第25話 第2のユニコーン見つかるその11
「キレイ!」
誰からともなくため息混じりのつぶやきがもれる。
「ぼ、僕、だって大人になったらキレイになれるもん!」
ダイヤモンドがキイキイ声を上げた。それから、つかつかとアレキサンドライトのそばに歩いて行き、隣り合わせに座る。
「みんなも座って!僕がアレキサンドライトにお話するから。きっと、アレキサンドライトもお話してくれるはず」
ダイヤモンドは、ふーと、一つ息を吐いて話始めた。
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