編集済
つうきんへの応援コメント
企画から来ました。
複数の情報を、ルビも利用しながら重ねる表現が印象的で、こうした試みそのものに強く東を感じました。真東の作品だと思います。
車窓、ラジオ、音の情報が同時に流れてくる感覚を文字で再現しようとする発想が面白く、見せ方としてとても興味深く感じました。
全体的にもう少しコンパクトにまとめても、新鮮さやインパクトがより鮮やかに読者に残るのではないかと思いました。
ラジオの天気予報と少し時間差を置いて、フロントガラスを叩く雨や左右に動くワイパーなど、複数の情報が呼応するような変化があっても良さそうです。
(※方向音痴の意見なので、軽く聞き流してください><)
実験的な表現がとても印象に残る作品でした。読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
藤葛さん、コメントありがとうございます。
まず、最後までお読みいただきありがとうございます。
この作品は、同時進行で一つのこと(通勤)を表現してみたくて書いたものでした。以前、フィンディルさんがいわゆる「前面展望」を小説で表現された作品を拝読し、私も書いてみたくなったので、自分なりに挑戦してみたわけです。この時に、こうした表現は東向きだと知ったので、この作品も東に向くのだろうと私も考えています。藤葛さんも東を感じていただけるような、そんな作品になったようで良かったです。
>全体的にもう少しコンパクトにまとめても、新鮮さやインパクトがより鮮やかに読者に残るのではないかと思いました。
こちらのご意見、自分でも「やっぱり長かったかなぁ」と思ったりしたのですが、「これ以上は削りたくないなぁ」というのが本音だったりします……。
というのも、初稿は「ラジオ音声」の部分だけで3500字くらいありまして……。この作品の構造が、大きく分けて「車の外の風景」「ラジオ音声」「ラジオBGM」の三つであるが故に、制限に阻まれたというか……。
ルビにあたる「ラジオBGM」は文字数に入らないとしても、「車の外の風景」「ラジオ音声」の二つを最大文字数の5000字に収めようとすると、どちらも2500字しか入れられないのです。私としては「ラジオ音声」部分をそれっぽく書くことが楽しかったので、可能なら3500字全てを入れたかった。でもそれは構造上出来なかったので、泣く泣く削ったわけです……。
こんなわがままな理由で、作品が長くなってしまったのは読者さんにも悪かったなぁと思っています。作品作り、難しいですね……。
また、ご提案いただいた「天気予報と時間を置いて、雨や動くワイパーなど、複数の情報が呼応するような変化を入れてみる」というような案については、なるほどと思いました。「ラジオの内容と呼応させる」という考えは思い付かなかったので、一つの案としてとても面白いです…!素敵な案をありがとうございます…!
なんとなく、言い訳が多いコメント返しになってしまってすみません……。ご意見、とても参考になりました。長くなりましたが、改めまして、お読みいただきありがとうございました…!
つうきんへの応援コメント
企画から参りました。
なかなか斬新な表現だと思いました。
①車もしくはドラレコの視点。
②ラジオの音声アナウンス。
③ルビは②のBGMと効果音。
こんな感じでしょうか。
主人公であろう運転手の動作も感情も見えてきませんし、視点も車(安全運転のカメラ?)のようですし。無機質な印象です。人間の目線であれば何かあるはずで、例えば「自転車通学のJK可愛い」とか「無謀な右折車危ねえ!」とか「猫を轢きそうになった」とかね。
しかし、何もない。
北向き脳の暗黒としてはなかなか難しい。
では方角です。
ずばり「真東」だと思います。
作者からの返信
暗黒さん、コメントありがとうございます。
まず、作品を終わりまでお読みいただき感謝いたします。
自分でも、かなり特殊な書き方をしたなぁと思っています。小説を書いている、というより作業をしているような感覚でした。
①②③、だいたいそんな感じですね。特に①をドラレコの視点と考えていただいたのは、私の考えていたことと近いかもしれません。車の周りのイメージ、というか。
また、運転手の感情はあえて入れなかったところでした。感情を入れると、主人公が固定されるような感じがしまして……。一気にストーリーチックな仕上がりになるような、そんな気がしたので。でも、それはそれで、また別の作品として面白いものになるだろうと思います。例で挙げていただいたように、運転手がどんな人なのかが雰囲気として伝わるようなものも、面白そうです。そうすると、方角は北寄りになりそうですね。
方角は真東を予想していただけたのですね。東のどの辺りになるのか、私も楽しみなところです。
改めまして、お読みいただきありがとうございました…!
