第7話 なずなの1の旅 ダイヤモンドと中世で
「ダイヤモンド着いたよ」
「ところでどこ?」
「それが、私にもわからないの」
「外に出ても大丈夫?」
「危険表示が1だから大丈夫じゃないかな?何か武器持って行って」
「なずなは行かないの?なずなと一緒じゃないとやだ」
「ちょっと様子を見てから行こうと思ったけど…
わかった。一緒に行こう」
なずなはナイフをナイフさしにさして腰にまいた。
「さあ、行くよ」
シュー
タイムマシンのドアが開いた。
「うわぁ、これはビックリした」
中世ふうの鎧を着た男がいた。
「どういう仕掛けになっているのかね?」
「自動ドアよ」
「じ、ど、う、とは?」
「自動は、自動」
らちがあかないのでなずなは会話を他の話題に変えた。
「ここはどこですか?」
「ここはとな、ここはアーティクル国とナズナスタン国の国境だ。そんなことも知らないのか」
男は一本の木を指した。
「あれが今のところの国境線。両国は今、戦争中だ。もうじき、両国から使者がきて戦闘が始まる。
しかし、この不思議なものが現れたので、両国の仲介人、私、エーリエン国のディランが調査にきた。
この不思議なものは退かせないのかね?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます