第18話我ら、来たれり!(Us Kommen)

第Ⅰ章我ら、来たれり!(Us Kommen)

 英雄暦10年クラウド・ヴェスタニエが15歳を迎えた。

バー《ヴァルキリー・セイヴァー》

 5階建てのテナントのビルだがバロック建築に1階と2階がバーで社交場と飲み屋だ。

共有スペースで何でもできる。

クラウドはしばらくここで住んでいる。

妹で10歳のルッカも来たことだ。

ルッカは魔導治癒騎士を望んでいる。

俺もグレンも共に成長しここに住んでいる。

大事な日が訪れた。

 その日は土砂降りの大雨の日で街中が暗く日常の静けさがなかった。

クラウドは寝ていた。

目覚ましに気づき起き上がり洗面所で顔を洗い髭を剃り服に着替えて仕事だ。

《ハーイ!オッハー!オッハー!オッハー!オッハー!クラウドだよって。はい。もしもし?こちら便利屋業務のクラウド・ヴェスタニエですが何か御用件ですか?》

《済まない。便利屋のクラウドよ。手伝ってもらいたいのは厳重機密極秘の荷物で国内外に見つかっては困るのと特にクリード・ジーク・ジェラフバルトの手に渡ることは避けなければならない。世界は危機に瀕し終わりから世界とは構築される。クラウド君?出来るか?》

《可能ですよ。俺流スタートダッシュでなら何でもできますよ。このリアルなんて俺が仕事しねぇと食うことも生きて難しいぜ。逝こうぜ!この仕事は成功するから場所は?》

《場所はアラルガンド国国境ルーラシア領土エル・アスティ・ルーメン・イレイユ》

《おい、それってさ何か呪文か?人名か?》

《口の利き方には注意しなさい。その名は古代語で冥府の裂け口だ。クラウド君?私らにとってこれは大きな賭けだ。我々にとってこの案件はルーラシア王からアッ、熱く熱く口止めを受けている。ヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤーヤー》

《朝からうるせぇよ。》

《99.9%信じられるかよ。俺は俺の仕事の流儀に基づき生きて食ってやるよ。名は?仕事を受けるのだから雇人ぐらい教えろよ》

《エルスレイヤーと言えばいいかな?ツヴァイは息災か?》

《母さんなら元気過ぎてピンピンしてますよ。つうかさっ、教師ビンビン物語ってぐれぇやりまくっているヤリマン宣言!の爆闘宣言っすよ。母さんは》

《ヘイヘイ。娘が元気で何よりもだ。人間としなんて関係ない。歳な。セックス遣りまくって人間が成長する。進化論ってのか?クラウド君本件頼むぜ》

《然したる案件俺が茶茶って片付けさせるよ》

《有難うございます。》

《アインの心構えとか無茶言うぜ》

《最期に確認だぜ。俺は便利屋で働く流浪人よ》

《無職なってないほうがマシさ。まだわかってないが案件の件は相分かったぜ》

《クラウド君の噂は大陸に知れ渡っている》

《Vの遺志を継ぐ者よ・・・・ハッハハハハハハ・・・》

《行くぜ!》

《では。本案件頼むぜと》

 電話を切りクラウドが準備するとグレンも聞き付けて準備に取り掛かった。

「面白い仕事だな。俺も行くぜ」

「そうか。死ぬなよ」

「ずっちぃーな!俺は死なねぇよ。」

 クラウドはダインとよく似ている。

金髪隻眼で黒コートに黒フードを被りサンダル姿に双剣を腰に差した。

「この仕事は大きぞ。」

「ハッ!誰を運ぶのか?」

「知らねぇよ」

「エル・アスティ・ルーメン・イレイユに行くんよ。冥府の道とか一体誰を運ぶのなやらねぇ」

「ガンガンガンガンと攻めていくしかねぇだろ。ガンガンガンとオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラっつうてぶち込めよ!言えよキング!言えよ!クラウド!言えよキング!」

「わってるよ。グレン…実に面白い」

「面白い?」

「ああ。・・・・今回の仕事はさ母さん家の同族同系のヤリマン宣言!爆乳宣言!モミタインダー!じゃっ・・・ねぇーよーなー。エルスレイヤー一族は聖女・・・神々の女神の神の血を受け継ぐ戦乙女の系譜さ。・・・・・・」

「それも同様に間違いない。」

 こうしてこの日は街でも大雨で人は誰も外に居ない。

クラウドとグレンが外套に雨具を着て馬車の隣に駐車場に止めてあるバイクに跨りエル・アスティ・ルーメン・イレイユまでハイウェイに乗り高速でバイク移動しクラウドが運転した。

グレンが後ろに乗りながら後方から銃で見張っていた。

ハイウェイを高速を何度も乗り換えとある空洞に着くと電話相手で今回の依頼主アインス・ジーク・アイン・エルスレイヤー卿が二人を待っていた。

「待っていたよ。荷物とはこの事さ」

「デッケェー箱だな?分厚く金属の箱か」

「そら?見たか?見たか?見たか?この箱視るよ。人間だもの・相田みつお先生!」

「いきなり何言うの?此奴頭がクレイジーケンバンドの狂い咲き乱れている」

「グレンは仕事の商談に口を挟むな。ジッとして俺等を見張ってくれ」

「ヘイヘイ」

 煙管を咥えて空洞の外で待ちXVIDEOを観ていた。

「クラウド?君に重大な脅威を感じる。DとVを継ぎJとCを君は確かに受け継いだ。世界史上君が現時点神を喰らうものだ」

「えっ?俺が?何言い出すかと思えば俺が神をやれない」

「その自覚がこの仕事だぞ」

 クラウドが箱の紋章に勘付きため息を零しそっと目を閉じて霊気覚醒させると人物が分かった。

その目に焼き付けるのはツヴァイ似ている超絶美人爆乳宣言!の娘であった。

「成る程。全裸じゃん。完全放送地上波できないNGカットの未公開映像のヤツ。ルーラシア宛の荷物か。分かったよ。俺の命に賭けて運んでやる」

 こうして俺はその後の人生を大きく出逢いにバイクに荷台に紐で括ってエンジンをかけてアインス・ジーク・アイン・エルスレイヤーと別れた。

見た感じ白髪の初老の男性で杖を突ていた。

クラウドはバイクを改造し分解剣を自在に使用できるコードにバイク自体が13本の剣だ。

グレンが荷台に腰を掛けてフェンリルを構えた。

(後方支援は得意だけど帝国兵の野郎はキチガイだぞ!)

「真正射精(Authentizität Ejakulation)焔獄焔龍(Prison Flamme Drachen Flamme)弾(Kugel)!!!!!!!!」

 勢いよく焔を射出し焔の龍の弾丸が何発もぶち込み、地面が炎上し激しく燃え上がる。

「チっ、帝国兵が嗅ぎ付いてきたか」

「運転中だが。しゃーなーにゃーい」

 クラウドがバイクを急ブレーキで止めてエンジンから双剣を取り出しスラッシュの斬撃の帝国兵が飛空艇から帝国兵が飛び降りてきて気付けば囲まれたのだ。

「キタ!キラ!キタ!キラアアアアアアアアアアアアアア」

 グレンもフェンリルのモードを切り替えた。

「・・・・・・・・モードはオートで照準」

 グレンも壁を蹴り上げてフェンリルのスコープ拡大に帝国兵とクリード直属の魔剣士の将軍がいきなり長剣と短剣と日本刀を口に咥え乍ら胸を揺らす。

紫紺色のロープと黒コートに鮮やかで毒々しいポイズンヴァイオレット色の下着姿の女性の剣がグレンの腹を切り裂いた。

「ガアアアアアアアアアアアアア・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 グレンが横たわり出血が止まらない。

飛び散った血が顔に着くと唇で舌で血を舐めた。

「腐った悪戯者ロキとド変態のダニエルの血の人間か!」

「動くな。大事な物と仲間に手を出すな!どんな卑劣な野郎でも帝国でも女性でも爆乳でも俺が全員斬る。ガンガンガンと攻めて逃げてチャ将来後悔するし。俺はジャスティスよ」

「黙れ。青二才のオムツ替えたばっかのガキが!」

 バイクから分解剣に変形し棺を担ぎ棺の蓋に乗り双剣で背後の隙を突きクラウドが全員帝国兵が睨み合わせ明らかにクラウドに対して叫んでいる。

「邪魔するなら失せろ!」

「失せろ!」

「死にたいのか?」

「死にたいのか?貴様は!」

「自殺願望とは頭がおかしい子供だわ」

「消えろ!」

「消えろ!」

「邪魔すな!」

「そうだ!そうだ!そうだ!逝ってこい」

「行けよ!早う」

「イケ!」

「イケ!イケ!イケ!イケ!イケ!イケ!」

 ざっと80人程度か。

女性が先陣を切っている。

「私は魔剣士のディア・ディア・デインズブラッディフォース・・フフフフフ。ヤリタイ奴は逝って御覧。天国化地獄で私が手伝ってあげる。忌み嫌われるDの魔女」

「ここで引き下がれるかよ」

 クラウドは剣を握りここは敵に囲まれている。

この状況で一番考えなければならないのがクラウドはディアに対して殺気を感じる。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 グレンが起き上がりフェンリルの銃弾が帝国兵を数十人貫いてぶち込んだ。