編集済
つうきんへの応援コメント
通勤風景を東向きに書くと、このようになるんですね。三つのパートのうち、一つのパートがルビなのが面白いです!
ルビを振ると、必ずしも本文と文字数が一致しないので、バランスが崩れないように調整するのが大変だったのではないかと思います。東がかなり強く、私も真東の作品ではないかと感じました。
「デンパノユラギ」や「ユラギ」で、ラジオが遠くなったり雑音が入ったりしているのを表現していて素敵です。
ここは、ルビも本文も「ユラギ」のように同じ言葉で書かれていますが、せっかく二つのパートに分かれているので、それぞれのパートで違う言葉で、電波の揺らぎを表現したら、さらに面白くなるのかもしれないと思いました。
もちろん、今の状態でも十分伝わりますし素敵な表現です。
他の方のコメントにもありますが、上段の視覚情報の部分が運転者の目線のようにも、車の目線のようにも感じられて興味深かったです。
作業量を思うと、本当に大変だったと思います。書き上げたことが素晴らしいです。お疲れ様でした。改めて、素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
泡沫さん、コメントありがとうございます。
まずは最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この作品は、通勤そのものを小説という形で表現してみようと思って書いたものなので、面白いと感じてくださって嬉しいです。
そしてルビですが、仰るように本文との調整(重ね方)に苦労しました……。楽器のBGMの場合は、なるべく等間隔になるようにしたかったので、何度もプレビューで確認して、直して……大変でした……。歌詞の場合もギュッと詰めたり、逆に広げたりと、これはこれで難しく……。でも、うまく出来た時の嬉しさはひとしおでした。
方角は真東を予想していただいたのですね。東向き創作は、わりと形式が特殊になりやすいので、おそらくそうだろうと私も思っています。フィンディルさんの判定が楽しみなところですね。
また、「デンパノユラギ」の表現にご提案をありがとうございます。ルビと本文を同じではなく、それぞれ違う言葉で電波の揺らぎを表現してみる、なるほどです。確かに、別の言葉にしてみると、揺らぎにも複雑さが表れるような感じがしますね。あとは、例えば「パノユラギデン」のように二文字ずらしたものをルビにする、というのも良さそうです。とても面白いです…! ありがとうございます…!
上段については、皆さんいろいろな解釈で楽しんでいただけているようですね。特に「車の目線のようにも感じられる」というご感想は私自身も想定していなかったので、作者としても面白さを感じています。感想のやり取りで得られるものがあるのは、とても楽しいです。
そして労いのお言葉、ありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました……!
つうきんへの応援コメント
おもしろいですねえ。そしてすごい力作。重量感。
小説だけど映画みたいというか、情報が重層的に流れていくのがすごいです。「デンパノユラメキ」が入るところなんて、芸が細かくて、でも臨場感出ますね! 方角は東だと思いました。
作者からの返信
オレンジ11さん、コメントありがとうございます。
まず、作品を最後までお読みいただき、感謝いたします。
おもしろいとのお言葉、とても嬉しいです。本文の文字数としては5050字なのですが、ルビもぎっしり入っているので、仰るように重量感はすごいかと思われます。だからこそ、こうしてご感想いただけることがありがたいです。
そして、映像的に表現したかったので、映画のようだと感じてもらえて良かったです。「デンパノユラメキ」はラジオのノイズというか、ザラザラした音のイメージで入れてみました。これはリアルタイムならではだろう と思いまして……。触れていただけて嬉しいです。
方角は、私も東は確定だろうと思っています。そこからどう決まるのか、フィンディルさんの感想が楽しみなところです。
お読みいただき、ありがとうございました……!
つうきんへの応援コメント
夜桜さん、こんばんは!
企画からお邪魔します♪
凄い作品ですね!目と耳から色んな情報がぶわーッと入るのが文章になっていて、「おおー!」と思いながら読み進めました。冒頭の2行に少し段差(?)があるのがすごくいいですよね。エンジン始動からラジオがかかるまでのちょっとの空白、滅茶苦茶リアルでした。絶妙なタイミングです。そして、視界に次々入って来る景色や、耳に届く音声。運転中って、脳はこんなに沢山の情報を処理しているんだなあ、と思いました。それが全て文字で、しかも並行して表現されているのが本当に凄いです。
非常に斬新な表現手法だったので、方角は、真東かな、と思いました。長いルビに、視覚と聴覚で受け取る情報の整理。これをお書きになるのは相当大変だったのでは?💦すごい臨場感ありました~!
