『見えない同乗者』への応援コメント
今回は、企画に参加いただきまして、ありがとうございます!
AIにてCランク評価になりまして、残念ながらAランクに届きませんでした;
AIの総評として『総合評価:C「二度読みを強いるか」という観点での審査
◆ 二度読みの核心について
最終行の「何であの女は天井を見ていたんだ?」が、この作品における唯一の「二度読み装置」です。
しかしここに、致命的な問題があります。
本文を丁寧に読み返しても、女が天井を見ていた描写が一切存在しないのです。
これは二度読みを誘発するミステリアスな余韻ではなく、伏線の不在です。二度読みとは「読者が見落としていた記述を再発見する体験」であり、「本文に存在しない情報を最後に提示する」のは、謎ではなく欠落です。読者は二度読みしても何も見つけられない。これでは「二度読みを強いる」ではなく「二度読みを空振りさせる」に終わっています。』とのことでした。
すいません、AI評価でAランク以上ではありませんでしたので、大変申し訳ありませんが、外させていただきます;
本企画の趣旨ですので、何卒ご了承ください;
作者からの返信
うーん、個人的には解説文の最後の項目を反映して欲しかったですけどね。
元ネタのアニメのエピソードを基盤とした設定なので。企画書のルールとして、AIがそれを読み解かずに、本文のみでその評価をくだしたなら、別に文句はないですが。
感想、評価ありがとうございました。
『見えない同乗者』への応援コメント
文芸部へのご参加、ありがとうございます。
エレベーターという日常的な密室空間が、少しずつ異界へと変容していくような、じっとりとした静かな恐怖を拝読いたしました。
■ 全体を読んでの感想
乗り合わせてしまった中学生たちの顔が少しずつ似て増殖していくような不気味さや、息苦しい空気が生々しく伝わってきました。日常のふとした瞬間に感じる気まずさが、いつの間にか引き返せない恐怖へとグラデーションのように変わっていく展開に、静かに背筋が冷たくなるような感覚を覚えました。
■ お題「視点の移動(カメラワーク)」の活用について
本作では、お題であるカメラワークが、閉鎖空間の恐怖を際立たせるためにとても効果的な形で使われていました。
・視点の横へのスライド
増殖していくような中学生たちから、隣の女性の強張った横顔、そして扉の向こうの黒ずくめの男へと、主人公の視界が次々と横へスライドしていく描写が印象的でした。逃げ場のない箱の中での視線の動きが、息苦しさと共に映像として鮮明に脳内に浮かびます。
・ラストの視点の誘導
最後に主人公が、女性は自分ではなく天井を見ていたのだと気づく瞬間、読者の脳内カメラもまた、主人公の顔からエレベーターの天井へと急激に向けられます。この視点の誘導によって、同じ空間の景色が全く別の恐ろしい意味を持っていたことに気づかされる、とても見事な仕掛けだと感じました。
■ 最後に
日常の風景に潜む死角を鮮やかに切り取るような、秀逸な物語を届けてくださり、ありがとうございました。
これからもご自身のペースで、言葉の表現を自由に楽しんでいただければ幸いです。また部室にて、あなたの紡ぐ物語に出会えるのを静かにお待ちしております。
作者からの返信
丁寧な感想と評価、ありがとうございました。視線や音響など、その場の雰囲気を出すのにはかなり有効ですね、企画のテーマが決まっていると、それに合わせて小説の内容を考える機会にも繋がるので、他の人の考えた作品も含めて色々と参考になりました。