グレンは血を吐きながらも起き上がり肩を鳴らしクラウドの背中合わせだ。

「あの女をやらせろよ!」

「生きていたのか。残念だ。本気で寝込み死ぬと思がしぶといな」

「俺はあんなじゃ、死なねぇよ!魔女が!」

「グレン?棺にサポートに時間を稼ぎたい。俺がひきつけてバルムンクとアロンディーンで斬る」

「止せ。全員の死に場所がここになるぞ」

「ハッハハハハハハ・・・ならば問おう。死ね!」

「モード・クレア・ジュリア零式解除」

 クラウドの黄金甲冑に身を包み英気と覇気を両方に覚醒後に宇宙樹神の幹と翼が生えて灼眼で左腕を黄金十字架の大剣に変えた。

5分が限度のモードだ。

《クラウド!そいつはJの遺志じゃねぇかよ》

《修行時に習得したのってマジでこの事か?》

《モードチェンジは精神力を喰らう。逆転でもクラウドよ俺等を限界まで頼む》

「ああ。ヴァン!フィオ!行くぜ。狙うのはディア一人。」

 「私が帝国の剣とつゆ知らずに」

《魔剣よ我が(My'm Schwert der Magie)身に束ねる(Die Bündelung der Körper)魂よ解放し(Zum Lösen der Seele)魔の死に(Der Tod von Magie)消えろ(Verschwinde)》

「ゲイボルグ」

 魔槍が地面から放たれる。

魔剣が全てを呑み込み地上の人理神葬の魔導兵器。

ディアのゲイボルグから放たれる瘴気にクラウドが分解剣を握った。

「やれやれだぜ」

 分解剣を投げ飛ばし急加速で飛び込んで剣を薙ぎ払う。

「魔槍死(Spear Tod der Magie)羅刹の構え(Haltung von Rasetsu)」

 ゲイボルグを剣に換えて闇の剣だ。

Dには光と闇が存在する。

ディアの攻撃がクラウドも剣を振るう。

ピンチだ!っつう時に燃える焔がディアを貫いた。

緋色の長身の男性が二人もう一人はかなり老け込んでいるが、クラウドが叫ぶ。

「ガウェインさん!クウウウ・・・・・クラトス先生!!!!!!」

 あの一件以降国に仕官し再就職と再雇用でクラトスはその腕を国に生かした。

「よっ。帝国の手先か。クラウドの邪魔するんじゃねぇぞ」

「貴殿は叛逆の騎士王クラトスではないですか?」

「俺はここに居るクラウドを助けに来た。」

「先生、オオキに」

「・・・・・・・あっ」

 クラウドは分解剣を薙ぎ払いクラトスは微笑みガウェインが手を差し伸べた。

「Dの魔女がこの世界の害悪に所詮俺の焔は魔神を殺す。」

「ガウェイン・アーヴィングか!紅蓮にして氷結の王!」

「Dはダインの名だ。Dを名乗るならあの世でもイケ!」

 クラウドは荷物を担ぎ届け先のルーラシアまで距離がある。

クラウドは慌てて荷物を抱えた状態でルーラシアの関門に辿り着くと帝国兵の近衛兵の軍が旗を掲げた。クラウドは必死だった。濡れた服装に血だらけの剣を握り荷物を担ぎ、息を切らす。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 グレンも応戦しているが旧時代の人々が来ないこの絶望にガッカリした。

「諦めるのは早いんじゃねぇか?起てよクラウド!スタンドアップ!ライドオン!」

 サイラス・ウォーカーが駆けつけてくれた。念のために動向を探っている最中に見掛けた。

「嘘だよ。見張ってたんだよ。・・・・・」

 サイラスはクラウドに手招いた。

「荷物は無事だ、俺も闘いたい!馬鹿か!死に逝く戦に若者を巻き込むかよ」

「その辺にしとけ。サイラス?俺の子供だ」

 ダイン・ヴェスタエの思念体が姿を見せた。

ダインは世界の御柱で本体はエルセリウスとネルセリウスを保っているが思念体も魔力次第だ。

息子の頭をなでるダインは落ち着いて戦況を判断した。

「お前ならできるよ。俺は信じてる」

「父さん、正直に分かったよ。俺がここで敵を討つ。」

「よしよし。お迎えだ。元気にしとれよ。必ずよ帰ってくるぜ」

「バイバイ、トウサン」

 クラウドの別れで辛いと思うがダインは消えた。

クラウドが戦場に戻ってくるとディアただ一人だ。

クラトスはプロメテウスを握っていた。

「クラトス!」

「グレイヴ・オル・エル・ザールメールサ!!!!!!!!!!」

 焔の魔法と氷の魔法が空間を囲みディアの魔法の剣と剣戟・斬撃に魔法がクラウドが魔法を斬りその目に映るのはクラウドが双剣であの魔法を斬った。

「真正中出(Authentizität vaginale cum sho)煉獄魔王(Purgatory Teufel)復讐叛撃(Rache Rebellion Angriff)鉄拳(Faust von Eisen)」

 クラウドが初めてアガートラーム化し左腕に宿る魔力の粒子を結晶体化して焔の地獄の燃え上がる焔の銀腕をディアに拳を突き上げた。

「神聖天照(Heilige Amaterasu)天翔無限(Xiang Himmel unendlich)魔法陣魔法(Magic magic)刃無影(Schaufelfreien Schatten)幻想終局剣(Fantasie ultimative Schwert)」

 ディアの魔法剣がその一撃がクラウドのアガートラームを無効化し腸を抉り貫通し貫かれた肉体を無限に切り刻まれる剣に力尽き伏せたクラウドは終わったのだ。剣をしまうディアにクラウドが横たわり身動きできない。

この事態は予想外でグレンが起き上がりフェンリルの銃口がディアを狙い撃ち固唾を呑みトリガーを外しその目に焼き移る魔女の心臓に照準を照らした。

 グレンもここぞという場面で緊張が高まる。

「真正(echt)天翔(Der Himmel Xiang)紅蓮無限(Hochrot haben Lotus unendlich)連続射精(Kontinuierliche Ejakulation)最終戦争弾(Die letzten Kriegsmunition)零式(Null)」

 グレンが放った弾丸がディアを撃ち抜き全てを燃え上がる地獄の弾丸とグレンの連続の樹弾がディアの膣内に大量に尺夏が全身の細胞を壊死させ灰と化した。

 この件の知らせに世界政府はカンカンに頭を切らせ痺れを切らせた会議にルーラシア各位の10人集まる世界政府最高権限諮問院委員の評議会役員の10人が円卓の席に腰を掛けて説明した。

「話だ。クラウドの生体反応が死んだ。どうする?ダインに合せる顔がないぞ」

「ガブリエル怒らないでくれ」

 ガブリエルは相変わらず年を取らずに杖をついて席に座り資料に目を配る。

「クラウド君が死んだという説はない。・・・・D・V・C・J・・・乱立乱世に一族が台頭の時代に我々が為す道は一つ。『ダインが来るまでにKnghitsOfDarknessをリバイバルさせ、星との戦いに備える。万一死に戦でもダイン・ヴェスタエは生きている。息子クラウドを救援させる。』」

 嘘だと思いたいと思う。

ダイン・ヴェスタエがどれ程の偉大さかはわかる。

息子クラウドをどう導くかを検討次第だ。

「ルーラシア?」

「オコン・ダイオニクス・エルフィン・レックダオ卿遥々ご苦労。」

「私は唯々の運送業者の教師です。・・・・・ルー」

「君は俺よりも60歳上なんだよ?やれやれだぜ。世界政府の評議員か。かつてはエイゼンヴェルグ国の枢機卿としてご活躍していた偏屈爺だよ」

「クラウド君を救う意に賛同する。ガウェインが向かったところだよ」

「それがガウェイン卿以下の龍の騎士団の屍でしかございません」

 遣いの者がルーラシアの耳元で囁くと次の手を打った。

「Dの名を持つ君に頼めるかな?」

「それは言わないでもらいたい。ダイオニクスは滅んだ家だ。自分が最期の一人でヴィヴィアンに誓った。世界に集められた10人の共通点なんだと思ったか?」

「全員の名前にD・V・C・Jを持つ者。・・・・これは明らかに世界に対する考えだ」

 ルーラシアも鋭く思案し手に持っている資料の名に注目した。

「ルーラシア・エル・オルダ・ヴェスタニエは自分だ。オコン・ダイオニクス・エルフィン・レックダオ卿にガブリエル・ヴァーミリオン・バイブル・ウォーカー・・・ガブリエルがあのウォーカー家の家督を継いでいたなんて今初めて知ったぞ。サルバトーレ・レオ・グランスヴァンヴェルグ・クレアツィオーネというのは聞き慣れない新参者と新世界側から来た来訪者か。Cの名を持つ鮮血の戦乙女と噂には聞いた。彼女か?ううん。ジェラール・ド・モレー・ユーグパイヤン卿も神聖円卓の騎士王か。彼も苦労人流浪人でヴィヴィアンに恩義を買っている。これはこれは。ヴァギナ・ピストルア・ザー・クリスランド卿も死んでいない。御生存で若々しい麗しき姫君だ。ヴァン・ヴァース・エルシュヴィッガルトⅩ世か世界の魔導の総本山ヴァン・ヴァース魔導主導院の院長にしてVの魔導士は絶対神域の最凶の魔術王だ。彼は普通じゃない日常でもない兎に角変態と変人だ。まだ歳が20となったばかりに・・・・・もう一人はこのデータによると100000000000000000000人とやった遣りまくったヤリマン超絶爆性交宣伝!セックスのセックスのセックスによる淫乱女王。彼女は武器もないが己の躰で敵を討ち取ってきた。暗殺に優れている。世界政府と契約しスポンサーも付き毎日23時間は男とセックスし中や外に出し注がれぶっかけられ、口で掃除も精液飲み込んだり、胸で擦り付けられ、ケツ!穴にもぶち込んだりと本当に困る人間だがこの人は頭が狂いクレイジーだが暗殺ニャー於いては誰もかなわない女性だよ。やれやれ。こんな人選は趣味嗜好が悪い。2人居るのか・・・サイラス・ジャック・ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー卿って彼は世界政府の人間だったのか!サイラスは以前から政府に協力を促しあの性格だったか信用していなかったが今なら信用はできる。オー・カルディア・カルデア・カルシス?神?神って?そんなこと有り得る?」

 首を傾げていたが最期の一人が神であるのが不思議でしょうがないと思い神である器となったオー・カルディア・カルデア・カルシスは黒コートに黒フードを被り謎の人物。

Cが3つ名乗り大宇宙と銀河を起源とする起源神である。

クレアツィオーネの家の紋章でもある。

ルーラシアが資料を見終えると使者が傍に来た。

「緊急火急の件でお集まりください。でお集まりください。」

「うん。分かった。荷が重いが荷物は無事ならいい。クラウドは殺すな。魔女の件で贓物は斬られて辛うじて心臓が動いて今っすが・・・・死んでいましょ」

「KnghitsOfDarknessを遣わせろ。ガウェイン君もグレン君もピンチだ、ヤバいと思ったら私も行くよ。・・・・・」

 会議場を出てルーラシアはため息を零した。

「待ってください!」

 エイボンも駆けつけてきた。

「クラウドは死んでいない!見てな」

 エイボンが発明した眼鏡をかけてスイッチオンし画面上がリアルに映った。

「クラウドは生きている。勿論全員死んでいない。会議中には帝国兵は塵と化した」

「クラウドはダインと同様に契約を交わした。神との契約だ。生きる代わりに神の依代として人生を終わらすという意味では残念であるが・・・・・ダインと同じ人生のライン上に彼なりの生き方だ。」

「KnghitsOfDarknessを?」

「再結集させて折り合いをつけさせてもらう。」

「はっ」

 エイボンも去っていきルーラシアはフードを被り駐車場に行くとミストサマナー&ブラショーツが車の後部席に座っていた。

「陛下にお伝えを。」

「我々が神世界の裏側に別次元上の人間だということはくれぐれも門外不出お願い致します。」

「それはギルド加入時に契約した筈だ。」

「ならば、いいだろう・・・ダイン・ヴェスタニエ卿の正確な座標と位置です。」

 木箱に布に包まれたパピルス紙にダインの場所が書いてあった。

《90087.90097665,90087665,0009,333221,98887【Er bezog sich um das Überleben der Fläche des Helden König zu hier. Vor 10 Jahren, der aktuelle Held Dine Vesutanie besiegen Sefiria Bären sitzen auf dem Eisernen Thron, das Gleichgewicht von Eruseriusu und Neruseriusu zum Tempel des Kellers des Weltenbaums in der Eldo Gu Van de Garoua zu halten. 15 Jahre bis zum Ablauf seiner Amtszeit bleiben. Auch hier ist ein Weckruf ermutigen, zu kämpfen und Credo Zeke-Jerafubaruto eines Sterns. Das kann das Dine Vesutanie ist eine Wolke speichern.】》

 以上の内容の文書を車でやり取りを行いルーラシアは気晴らしにタバコを吸い電話した。

《私だ。もしもし?ルーラシアだ。ツヴァイか?》

《ヘイ。そうよ。元気?ルーラシア?どうしたの?》

《ダインについてよくわかった。90087.90097665,90087665,0009,333221,98887【Er bezog sich um das Überleben der Fläche des Helden König zu hier. Vor 10 Jahren, der aktuelle Held Dine Vesutanie besiegen Sefiria Bären sitzen auf dem Eisernen Thron, das Gleichgewicht von Eruseriusu und Neruseriusu zum Tempel des Kellers des Weltenbaums in der Eldo Gu Van de Garoua zu halten. 15 Jahre bis zum Ablauf seiner Amtszeit bleiben. Auch hier ist ein Weckruf ermutigen, zu kämpfen und Credo Zeke-Jerafubaruto eines Sterns. Das kann das Dine Vesutanie ist eine Wolke speichern.】》

《ウッ・・・ウウウウ・・・ウソ》

《本当だよ。10年間捜索していたが見つけられずに君に迷惑をかけた。済まない》

《ここに居るのね?》

《訳アリ同然で会わせないが無事である証明だ。彼が生きて帰ってきた抱き締めてトゥナイト!しないとね。今の子たちは田原俊彦を知らないのか?ハッとしてグッドもトシちゃんだよ。ダインが生きているのだ。戻ってきたら強く抱き締めてトゥナイト!しようぜ》

《有難うございます。というよりは?KnghitsOfDarknessの復活よね》

《そうだとも。これよりKnghitsOfDarknessの再臨と荷物の回収に行う》

《了解よ》

《私は世界を信じる。だからこそ君らも世界のことは嫌いにならなくても自分を好きだと思え。ハッハハハハハハ・・・私は世界が好きだ!心が私を赦し神のいない世界で祈るのはやめなさい》

《うるさいな。分かったから待っていろよ》

 ルーラシアが電話したのはツヴァイである。

その頃クラウドは起き上がり血を吐き這っていた。腕が骨も折り全身が痛む。クラウドが気z突きながらも城砦前で塞ぎ込んでいるとサイラスが手を差し伸べた。

「テメェーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「命を大事にしろよ。クラウド?」

「ゴメンヨ。ゴメンヨ、ゴメンヨ、ゴメンヨ、ゴメン・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ荷物は?」

「無事だ。」

「俺は一旦政府に戻って報告してくる。なぁ?クラウド?世界は好きか?嫌いか?言葉って意味あるのか?ないのか?人は良い言葉を発し言葉を護るか?」

「知らねぇよ。俺は嫌いだ!強くなってやらぁ」

「言葉とか世界はお前を護るに決まっているぜ。お前が望め!希望を抱け!」

「俺だってさ!強くなって護りたい決まっている!俺はクラウド。古代エルグ語で『言葉』『世界』『剣』の意らしぃと聞いた。後日談だ。」

「その通りだ。ヴェスタニエ家を継ぐお前の言葉や世界でやって遣れよ!」

「俺の言葉?世界?」

「当たり前だのクラッカーだ。お前自身の言葉や世界で切り拓け!そしてお前自身で人を愛し大切な女性は絶対に捨てるなよ。毎日セックスるのは人間関係も築き上るが為に次世代を遺す大切な義務だ!だからこそ俺等は女とセックスするために生きて!生きて!生きて!生きて!生きて!生きて!遣ることだけがこの世の全てだ!」

「分かったよ。俺は俺自身の言葉や世界で生きる。この世界も言葉は残酷で穢れているが美しくそして俺ら人類最期の職務は種という人類を遺す熱く絶頂昇天全開でこの世界で生きる」

「それがお前の伝えたいことなら賛成だ。スタンドアップ!立て」

「荷物は無事だ。俺は政府に変えるがあとのことはおっつぁんやジジイに託す」

「あばよ」

「さいなら。」

 後のことでも暗示のようだ。

クラウドは起き上がり権を腰に差して足を引き摺り荷物の前に倒れ込み荷物に手をさすると光り輝き閃光の箱から姿を目を覚ましその荷物の正体は女性であった。

「ここは?」

「お兄さん?」

「聞いてますか?」

「プハァ~アアアアアア~眠い。眠い、眠い、眠い、眠い、ここは?」

「マジで眠いよ」

「ずっちぃーな!」

「ずっちぃーな!」

「ここは一体随分と寝ちまったわ。マジで誰でもいいから私とやってくれないかな?」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ」