方角企画ならではの斬新な作品。とても面白かったです!
作者からの返信
愛崎アリサさん、コメントありがとうございます。
まずは作品を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一般的な小説とは書き方をだいぶ変えているので、驚かれたことと思います。ですが、私の想定したようにお読みいただけているようで、良かったです。
冒頭の二行は、私もこだわったところでした。ラジオは少し経ってからかかりますよね。上と下の段にも繋がりを持たせたかったので、工夫してみました。リアルに感じていただけて嬉しいです。そして、運転中に人間の脳が処理していることの多さも、感じてもらえたようですね。これは、私も執筆していて改めて気付いたことでした。よく考えたら、凄いことですよねぇ。お褒めいただき、ありがとうございます。
方角は真東を予想していただいたのですね。私も東向きを書こうと考えて書いたので、おそらくそうだろうと思っています。
そして、この作品を書くのはとても大変だったので……そのことに触れていただけてありがたいです。頭の中では簡単に書けると考えていたのですが、実際に書いてみて、上と下とルビを組み合わせてみると……すごく時間がかかりました……。
仰る通り、こうした表現が出来るのも方角企画ならではですね。大変だったので、もう書きたくないと思ったりしましたが……普段は味わえないような執筆の楽しさが感じられました。
楽しんでいただけたのなら良かったです。ありがとうございました……!
つうきんへの応援コメント
夜桜くらはさん、こんばんわ!
ヴューアーに映っている文字列を見て「前展」だ! フィンディルさんのむっつかしかったあの! と思いました。
なので、だいぶ覚悟を決めて拝読いたしました。
読みながらわかってきたことを、そのままぶつけてみようと思います。
まず上の段、スクリーンに映る画面を眺めているような気分でした。
次に下の段、ラジオ……! え、こんなに詳しく聴いたことがない! これは上下に視覚情報と聴覚情報をバラバラに書いたものだ。そして、ルビに音楽の構成が書かれている。
書くのに、相当手間暇をかけておられる。
正直ルビは音響AIのプロンプトのようで、使えそうなフレーズをちょっと記憶しておこうと思いました。
夜桜さんは音楽生成なさるかたなのでは?
後半は慣れてきて、上の段を眺めながら、ラジオを聴いて、音楽が入ってくるという境地になりました。
そして今は書き手の目で見続けることもできました。
こちら、ノリや享楽で書けるものではない。
資料を手元に置いて、分析して組み合わせて、文字を配置しないと失敗する。
目が吊り上がりました。
根性入れて作品を書き、見直し、書き直し、という手順がぼんやりとですが見えてきました。
あなたを尊敬します。
方角は「東」ですよね。
れなれな拝
作者からの返信
水木レナさん、コメントありがとうございます。
まず、作品を終わりまでお読みいただき、感謝いたします。
「前展」の表現、フィンディルさんの作品から影響を受けて、自分でも書いてみたくなって……参考にさせていただきました。
こうして、水木さんにも作品の読み方を理解していただけているのも、フィンディルさんの作品があったからこそなのだろうと、改めて思いました。ありがたいことです。
上の段、下の段、ルビの構成はおおよそ仰る通りです。伝わっているようでホッとしています。
私は普段、この作品のようにラジオを聴きながら通勤しているので、特にラジオの部分はラジオらしく表現したいと思っていました。そのため、書く時にも特に熱が入っていて、それが分かる形で表れているのかもしれません。
ルビの部分も、ラジオを聴きながら感じている音楽を、そのまま文字に起こした感じです。擬音はあまり使いたくなかったので、形容詞が多めで……なんとなく、ゆらゆらした感じですね。
音楽生成は、したことがありませんが……歌詞の無い音楽や、フリーのBGMをダウンロードして、楽しむことは多いですね。執筆に活かすこともあったりします。
>後半は慣れてきて、上の段を眺めながら、ラジオを聴いて、音楽が入ってくるという境地になりました。
————
このお言葉、とても嬉しいです。正直、特に上の段は自分の伝えたい表現が出来ているか不安なところもあったので、映像として眺めるように読んでいただけて、書いて良かったと思っています。私は作品を通して、体験をしていただきたかったのだ としみじみ思っています。
そして、書き手の目でも見ていただけて、本当にありがたいです。仰る通り、この作品は簡単に書けるものではありませんでした。この作品を書き上げるのには、多くの時間と体力と精神力が要りました……。上の段、下の段、ルビを別々に考えて、組み合わせて……。意外とルビを振る作業に時間がかかって……。
この大変さにも気付いていただけて、ありがたい限りです。頭を使うのは、大変ですが……作品を書き上げて、こうして作品を読んでいただけると、嬉しいものなのだと感じました。
方角は東、ですね。おそらく、私もそうだろうと思います。
長々とすみません。改めまして、ご感想とレビューまでいただき、ありがとうございました……!
