・キリストの十字架に十字に祈り魔女との衝突に警鐘が鳴る。

「本気で逝きましょう。アイツら!」

「はいはい。ジュリア?無茶しないでくれよ。Jはおれが護る」

「忘れないでください。私も!」

「心配はないぜ」

 『白鯨』の前年に『LTL』が時間軸としてクラウドが青年時代終わりを齎す世界の動乱にジュリア達神も動き始める。

「来るなら来い!こうよ!・・・・」

「問答無用」

 エデンが城内に入ってくるとジウェンが剣を突き付けた。

「アスナ・エヴァンデルト・エイゼンヴェルグ・ヴェスタニエ様を護れ!」

「エイゼンヴェルグ様の母親だ!」

「メイドたちは警護に」

 指示が飛び交う中ジュリアの鬼気に鬼の気を纏い大剣が魔女を穿つ。

「終われや!!!!!」

 ジュリアの放つ剣が統べる魔物砕け塵魔女が死んだ。

「世界構築再生魔法アース・オブ・ディバンイドジャッジ」

「宇宙天空衛星魔法ラース・ユニバースゼロ」

「破壊魔法アース」

「創造魔法ジュリア・クレアツィオーネ」

「神聖十字魔法オーバー・ザ・レインボー」

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

「アモーレ・インフィニティー・ジ・ドライヴ」

「アモーレ」

「クオーレ」

「ティ・アーモ」

「クレアツィオーネ」

「ビックバン・ジ・オリジン・グレイヴ」

「ジーザス・アモーレ・アメーン・グレイヴ」

「ロック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ジェネレーション・ライド・ヴァン・グラティシュフォールド」

「天地開闢」

「南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏」

「エンド・オブ・グレイヴ」

 これぞ最強の天災の剣士が多くの魔女を灰と化した。

ジュリアの計らいで事が終わり7つの大罪の残党は世界政府に引き取られて魂の監獄に収監された後に全員斬首刑に処されてクリードの手元に送られた。

 ジュリアに終わらせクラウドたちが大樹で寝ているクラウドの手を引っ張り目を覚まして起きるとそこは光に照らされた湖が広がっていた。

「ん?ここは?」

「起きたか。安心しろ。魔女は居ない。お前らこそだいぶ苦労になった」

「グレンは?」

「ロキの子は無事だ。生命力だけは逞しい」

「ジウェンさんですか」

「おう。良い契機だ。俺の話をしよう・・・・俺がどういう人物かだ」

 随分前だ。

世界とは酷く残酷な海と島が広がる大洪水後の世界というか。

ジウェンが話したのは自らの追憶だ。

「あれは確かに箱舟が島に上陸した時だ。」

 幼少時今よりも色白の透き通った眼に金髪の子供が箱舟の上に立ちジウェン少年がこの地で夢を見た記憶だ。

「俺は世界最強の剣士になる!」

 それから剣を鍛えに海を出た。

大地を目指しと空洞の渦に呑み込まれて此処に辿り着いた。

告げられたのは俺はもうこの世界に(存在しなかった)居なかった。

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

 を産み出して於いて俺の剣術が主流となって勝手にジウェン・クロスロードのゆかりの地として指定されて名所と墓地が創られた。

 ジウェンの功績は広く知られている。

クラウドにはこの事だけを話した。

ジウェンはクロス・トラインデント・グレイヴを産み出した人間として誇り高い人物だ。

クラウドが目を覚まし四日後にグレンがリハビリをしていた。

「腕が良いガキだ。ヴァン神族とアース神族を制御すれば・・・・と」

「ジュリアさん?ヘヘヘヘヘ・・・・神に褒められたぞ」

「だがなっ。『白鯨』はそんなにアモーレ甘くない。」

「知っているさ。俺もあのファミリーはリーダー含めて全員知っている。」

「グレン?名を申せ」

「ハッハハハハハハ・・・ずっちぃーぜっ!バルドル・ヴァン・ジュレイド・スレイプニルだ。俺の諱を込めてだけどアンタなんでだよ?この名に要が?」

「ああ。悪い。悪い。VとJの遺志を継ぐ神族の子に興味があった。『白鯨』憎む気持ちは分かる。これから逝くのか?」

「当たり前だのクラッカーで亀田製菓はハッピーターンだ!俺流モンキーターンでリアル超えて逝くぜ。俺は当分グレンで生きる。ジュリア?俺等が生きていれば神様とセックスさせてくれ?一回SSS-BODYで膣内もパイズリもーアナㇽも味わってみてぇしよ」

「良いだろう。バルドル。」

「ヘヘヘヘ・・・生き甲斐だ。んじゃっ。クラウドを起こしに行くわ」

 松葉づえをついて城外の空気は澄み切って美味い。

クラウドもベランダの椅子に座りミントビールを飲みながら朝日を眺めているとグレンが来た。

「生きていたか!グレン」

「おうよ、俺は不死身だよ。それに『白鯨』ぶっ潰してジュリアとセックスする。SSS-BODYだ人生に一度のあるかないか最高のエロエロボディーだ。最高のセックスで俺を楽しませてくれる」