 むせ返りクラウドが起き上がるが重心がズレて女性を突き放しそのまま体が重なり合った。

「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

 バチンと頬を叩かれてクラウドはふら付き乍らも女性の胸を胸を鷲掴みに揉んでしまいバチンと何発も叩かれクラウドはやっとの思いで生還したがこの女性の出逢いは最悪だった。

後に自分の妻として迎え入れ正式に婚姻を果たす。

その1年後にてクラウドの遺志を継ぎダインの孫そしてVの名を持つ最期の遺志を継ぐ救世主となるべくかの青年第Ⅲ部主人公ブラッド・アルスヴェルグト・ヴェスタニエの誕生である。

その父親にして最初がこういうハプニングの出逢いはクラウドのミスだ。女性は起き上がって空を眺めた。

 女性は肩まで長い金髪に世を超える超乳。

自分よりも長身だ。

クラウドは目の前が暗く倒れ込むと悲観したのか?グレンがクラウドを背負って関門を抜けてルーラシアの道に着き酒場を宿屋を探すのに女性も加わった。

 酒場に隣接する宿舎を借りてクラウドを寝かすと女性も居た。

「名は?」

「ドライ・エルヴィアンス・エルスレイヤー」

「エルスレイヤーの人間ってのは激しくセックス!燃える絶頂!サイコーの生まれつき持った才能の女性が多い。俺は好きだね。人間ってのは神で創造とあるが実際は男と女で産まれる。男と女が激しくセックスし燃える絶頂で昇天でイッちまうけど・・・俺は自分の言葉と世界でさえ守れないと女を護れねぇよ」

「図分と理解の早い人ね」

「カッ!俺はアイツと違って遊んで死ぬ人間だぜ。ドライ」

「気安く呼ばないでね。」

「メンゴメンゴ」

「あのさ?ここはどこ?」

「ルーラシア領土南部旧アラルガンド国属州スーレイ・ドゥザンディアの端の酒場に近い宿屋だ。メシ付き風呂トイレもある。」

「アイツ今何してる?」

「寝てるよ。寝てるよ」

「初めて見る世界で新鮮だしどうよ?一発遣らない?今回はお金とらないわよ」

「ヘヘヘヘッ。アンタの某国お嬢様の処女を奪うのは助けたクラウドがやるぜっ。俺は確かに女とセックスするのが好きで其れを生き甲斐にしているが人妻や初体験の女と絶対にしないよ。」

「意外と礼儀正しいね。レディーにお気遣いどうも」

「人間は死ぬ。その瞬間まで俺は女を愛したい。激しくバトルして燃える絶頂し、ハイブリッドにガンガンガンと攻めてプレイしてこの世界は大事な女を護ってやるよ。俺はグレン。グレン・スレプニル」

「ヘェー」

「興味ないか?」

「今日はもう遅い。寝るぜ」

 部屋が離れておりドライとグレンは別々の部屋で寝た。

深夜に目を覚ましたクラウドは緯度で顔を洗い水を飲み満月を観ながら命を考えた。

15歳だ。

クラウドはバルムンクとアロンディーンを擦った。

《珍しいな?》

《そう?》

「俺は弱い人間だわ。みんなを巻き込んでそのっ結果これよ」

《父親似だわ。クラウド?ドライと一緒に居ろ。夫婦でもええ》

「悪い冗談言うなよ!俺苦手なんだよ、風俗嬢タイプのドS痴女タイプっつうかさ」

《それはしょうがないわよ。クラウドはどういうタイプが好きなの?》

「王道中の王道・・・清楚!清潔!純粋!気が利く!優しい!」

《居ないね。この世界に居ないわよ》

「クラウド?ドライとやっちゃいなよ」

「はぁ?」

《フィオ》

「大人のお姉さんの意見よ。経験上のアドバイスは女ってのは男にぶち込まれて中出しされて女になって気持ちいことは躰で覚えるともうセックスのことや男のグングニル・ゲイボルグ・ブリューナク・エクスカリバー・レヴァンテイン・ゴールデンボールなしには生きてこれないからね」

「ヘェ~興味ないね」

 この話でクラウドは井戸の水を飲み月明かりの中ベッドに入った。

 翌朝

クラウドが目を覚ますと自分の馬がないと思い外に出るとドライが跨っていた。

「騎上位でやってやろうか?」

「いいっす。・・・・当分俺はまだできません」

「チッ。童貞卒業しろよ」

「俺は!DTでもカッケェーと思えるし」

「でもな!クラウド?お姉さんと一生遣らなかったらお前はなぜ男に産まれて生きている?生まれた意味や!?

教えてやってやらぁ!死ぬ気で死ぬ気の境地に達し一瞬で凍らせるその心の焔はお前自身を強く生かされる証拠。クラウド?私は女性だ。お前の世界や言葉の零地点突破で私の処女を奪える人間になれば私諸共認めてやるよ!遣る意味があるのは男が!女を幸せに抱き締めてトゥナイト!トシちゃんパワーで私たちを気持ちよくイカせるような肝が据わった男になれよ!私はどんなセックスでも喜んで受け入れてやるよ。バカが。いつまでも童貞で居たらいい気になってんじゃねぇぞ!遣る時はやる。ガンガンガンガンガンガン攻め込んで責めて私をイカし、絶頂昇天でイッたらな。グレンはその点よく理解しているがクラウドはなぜ興味がない?怖いのか?誰だって怖いよ。いきなり何も言わずに激しく中にぶち込まれたらよ、中が締め付けてキツク奥に奥に引き裂かれる痛みが快楽が私を満たせてくれる!生まれた意味を知るには自分が何故じゃなく?自然を愛し植物を愛し動物を愛し人を愛し良き言葉を発し自分じゃなく他人に誰かの為に祈りな、自分が生まれた意味を知ったときにその覚悟で私の処女をパクってくれないか?何年何十年何百年も待ってやるよ。一生かもしれねぇが、待っているよ。クラウド!良いか?私はドライ。ツヴァイの次で三番目の女でその名を与えられた。この世界はやるか?やらないか?で選択し生き残るかの大事な問題だ。言葉も!世界も同じに決まっている!自分自身の言葉や世界で私を激しく愛してくれないか?歳は言えないがずっとこの処女を護っているがクラウドがいい加減に腹を潜れば私はいつでも待っているぞ。マジで!早く私を犯してくれないか?やりたくてヤリマン宣言!てやりたくて仕方ないんだ!!!!!!!!!!!!起て!起つのだ!起て!起つんだ!クラウド!スタンドアップしろよ!」

「機会があればな。俺は多分幸せに出来ない。・・・・悪い。今の俺には出来っこしねぇよ・・・・俺は何も出来ずに無意味の無価値のクズに過ぎない。ゴメン!ゴメン!マジでゴメン!」

「本当に私の処女をパクってくれるのか?」

「勿論だ。・・・・俺が決意したらドライ?俺ので子宮の奥に注いで孕ませて受精させてやるよ」

「その言葉はしかと聞き受けた」

「うっらあああああああああああああああああああああああああああああ」

 ドライは性欲覚醒に目覚めたのだ。あらゆるセックスの技を完ぺきにこなしその点クラウドは興味がなく何もない人間だがその力を目覚めた男は超越する時空を契約に与えられる。

 ドライと初めて握手した。

クラウドは剣を腰に差してルーラシアに帰ってくると世界政府の10人が来ていた。

「ご紹介したい人がいる。」

 全員見慣れない人物が正装姿でクラウドとグレンとドライに会釈し跪いた。

「お初にお見えになります。クラウド」

「彼らが現行世界政府最高幹部の面々で自分も加入している。クラウド?」

「ハッ。申し訳ございません」

「神聖帝国の領土は世界規模に拡散。西大陸も陥落。ズッキィーニじゃないよ。私はガブリエル・ヴァーミリオン・バイブル・ウォーカーと申す者。今回の発起人でガブリエルで良い。神々と天界の監視者の目と人類全史を観て渡り歩いた天使の最期になってきた。ダイン・ヴェスタニエがある場所で生きている。君たちが次第にKnghitsOfDarknessの遺志を継ぐのを待っている」

「KNGHIT‘SOFSTRIONEM・・・・そんな具現化?」

「ガブリエル様その件は非公開で仮定の組織ですよ。」

「済まない。」

 ガブリエルは見た感じ壮年期のおじさんだが銀髪に紳士な感じだ。

「カルデア・カルシスよ。星の起源よどう思う?」

《端的に言うが僕は実体を伴わない幽体さ。Cの一族が世界の覇権を狙っているのは事実だよ。彼ら彼女は紛れもなく帝国の敵。神を殺す腕と穿つ知恵は僕ですら認めよ。》

「ねぇー、腹減ったわ」

「ヴァギナ君?腹減ったのだから適当に食べればいいじゃないか?」

「男は食ってきたよ。マジで夜。ルーラシアの男はヘボいね。一発ワンパンで終わるよ。騎乗位でもワンパンでイッちゃうんだぜ?私は戦闘に興味ない。セックスならともかくだわ」