つうきんへの応援コメント
楽しませていただきました。真東ドンピシャの作品だと思います。
読んでてフィンディルさんの作品にも似たようなのがあったなと思いましたが、実際学んで取り入れているようですね。向上心というのか、おもしろいものを吸収して自分なりに作る力というのを感じられて、好ましく思いました。
ラジオの表現で、メインが喋りでルビにBGMを入れているところ、イントロ部分では音楽の方がメインに来てるの、うまいと思いますしなるほどなってなっておもしろかったです。
実際意識としてもそういう動きになるでしょうし、ラジオの作りとしても最初に喋りを入れずに音楽で注意をひくようにしてあるでしょうから、すごくしっくりくると思います。
自分だったらという点で、何かイレギュラー、たとえば飛び出しがあったとかで急ブレーキを踏んで、その間はラジオに意識がいかなくなる……みたいな表現があればおもしろいなと思った一方、そういう色気を出すとストーリーが生まれて北寄りの気配がしてくるので、この作品には一長一短とも思いました。
総じて、この企画ならではの実験的な作品を読めたなという感覚です。
おもしろかったです!
作者からの返信
空何さん、コメントありがとうございます。
まずは作品を最後までお読みいただき、感謝いたします。
方角は真東ドンピシャ、だと予想していただけたのですね。楽しんでいただけたのなら何よりです。
この作品は、まず「『単なるログではないラジオ音声』を小説で表現したい」という思いがあって、最初はそれだけで書くつもりでした。そこに、フィンディルさんと創作の話をする中で感じた「『前面展望のような表現』がしたい」という思いが加わって出来たといいますか……。「この二つをくっつけたらもっと面白いのでは?」と思った、というわけです。その結果、苦労はしましたが……楽しさも倍になりました。
ラジオの表現は上記の通り、最初にやりたいと考えていたので、いくつかそれっぽく出来そうな案を出してやってみました。聴こえる大きさでメインとルビを移動、というのもその一つです。
>「最初に喋りを入れずに音楽で注意をひくようにしてある」
まさに仰る通りで、気付いていただけて嬉しいです。ここは、ちょっとこだわりポイントでした。
飛び出しなどのイレギュラーは、そういった「演出」として表現すると、私も北に寄るのではないかと思います。運転者の気持ちだったり、主観が入るような表現になると、エンタメ感が出るような。
「演出」ではなく他の出来事、例えば信号が変わったりカラスが飛んできたり、というようなことと同じこととして淡々と表現すると、方角にあまり影響しない表現になるのではないか と思いました。
いろいろな表現がありますが、「どんな作品にしたいか」を考えて選ぶのが良いのかもしれませんね。とはいえ、空何さんの案はアイデアの一つとして、私も面白そうだと思います。
私は方角企画では実験したくなるようでして。いつもとはまた違った楽しさを感じています。これも、ならではなのかもしれませんね。
ご感想いただき、ありがとうございました……!
つうきんへの応援コメント
すごい試みですね!こんな表現があるのかとびっくりしました。とても新鮮です。
読んでいて、頭の中が音でいっぱいになるというか、わんわん響く感じがしました。文字の情報が音になっていると言うか。うまく表現できないのですけど。
方角はこういうのが真東なのかな、と思いました。
作者からの返信
竹神チエさん、コメントありがとうございます。
まずは最後までお読みいただき、感謝いたします。
あらすじのところにも書いた通り、「朝の通勤を小説で」表現してみた作品なので、だいぶ読むのが大変だったのではないかと思います。
書くのも大変でしたが、読む方法がほぼゼロの状態から、探りながら読み進めていくのはもっと難しいのでは……と、私は書き終えてから気付きました。早めに気付くべきでしたね……。
ですが、車で通勤する時の、いろいろな情報が入ってくる感覚を感じていただけたのなら、十分嬉しいです。それが、私の表現したかったことと言っても良いくらいですから。
方角は真東を感じていただけたのですね。東向きの表現はいろいろあるようなので、そのひとつとして楽しんでいただけたら良かったです。
ご感想、ありがとうございました…!
つうきんへの応援コメント
「前展」と似た構造ですね!
主に視覚的な描写と聴覚的な描写を上下に分けられていて、聴覚から入る多層的な音はルビ機能を活用されている。そこが特徴的で、さらに「聴覚情報」のメインのレイヤーが下段で、BGM的なレイヤーがルビになっているのが、主観意識の中の位置付けと対応している感じがして面白い表現だなと思いました。
BGMレイヤーからたまにメインのレイヤーに入り込んで、またBGMのレイヤーに戻っていく感じが、私がラジオを聴いていて実際に感じる感覚とリアルに重なって、この部分が、この手法の肝なのかなと思いました。
最後、駐車場に停まったときにルビの位置が上になる部分は運転中の視覚に集中していた意識が聴覚優位になった感じを表しているのかな?
エンジンが止まると同時にラジオの音が中途半端なタイミングでとまるのもリアルです。
視覚情報をメインに流していたレイヤーが、「エンジンが止まる」からは視覚というよりは概念的なレイヤーにすっと移る感じ。
「ゆっくり冷えていく」はエンジンが止まった「車の主観」的なレイヤーに思えて、そこで初めて、あれ? となりました。
運転者目線だと、7月の出勤時に駐車してエンジンを止めたら、じわじわと暑くなる気がするんですよね。なのにそうではなく、「ゆっくりと冷えていく」。もしかするとこの物語は運転者ではなく通勤中の車の視点だったのかなと思いました。
方角としては、基本的には視覚と聴覚の同時進行の表現手法としての面白さを魅力として強く感じたので「真東」かなというのが一番に感じました。
ただ、最後の私の解釈がもしあっているのであれば、その「実はこうでした!」というサプライズ要素はエンタメ成分を強化すると思いますので、東北東もあるのかなとも。
面白い作品でした!
作者からの返信
K.K.さん、コメントありがとうございます。
まず、作品を終わりまでお読みいただき、ありがとうございます。
仰る通り、こちらの作品は「前展」にインスパイアされています。過去の方角企画で、フィンディルさんの書かれた作品に「前展」を小説という形で表現された部分があり、私も書いてみたいと思った という経緯があったりします。
上段と下段については、コメントいただいた通りです。大まかに視覚情報と聴覚情報で分けました。ルビはバックグラウンドで流れているBGMなので、文字の大きさ的にもちょうど良いかと思いまして。聴覚情報の中でも、その時々で大きく聴こえる方をメインにしています。K.Kさんにも、リアルに感じていただけたようで嬉しいです。
そして、最後の部分のルビについてですが……単純にルビをふる段を間違えました……。私も最後の最後でバテてしまったのでしょうか……。
「上段を視覚情報」「下段を聴覚情報」であることを徹底していたため、私の想定した形に訂正させていただきました。すみません……。
ですが、「視覚優位から聴覚優位になったという表現」に見えるというのはとても面白いですね……! 上段と下段を逆にしたりすることでも表現できそうです。「概念的なレイヤーにすっと移る」というご感想も、自分には意識していなかったところだったので、なるほどと思いました。
「ゆっくり冷えていく」の部分は「エンジンは回り出す」と対のようなイメージで書いたところでした。「エンジンは止まる」と「エンジンは回る」が対になっている、と考えたので……。
この辺りは、上段のイメージに違いがあるからかもしれません。上段は「視覚情報」ではあるのですが、私の中では「車の外の情報」のイメージでした。「運転者の意識とは関係なく、なんとなく周りで起こっていること」のイメージです。実際に運転者の視界に入っていないことも、文章として書いている、というか……。なので、車内のことはあまり書いていなかったりします。
「通勤中の車の視点」、考えてみればそうとも言えるかもしれませんね。作者である私は想定していませんでしたが、いろいろな解釈ができそうで面白いな と思いました。気付かせてくださってありがとうございます…!
方角は真東、または東北東を予想してくださったのですね。私も「少し北に向くのかも…?」と考えて、どちらにするか悩んだところでもあります。果たして、どうなのか……。フィンディルさんの感想が楽しみなところです。
改めまして、細かなところまで、ご感想いただきありがとうございました…!
