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  • ギザギザの月への応援コメント

    今回は、企画に参加いただきまして、ありがとうございます!

    AIにてAランク評価になりました!

    AI評価
    『総合評価:A
    【文体の無駄のなさ】評価
    まず率直に言う。この作品は、かなりの水準にある。
    冒頭「今日の彼女には右目と下顎がなかった。」——この一文で読者を完全に掴む。説明を一切排し、異常な状況を平然と提示する。これは技術だ。
    文体全体を通じて、過剰な修飾がほぼない。「水の冷たさだけは確かだった」「床が曲がっているようにも感じる」——感覚の異常を、感情の説明なしに描写で積み上げる手つきは堅実で、信頼できる。
    ◇の数が章ごとに増えていく構成も、視野の欠損が広がっていく様と呼応しており、形式と内容が一致している。これを「無駄」と切り捨てることはできない、意味のある選択だ。
    【減点対象・指摘事項】
    ①「なにそれかっこいい」
    AIへの言及と合わせ、現代感を出す意図は理解できる。しかしこの一文は、作品全体の抑制されたトーンから浮いている。語り手の軽みを演出するにしても、ここだけ「別の小説の声」が混入している印象を拭えない。
    ②「イチローも真っ青のヒット率」
    この比喩は弱い。閃輝暗点が広がりつつある緊張の場面で、読者の意識をイチローに飛ばす必要はない。彼女への愛着を示したいなら、もっと固有の、この二人にしかない言葉で書けるはずだ。
    ③医師との対話シーン
    医学情報の説明として正確であることはわかる。しかし台詞が「説明」のために存在しすぎており、人物として医師が薄い。掌編においては、情報を台詞に頼らず地の文で処理するか、思い切って削ぎ落とす判断も必要だった。
    ④「でも、私も」
    この作品で最も重要な台詞の一つだが、「私も」の後に何も来ないことで、意味が宙吊りになっている。「私も(顔が見えていない)」なのか「私も(好き)」なのか——意図的な曖昧さとしては理解できるが、もう一押し、直前の文脈で読者を誘導する仕掛けがほしかった。
    【特に評価する点】
    「くだらない。」で終わる結末は秀逸だ。感動を「くだらない」と突き放すことで、感動がより深く響く。これは計算された照れであり、文体の品格を最後まで保っている。
    また、プロポーズを「最悪だ」と評する場面——顔が見えない状況での求婚という、滑稽と切実が同居するこの瞬間の処理は、この作者の最大の強みが出ている。
    総評
    A評価とした理由は、「文体の無駄のなさ」において全体として高い水準を達成しているためだ。Sに届かなかった理由も明確で、②と③の処理に、まだ妥協の跡が見える。』とのことでした。





    作者からの返信

    ありがとうございます!

    確かに私的いただいている部分はもっと磨ける余地がありますね。
    勉強になりました!

    毎度、企画運営ありがとうございます!