「その点は追々考慮しよう」

「ルーラシア?どうする?」

「ドライ君とクラウド君を夫婦同然にしよう。産まれてくる子供が最凶の創世を持ち神を喰らい神を殺し穿つ創世にして世界を創る男の名をブラッド・アルスヴェルグト・ヴェスタニエ!!!!!!これは確変した未来だ。君たちは絶対に夫婦としてエッチしてセックスしてその子供が創世となる!悪い。悪い。つい熱が入ってしまった。俺はヴァン・ヴァース・エルシュヴィッガルトだ」

「これは神々の天啓だ。出逢った君たちはこれから夫婦となる。」

「嘘だろ!?」

 15歳にして妻を娶ることになるクラウドは心の荷が重かった。

こうして俺等は夫婦同然として居ることに決まった。

「よろしくね。クラウド」

「こっちこそな、ドライ」

「あれ?俺は?俺は?居ないのかよ」

「安心したまえ。グレン君君にも現れるよ。」

「俺はクラウドと違って無限に何発も相手を確実に孕ませちまうぜ!」

「そういう意味ではない。クリードに殺されるzzzzzzzzzzz」

「アホ言うなよ。俺は鋼鉄の鋼の肉体と魂鉄血の騎士だ。死ぬかよ」

 グレンは不死身であるが故に死ぬ事は赦されていない。

ロキ・ダニエルの遺志を受け継ぐ息子グレンだが両親は今でもダインを追っている。

 全てダインを追うロキとダニエルに命じたのがルーラシアではなく魔導士のミストサマナーとブラショーツという人物でダイン・ヴェスタニエ生存という切り札に打って出る策に失笑した。

「君らはどうする?」

「一旦ここは退こう。我々にとっても重大だ。言葉も世界も」

「そうだな。お邪魔したよ」

 全員撤退した後にクラウドとグレンとドライに地図を見せた。

「仮にKnghitsOfDarkness結成だ。当分3人での活躍に当たるが気にせずに頼む。帝國が君らを根こそぎ奪うかもしれない」

「お構いなく断った斬るさ。」

「終わった世界に果たして希望があるのか?」

「それを俺らが創るって話だよ。」

「頑張り給え」

 肩を叩きクラウドは随分と成長した。

段々ダインに似てきた。

数日後

 エルセリウスとネルセリウスの次元上に特異点が起こった。

ダインの力及ばずに過去7つの時代にタイムシフトして特異点を正す業務だ。

その知らせをしに思念体のダインがフラッとしろに姿を見せた。

「よっ。7つの時代の前に・・・・」

「ダイン?元気か?生きているか?」

「あっ。それなりに。時代の修正定礎はミスれば終わりよ」

「そうだね。君の想いは伝わったよ。」

「俺も戻れるのは随分と長い。俺はタイムシフトは・・・ナイナイ」

「ナイナイ?」

「世界は言葉を殺す。残酷な世界が全てを無と帰すだろうに」

「ダイン?あれから10年経つと思うがタイムシフトの原因はクリードよ」

「うっわ!マジで言うのか?」

「俺も消える時間だ。じゃ」

「はい。またそのお姿を見せてください」

「・・・・・・・・・・・・・ああ」

 ダインは消えてエイボンも立ち止まっていたが仮面の下から涙を流した。

エイボンはクラウドの部屋まで来ると深呼吸する。

「いいか?」

 コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

扉を叩く音がしてエイボンが頭を下げる。

「クラウド?」

「何よ?エイボン様」

「ダインが現れた。・・・・お父様だ。」

「何か言ってない?オヤジ?」

「ううん。だかしかし、重要なのはタイムシフトはクリードの布石よ」

「俺はその皇帝を倒すのが一番大事な責任だよな」

「そうだよ。クリードはこの世界の覇王だ。クラウド?ダインと似ている。やれるよ」

 この後約30年後の英雄暦40年クラウドは45歳という短い人生を。

その人生を終えるのだった。

その事を知らないクラウドは壮大な冒険と始まる。

クラウドの死後ブラッドがその遺志を受け継ぐのは今から約60年後のことである。

クラウド・ヴェスタニエはコートに袖を通し剣を腰に差してエイボン研究所に向かう。

 エイボン研究所

タイムシフトの装置と黒板に時空転移の理論が書かれていた。

エイボンが3000年以上の時間と知恵を有したすべてを書き上げて装置を創り世界観をリアルタイム表示できるモニターが画面に映っていた。

「クリードが世界を殺し言葉だけが生きるがそれは現に幻想を抜かし全てが終わるという意味だ。クラウド君さ。ダインの息子だ。世界を護ってくれないか?」

「俺がやるよ。世界は死んでいても幸い言葉だ残れば人類は生きる覚悟さえあれば何とでもなるよ」

「ラフィーナ君!」

「お久しぶりです。クラウド・ヴェスタニエ。漸く腹を潜りましたか。」

「出来たよ。クリードを倒すよ。俺は俺であるがために世界を護れなかった。俺自身に問題がある。今度こそ俺は世界を護る。何度世界が死んでもそれは俺が過ちを犯したからだ!悲しませてたまるかよ!」

「その覚悟は大いに受け取った。流石に・・・・ヴェスタニエのモンよ。私は一介の占星術師に過ぎないがここまで来るとはな。7つの特異点を戻すには各時代の元凶をぶっ殺すにゃともいえる」

 ラフィーナはフードを外し地図を見せた。

「最初の時代はイシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエの時代ですね。剣星の時代にCが目まぐるしく活躍した。Cの名を持つ人間が如何に特異点と向き合い世界に居た人間だ」

「ねぇ?この人ってマジで信用できるの?」

「ラフィーナは優れている。大魔導士の占星術だ。」

「失敬したわ」

「ドライ・エルヴィアンス・エルスレイヤー?クラウド共に創世を持つ騎士よ。そなたは生きる。ブラッド・アルスヴェルグト・ヴェスタニエを産む創世期の母としてその身を心臓を捧げよ!」

「ハァツ?頭逝ってる人間だな。私はそもそもコイっとなんか夫婦にならねぇよ。」

「なります!未来は絶対ですから」

「エルスレイヤーは代々ヴェスタニエの者と婚姻を結ぶ定めが古から御座います。」

「誰とセックスしても咎めませんが、必ずヴェスタニエと激しく絶頂昇天でアクメ顔全開受精するのは見えますよ」

 ラフィーナを特別に迎え入れエイボンが起動させた。

「スイッチを押すよ。タイムシフトってこんな時代になったんだな」

「俺等はこれから世界を渡り歩く・・・変人が変人の言葉と世界の集団この世界はキチガイじゃないがこんなクズな世界でも愛されて愛しているよ。」

「では、行くよ」

 タイムシフトの装置に5人が乗り込み起動すると時空が開き一瞬でイシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエの時代に辿り着いた。

【第Ⅰ特異点BC200ザガルグレネード】

ーイシュガル・アーサーミカエル・ヴェスタニエ卿ー

 BC200アガートラーム近郊の都市

クラウドがシフトした先はヴェスタニエ全盛期の時代に来たのだ。

イシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエの時代

その名は大陸全土に広がった。

イシュガルド・ヴェスタニエは伝説上に名を遺した英雄だ。

「それにしても寒いな?ここ」

「アガートラームね。昔は雪原と氷海に囲まれた氷の世界よ」

「ラフィーナ詳しいね。来たことあるの?」

「無いわよ。ここは古の世界よ。魔導と龍が支配する世界にようこそ」

「チョー寒いよ!寒いよ!」

「そうですね。ここは寒すぎます」

 ただ歩いて炭鉱で休んだ。

炭鉱は広く複雑でクラウドたちは蝋燭に火を灯した。

「異種がルドに会いに行くのは?賛同できる?」

「お前ン家の先祖にか?」

「ザガルグレネード(現ルーラシア)(カルディア・ヴェルディヴォルザーク)のことを聞かないと先には行けないよ」

「だよなー」

「っていうかさ?アインス・ジーク・アイン・エルスレイヤーに聞けばいい早い話。あの人はずっと変わらないよ。永遠のゼロの呪いに受けて生きて死ねない躰で這っているキモイおっさんでエルスレイヤーの始祖よ。昔はヤンキー×ヤンキーのどうしようもないクズだからね。」

