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  • 第1話への応援コメント

    今回は、企画に参加いただきまして、ありがとうございます!

    AIにてAランク評価になりました!

    AI評価
    『総合評価:A
    審査所見
    ◆ 強度について
    この作品の核心的な強度は、語らない部分の密度にある。
    戦時中の地下室でひそかに英語を教えた校長の場面。The Sun is rising!という一文だけで、時代の暗闇と人間の矜持が交差する。この一点において、作者は「書きすぎない」という掌編の本質的な技法を完全に制御している。敏感な読者はここで、少女だった大叔母の顔と、壊れかけた世界の光を同時に見る。
    最後の「だって、わたし科学者だから」と、歩行器を使いながらもスッと背筋を伸ばす場面も同様だ。95歳の肉体と、朽ちない精神の落差が、説明なしに読者の胸を打つ。
    ◆ 構造について
    2話完結という形式は機能している。第1話が「過去と知性」、第2話が「行動と哲学」という対になっており、大叔母という人物を立体的に構成している。ただし、2話の繋ぎ目はやや緩く、1つの掌編として再構成した場合にさらに研ぎ澄まされる可能性がある。
    ◆ 文体について
    「花のような人」という言葉を冒頭に置き、梅の花の研究という伏線として機能させ、しかしそれを明示的に回収しない──この抑制は評価できる。
    話し言葉と地の文の切り替えも自然で、「大叔母の声」が紙面に立ち上がっている。
    ◆ 減点要素(A止まりの理由)
    2点、厳しく指摘する。
    ① 船旅の日数の揺れについて
    「30日だったり、45日だったり、3ヶ月だったり」という記述は、老人特有の記憶の揺れを描く技法として有効だが、その後の展開でそれが何も活かされていない。伏線として機能しきれておらず、単なるリアリズムの描写に留まっている。
    ② 小磯良平のエピソード
    画家・小磯良平への言及は興味深いが、「昔あったけど、どうしたかしら?といって笑った」という着地が、この作品全体の余韻の中でやや軽い。笑いで受け流すことの意味が、もう一皮むけていない。
    ◆ 総評
    記録でも随筆でもなく、小説として成立している。それはひとえに、作者が大叔母という人物に「距離と敬意」を同時に保っているからだ。感傷に溺れず、しかし冷静でもない。その温度が、読後に静かな光を残す。
    The Sun is rising. ──この作品には、確かにそういう光がある。』とのことでした。


    今回も素敵な話をありがとうございました!

    ちなみにですが、川端康成の「掌の小説」は読まれたことはありますか?
    もしおありでしたら、収録作でどの作品が好きかお伺いしてみたいです。

    作者からの返信

    こんにちは

    いつもためになる講評をありがとうございます!

    川端康成は、若い頃「伊豆の踊子」と「眠れる美女」を読んだくらいで。

    「眠れる美女」のときに、「何だこの助平じじぃ」と思ってしまい(すみません、若気の至りで)それ以来読めていないんです。

    でも、この間「伊豆の踊子」の冒頭をちらと見かけたら、あの頃分からなかった日本語の美しさに驚きました。

    自分で文章を書くと、地の文の美しさが分かる気がしますね

    素敵な企画をありがとうございます。
    いつも楽しみにしています。
    ありがとうございました。

  • 第2話への応援コメント

    焼け跡からの復興を経験された方のお話というのは、誰かにそうしなさい、そうあるべきと道を示された結果ではなく、すべてが未経験で手探りの冒険譚なので面白いですよね。
    面白いという言葉はきっと適当ではないのでしょうけれども。
    楽しく読ませて頂きました。ありがとうございました!

    作者からの返信

    こんにちは!
    志乃亜サクさま

    コメントありがとうございます!

    戦時中の苦労話と、浮世離れしたお嬢様の記憶が、どこまでほんとか分からないようなふわぁとした話ですが

    楽しんでいただけてよかったです!

    戦争を知っている人の話は聞いとかないとだめですね。
    で、面白いっていうのはあれですが、子供の時は分からなかった面白さがありますよね……。同感です。

    ありがとうございました!

  • 第2話への応援コメント

    すごいぞ、おばあちゃん(≧▽≦)
    そしてそれよりもすごいのは、
    一言も「自分の意見」を発していないのに、
    おばあちゃんに対する敬意と愛情がにじみだしてくる
    Asariさんの筆致ですね(^▽^)

    作者からの返信

    フリークスさま

    コメントありがとうございます!

