不審物への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
真昼の公園にぽつりとおかれた黒い正方形。しかも、少し隙間が開いていて、中味が確認できそうな。となると、大半の子供が好奇心をそそられて近づいてしまうでしょう。
優しい(?)怪異は世間知らずの子供に世の中にあふれる危険を教えてくれたのですね。
でも、この状況なら、大人でも近づいてのぞいてしまうかもしれませんが、その時には容赦なく……?
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想ありがとうございます。
そうですね。彼女としては日差しを避けていたつもりが、予想以上に人間の興味を引いてしまったようです。
人の世を旅しているだけあって、彼らの考えもある程度は理解しています。模範的な大人として、迂闊な子供を諭しました。
それはそれとして、自分を止める手段がなければ、その時は……やはり彼女は人ではないのです。
不審物への応援コメント
コメント失礼します。
夏の公園という日常的な舞台から、不気味な世界へ引き込まれる展開が面白かったです。
黒いトランクケースから手が伸びてくる場面は、恐怖がしっかり伝わってきてゾクリとしました。
「水をかけなさい」という謎の女性の声が、少年を救う存在なのか、それとも別の何かなのか想像させるのも印象的ですね。
最後にただれた手が振られている描写も、不気味なのにどこか奇妙な余韻が残っていて、読後にいろいろと想像が広がる独特の不気味さがありますね。
楽しく読ませていただきました。
作者からの返信
照春様、コメントに感謝申し上げます。
日中でも構わずに出てくる怪異というのは、夜よりも場違いで異様さが際立っているように思えます。すぐ近くに人がいるという状況が、日常と非日常が紙一重であることを感じさせます。
声の主は少年を助けましたが、善き存在とは限りません。ただ、気まぐれに命が救われただけかもしれないのです。
お読みくださり、まことにありがとうございます。
不審物への応援コメント
コメント失礼いたします。
蝉の鳴き声響く残暑。黒のトランクケース。衝動動物の当方は、確実に近づき、開けている自信があります(笑)。黒いトランクの、暗い隙間から振られる長い爪の手は。きっと爛れて、痛々しく赤く、妖しく。そのラストシーンを絵画にすると、きっと美しい1枚になると妄想する、53歳の夏の終わり。札幌はもう、涼しいです。
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
ナカメグミ様、ご感想ありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
おかしな場所にトランクケースが放置されていたら、誰もが気になるでしょうね。人によって交番に届けようとするかもしれません。
最後の光景が頭に浮かんで、この掌編が生まれました。
涼しくなっているのは羨ましいですね。季節によってその土地の悩みも変わるでしょうが。
季節の変わり目には体調にお気をつけください。
不審物への応援コメント
はるばるトランクケースに入って入国してきたヴァンパイアの女性ですよね?
ご健在のようで嬉しいです。
しかし、食べるものが食べられないと、辛くないですか?
それとも、少年の腕が爛れてたのは、そこから栄養を得られたのでしょうか?
最後の忠告、まさにその通り。この国では、不用意に知らないものに近づくと祟りがあるものです。
作者からの返信
日野原 爽様、コメントをありがとうございます。
仰る通り吸血鬼の女性です。本人は観光を楽しんでいるようです。
空腹はやはり辛いでしょうね。年の功で自制できていますが、実のところは相当危ういです。
実際、何人かは行方不明になっているかもしれませんね。
好奇心は猫を、という言葉がありますが、まさしくその通りですね。
不審物への応援コメント
うわあ…夏の公園にあるトランクケースは恐ろしいですね。子供やお年寄りの方がよく訪れるような場所にあるのも、なんだか恐ろしく感じます!
女の人(怪異?)は恐ろしいですが、今回は意外と優しい感じですね。主人公は無事生還できたようですが、しばらくトランクケースがトラウマになりそうですね笑
作者からの返信
餡団子様、ご感想ありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
まさに不審物ですね。大人なら誰かの所持品として素通りしたかもしれませんが、彼は好奇心旺盛な子供でした。
トランクケースの中にいる彼女は子供に対して優しく接します。ただ理性と本能が食い違っているために真逆の行動を取りがちで、少年は九死に一生を得ました。
もう二度と怪しい物に近づいてはならないという教訓を学んだことでしょう。