「えっ!?」

 炭鉱の中で地図を広げてクラウドはコートを脱いだ。

炭鉱は灼熱だ。

イシュガルド・ヴェスタニエは大剣豪。

剣で生きて剣で死ぬ。

「その人を探そう」

「おい、待て。炭鉱っつウテモ中は広い、当の本人が何処にいるのかすら未来人の俺等に予想がつかない」

「ルーラシアに行きましょう。当時はキングが国王を務めるザガルグレネード王国の国王にしてキングは代々ウォーカー家が当主。その国に居ますかも?」

「行きますか」

 クラウドたちは炭鉱を出てアガートラームからザガルグレネードの場所は遠くクラウドは防寒具を着て古びた炭鉱の町に着いて宿屋の空き部屋に泊まった。

「ここは古代の世界。キングという人物は・・・・王」

「ラフィーナは魔術師?」

「魔術師というのはちょいと違いますね。私は占星術師。星を読み宇宙の者よ。グレン?貴方もヴァルハラ王族の生き血よ。」

「俺はダニエルの子だ!ロキ爺ちゃんは俺が憧れを抱いてる」

「行こうぜ。よくぁからねぇが、なっ、王様に会い逝こう」

「私は戦闘が出来ない。戦闘はあなた達3人に任せるわよ」

「ウッ!マジか!」

「えぇ…お願い致します」

「いやっ!しかし!異議ありよ!私は・・・」

「実戦経験がない。」

「キングは生きているわ。後にルーラシアの祖父よ」

「まっ。行こうや」

 炭鉱の宿屋を出て雪原を歩きクラウドたちは雪山を移動する。

ここは世界の果て。

世界が凍り付く凍て付き古代の世界にクラウドたちが進む。

ラフィーナは黒コートに黒フードを被り魔術師の杖を握っていた。

「そこに入ってください。氷の通路です。」

 氷河の空洞の中に入り移動し創世の神殿に辿り着いた俺等はそこで眠っている彼女と出会った。

一瞬迷いこの女性は俺が知っていた。

「クレアか?」

「はい。彼女はC本体です。CがDとVを産み双星にして創世の英雄を創り意味べき忌むべきヴァルキリーの剣と光の矢で屍を乗り越えて人は成長する。星を駆け巡り悲しい過去を振り払いイシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエの時代において彼女は再臨する。それがこの時代の特異点です。・・・・・・世界は闇が覆う魔術王が降臨する前にクレアを呼び起こせ!」

「いいいい・・・いいいいいっ・・・・いいいい・・・いきなり言うよ!」

「ゴメンヨ。ゴメンヨ、ゴメンヨ、ゴメンヨ、ゴメン」

「しかしクレアって綺麗な神様よね?綺麗な体に黄金比よ。痩せていながらもこんなにヤリマン宣伝!感じじゃない・・・・腰振りされて男の握ったらこれはイキますね」

「場所考えて言えよ。放送コードギリギリでカットになったらギャラ払って貰えないぞ」

「以後気を付けますよ」

「行ってみようぜ。ザガルグレネードへ」

 その頃王都ではガイアスとイシュガルがベンチに座っていた。

若かり頃のガイアスは七剣の王であった。

KnghitsOfDarkness時代は老けて見えたがこの頃は長い金髪に長身で筋骨隆々の青年であった。

「近々お前とお茶を飲んでいない」

「俺も歳だ。随分と剣で闘ってきた気がする。俺はVの人間だ。」

「気を落とすな。決戦前夜こうして茶を飲める仲だぞ」

「俺の人生で最高の・・・・・」

 イシュガルド・ヴェスタニエはルヴィアから4代目の子孫。

レギオンドライヴ卿の息子。

クレイジーな剣術を鍛え込んで居る。

イシュガルは名前にDが入ってるのを避けている。

「ガイアス?イシュガルドって言い辛いよな?」

「D側かお前・・・」

「ちげぇーよ。俺は特異点を戻す道が分からねぇ」

「それはそうだな。特異点は・・・この国だ。」

「キングは死んでいる。だからこそ誰が王を皮を被っているかだ」

「それは俺も気がかりだった。」

 ガイアスと別れてイシュガルドはこの国に起こっている「事件」を解決するのに城の屋上に登って息を押し殺した。

「イシュガルド!」

「イシュガルド!」

「スレイル・・・来ていたのかよ」

 イシュガルドの正妻である。

「こっちに来い、あぶねぇだろ」

「帰っているなら一声下さいよ。」

「この国が事件がある。・・・・・特異点なんだよ。困ったことにヨーヨーマー特異点を追う者も来たらしい」

「何ですか?」

「キングが死んで20年経った。問題は誰が国を転覆させその国を崩壊まで導いたかってことよ」

「単にエバ・・・言えばですよ。ヴェスタニエの者かジャックと捉えると」

「Jか台頭されてきたか・・・・俺はイシュガルドの名はただの剣のオタクwwwwよ」

「なにっそれ?」

「いいからさ・・・・俺は逝くよ」

 イシュガルドと擦れ違い様にクラウドたちがザガルグレネードに辿り着くと砂漠のど真ん中に西大陸有数の都市と並べてもおかしくないこの国にクラウドたちも驚いた。

「ここが」

 言葉が出てこない。

砂漠の中に悠久な都市にイシュガルドが王宮に足を踏み入れるのをラフィーナがクラウドの服を引っ張った。

「間に合いません!」

「ちょ・・・・」

 あれから8か月間も移動し王宮まで来たけどラフィーナがフードを外しクラウドも双剣を抜いた。どこかで特異点が生じイシュガルドが何処にいる?

 王宮ではこの頃偽キングの横暴と暴挙に挙兵する世界は徐々に崩壊寸前の警鐘だ。

(イシュガルドに会ってねぇけどこの世界の特異点がニセの王か)

「イシュガルドは世界が好きであったが・・・・彼自身は剣で生き抜く」

「時間ねぇぞ」

 全員足早に急いで行くと王宮が目立つ。

王宮での事件が頻繁に多発の国でクラウドたちはもこの時代に来てイシュガルドは既に王宮内部に潜入しニセの王が近衛兵を正面と裏門に配備されている。

この世界は特異点でイシュガルドは剣を抜いた。

クラウドが正面前に集まるとラフィーナが前に出た。

「我々が来たと(Und wir kamen)いえばいいのか(Oder Iebaii die)?」

「ラフィーナ・フィン・デルヴァルグ・ヴェスタニエ・ウォーカー!!!!!!!!!ラフィーナ・フィン・デルヴァルグ・ヴェスタニエ・ウォーカー様のご帰還全員敬礼!」

「はあああっ」

「はっ」

 ラフィーナの真名。

ラフィーナ・フィン・デルヴァルグ・ヴェスタニエ・ウォーカーはキングの娘。

正当な玉座を放棄し王位継承権を捨て魔導士としてこの国に帰ってきた。

「生命魔法ヴィ・ヴェルザッニーノ」

「真宇宙真魔法ヴィ・デルフィッアラ・ヴァエラックト」

「生命魔法ヒストリア・メモリーズ・ファンタジー」

「神滅魔法リュシテオン・ヴァン・デル・フィン・オーカルデア!」

 ラフィーナが魔法を発動しそのタイミングで俺等は正面を突破し王宮の中に入るとイシュガルドを見かけた。

足を引き摺りオフサイドに内蔵に刃を貫かれ出血多量でこちらに気が付いた。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッ誰だ?」

「クラウド・ヴェスタニエ」

「ドライ・エルヴィアンス・エルスレイヤー」

「グレン・スレイプニル」

「俺はイシュガルド・・・イシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエだ」

「存じています。特異点を討ちますよ」

「キングのニセの首を刎ねるか?」

「やって見せろ、俺も手伝う!」

 イシュガルドが気絶で眠ったのをグレンがフェンリルの銃弾で傷口に撃ち込んだ。

「治癒弾(Heil Kugeln)」

 グレンがイシュガルドの躰を治癒させるとイシュガルドが気が付いた。

「俺は!?俺は!?俺は!?」

 イシュガルドはヴェスタニエの中でも得稀なる剣士だ。

クラウドの顔を見て跪いた。

「アレイン!アアアアア・・・・・・マジで謝るわ。俺は何も出来ずにウォーカーに譲ったぜ」

「この時からヴェスタニエ家とウォーカー家が手を組んでいるのか?」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアっそうよ」

「似せた紛い物がキングの化けの皮目!俺がやらなきゃ誰がやるっきゃナイト!」

「この時代の正史ではキング亡き後正統に継ぐのはあなたなんじゃ?」

「俺は違うよ。ベイベー」

「ん?」

 イシュガルドも単純ではない。

キングはルーラシアの祖。

ザガルグレネード後にアヴァロン大陸最大の国力と化すルーラシア国の建国。

ドライに水を貸した。

「ずっーと先まで走ってんだろ?呑めよ」

「え?サンキュー・・・・」

「くるぞ。王の息のかかった兵だ。」

 王宮内部1Fクラウドは剣を抜くとイシュガルドの剣はオリジナルの双剣型のバルムンクとアロンディーンだ。

イシュガルドはため息を零しながら王宮の階段の近衛兵を吹き飛ばし突き進んだ。クラウドも階段を上りイシュガルドの剣は一切の迷いがない透き通る綺麗な剣だ。クラウドはダイン譲りの剣術の遣い方で王宮を進むと近衛兵の集まりだよ。

「兄ちゃんらを巻き込んだの俺が悪い。・・・・・見てろ!」

《覚醒の世界よ(Die Welt des Erwachens)刹那舞う乙女の(Maiden flatternde Moment)鮮血の言葉よ(Frisches Blut Worte)我が焔を(Meine Flamme)龍を喰らう(Essen Drachen)神の剣(Schwert Gottes)》