 クラウドは大理石の石に腰を掛けてグレン共にミントビールを飲み杯を交わし『白鯨』の関連絡みは前もって聞いていたのでクラウド自身自分の腕を眺めた。

「・・・・・・・俺ってなさけぇー」

「・・・・・・・・?」

「考えたけどよ『白鯨』魔獄十三神その名が言いな・・・フルッチィー」

「ハッ、笑えねぇよ」

「ドライは?ドライは?ドライは?ドライは?ドライは?ドライは?ドーラ・・・イ?」

「生きているよ。集中治療でお前との面会拒絶のはんなし」

 落ち込むぜよ。

そんな言い方で思われたのなら俺はおそらくビビりのキチガイで鬼ヤバイ超絶クズだったと不甲斐無く自分はミントビールを机に置く。過信していた。

ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエの息子を俺は過信していたのと俺にはその力が無かった。

 クラウドの腕に刻まれた真紅の十字架が意味をするのは“Jの遺志”だ。

クラウドは何度も父ダインに助け出されて自分の力を出していない。

『白鯨』恨みに恨んで嫉み嫉みもある7人構成の一家だ。

ギルド非承認の暗殺集団でグレンにとってツライ過去を思い出す一族に俺等は挑むのだ。

「魔獄十三神そん名が良い」

「え?皇帝直属の銃士隊か?衛兵さ」

「お前は良くも知ってるな・・・・・最期になると思う」

「ん?」

「まっ。寝るわ」

 グレンは部屋に戻るがクラウドは決意を固めた。

青年時代が間もなく終わりを告げるがクラウドの剣術とダイン・アガートラーム・ヴェスタニエの剣と筋が違う。

仲間一人護れないとなると情けなくて俺は正直に泣きそうになる。

この夜空の月を見る限り俺は響き合ってない心を信じることや心が通わない限り俺はダメだ。

「クラウド?来い」

「あっ、はい」

「出立はすか。」

「ええ」

「Jの遺志を継ぐお前なら必ず大丈夫だ」

「俺もびっくりです。・・・・・・オヤジが居たからこそ強くもなれるさ」

「私なら気にするな。」

「行ってきます。の前の休み」

 クラウドが寝に行くとジュリアはミントビールを飲みながら“Jの遺志”いわゆるこの遺志を繋げられる人物はジュリアしか居ない。

「時代が変わる」

「ああ」

「『白鯨』なんてヴァーミリオンが生きていたらブチ切れだったぞ」

「そうかい。ウォーカーが死んでも継ぐ者はいる。私たちはあくまでも裏方さ」

「飲むぜ」

 ジュリアとジウェンは満月のベランダで晩酌を交わし寝ている3人は翌日神の門を開き下界に出た。

『『白鯨征伐(ヴェスピィアム・ティアレス・ミストィリア)』】

英雄暦15年

 クラウド19歳前後。

青年期の時代が終わる激動の2年間が始まる。

翌朝にクラウド・グレン(バルドル)・ドライ・ルッカも合流し神の門から教会で待っているとアーサーが迎えに来てくれた。

「ジュリアさんから話は聞いてある。久ぶるよ」

「はい!王都での王権は?」

「ちゃんちゃらさ・・・・アーヴィング家との協定で市民が安心で生活している。俺は王の器として毎日忙しいけど楽しいぜ。クラウド?ジュリアからお前に触れて船を止めてある」

 アーサーは3人を船に乗せてヴェスピィアム・ティアレス・ミストィリアの場所に送る。

グレンは『白鯨』を憎むよりも殺された神族と一族の血の宿命で自分自身が巨人の因子を持つことでグレン・スレイプニルは魔銃を抱き抱えて船の甲板で潮風を浴びていると同船していたのはヘレネだった。

アーサーの船にヘレネが居たのは保険を掛けたからだ。

「コンドームの用意しとけよ。ガキども」

「なんでだよ!俺は死なねぇっすよ。アーヴィング卿」

「ホラな。白鯨の狂った連中だ。魔獄絡みの皇帝側に就いた将軍たちは俺等も追跡して政府に引き渡している。バルドル・ヴァン・ジュレイド・スレイプニル?おめぇーの名だって世界政府世界会議のレッドリストに記載されている。グレン?お前がアイツらを憎む気持ちは分かるけどまっ。あの連中に生中出し肉棒セックスか?コンドームでゴム付けセックスで選べ。そこに居るお前らにも忠告だぞ!魔獄戦線で指揮は我が主アーサー卿に一任だ!」

「相なって分かるけど俺は器じゃないが今回の件は直々にキューン!キューン!キューン!とジュリア様からの依頼だ。マジでやるわ」

「はっ!」

 全員一礼と頭を下げて武器を床において跪いた異形の光景にクラウドも頭を下げた。

「ギャランホルンティス・ペテルギウスはジョン・ランデブー同様史上最低の犯罪者だ。賞金首八百億V$だ!バルドル?お前のフェンリルで敵を討て。ゲス野郎でもマンピーに直接奥まで突いて昇天絶頂でドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!本気で逝こうじゃんよ」

 ヘレネは良く情報持ちで手に持っているのは賞金額の書状を束で持ち歩きアーヴィング家が所有する世界を駆ける飛空艇の戦艦で白鯨を目指す。

ヘレネ・アーヴィングの実力は折り紙付きでクラウド以上に強い。

ガウェイン卿の実子にしてアーサーの甥だ。

 ヴェスピィアム・ティアレス・ミストィリア

一般じゃ『白鯨征伐』と呼ばれる眷属の終末思想の物語で創世記伝にも描かれているがジュリアを殺す暗殺一家でラグナロクを引き起こしヴァン神族とアース神族を7人で殲滅し生き延びたロキが亡国ヴァルハラの皇子で少なからず遺伝子にもグレンにも継がれている。

 これから俺達は時代を変える最前線に行く。

+付け加えるとこれは歴史を揺るがす大事件だ。

クラウドとグレンとドライの3人はヘレネ保険傭員で加入しヴェスピィアム・ティアレス・ミストィリアに本部は不明。

世界政府から長年眼を釘付けされて監視下に置かれてこれ以上の放置は赦されない。

グレンは神族の影響で巨人の力を発揮できる。

 世界の地形は変わりネルセリウスとエルセリウスは世界の面積が50%もダウンし渾沌と絶望が支配するこの事が原因で世界は光を失いアーサーの船は王都を代表して各国の王たちに会いに船を出していた。

 アストレア

海に囲まれた難波船の砦に築かれた島。

『白鯨』のファミリアが棲む居城と本拠地。

神を殺し神の血を浴びた家族たちがここで生活している。

ジョン・ランデブーとペテルギウスは二人で教会に居た。

「神に祈りって珍しいよ」

「本職は神に誓い立てし大司教の立場だ。先導師ですら予想が出来ない私は神を喰ったぞ」

「ジーザス・クライストスに誓ってよく言える口だこと」

「私は!怖い!神に誓い!神を愛している!うぉおおおおおおおおおおおお」

「狂人だぜ。ったく」

「聖マルグゥスト・神聖テスペドゥルガ・ジャポニカ・エルラスタの4国に手配だ。あそこの王女は王都選定の際に王選でも目立つ。女王様キャラのドSに覚醒した後にあいつが女王となってみろ人間以下の家畜だ。豚ども!犬ども!這い蹲って舐めろ!と」

「あります。あります。ありえますねぇ。名前なんでしたっけ?」

「アリシア・ヴェルグライヴェルハート卿。長髪緋色の女王の名ばかりの皇女だ。妾と言い性格はクズみてぇな人間を市民を下に見てカネと政治の力で全てを帳消しにして自分が王と名乗りだが不思議と憎まれながらも愛嬌があって美人で俺等を敵に回した。」

「親父に?」

「頭も姉ちゃんも動いている」

「アリシア・ヴェルグライヴェルハートの降参か?切腹か?」

「無理っすわ。アンナ気性の激しい女だ。一度に度と死なずに反撃に撃って出てくる」

「ペテルギウス?無理と言わないがクリードをよこせ。魔獄十三神は世界の畏怖」

「私に権利はない。逝くよ。失礼」

 教会を出て黒コートに黒フードを被りタバコを吸いながらも音楽を聴きながらボートに乗ってアストレアを出るとヒルデガルダ達聖職者の聖騎士に周りを包囲された。

「最重要容疑者確保ですわ」

「クックウウウウウウウウウウウウウッ!!!!!!!!じゃあ」

 転移した先は不明。

ペテルギウスに逃げられたのは失態だ。

同時に世界規模の争乱とアリシア・ヴェルグライヴェルハート卿のピンチに今まで様子を見てルーラシアが動く。

アリシア・ヴェルグライヴェルハート卿はエルラスタ国の次期女王。

候補者の関係だが内政においては女性初の王族での仕事を果たしているが性格が難じて全員クビに解雇し国を出てアリシアは現在一人の騎士と居る。

「レコンギスタ!遅いぞ!」

「お嬢。いやいや・・・・姫さん」

「外はどうなっているか?教えろ!こんな非常事態に役立たずのブタメェ!」

「Sキャラをなくしましょうよ」

「妾・・・・・くっ!」

 仮面をつけた大柄で獣の毛皮を着て草鞋姿で着物姿の変わったこの騎士は帝国の軍旗にこれ以上の犠牲と国を護るためにアリシアも苦渋な決断を下す。

ルーラシアが急ぎ足で来て剣を置いて跪いた。

「やれやれ。アリシア様お久しぶりです。幼少時は可愛らしくて私も抱っこや撫でていたが今となっては随分と変わっちまったさ」

 ルーラシアは玉座で謁見するが長い争いに終止符の為に全世界一丸となって動いている。

ルーラシアも杖をついてアリシアの歪む表情に落胆した。

「ヴェルグライヴェルハート!!!!!!!!!!!!!!!!!Vの名を持つJよ世界を創れ!貴国の祖は我が祖クレアだ」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 レコンギスタが黙っていたのはルーラシアだ。