    自分で自分の文章の癖や特徴ってなかなか分からないもので、
    フリークスさまに指摘いただいて、
    「そうなのか!」
    と思うことがしばしばです。

    褒められて伸びるタイプです、
    今後ともよろしくお願いします!!

  • 第2話への応援コメント

    こちらの作品でも自主企画に参加してくださり、ありがとうございます。
    戦争中かろうじて拾った命、そのさなかに先生から受けたアドバイスが大叔母さんの世界を大きく広げてくれたとは……。
    ひょんな出会いが、彼女の人生を実り多いものにしてくれたようで、ロマンがあって素敵ですね。
    出会いの一つ一つ、受け取った言葉の一つ一つを大事にしなければ、と思いました。

    まずは、科学者たる大叔母の言葉を大事にしないといけませんね。
    「準備が甘い」……身に沁みる言葉でした(;^_^A

    作者からの返信

    こんにちは
    素敵な企画をありがとうございます!

    最初は第1話だけだったお話でしたが、こちらの企画のテーマに合わせて、第2話を加筆しました。

    お陰様で自分でも納得の人生のお話になったなー、なんて自画自賛しています。

    「準備が甘い」は、ほんとにブーメランです……。

    身に沁みますね 笑

    コメントありがとうございました!

  • 第2話への応援コメント

    とても良かったです!

    この大叔母さまが大好きです。

    私の言葉は全て血が通っていますよ。

    作者からの返信

    はんすけさま!
    「血が通っていますよ」に、くらっときました!

    危ない危ない!

    ありがとうございます!
    とても嬉しいです!

  • 第1話への応援コメント

    戦時中でもこれからの子供たちに必要なことを教える、前向きに生きてもらおうと考えた校長先生素敵だなぁ。
    こうして戦争を経験していない世代へ、当時の少し秘密のお話が伝わっていくところに感動します。
    大叔母様の上品な話し方の文章に、耳覚えがある気がしてとても身近に感じました。

    作者からの返信

    山喜しゅうさま
    コメントありがとうございます。

    今日本が、当時の教訓を忘れて同じ道を行こうとしているように見えて、苦しいです。

    あの時代に地下室で示された光を、わたしたちの時代に失わないようにしたい。

    心から思います。

    コメントいただいて胸が熱くなりました。
    ありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

    大叔母さんの話し方がすごくいいですね。特に「ね」の置き方がいいアクセントになって歌うような感じで嫌味やわざとらしさがない。

    作者からの返信

    楠本ラリアットさま
    コメントありがとうございます!

    「歌うような」大叔母の雰囲気が伝わって良かったです!

    ありがとうございます!

  • 第1話への応援コメント

    拝読しました。

    神戸に住んでいるものですから、大叔母さまのお話、とても興味深く読ませていただきました。

    梅の花の香りを研究されていたお話や、小磯良平さんの娘さんの家庭教師をされていたお話など、一つ一つのエピソードが面白かったです。

    作者からの返信

    仁木一青さま
    コメントありがとうございます!

    神戸にお住いなんですね!
    同じ関西勢で嬉しいです。

    他愛のない話ですが、面白いといっていただけて、書いたかいがありました!

    ありがとうございました!

  • 第1話への応援コメント

    花のようなおばあちゃん(≧▽≦)
    歌うようにいう、のたった一文だけで、
    おばあちゃんの話の魅力度が三割り増しになってますよね(^▽^)
    ひょっとしてほぼノンフィクションなのかしら。
    まったくゼロからの構築だとしたらほんとすごいと思います<(_ _)>

    作者からの返信

    こんにちは!
    コメントありがとうございます!

    The Sun is rising!

    は、実話です。

    もう大阪に空襲が始まっていて、
    今から考えたら敗戦は濃厚だったけれど、その時代はそれをいえる世の中ではなかったと。

    そんな中、校長先生の英断で、地下室で隠れるように教わった英語は忘れない、と仰ってました。

    また、たまたまその学年だったからそのチャンスがあって、非常にラッキーだった、と。

    モデルになったおばあちゃんは、英語だけでなく、ドイツ語も堪能な素敵な人です。

  • 第1話への応援コメント

    楽しかったです。
    ご高齢の方とお話しすると宝箱みたいな時がありますよね。
    この話で、実家のお隣に住んでいたおばあちゃんが昔ハチ公に餌をやっていた(実家近辺がハチのおひとり様散歩コース)という話を思い出しました。笑

    作者からの返信

    宝箱!
    素敵な表現ですね!

    ハチ公に餌をやってたおばあちゃん、
    すごい!

    その連想がまた、とても温かくて嬉しいコメントでした。

    ありがとうございました!