《心のダイヤモンドは(Das Herz des Diamanten)砕けねぇだろうが(Aber es wird nicht bröckeln)!行くぜ(gehen)!行くぜ(gehen)!言葉よ(Text)覚醒の世界が(Die Welt des Erwachens)我が魂の契約(Vertrag meiner Seele)》

 イシュガルドの覚醒の剣が王宮を吹き飛ばし近衛兵が気絶し意識が飛んでいた。一瞬の出来事でヴェスタニエの中でも覚醒した最強の剣士がこの男イシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエである。

人格剣がないがイシュガルドは魔法に優れていた。

特に世界を愛する男が故に覚醒が付加され最凶の剣人へと登り詰めた。

3人は出番がなく瓦礫を掻き分けて空を眺めた。

たった一人イシュガルドはキングと対面した。

 その目を閉じて固唾を呑む。

《世界は世界を(Die Welt ist die Welt)嫌いなのか(Oder mag Sie)?俺はどんな(Ich fand nicht)世界で生きてるのか(Egal ob Sie leben in der Welt)?》

 イシュガルドは覚醒した世界の一撃で敵を追い詰めた。

「イシュガルド!!!!!!!」

「キングじゃねぇ人間に要はねぇよ」

「世界を持ったとこでどうする気だ?」

「俺はどうだってええ。・・・・・・俺の剣は世界の意思を尊重出来ねぇ」

「キングは王者とはその頂点に君臨し民衆の心を鷲掴みして森羅万象に根源に到達王者とはすなわち生きる意志がストロングに!・・・・強く!強く!強く!人に認められ他者を愛し神に祈りを捧げよう。この世界は残酷で言葉が鮮血だが王とはよ生きる意味を得て人の上に立つ者のプライドってなんだ?お前は王者ない。偽善もほどほどに・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアア」

 イシュガルドはその剣を覚醒するが自らの使命はエルセリウスの柱になることだ。

キングの正体が明らかに。

偽物のキングの正体はお・ま・え・か。

 イシュガルドの剣は覚醒のみに発揮する力だがキングの正体は旧帝国の最期の皇帝で生前キングと争いキングに大破を喫し国破れて山河在り没落した後にキングの死後キングを演じていたのはアイゼンガルド王であった。

「戯言よ」

「あっ?そうかい?そうかい?蒋介石ね。ったくよ!ヘイ!たくちゃんだね。俺は鮮血が嫌いだ。世界を失うほど柔な人間じゃねぇ。アイゼンガルドのぼんくらガしゃしゃしゃってんじゃねぇ」

「相変わらずヴェスタニエとは忌み嫌う名だ。Vの名は穢れている!」

「りっせぇー、るせぇな。ヴェスタニエの神はクレア神から神の血の家系は神孫降臨したのちにルヴィア・ジーザス・ダーインスレイヴ・ヴェスタニエが俺等の始まりだ!忌み嫌う名だ」

「ここで堕ちろ。特異点が!」

「アイゼンガルドは鋼鉄の国と鋼鉄の遺志だ!」

《刹那に散れ(Moment zu verteilen)乙女の鮮血の(Maiden von frischem Blut)言葉が(Text)人理定礎(Menschen Management Stein)世界を(Die Welt)終わらせる(Ende)我が名を以て(Womotte mein Name)生来飛翔せよ(Ob angeboren Flug)!》

「貴様にしてみれば扱いこなしたか。覚醒を」

「ファッ!ったりめぇーよ。俺ほど世界を愛し言葉を護った人間なん雑魚の世界に居ねぇよ。」

《鋼鉄の皇帝よ(Kaiser von Stahl)暗黒魔導士ジェラフバルトの(Dunkle Mashirubeshi Jerafubaru)御霊で(im Geist)鋼鉄の禁忌を(Gegenanzeigen aus Stahl)解除(Veröffentlichung)》

「アチャモーじゃねぇかよ!鋼鉄の三大魔法か!?国を建国した人間がその魔法を得る。言わば蒼天八極神が築上げてきた原理魔法の応用さ。俺に力を貸せ!馬鹿オヤジ!レギオンドライヴ卿は最期の王族だったが夭逝!ララバイとかクソ糞糞カツアゲ上げに笑ってランデブーだよ!」

 イシュガルドは息を整えた。

キングが遺した遺志とレギオンドライヴ卿が息子宛に送った力があれば最大消費が値が付くが対応できる。

「来いよ!来いよ!来いよ!マジで恋する5秒前に逝ってやるさ」

《世界魔法!鮮血の戦乙女(Frisches Blut von Valkyrie)言葉の終焉剣(Demise Schwert der Worte)!!!!!!!!!!!!!》

 イシュガルドの無限に続く空間内の剣が突き刺さり血が溢れ飛び散り言葉の死と遺された片腕の鮮血の大剣がアイゼンガルドの心臓を灰と化しニセの王は死んだ。

というのもイシュガルドは吐血し剣を突き刺した。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・・・ハアアアアゴホッゴホッゴホッゴホッ・・・・グウウッガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッ・・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・ウウウッウウグ・・・ガアアアアアアアアアッウガアッ・・・・ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホ・・・」

 世界魔法は尋常ならざる魔力が尽きる。

後で追いついてきたクラウドたちが目にしたのはイシュガルドの姿だ。

「特異点が消えた!?」

「ヴェスタニエ家の中でもダイン・ヴェスタニエは俺のオヤジは最高にかっぇ・・・人物よ」

「成る程。俺の死後そうなるのか」

 イシュガルドとの別れは急だ。

「餞別だ。こいつを持ってけ。」

「ああああ・・・・・ありがとうございます」

「戻るよ」

 特異点反応消失定礎復元

 クラウドが英雄暦に帰ってくるとエイボンも歓喜の声を叫んだ。

「おめでとう!君たち!マンマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアミーヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

 クラウドが戻って数日後にイシュガルドから受け取った水晶が気になりエイボンに相談した。

「これは?」

「こここここおこっこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・びゅはやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

 奥の書庫から取り出した古の創世の文書にはこう書いてあった。

《創世記伝Ⅱ第6節第23章―27章》

《Die Menschen, die spüren, während der Zorn Gottes in der Welt zu verbreiten, um die Sünden und Verunreinigungen zu kaufen war Schmutz Foul Worte. Ich fühle mich traurig. Gott geben Wohltätigkeits Vorteil, nur eine Person, die wurde. Um die Welt zu verändern, gibt die Welt auch die Menschheit wieder einmal die Welt zu tilgen in dem Zustand von null verschwand im Wasser an diesem Tag Flut verwandelt. Gave erneut Bewässerung kann die Kapazität in der Neuen Welt zu beheben legte den Organismus in der Arche. Das gab die Bedeutung einer speziellen Kristall, dass "die Welt des Erwachens" als Abschiedsgeschenk meiner Andenken an den Jungen Nameless Junge mit dem Namen des V in der Mitte mit mir. Im Gefolge der Welt namenlos Held Stop-off Gott Heil beten Sasagero! Bitten Sie den Grundstein der menschlichen physischen Welt des Kindes als Person - Essen Gott. Wir werden weiterhin in den Himmel zu beobachten. Wir und Kamimago spinnen Menschen und Gott der Advent Ruvia-Jesus Dah in Slave-Vesutanie geeignet ist, um es auf die hier verwiesen wird. Kristall meines Geistes zusammen mit der Schaffung von Claire von Kind zu V in Äonen verleihen. Sehen Sie die Welt! Die Zukunft! Machen Sie!》