アリシア・ヴェルグライヴェルハート卿を今日まで傍で見守り闘ってい騎士長の男は真名レコンギスタ(ヴィンセント・ヴァン・ヴェスタニエ)がルーラシアに一礼しアリシアも肩を落とし玉座から下がり一族のタペストリーにお辞儀し十字に切りイエス・キリストの十字架に涙を零して荒れた城の円卓に入って近衛兵団とルーラシアも腰を痛めるが冷たい円卓に腰を掛けた。

 世界は暗雲とクリードは車椅子から立ち上がって7人に顔を出す。

「フレア?無事だったか?」

「えぇ・・ご無事です。魔女は全員生きております」

「安心したぞ。フレア」

「はいっ」

「神に感謝だ。アメーン」

「傲慢・怠惰・嫉妬・暴食・色欲・憤怒・強欲・憂鬱・虚飾・原罪」

「これが大罪騎士団」

「そうだったか。魔獄十三神よ!魔女!再起に賭けてのリベンジだ!」

「御意」

「絶対に失敗致しませんので皇帝殿下の命じるがままに我らは皇帝殿下の力です」

 帝國の進撃が始まりを告げる。

静けさの大地にエルラスタの落城が!

英雄暦15年

 エルラスタ近海・アストレア海域

エルラスタ王国を三角中心軸が魔の海域。

『白鯨』ファミリアの根城でヴェスピィアム・ティアレス・ミストィリアが起こり始まった眷属の場所。

アーサー王の艦隊が入り江内に入るとクラウドたちが荒れ狂う海域にそのファミリアが居た。

ファミリアの航路はこの海域のアーサー王が電話をした。

《よっ。ルーラシア?》

《着いたか?白鯨殲滅の件は我々の悲願。いや!アリシア・ヴェルグライヴェルハート卿も居るか?ファミリアの殲滅は至急だな。ルーラシア?お前が居るなら難波船で待ち合わせだ》

《そうかい》

《会話がなってねぇよ!アーサー王が言うのであれば俺ら世界各国の王族たちはマジでどうなっている?全員頭が湧いてんじゃねぇよな?》

《心配ご無用の天下無用にして万策だ!SSS-BODY用意しとくのと保険完備はオーケー》

《白鯨のボスは歴史上見たことない影らしいが・・・・何とかなるさ》

《とりあえずこいつ等にとっちゃ一大事だぜ。》

《それは分かる。アーサー?万一犠牲を出すなら今回の特務は俺が許さない。ファミリアの眷属はエルラスタを壊滅させた集団だ。加えて聖マルグゥスト・神聖テスペドゥルガ・ジャポニカも全滅で白鯨で悲しむ人たちが多い。クリードは人形だ》

《ハイハイ。マジで俺らぶっこみジャパニーズで行くぜ!ルー》

《ご武運を祈るよ》

 電話が切れてアーサーの船団が難波船に着きグレンが気合十分だ。

「白鯨ぶっ殺して一族の宿命を断ち切らせる。ギャランホルンティス・ペテルギウスの性処理ペットは云い過ぎだがアイツらが関わった魂の救済出来ねぇ大幅生きていても価値のないクズだ。」

「お前殺気が目立つぞ」

「私自身さ?ここなの最悪の暗殺一家って?」

「全員八百兆V$管理者が認める世界お墨付きの犯罪者だ。ショコラ・ド・フォンミルフィオーレ卿・ノエル・グランヴィスタ・マルグゥストⅪ世・オーガライゼット・ヴァン・キルティッシュフォール公爵・ホエール・ド・パイヤンモンドー侯爵等な。こいつら正気じゃねぇー」

 ヘレネがリストを持って居て全員顔写真に『生け捕り』と書いてある。

当然英雄暦に生を受けた俺等は脳内がなんじゃもんじゃ?となっているが帝國暦に生きた人間からしてみれば『白鯨』ファミリアを恨み嫉みが多い。

ショコラ・ド・フォンミルフィオーレは一見可愛らしい美少女で人形で男が萌えてキュンとなるが多重人格者の怠惰怠け者だが食欲と性欲が半端なくエネルギー消費がパネェ。

小柄で金髪で爆乳体系で全員この女と性的な関係や前も後ろもぶち込みたいと思っているがその時点で死んで居る。

ショコラ・ド・フォンミルフィオーレの噂も危険人物で認識はグレンも分かっている。

「何があってもアイツらを潰す!」

「俺も手伝うわ」

「待て。待て。待て事実確認と行こうじゃねぇか!?」

「バルドル・ヴァン・ジュレイド・スレイプニル!元白鯨最高幹部の幼少時5歳から7歳までの役2年間在籍していた罪をここで白状しろ。」

「流石っすね。世界の管理者の与力って。マジでこうバラされるんだぜ。週刊文春や新潮並みのスクープネタじゃねぇかよ。ああああああああああああっ!そう。ゴメン隠してて。俺の問題だ。白鯨が嫌い理由?オヤジと契約だった。白鯨は俺を人質にした。金を払えなかった両親に売られたけどお俺は我慢して2年後俺はルーラシア!ソルジャーとしてクラウドと知り合った。俺は人生で生きる意味と違って死ぬ意味を考えちけどさ今は楽しいわ。ハッハハハハハハ・・・」

「・・・・・・・・ッ!グレン!本当か?」

「おう。本当だよ。俺が超人的身体能力の売り方は白鯨で鍛えられた。巨人神族を抑えられるのも人間と女とやるならガンガン攻めて逃げてチャ将来後悔するし俺は声張って言う。巨乳や爆乳は好きだ。幼女に手を出さねぇが俺は大人のお姉さんとガンガンセックスしても良いかと思う」

 グレンが決めたことだ。

グレンがアーサーとヘレネに投降し手を伏せてヘレネがタバコを吸い手錠をかけるフリをして肩を叩いた。

「おめぇーにゃ任せるわ。俺等はエルラスタに行く。お前とクラウドとドライでカタをつけろ。全員犯罪者だ。生きても死んでも逝く先は一つだ。お前の銃は神ですら撃つ。」

 ヘレネとアーサーはエルラスタに向けて船を出してこの難波船に着いてグレンが案内した。白鯨の本拠地で難波船自体が一つの島であり国だ。

船の入り口から階段を上り険しい崖の上に白鯨の屋敷と神殿が並んでいる。

「さっ。本気で逝きましょう!!!!!!!!」

「ドライは俺に着いて来い。俺の傍から離れるなよ!ドライ・・・俺はお前なしには生きてられねぇし生きてる実感と俺はお前の全てが愛しい。愛している。この戦が終わって俺等は夫婦だ。プロポーズも考えてねぇけど俺は命に賭けてお前を護る。俺にとってお前なしに生きるのと生活が成立しねぇさ。激しく燃えるバトル展開希望にフラグ立つけど俺はお前と出逢い愛を知った。愛とはセックス以外にもある。俺は!俺は・・・・お前が死ぬほど好きだ。愛している。この出逢いに感謝と主に感謝を。俺が一生面度見てやる。が!俺が!とは言い切れねぇさ。ドライの子宮もケツも俺はその体を護る。俺はお前と生きたい!死んでも俺等は輪廻転生でも来世でも一緒に俺は愛するぜ!ハッハハハハ」

「何よそれ。らしくねぇな。その答えは即答だ。『こちらこそよろしく。本当の夫婦としてのクラウド・ヴェスタニエに私ドライ・アーヴァンヘルム・エスレイヤーは全てを捧げます。私の20数年間の子宮にお許しください。ドライは幸せですよ。クラウドが私の夫でうれしいです』とな!マジで頼む」

「おっう」

 クラウドとドライはこの場でプロポーズとも捉えるセリフに抱き合いキスをしてこの場面リア充過ぎてグレンはため息を零しXVIDEOを観ながらフェンリルでリロードしていた。

「本番だ。一切リハとかねぇぞ。」

「そのつもり。私たち兼ねて夫婦の初陣として行きますよ」

 『白鯨』―セフィリアと肩を並べる災厄の因子が産み落とした人間―

奇しくもその日は星の遺跡が世界に堕ちた災厄飛来の年だった。

この国で起こる全てが始まり終わる。

ショコラ・ド・フォンミルフィオーレ

ノエル・グランヴィスタ

オーガライゼット・ヴァン・キルティッシュフォール

の3人が最初に待ち構えているとグレンもフルスロットルだ。

「モードヴァンフォ・アストレア・ミルヴィエルール」

 巨人神族を解放するとロキは赤褐色の肌に銀髪で灼眼両腕を巨人化し鋼の剛腕で躰を軽くし跳躍力で跳ね飛びショコラ目掛けて拳を振り上げてラリアットするがショコラが察知し避ける。

「バルドル?動き読まられてるわ。残念ね。アンタが成長しても私を落とせない」

「クソが!銀狼紅蓮(Silver Wolf Akai Lotus)魔神滅弾(Genie Blinken der Kugel)剣(Schwert)!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 グレンの銃弾がショコラに何十発も銀の弾丸と銃剣での斬り上げでの剣戟をショコラは黙り込んでコートからせんべいとチョコレートを食べて漆黒の瘴気の焔がグレンの心臓に触れた。

「ギャアアアアアアッウグウウウウウグウウッガアアアアアアッウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

 悶え込んで絶頂し心臓が焼く溶け込みドロドロとした瘴気にグレンが血を吐いてクラウドとドライ夫婦はショコラの背後に回り込んで斬り込み宙にアガートラームで殴るとショコラが笑いながら埃を払いコートを脱ぎ食べることも中止に奴隷として扱き使うオークが雄たけびを上げる。

「可愛い奴隷ドス。やっちゃえ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウウウウウウウウウウウウウウウウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

 20人弱だろうか。

オークの烏合の衆にショコラは煙管を咥えて長剣を納刀する。

「アンタら!こいつ等の首を討ちな。殺しても誰文句は言わない」

「悪戯銀狼(Unfug Silber Wolf)大神銀腕(Silber Arm eines großen Gottes)」

 巨人の剛腕がショコラを貫いたヴァン神族の冥獄の死の炎を纏うその剛腕がショコラをその小柄の美少女の躰を吹き飛ばしグレンが起き上がるも腕を犠牲に片手で起き上がった。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 ショコラも生きている。傷痕を治癒しショコラが本気でキレた。

「クソウゼェ野郎ですね。死んだほうがマシですわ。このポンコツ野郎が!バルドル?子供の頃は私が可愛がって大事にしたお人形が!人形が!私の奴隷と死ね!」

「人間をなめるな!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 グレンが立ち上がり全身の覇気を集中させ褐色肌が鋼鉄に鋼に覆われて巨人化し全身常軌を発し炎を纏う拳にショコラは目を瞑る。

「フフ」

「だそうですね。流石ヴァン神族とアース神族の間に産まれてヴァルハラの落胤。その薄汚れた性欲ド変態サイテー絶倫クズ野郎の死に場所を送りましょう。私が。」

 グレンが起き上がってショコラも本気の怒りと怠惰の覚醒化して神化したその姿は小柄な金髪美少女から成人女性の綺麗なお姉さん型の茶髪で隻眼超爆乳体系のボインが目の前にグレンも今は冷静に興奮せずにグレンは今出来る事を自分の魔力を解除しゼロに還してグレンは巨人族の誇りとその狂人の魔力が全身を張り巡らせて心臓を強化する。

「神にゃ7つの心臓が初期設定から俺の臓器は天下最凶だぜ!」

「よかろう、私が相手だ!だが一つ考えを正そうじゃねぇか!八ハハハハハ」

「ハァ?考えを正すって何正義の面してんだよ。クラウド?ドライ立てるか?俺に攻撃を当てろ。そこに蔕って居るお前らもだ!」

「立っているとも・・・・うっしゃ!」

「イクと同時に昇天バリバリ最凶ナンバーワンだぜ!山田君座布団一枚!!!!!」

「イクまで登り詰めるSEX!シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

「グレンの言うとおりだ。全員アイツを信じようぜ!俺等を!」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 総勢兵たちの攻撃力をグレン一人で受け身として蓄積される魔力にショコラも驚きを隠せない。

この方法は命を落とすとも限らない危険な賭けで突っ込むグレンらしいがこの方法は死ぬ。

「男の生き様ジャマ!うううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

 銀狼の褐色肌に全身痛みを堪えるのもショコラを笑う。

「ん?」

「アンタ本来の姿か。久々だぜ・・・成人版のアンタに昔は胸で挟まれて俺は興奮したアンタのそのおっぱいをしゃぶって飲んで俺の人生確かに楽しかったかもしれねぇが俺が伝説を遺してやるよ!」

 グレンが合図を送りクラウドの剣がグレンを斬りドライの聖剣がグレンを包み込む周りの聖騎士たちも次々とグレンに攻撃を充てる。

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

 双剣技で初期設定済みのこの世界の英雄が騎士の技を使うのに流儀が多く。

ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエが基本単位多く使用していたがセフィリアも扱う剣技で連続コンボが出やすい。

