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秘密基地への応援コメント
この世ならざることなど、何も起こってはいない……それなのに少女の姿が頭にこびり付いて離れないのは、絵を見つけたことで何かの禁忌に触れてしまったのかもしれませんね。顔に穴が空いていたのも偶然なのかどうか。
秘密基地という懐かしくワクワクするタイトルとは対照的(?)な粘性の不気味さがなんとも素敵なお話でした。
作者からの返信
桐山飛鳥様、コメントに感謝いたします。
本当に不思議なことは何も起きていません。ただ廃墟に人が住んでいた痕跡があり、絵と椅子を見つけただけでした。
ただ子供ゆえの豊かな想像力で、この世の外から何かを呼んでしまったのかもしれません。
いないはずの者を想像してしまうのは、降霊術の一種とも言えますから。
秘密基地への応援コメント
二ノ前はじめ様
拝読しました。
廃墟、子供には魅力がありますね。私も好きでした。遊園地などよりわくわくするのは不思議です。雑木林の中の廃墟に自分も入っていくような気がしました。
主人公が見つけた絵、偶然なのでしょうが、顔のところに穴が開いているのは気味が悪いです。ポツンとある椅子に、手の中の少女の絵が重なる、その少女の顔の穴から向うの景色が見えるところ、私の好きなマグリットの絵にありそうだと思いました。不条理という言葉が頭に浮かびました。
幽霊の出ない、不思議で怖い話でした。
作者からの返信
日野原 爽様、コメントに感謝申し上げます。
廃墟は瓦礫や破片などがあり、崩落の危険もあって子供が立ち入るべきではありません。ただ、だからこそ冒険心をくすぐる場所なのかもしれませんね。
そこで暮らしていた人々の痕跡を見て、既に想像が膨らんでいたのでしょう。出自のわからない絵と椅子が組み合わさり、見てもいない光景を思い浮かべることになりました。
不勉強ながら、マグリットという方は画家なのでしょうか。いずれ拝見したいと思います。
秘密基地への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
家屋の廃墟も子供の冒険心をくすぐってきますが、何かの施設跡って、もう強烈に引き付けられますね。どうしてなのでしょう。汚れた窓や崩れた天上からわずかに差し込む日差しがほこりだらけの床を照らし出すようすがすぐそこに見えるようです。
穴からのぞくという行為は、そのままでは見えない世界にアクセスするおまじないのようなものですね。狐の窓のように。魅入られたら帰って来られなくなるかもしれない、でも、抗えない。廃墟で行う穴のぞきには禁忌を犯す背徳のかおりがします。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想ありがとうございます。
やはり廃屋や廃墟には、何かしらの秘密を嗅ぎ取ってしまうのでしょうね。また通常の建物とは異なり、あり得ない場所から日光が差し込み、埃を浮かび上がらせている。それこそ異郷を訪れた心地になるのかもしれません。
穴から覗く、という禁忌はよく聞きますね。向こう側に通じているという感覚があるのでしょうか。
きっと、覗くべきではないのでしょう。