8話 熟睡への応援コメント
ここまで拝読いたしました。感想をお伝えします。
一人称饒舌体の視点切り替えスタイルで、プロローグはアグニ視点、第一話からはアルナ視点でしょうか。非常に高度な試みに挑戦されていると感じました。
まず人物造形についてです。
アルナのキャラクターが魅力的です。セリフ、思考パターン、意識の流れに人間味があり、自然と感情移入できました。
地の文が作者様の文章であることを忘れ、アルナの意識そのものに触れたと錯覚してしまったほどで、一人称小説の書き方を熟知されていると感じました。
たとえば、以下の描写に強く表れています。
――だが肌が違う。目の前にいる3人と比べると肌に光沢がある。まるで釉薬をかけた焼き物のような不自然な色合い、それにそもそも自身の肉体から重みを感じる。おそらく体の材質から人間とは違っているのだろう。
文章力・描写力についてです。
定型表現や慣用表現に頼らず、ご自身の言葉で一文ずつ丁寧に編まれているのが伝わり、とても好感が持てました。アルナの感覚に寄り添って選ばれた言葉のおかげで、精神世界を旅しているような感覚になりました。
また、文章力の高さはこういった細かい描写にも表れていると感じます。
――アグニがそう言うと職員さんが下がり、少しの待ち時間の後に奥から小太りの老紳士が現れ私の目の前で咳払いをし、話し始めた。
さらっと書かれているため読み流してしまいそうですが、密度が高いにもかかわらず情報がきれいに整理されており、さらにリズムもよく、目を引きました。
次の文章は映像喚起力が高く印象に残っています。
――アグニは瞬時に猪の目の前に移り、鼻のど真ん中を爪先で小突いた。その一撃とも言えないほどの微細な行動によって猪は失神した。
最後に、情報管理についても触れさせてください。
法術の開示タイミングに象徴されるように、世界の謎が少しずつ明かされていく構成が見事です。最適なタイミングで情報が提示され、世界観が立体的に立ち上がっていく過程が、この世界に足を踏み入れたばかりのアルナがアグニから学ぶ関係と絶妙にマッチしています。緻密な計算と意図を感じ取れたとき、心地よいカタルシスを覚えました。
伝えたいことが多く、長文になってしまい失礼いたしました。
素敵な物語に巡り会えたことに心より感謝いたします。
今後のご執筆も陰ながら応援しております。
10話 目標への応援コメント
拝読しました
アグニの指を爆破しての救出から犬小屋未満の寝床まで、勢いのある掛け合いがずっと楽しくて何度も笑いました
アルナの硬化能力や透明な血の正体がただの水だった展開など、少しずつ明かされる身体の謎にしっかり惹き込まれました
最後にアルナが「やりたいことを見つけること」を目標にする流れも素敵で、アグニとの賑やかな日々がこれからどう広がるのか楽しみです
★★★評価を置いていきますね
執筆、お互いに頑張りましょう!
よろしければ、こちらの作品にも遊びに来てくださいね
作者からの返信
ありがとうございます!!
初めて感想を頂いたのでもう感無量です!!
今後もこんな感じの作風でやっていきたいなと思っているので楽しみにしていてくださいね!!
18話 法術への応援コメント
アルナの心の中が正直過ぎて可愛く思えて、アルナ推しで読んでいました。どんどんわかっていく世界観というのも個人的に惹き付けられました。アグニへの信頼感も伝わってきていいですね。続きが気になります。