「アモーレ・インフィニティー・ジ・ドライヴ」

 クラウドがジュリアから直々に継いだ奥義で剣技の双剣から派生される黒い焔を纏う焔の剣から繰り出す剣と剣の合体技をグレンに放つ。

「クロス・アーク・グレイヴ・フォース」

 聖なる光の大爆発の魔法で全てを粒子化する爆発魔法。

「ジ・エンド」

 強制終了させるあらゆる効果を無効化にして戦闘を終わらす魔法。

「エインシェント・アーク・インパルス・アガートラーム」

「世界構築再生魔法アース・オブ・ディバンイドジャッジ」

「宇宙天空衛星魔法ラース・ユニバースゼロ」

「破壊魔法アース」

「創造魔法ジュリア・クレアツィオーネ」

「神聖十字魔法オーバー・ザ・レインボー」

「クロス・トラインデント・グレイヴ」

「アモーレ・インフィニティー・ジ・ドライヴ」

「アモーレ」

「クオーレ」

「ティ・アーモ」

「クレアツィオーネ」

「ビックバン・ジ・オリジン・グレイヴ」

「ジーザス・アモーレ・アメーン・グレイヴ」

「ロック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ジェネレーション・ライド・ヴァン・グラティシュフォールド」

「天地開闢」

「南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏」

「エンド・オブ・グレイヴ」

 次々に繰り出す技を受けるグレンは歯を食いしばってその魔力を蓄積しショコラを睨む。

銀腕を放つクラウドにグレンは銀狼の血が目覚めるとショコラは魔銃を掴みその睨む目が最期の死闘に踏み切るとクラウドとドライが2人合わせてグレンを穿つ。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 グレン自身がここまでの魔力を蓄積しその能力を限界までグレンがフェンリルを武装しショコラは煙管を咥え乍らチョコレートを食べる。

「八ハハハハハ私を容易くイカせると思うなよ。」

「痴女が何言ってやがる」

「ショコラの・・・・俺はっ」

 限界でその体に神族が目覚めてロキとダニエルの血を継ぐグレンが巨人族に目覚めてその剛腕と巨人のショコラが叫ぶ。

「今の私は最凶ですよ。本気で逝く限りテメェーの本気でよ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「アホか!淫乱が!」

「フルチャージだ!決まりだ!!!!!!!!!」

 神々しくその体に巨人の様に巨体に鋼鉄の拳が難波船を破壊し島の一部が削られるが、グレンのその大きな力を最大限にフェンリルが現れて銀狼が咆哮する。

《バルドル?久しぶりか?この力が続く限り俺の究極はまだまだだ!》

「フッ。イク準備は出来ているか?」

「ショコラは底なしだ。お前が・・・・・八ハハハハハ」

《ショコラ・ド・フォンミルフィオーレ卿・・・俺が出会った中で最高の女性だったがこいつの終わりは世界の管理者に引き取らせろ。ヤッて!ヤッて!!!!!!!ヤラせろ!全世界の男が犯罪者がお前を廻して廻してハメハメハメハメて!うっしゃ!エナジー全開!》

 フェンリルの銀狼がグレンも巨人が難波船をショコラとの最終決戦にその身はヴァン神族とアース神族の巨人がこれが最期だがその瞳の色が灼眼の十字架。

「俺はクムラン出身だ。言い忘れていたがクムランの誇りは預言者教団だ。」

「ああああああああああああっ!」

「クムランと聞いてあの教団か?」

「ざけるな!」

「クムランは小国で民族集団だ。それをお前ら?『白鯨』を憎むのは俺の目の前で預言者をぶっ殺した。死海文書が知りたきゃ教えてやるよ」

「白状者だぞ。肝が据わってねぇぞ」

「アホな。光の子と闇の子の最終戦争だ」

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

「終末思想」

「再生だ。聖地は本来の姿を取り戻す」

「俺はこの拳でお前を討つ。ショコラ?こんな時だからこそ言える。俺は清楚じゃなくてドスのッ訊いたエッジが訊いてるギャルがすっきゃねぇん!」

「で?私が?」

「私は・・・・」

「俺もリベンジポルノもリベンジカウンターなんじゃっ血が吐きそうでキツイんだよ!燃え尽きそうだけど俺にはアンタら全員ここでケジメダヨ!クムラン教団として俺はやるぜ!」

「愛を知らぬ・・・・・哀れな世界を知らん」

「ウッおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 全員見守る中でグレンが巨人の一撃でショコラは宙を飛び目を閉じて詠唱した。

《Skein leeren Sie den galoppierenden mein Leben maximal Gott in einem der Magie von mehr als Gott durch den Himmel der bösesten Licht den großen Gott und das Schwert des Todes geboten, die einen Gott, mein Schwert des Himmels Bohren》

 ショコラの本気だ。神を超越し天使の翼を生やし銀髪灼眼赤褐色の女性が焔に包まれてグレンとぶつかる。

「こいつが!」

「ククククククククウウウウウウウウウウ・・・・俺も随分あまちゃんだぜっと。ショコラ?ロリがこんなビッチで雌豚野郎の痴女とか笑わすぜ」

「スぬ瞬間だ!」

「ウッらああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 見せ場のグレンを俺等は黙って視ていることにしかできないがこの男は紛れもない覚醒が来ている。グレン自身の能力と神族が目覚めてショコラと一騎打ちだ。

「悪戯狼銀狼(Silber Wolf Unfug Wolf)宇宙樹神世界(Raum Bäume Gott die Welt)再生魔弾魔神(Abspielen von magic bullet Gen)神姫剣(Prinzessin Schwert Gottes)!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 グレン最大の一撃が焔の剛腕の拳がショコラをぶっ飛ばしショコラを倒した。ショコラが起き上がらずに遂に激闘を制しグレンは体力を使い果たし元の伸長とフェンリルを手にし銃を突き付けるとショコラが手を挙げた。

「堪忍だ。流石はロキの子」

「・・・・・・・・・アーサーから言っておく」

 『白鯨』幹部の一人ショコラ・ド・フォンミルフィオーレ卿を世界の管理者に緊急逮捕だ。

グレンは幹部を倒しミントビールを飲んでコートを着て先に進もうとするとアーサーとヘレネ一家のアーヴィング家が次々と来て世界の管理者の旗を掲げた。

「これから先の指揮はこちらが遣る。世界の管理者からの緊急手配さ」

 王都の王に就任したアーサーは王選以降も各国と連絡を取り合いいち早く駆け付ける同盟に難波船は取り囲まれている。

「『白鯨』終わったらLTLだぞ。お前ら言い忘れていたけどヴィヴィアンがキチガイで頭おかしくなったのは元からだ。世界再生の布石だ。その為の前哨戦よ」

「・・・・・・・たぇしてもんよ」

 ヘレネもアーヴィング家の人間で今回は世界の管理者に従事して動くが『白鯨』幹部残り6人。

難波船は複雑だが桟橋を渡って船室に待っていたのがホエール・ド・パイヤンモンドー侯爵だ。

初老で紳士服に着こなし帽子を被りスティックを持つ老人が煙管を咥える。

「元気だったか。バルドル」

「ジジイ!世話になったぜ!ジイーが強いって分かってる」

「そうだな。だが神族を遣い過ぎて動けないはずだろ?」

「アンタの眼ってなんだよ」

「フフフフフフ・・・・年寄りは鈍る者だがグレン・スレイプニル?『白鯨』を滅ぼそうという考えは止したまえ。・・・・・」

 妙な覇気と殺気だ。

老人が立ちグレンが戦闘できない代わりに動けるのはクラウドとドライだ。

「もう止そうぜ。闘ってみ意味ねぇさ」

「そうだよな。最悪だよ。こんな連鎖ぶっ潰すぜ」

「いやいや。私が現役を退いてただの老人。」

「嘘だろ!ペテルギウス様の命よ」

「マジッツウカ分かんねぇ」

 ヘレネはぼさっと立つがクラウドの肩を貸す。

「ジジイ・・・・早く逝けよ!遣る準備は出来ているか?」

「こいつで終わりだ!」

「私が終わらすのならものの5分で終わらすぞ」

 ホエール・ド・パイヤンモンドー侯爵は小瓶の液体を飲み若々しく金髪隻眼の黒コートが靡き両刃の長剣に剣星のその実力がクラウドとドライしか現状では立てられない。

「モードエクストラブーストドライヴ」

「モードエクストラブーストドライヴ」

 二人が神化し大翼が背中に生えて神々しく煌く焔と光に包まれて黄金の甲冑に大剣を手にした。

ホエールは若々しく剣の覇気を感じるがクラウドはジュリアをモード化し覇気を解放した剣が魔力を蓄えている。

「5分で終わるよ。俺っち」

 ホエールの暗殺神剣は息を止まらず地獄返しの剣だ。

グレンも幼い時に何度か目にしている。

ホエールの動きにドライのエクスカリバーでバリアーをするがホエールの剣をクラウドが止めてホエールが宙を飛びクラウドが背後から廻り剣で受け止めた。

 その頃ガブリエルは難波船の反対側に五賢帝で来ていた。

「ナッナにするのか?言えよ」

「落ち着け。ミカエル」

「ここまで、か」

 ガブリエルは杖をついて息を整えて電話した。

《もしもし?私だよ。私。ガブリエル・バイブル・ウォーカーだ》

《ガブリエルさんですか?お元気でしたか?》

《ああ。君たちに頼みがある》

《はいっ!陛下にもお伝えさせていただきます》

《彼女は性格的にはキマグレンだが神に寵愛された御身の御霊とやらは精霊のもよ》

《・・・・・・・・・・・・・》

《代わったぞ。久しぶりだな。ガブリエル?天使が私に何ようだ?》

《フーターズ族長聖アルシテモルア国第700代女王ヴィミルオーレ・ド・アルシテモルア》

《私たちは古から天空に生きて空を治める天空の覇者だぞ》

《存じ上げています。『白鯨』討伐の旨を訊きしたい》

《暗殺一家全員討ち取れってか?》

《ああ。そうだとも。出来るか?》

《無理無理無理無理無理無理・・・・無理。LTLが絡んでいる》

《残念だ。悪かったね》

《共に生き抜こうぜ。》

 電話が切れてガブリエルが思案し杖を置いて剣を抜いた。

銀に磨かれた美しいレイピアだ。

「残りを殺す」

「はい?命令ですか?」

「ああ。」

「了解」

 五賢帝が動き出してクラウドが血を吐き剣が弾き返されてドライもズタボロだ。グレンは体力を回復しショコラとキスをして頭を撫でてタバコを吸いフェンリルに銃弾を装填した。

「っしゃ。トシちゃん!教師ビンビン物語だぜ!っと」

「気を付けてね。グレン」

「キャッフッー・・・・ショコラ?待ってろ足洗って罪を反省し懺悔のお時間だ。お前がまともににゃー俺がお迎えデス!デスデスデスウウウウウウウウウウウウウウウウだ」

「根が腐ってもアンタね。うん」

《マスター?あと3発ですが問題ナッシング》

「クラウドもドライもアイツらあの爺さんに苦戦だ。」

「ジジイイイ!ホエール」

「バルドル君か?どうした」

「アンタの相手。『白鯨』ぶっ潰して・・・・俺の生き方だ」

「バルドル?俺を殺せないよ。暗殺剣の使い手である俺がサ」

 クラウドとドライは必死に剣を握る。

「「暗殺剣」自分さ。5分経つか」

 僅か5分で二人を貫き仕留めた。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 クラウドとドライは屍であり血が溢れ飛び散る。

「暗殺剣零式“真裏紅蓮(Gleich hinter der roten Lotus)滅一閃刃(Blade-Flimmern des Blinkens ei)”」

 一閃から放たれる闇と焔の列攻撃と剣戟をグレンが船を看板を走り蹴り上げて帆に掴まって揺れるマストでロープに腕を縛った。

(来いよ!誰か!!!!!!!!!!!)

 制服王ジョシュ・ベネディクト・ロリがアーサーの援軍出来て『猫』『犬』『エルフ戦士』『騎士』のコスプレ風の衣装と6人小隊で緊急援軍出来たのをグレンが見ていた。

「おーーーーーーーーーいっ!お茶!」

「ん前に言うけどさークラウドとドライを運んで。運んでシンジ死んでしまうぞ」

 ロリが命じられて銃士がクラウドとドライを救護テントに運んでホエールが睨む。

爺さんになってまでも暗殺剣の使い手。

グレン自身がロープで下まで降りて銃を狙う。

「俺が終わらすカルマほどじゃねぇぞ」

「バルドル?余興は終わりじゃ」

「ジジイ」

「ではご無礼致す」

 介錯かよ。

グレンが息を固唾を呑みホエール・ド・パイヤンモンドー侯爵の介錯に拳を握り締めてホエールを殴った。

「何ですか?」

「みっともねぇーっ!爺さんが!」

「フフフフフッ・・・可笑しいうことねぇや」

 沈黙が流れてホエールは自らの暗殺剣で自分を心臓を刺して死亡したのは。

自殺だ。

『白鯨』の崩落の序章にグレンが船の入り江を進み座礁し漂流した幽霊船にノエル・グランヴィスタ・マルグゥストⅪ世・オーガライゼット・ヴァン・キルティッシュフォール公爵が居る。

『白鯨』指折りの悪魔祓いの精霊剣術騎士だ。

 グレンがフェンリルを銃剣に切り替えて奥に進みノエル・グランヴィスタが教会で祈りその漆黒の聖職者の服装と左目が神に嫌われて十字の眼と悪魔を狩る救済の大剣と思うとグレンも息を整え壁を蹴り上げてバックキックからの空弾を発射し空圧とシャンデリアに登り銃弾を装填。

グレンはノエルと対峙だ。

「哀れな神に魂の救済と主に感謝を!」

「レイチェル・オーバ・エッジ!」

 銃剣を反り返して刃を地面の反動で衝撃波を波打ちグレンが舌打ちしノエルの魔剣がフェンリルを捉えると難波船の扉からガブリエルとディゾンとロリの銃士が駆けつけた。

「ッシャああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

「何か言えよ。遅れたって感じか?申し分ないね」

「ハッハハハハハハ・・・笑えねぇ冗談じゃんよ」

「ノエル・グランヴィスタ卿・・・・ディゾンと申します。聖刻の聖職者である貴方が何故この暗殺一家で育ちそれを隠してきたことを直に神に裁判とし今後ヴァチカンにてコンクラーベの儀がある。貴殿を生け捕り・・・裁くのは神だ!屍を越えてまでも貴殿をヤル」

「怖いですがこれは我が主の命」

「うん。流石にこんなコスプレヤバくない」

「行きましょ」

「えぇー」

「来るぜ!しっかり援護頼むわ。」

 グレンはフェンリルの装甲を解除しガブリエル自身銀のレイピアを構える。

今思えばガブリエルが剣を振るう姿を見るのは新鮮さで大天使の実力が生で見られる。

「シルバー・レイディアント・マフーカ!」

「レイディアント・エインシェント・アガートラーム」

「マフーカ・オルタナティブ」

 3連続レイピアと左腕に圧縮した覇気を打ち込む強大な一撃の拳でノエルの四肢を粉砕。

ノエルの魔剣が攻撃を無効化し吸収し増幅させる。

「・・・・・仕方ない。ディゾン!ミカエル!ユーウェイン!トラヤヌス!ロリ!アーサー!ヘレネ!全員一同此処に神の名の下に誓い獣神化を超える神を纏い憑依し世界の禁忌に真理を示せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 ガブリエルの一声か。

鶴の一声でもあるのか緊張か走る場にグレンも凍り付く。

「何するかでも言え」

「フッ。神覇依だぞ。最もここに居る俺含めてディゾン帝・トラヤヌス帝・ミカエル聖・ユーウェイン卿・アーサー王・ヘレネ王太子・ロリ卿のみに御身に赦された加護と導師・・・・じゃっよ」

 ガブリエルは溜息を吐いてジュリアと同神神化得て長髪に束ねた銀髪に幾何学紋のコートに翼が生えて神々しくビットが飛び大盾に肩で装備しガブリエル自身久方だった。

(私の過去に一切の言及に及ばない。私にも過去がある。大天使であったころと違い地上世界では妹想いの良き兄であった。私は近親相姦での罪に咎められたが今の自分は御身にジュリア様に限る。ジュリア様大変おこがましいですがこの力を使わせていただきますよ)

 ガブリエルの腕が黄金の十字架の大剣化し神に寵愛を受けた覇を具現化しノエルも驚く。

「正に天使の所業。アメーン」

「これ自体支障がないも私はジュリア様の能力は禁忌と思い禁止されているが君ら犯罪者を裁くのに理由は居るかい?ん?」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

「アメーン」

 繰り返される主の感謝を讃美歌に送られるガブリエルが究極の剣を繰り出す。

「極大剣“ヘヴン・エデン・アダムグランド・リ・ゼロ!”」

 ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

爆風と爆焔が終焔と化す焦土と全てを削り出す最凶の剣の魔法がグレンを震え出す。

「ヤアアアアッベェエエエエエエエエエエエ」

「俺の力だ。「白鯨」長き時代の闇を葬るぞ」

 ガブリエルは今まで戦闘を行わったのは自分自身魔力を隠していたのは天使はその身を加護と同じで寿命がある。ノエルが起き上がり神の道化が身を護った。

「おい!」

「そこは布石だ。Jの遺志を継ぐ者さ」

「五賢帝とアーサー王とヘレネ君にロリはJの遺志だよ。遺志を紡ぎ我々の存在意義さ」

「マジッスカ」

「・・・・・・まぁ。最も父上からすりゃJは古の民だ」

「Jはジュリアか」

「グレン?君の母は?」

「わっーてってるよ!母さんは知らない。オヤジが言わないよ」

「君の母はジュリア・ハートブレイク・アススカルガルド・ウォーカーだ。ジャック・ウォーカーの娘でヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーの孫にあたる人物だ。チェッカーズは知らないか?藤井フミヤのバンドでジュリアに傷心は良い曲だぞ。昭和を代表する曲だ。平成の世じゃ知らぬが仏だがジュリアに傷心を切っ掛けにJは存在し生を受けた。最もバブル崩壊によりすべてが終末の下に帰したがな」

 ミカエルがグレンに肩をかける。

「ジュリアって母さんだったのか・・・俺の」

「間違えねぇよ。お前さんがJってことよ」

 明かされた事実・・・。

グレン・スレイプニルの母親ジュリア・ハートブレイク・アススカルガルド・ウォーカーとは?今からルヴィアの時代にKnghitsOfDarknessの前に居た女性現在は消息不明。

グレン・スレイプニルに話すミカエルがJに語り出した。

「ジュリア・ハートブレイク・アススカルガルド・ウォーカーはルヴィア共にしたメンバーだ。人間で歳をとるが道中にな。ジェラフバルトが心臓を潰したんだ。その時にロキがお前の母親に神族の契りを交わし生きている。」

「俺の母さんが生きているなら一安心だ」

 グレンはJを覚悟した。その血を継ぐ者として。

『白鯨』クライマックス・・・近づく真相。

 *この後LTLに展開が進むがLTLが青年時代の終わりでありKnghitsOfDarknessの継承となる。星の闘に踏み込んでゆく。

“Jの遺志を継ぐ者”

ジュリア・ハートブレイク・アススカルガルド・ウォーカーという人物は名前すら残らない人物。

『白鯨』を産み落としエデンに築かされた楽園の人間であることを知らされないグレンにとって悲しい再会だ。グレンは進み続けた。

「アイツには神覇依の覚悟セイヤ」

「んじゃっ。分かってるよ」

「行きますよ。」

「おーう」

「Kラウドとドライは?」

「生きているがヤバイな。ホエールの剣で貫いた個所を治癒しても死ぬぞ」

「グレン?ここは?」

「部屋だ。ここから先が奥に通じる」

「そん前に言うけど俺の問題であって全員来たのか?疑問よ」

「ヴィヴィアンが命じた。命じたんだよ」

 ミカエルはダインと瓜二つだがミカエルも五賢帝の一人で世界政府の人間だ。

「ペテルギウスとジョン・ランデブーが捕まった。連絡があったさ」

「ん?マジかよ・・・・あの二人が処刑か」

 ルーラシア国ヴァ―ミリオン広場処刑場

 ペテルギウスとジョン・ランデブーの逮捕に処刑。

ルーラシアが指揮を執りおこなった。

「ペテルギウス様。ギャランホルンティス・ペテルギウスでお間違いないか?」

「無いな。俺は俺だ。」

「続くジョン・ランデブーで相違ないか?」

「ヘッ。そうだし」

「『白鯨幹部の処刑』絶対的正義の名の下に粛清とする」

「ヤレ」

 二人は即刻首を斬首されてそれがミカエルに伝わったというのだ。

「結果な。これがお前の生き方か?訊いただけだぜ」

「俺は誰も救えないと思ってよ・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「行こう。ガブリエルさんが待っている」