 と書物に書いてあった。

エイボンが見つけ出した最古の文書でクラウドが持っている水晶をエイボンが研究鑑定した。

「これは宇宙物質の結晶体だ。どこにも見つけられてない鉱物だ。この水晶を加工すればクラウド君?覚醒できるよ。」

「そんじゃー、お願いします」

 珍しい鉱物を加工する技術をエイボンと技術研究院が総力結集させクラウドは工房で待機となった。

ドライとグレンにも待機で暫くは研究所の控室は狭く和式で炬燵に座敷でわらを敷いてある部屋に3人集まって加工を待っていた。

「覚醒の世界ってカッケェー激イキじゃん」

「そうか?」

「グロのプレイじゃねぇよ」

「っつうか、死目って感じ?」

「誰の事?」

「ドライだよ」

「えっ?マジで私?」

「うん」

「マジよ!俺はその力を信じる。覚醒の世界はヴェスタニエの象徴となる」

「同時に創世の人間は私も居るよ」

 ドライの剣は聖剣型。

エクスカリバーをエイボンに預けて待っているとエイボンが武器を新調し3人に託した。

「神聖天葬武器の覚醒への誕生だ。世界の魂がここに宿っている」

「あざっすうう」

「ありがとう」

「めーわーくかっけたな。エイボン」

 エイボンに会釈し研究所を後にする。

クラウドたちは新たる武器を手にしてルーラシアに会いに行く。

通りの名がイシュガルドだ。

ルーラシアを建国前にイシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエが当主を務めていた。

クラウドは胸を張っていた。

「ヴェスタニエ家第Ⅷ代目の当主は俺だよ。・・・・夭逝覚悟の準備してるけど」

「ラフィーナ・フィン・デルヴァルグ・ヴェスタニエ・ウォーカー?」

「あの子もウォーカーだったんだな。」

「俺のフェンリルもキルキルキルキル舞いさ~」

 俺等はルーラシアに謁見しに行くとガイアスを見かけた。

「世界をどうする気だ?ルーラシア!」

「ガイアス?私は世界政府の賢者だ。帝國殲滅とこの星を護る」

「鮮血の結果だろうが俺は俺自身で決めることだ!世界は俺が護る!」

「ガイアスよ!政府の命に命じる。私の下で闘ってもらいたい」

「とは言え俺がアンタを護る。ルーラシア!言葉を返していただく」

「ああ。イシュガルドの遺産か。チて来い」

「はあっ・・・はあっ・・・はい・・・」

 ガイアスはこうしてイシュガルド・アーサー・ミカエル・ヴェスタニエの遺産を継いだ。

《鮮血の言葉(Frisches Blut Worte)》・・・・言葉の血の結晶体。

大罪を犯し罪の者に攻撃力特化の万物を斬る剣と化す。

《覚醒の世界(Die Welt des Erwachens)》・・・・・

宇宙の創造と万物を産み出す創世の結晶体の鉱物を宝具とする。

《刹那の戦乙女(Moment of Valkyrie)》・・・・・??????

《人理定礎(Menschen Management Stein)》不明

 創世間もない世界に創られた神器だ。

効果はそれぞれ違うがヴェスタニエ家が保有する宝具でイシュガルドとガイアスは同級生で死後を看取った親友で久々に国に帰りイシュガルドの遺産をもらうのにガイアスは帰って来たのだ。

「いくつも終わりがある世界では最終話が違う。エンディングなんじゃ人によって変わるさ」

 ガイアスは受け取った宝具を自身の剣に埋め込み後を去った。

(サヨナラの準備とか言いたくないね。俺はこの言葉を背負って生きてゆく。数々の大罪と鮮血の結末ほど人は避けるだろう。誰も悪くない。そうだろ?一番アンタ自身泣いてるんだぜ?)

 ガイアスはルーラシアを去った後にダインが居る柱に向かった。

ガイアスは一切の過去を明かさずに剣だけで生きて来た。

「オッハー」

 橋を渡り水を飲む老人名をジョンテ・マルクス・ギルダーツだ。

魔女狩りの名人。

ジョンテは老人だが腕の立つ剣士でルーラシアの護衛役だ。

ルーラシアも世界の管理者と会合を繰り返し会合を繰り返し談合や密談もルーラシアは政治に生き急ぎガウェインも合間を抜けて来たのだ。

 ガウェインの息子ヘレネも今回は居ないが息子の足跡が居ないガウェインは久々にルーラシアに顔を出したが10年前に何が起こるか分からないが老けてしまった。

 ガウェインは老け顔の剣士であるが最近は世界の管理者の仕事あ増えてザーロック・ツヴァイ・ヒルデガルダの旧時代の英雄であるKnghitsOfDarknessも最近は忙しい。

クラウドに人格英霊秘銃剣を教え叩き込ませる任を受けたガウェインは首を傾げた。

ルーラシア

 王宮前の城の最奥に謁見室にルーラシアの政治疲れに酷く憔悴しクラウドたちは礼をした。

「我ら、来たれり!」

「はっ」

「これよりKnights ‘OFSternに移行する案だ。星を護る騎士団と我々が提案する意見だ。」

「えっ!?嘘だろ?」

「本当さ。ダインが居なくなってこの時からルーラシアには考えがッある。俺は」

「ガウェインの言うとおりだ。Knights ‘OFSternは当初の計画だ。クリード・ジーク・ジェラフバルトに気を付けろ。セフィリアの子だ。クラウド?覚醒の世界も鮮血の言葉も羅刹に血を餓える刹那も戦乙女もお前はその手で信じ切った未来を受け継いで来い。確かに世界は斬国史残酷だが、鮮血の覚醒したお前ならできるはずだ。」

 ルーラシアが珍しいほどよく話す。

「クラウド?やっぱりな・・・・」

「え?」

「私も胡散臭いわよ。エルスレイヤーに一旦帰るわ決まり次第連絡チョーダイ」

「あっ、うん」

 クラウド・ヴェスタニエは良くわからない展開と事態で思案できていない。

グレンはフェンリルに新たに付加されたスキル実装と覚醒モードで連射と連発が可能に対応できた。

「俺の銃弾で相手を奥まで抉じ開けて子宮の奥の子宮の膣壁に直接種付けでもガンガンガン突き上げて攻めてあげていくのが俺は激しいプレイほど俺ああっよ!好きだぜ」

「下ネタ放送規制ギリギリのコードとかサ~金払って貰えないぞ!」

「気にするよ。なっ!行こうぜ。」

 グレンは意気揚々だ。

Knights ‘OFSternの計画始動にその頃各地に居るKnghitsOfDarknessのメンバーに伝わり始めた。

クラウドはその剣を担いでルーラシアを出るのにドライとグレンも同行でもう仲間を探すのに全世界を股に掛けた冒険が今この時始まる。

 覚醒する世界に鮮血の言葉が散り羅刹殺気舞う戦乙女の乙女の鉄血の神世界の怪物の拳が彼らを待ち受ける。

ここで3人はKnghitsOfDarknessを探しにエルセリウス・ネルセリウスに逝くが、世界の8割は神聖帝国の領土である。

 一方の影蠢くクリードはワイン片手に剣を置いて玉座に腰を掛けてため息を零した。

「全く変わらないな。世界は。血で流すのはセオリーじゃない」

「皇帝殿下に一礼(Beugen Sie dem Kaiser Hoheit)!!!!!」

 10人位の騎士と魔導士の王がクリードに跪き忠誠を誓う。

全員MAXの力を誇る将軍クラスでクリードが全員にワインを盃を交わした。

「俺はこの世界の救世主となる・・・・・手始めにダイン・アガートラーム・ヴェスタニエを邇・エンド送りだ」

「はあああああっ」

 動き出す帝国の旗印を掲げクラウドたちは遂に動き出した。

互いに動くのだ。

次章遂に対峙するクラウドとクリード。

この時代の英雄になる男と覇王の激突が星を動かしダイン・ヴェスタニエを再臨させるのに時間を要する。

「はあああああっ」

 動き出す帝国の旗印を掲げクラウドたちは遂に動き出した。

互いに動くのだ。

その前年英雄暦10年末

 クラウドの誕生日前日にツヴァイから呼び出された。

「お誕生日でしょ?もうすぐ・・・・母親らしいこと何も出来なくてゴメン」

「そういなよ。俺だって何も出来ないさ」

「出来るわよ。ダインと私の子よ」

「ルッカ?ルッカ?ルッカ?居るか?兄ちゃんとちょっと話そうぜ」

「ん?何よ。・・・お兄」

 自分の部屋に呼び妹はツヴァイ似だ。

「俺さ。世界を移動する。お前の身はルーラシアが預けさせてもらう」

 ルッカは静かそうにしていたが実は涙をこらえていた。

クラウド自身翌年には飛空艇でエルセリウスとネルセリウスに向かうという任務と第Ⅱ特異点がダイン・ヴェスタニエの祖父アガートラーム・ウィンゼンヴァーシュ・ヴェスタニエ卿の父に当たる人物。

クラウド自身特異点は初めてではない。グレンとドライも近くの宿屋に宿泊し歳が16歳となったクラウドは人格英霊秘術剣をガウェインに扱かれてバルムンクとアロンディーンの遣い方を覚えこの時を機に特異点を正すのにエイボンも時空転移のシフトの調整を整えていた。

その頃ダインもダインでクレアと対話していた。

ダインは柱に触れて玉座に座る。

「心地よいか?ダイン」

「んなあっけぇーねぇーだろ!」

「そうか、残念だ」

「クレア?俺はお前との約束を守る。クラウドがここに来る間だけでも俺は俺だ」

「思念体を遣い過ぎだ。自分の身が廃人と化す。灰と化すぞ」

「ご忠告どうも。・・・・・」

「俺はこれでも英雄だ。クレア?ジュリアにモードを切り替える。俺はもう少し働くぞ!」

「ああ。気になさるな」

「ジュリア!!!!!!!!!!居るか?居るか?居るか?居るか?ジュリア!」

「五月蠅いな。ダイン」

「サンキュー、ワリィー、ルーラシアの仕事だ。」

「じゃ」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 ダインはその後ジュリアにモードを切り替えて思念体の状態でルーラシアに移動しエイボンの調整も終わり第Ⅱ特異点が起動のスタンバイと移行した。

いよいよ、時代の特異点を正すのにダイン・ヴェスタニエの仕事は世界の維持だ。クレアとの約束でクラウドを護ることでしか自分ではいられない。

 クラウドはまだ知っていない。

ダインのことを。


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