編集済
つうきんへの応援コメント
こんばんは。
方角企画から来ました。
ペンネームを変えていますが、元、桜庭ミオです。
桜彩 るり音になりました。
と、何故か、自己紹介をしてみるわたしなのですが、
プロフィールに書いてるからいいやと思い、
この方角企画できちんと自己紹介をしたのは、今が初めてです。
ふしぎですね。この作品の雰囲気でしょうか。
この作品を読む前に、タイトルとタグと文字数を確認した時、
「真東」で、5050文字で、「つうきん」を書いたのか。
それはすごいけど、読めるかな?(読むエネルギーがあるかな?)
と、ドキドキしながら読み始めてみたのです。
最初、文章が、どうつながっているのかわからなくて、
でも、フィンディルさんの「呼吸の肩。」を最近? 一か月前ぐらいだったかに読んでいたので、
それを思い出しながら、
「読めるはずだ」と自分を信じながら、
読み進めていましたら、
読み方がわかったので、最初から読み直しました。
そうしたら、きちんと読むことができましたよ。
「真東」って、面白いですね。
「読めるはずだ」と信じて、あきらめずに読んでみて、
本当によかったです!!
目に見える景色と、ラジオの音、そしてラジオのBGMなのかな?
車の運転をしないですし、車に乗っている時にラジオを聴いたことは子供時代に何度かあったかもしれないな、
ぐらいの記憶なのですが、
そういえば昔、ネットでラジオを聴いていたなと思い出し、
BGMがあったな。声と一緒に流れていたかな?
夜中のラジオと、昼のラジオは違うのかもしれないな、
とか、いろいろと考えながら、
今、感想を書いています。
わたしとしては、BGMが一番楽しくて面白いと感じました。
そして、これを書いたのが一番すごいなーと、感動しています。
長くなってしまいましたが、
すごい作品と出会わせてくださって、ありがとうございました。
感謝しています!!
あっ、わたしが思う方角も、「真東」です!!
作者からの返信
桜彩さん、コメントありがとうございます。ペンネームを変えられたのですね。
まず、作品を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この作品は東向きを目指して書いたものなので、読み方を少し変えていただく必要があったと思います。そして、おっしゃる通り5050字もあるので、とてもエネルギーが必要だったと思います。
ですが、「読むことができた」とのお言葉をいただけて、私はとても嬉しいです。
「ラジオを聴きながら車を運転する」ということを表現したくて、普段運転をしない人や、ラジオを聴かない人にも伝わるように考えながら書いたので、
作品を読んだ桜彩さんにも、いろいろ感じたり、考えたりしていただけて良かったです。
そしてBGMは、私も悩みながら、音の聴こえ方を探りながら書いたので、楽しんでいただけて嬉しいです。
方角は、私と同じ真東を予想してくださったのですね。ありがとうございます…!
つうきんへの応援コメント
お邪魔します。
スゴイですね…
車通勤をしている方は目の前に流れていく風景と耳から入ってくるラジオの音情報と、そのBGM?と何なら同乗者さんとの会話とか、こんなにも多種多様なモノを見聞きしながら『つうきん』されているんですねぇ
それを文字にして同時に表現しようとしたらこうなる…と
読むのもなんだか大変だったけど(笑)書くのも随分大変だったのでは?
つうきんも執筆もお疲れ様です (;'∀')
作者からの返信
to-sanka-3さん、コメントありがとうございます。
まずは、最後まで読んでいただけたことに感謝いたします。
こちらの作品は「朝の通勤を小説で表現する」ことに挑戦して書いた作品なので、その雰囲気というか、イメージを感じてもらえたようで嬉しいです。
私は車で通勤しているのですが、改めて考えてみると様々な情報を取捨選択しながら運転しているのだなぁ と、書いていて自分でも感じました。
そして仰る通り、書き切るのにとても時間と体力が要りました…笑
労いのお言葉、ありがとうございます…!
つうきんへの応援コメント
方角企画から読ませていただきました。皆様も書かれていますが東向きですね。
私は車で通勤していないのですが、複数の情報を頭で処理しつつ運転するのは本当に大変なのだなとよく分かる作品でした。
作者からの返信
太田康湖さん、コメントありがとうございます。
まずは最後までお読みいただき感謝いたします。
作品タイトル通り、「通勤」を小説として表現してみました。ストーリーというものはあまり考えず、とにかく通勤中に実際に起きていることを文章にしたので、東向きだろうな と私も考えています。
他の方への返信でも書きましたが、車通勤での情報処理は案外すごいことなのだと、私も書いてみて初めて気付きました。実際に運転して通勤している私からすると、いつものことなのですが……不思議なものですね。
改めまして、作品をお読みいただき、ありがとうございました…!