「ああ」

 暗い部屋の先に進んでいくと髑髏が玉座に座ってその前に剣を深く突き刺し十字に祈り事実上『白鯨』の滅亡とこの200年間も『白鯨』は死んで居たのだ。

既にという事実。

「終わった。」

「ジュリア様でしたか。お早いですね」

「おや?ガブリエルか?」

「えぇ・・・息子も居ますよ」

「母さん!」

「グレン!?」

「こんなに成長してお父さんは?」

「親父なら生きているけど今は別のところに居る」

「見て。髑髏よ・・・『白鯨』」

「さっ。行きましょうか」

 難波船から出てアーサーの船に戻るとアリシア・ヴェルグライヴェルハート卿とレコンギスタも樽に腰を掛けていた。

「全員居る。無事だ」

「ああ、はい」

 っつても言えない何とも言えない感情だったが俺は終わらせた。

母親が初めて顔を会わせるとなるとグレンはジュリアと二人で会い少し話した。

「何よ。緊張してんの?グレン」

「母さんが俺を産んでどうしてあの場に居たんだよ・・・マジさ」

「グレン?アンタ童貞?」

「ハァ?笑わすなよ。俺だって童貞じゃねぇよ」

「そうね。かもね。かもね。グレン逢いたかったわよ。そこの人はお友達?」

 指さすのは包帯巻きで治療されたクラウドとドライだ。

グレンは出ていくとジュリア・ハートブレイク・アススカルガルド・ウォーカーはカール巻きの金髪で隻眼漆黒のコートを着て胸を露わに爆乳でその覇気はヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー譲りの蓄積された覇気と魔力が躰に溜まっている。

若者を見るとどうしても躰が疼いてしまうのは夫と何十年もヤッていないおかげでクラウドを抱きしめるとドライが叫ぶ。

「お・ば・さ・ん!私の夫よ手を出さないで。」

「妬くなって娘よ。娘に訊くが処女か?クラウドと毎日ヤッテルノカ?」

「無い。ないよ」

「普通夫婦ならやるなら毎日ガンガン攻めるかセックスだろ?」

「いやっ・・・・グレンの母さん。俺等そういう関係じゃないで」

「あっ、そう」

 この人との出逢いこそが俺等は大きく変わって動き出すのだ。グレンがつかれて船室に寝ていると俺とドライも今回の不甲斐無さは後悔していた。モードを超える力の制御に躰がなれていないと暴発を起こす。

「ジュリア?」

「ガブリエルか。久しぶりの帰還目出度い等と思ったこったねぇよ」

「ロキか」

「クソジジイに騙されたぜ。早漏射精大量孕ませドッカンとしてやられた。」

「ロキがそんなだったのか?」

「ああ。ダニエルと初めて付き合わされたその日の夜のラボホーに連れられてそこでガンガンガン攻められて私の膣内が膨れ上がったんだよ。グレンを産んですぐだ。『白鯨』は髑髏で死んで居た。グレンに寂しい思いをさせてな」

「まっ、そんなことより世界はもう一刻も争う事態だ。」

「らしいな。クリードか」

「星の騎士団まで少々の処だ」

「LTLの件もある」

「先導師のことか?」

「あの子らに言う」

 ガブリエルとジュリアと話しているとクラウドとドライは傷が癒えて潮風を浴びているとアーサーが近づいてきた。

「お二人結婚するの?ううん。したんだっけ?おめでとう」

「ありがとう。アーサー王」

「ダイン・アガートラーム・ヴェスタニエの息子と言う肩書である君自身が生きればいい。」

「そう言って頂けるで感謝しますアーサー王」

「何分王都再興の王に就任した直後は僕は外様だからね。ベツレイオスⅩ世は元気さ」

「ハッハハハハハハ・・・」

 俺等はルーラシアに帰ってきた。

Jの遺志を継ぐ者達が完全に新世界で怪物並みに動くのは分かった。

クラウドもドライも青年時代の終わりに差し掛かるというタイミングで遂に訪れた序盤最終戦の準備とこれから起こるのは「星」との戦いだ。

グレンはぐっすり寝ていた。

ジュリアは戦艦での手すりに腰を掛けて大樽担いで酒を飲みロリを食堂に行かせてその後俺等の帰る場所がルーラシアでルーラシアに着いて港で待っていたのはラフィーナだ。

 ラフィーナは清楚の純白のドレスと法衣で着こなし全員を待っていた。

「お待ちしていました。」

「ただいまー」

「ただいマングース」

「ただいまー」

「帰って来たぜ。ラフィーナ」

「ミカエル様こそ此度はご無事で何よりです。ガブリエル様は?」

「船内でタバコ吸っている」

「はい」

 こうして英雄暦15年が過ぎて翌年16年では全員が20歳を迎えた。

ドライに関しては25歳で俺等よりも5つはなれているが全員が大人として成長しこれから向かう先はLTLだ。

クラウド・ヴェスタニエ

20歳だ。

父ダインの息子である俺はKnghitsOfDarknessの継承に伴う旅に向かう。

俺の人生が始まり俺が死ぬ25年前だから英雄暦16年だ。

俺は45歳の若さでこの世を去るが息子ブラッドが継いでくれる。

これはKnghitsOfDarknessの物語であって星に導く戦いだ。

 ガイアス・ラスト・リアレストと言う人物とルーラシア王の出逢いからLTLと言う信仰起源騎士団壊滅までを追うがこの時点で物語は決まられる。

青年時代の終わりとクラウドが覚醒期間に入り遂に神覇依を習得しクリードと闘う最序盤最終戦の始まりが始まる。

英雄王が「英雄」と呼ばれるまで。

グレンは目を覚めてショコラが収監されてクリード達も動き始める。

帝国の中でも最年少の若き皇帝が父の墓前に誓った。

「父上」

「俺には弱いと思ったぜ。」

「どうなさいましたか?クリード様」

「フレアか。」

「はい」

「直ちに全員集めてくれないか?おそらくこれが布石だ。クラウドを殺すよ」

「ですか」

「これから起こる戦いがどう意味するかだ。俺はこの肉体に負荷をかけ過ぎた」

「アイゼンガルドの旗ですよ」

 それはセフィリアの墓前に旗を掲げてクリードは向かうのであった。

人理の根源LTLがクリードとクラウド最初交える場所。

7つの大罪が甦るとクリードは車椅子から起き上がり賢者の石を食べて心臓を再生し黒コートを着た。

セフィリア復活にも入念に時間を要する。

「セフィリア復活という名目が残っている」

「クリード様ご準備できました」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「行こう」

 星の地から軍を率いて世界地図を広げる。

魔獄十三神も集結だ。

「殿下」

「殿下」

「殿下」

「殿下」

「殿下」

「みなっ・・・今から出陣だ。」

 クリードは黒い甲冑を装備しアイゼンガルドの旗を掲げて傘下の国も集結。

由々しき事態と世界の半分が帝国の旗を掲げて目指す場所がLTL。

人類が血戦の場がLTL。

ルーラシア・アイゼンガルドの中心に城壁を囲む港町と海域がある。

LTLの本拠地と海と砂漠のこの大地がクラウドとクリードの序盤クライマックスである。

 英雄が英雄王と呼ばれるまで。

クラウド発つ!!!!!!

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