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  • 暗号の真実に主人公が気づいたところで歴史小説から一気に人間ドラマへ変貌する、その構成が見事でした。

    歴史は知識を誇示するための対象ではなく、「過去に生きた人々の息遣い」を受け取る営みなのだというメッセージが、説教臭くなく物語そのものから伝わってきました。

    恋愛小説、歴史小説、そして人間の再生の物語が無理なく一つに結びついた、読み応えのある作品でした。

    余談ですが、
    私、北摂の人間ですので近所の地名が出てびっくりしました笑

    作者からの返信

    素晴らしいご感想をいただき、本当にありがとうございます!

    歴史小説から人間ドラマへの変貌や、物語に込めたメッセージをそのように受け取っていただけて、作者として感無量です。

    そして、なんと小径散歩さんも北摂にお住まいなのですね! 実は、私も北摂の人間なんです(笑)。
    まさかご近所の方に読んでいただけるとは思いませんでした。

    地元である北摂の本当の地名を作中に出したのは、物語の「リアリティを増したかった」という強い狙いがありました。実際の空気感を描くことで、過去の人々の息遣いをよりリアルに感じてほしかったのです。
    ご近所の方にその意図が伝わり、親近感を持ってお読みいただけたのなら、これ以上嬉しいことはありません。