3-2 悲劇の王子と語り継ぐ親友への応援コメント
灯り持ちの灯りってそれと決めれば何でも適応されちゃうものだったんですね。
それともほしづめが決めたから灯りに変わった?
言葉すらも具現化される世界だからどこに力が宿っていてもおかしくないですよね。
五十嵐さんはこの帳を夢だと思っていた。
もしかして何度も出たり入ったりしていたのかなって思いました。
五十嵐さんの親友かいりさんは声のでなくなる、つまり舞台俳優にとって致命的な病気なんですね。
たぶん、本人が一番悔しい。でも五十嵐さんとしては、その感情を表に見せてくれなかったことが歯がゆい、のかな?
作者からの返信
灯持ちの灯に着目していただいて、ありがとうございます。灯を持って歩く、というのはある種の比喩のようなもので、道を照らす存在であるためにその灯持ちに似合う形の灯を、と考えてこのような仕方みになりました。
五十嵐と浬の気持ちも想像してくださり、ありがとうございます。五十嵐の歯痒い気持ちを感じ取ってくださり、嬉しいです。
4-1 異変に備えよへの応援コメント
詩塚家での穏やかな朝食や庭仕事がとても温かくて、ゆきじが「今の自分の居場所」を少しずつ実感しているのが伝わってきました。中でも、はなまきの「笑ったもん勝ち」という言葉に一瞬だけ過去の影が差すところが印象的で、明るさの奥に何か抱えているのだと感じさせます。そこからの「今晩、オレと一緒に帳渡ろうぜ!」で、一気に次の帳への期待と不穏さが立ち上がるのも良いですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
はなまきの発言からゆきじが「ん?」と思うシーン、実は今回一番拾って欲しいところでしたので、反応いただけて飛び上がりました。
今後、はなまきの陽気な面と、闇とも言える部分にも読者様には出会って欲しいなと思っています。
また、和やかな朝のシーンから一変する後半の帳編も、お楽しみいただけたら幸いです。
3-1 すべてのハムレットとホレイショーたちへへの応援コメント
今回の帳は舞台。なんですね。
帳の主は中学の時に出会った親友と共に互いを高め合ってきた俳優さんで、けれど親友は病の為その道を絶たれてしまった、と。
ハムレットという作品をちゃんと知っていればもっと細かく文字の中に綴られた想いも感じられたのだと思うのですが、学が足りず申し訳ないです。
主役の男性は親友の実力を認めていたからこそ、親友がそれに落ち込んでいないことにた腹を立てているのかな?
でも、それを親友と語り合うこともできていなさそうな。
髪の毛いじられて可愛くなったと評価されてるのユキジはきっと細身で中性的な
顔立ちだったりするんだろうなって思いました。
灯り持ちの過去の記録ってされてるんですね。
これから渡っていく、多分一つ間違えれば死に近づく?いや、それさえ超えて消滅?の可能性もありそうな帳のいろいろを先に知っておくのはとても重要な勉強会になってそうですね。
作者からの返信
はい、一話ごとに雰囲気が変わるのを楽しんでいただけたらと、今回は舞台の帳にさせていただきました。
ハムレットについては、父を殺された悲しみと復讐心から、徐々に運命が狂っていく王子「ハムレット」と、彼の物語を見届けて後世に語り継ぐ「ホレイショー」という親友がいた、ということがわかっていたら問題ないように書いてあります。ただ、すごく感情揺さぶられる作品ですので、オススメの作品です!
五十嵐と浬の「才能有る者同士の友情」と、「舞台から降りる親友への複雑な気持ち」の帳を、楽しんでいただけたら嬉しいです。
一応、灯持ちの基となったベースは「相談対応のお仕事」となっておりますので、詩塚家のメンバーが渡った記録は残っております。
まだまだこれから勉強が必要なゆきじですが、帳という世界を歩んでいくための下知識を得ながら進んで行けるようにと思っております。
コメント、ありがとうございました。
2.5-3 たまごへの応援コメント
帳という不安定な空間で不安定な存在になってしまったのだから、”自分“という存在を保つのはとても難しそうですね。
一つ間違えたら簡単に崩れて消えてしまいそうな静かな怖さも感じます。
はのめは帳を知っているからユキジのおかしな返答と思ったモノに対して、なにか思うところがあったのかな。
冷徹なように見えるけど、大切なものを守りたいという想いからそうしてるのではないかと思いました。
灯り持ちとして“消耗”される、というのが少々不穏ワードではありますが。
真面目な空気の後の喜びの『どうしてコール』にはちょっとプッ、てなりました。
喜んでるんですね。栄養をもらって人っぽく成長してくれたりするんだろうか。
とりあえず第一回帳渡りがんばって。
作者からの返信
ゆきじの存在の曖昧さ、不安定さをしっかり感じていただけて、筆者としてとても嬉しいです。
はのめとの会話、「消耗される」という言葉の不穏さなど、ハートフルや希望だけではない灯持ちの世界を感じていただけたようで、そこもとても嬉しいです。
どうしてコールに笑ってくださり、ありがとうございます。中の子たちのことも今後描写が増えるとは思いますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
3-4 迷わず駆けて行けへの応援コメント
ほしづめの「才能とは、人を好きでいる力」という言葉が、この作品における灯持ちという存在をとてもよく表していて印象に残りました。そして五十嵐と浬が現実できちんと本音を交わし、「置いて行く」のではなく「先に行かせる」と言い換えられるところが本当にいいですね。最後の「よーい、どん!」には、別々の速度になっても同じ夢を追い続ける二人の関係がぎゅっと詰まっていて、爽やかな余韻がありました。
作者からの返信
人を好きでいる力というほしづめの言葉を、灯持ちを表す言葉だと感じてくださり、ありがとうございます。
また、五十嵐と浬の青春劇に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。二人の関係が詰まっていると言っていただけて、とても嬉しいです。
「よーい、どん!」には親友二人の行路だけではなく、灯持ち見習いとして本格的に動き出したゆきじにもかけてみました。
爽やかな余韻を感じていただけて、本当に嬉しいです。いつも温かいお言葉、ありがとうございます。
2.5-2 かぞくへの応援コメント
沢山人がいると思ったら血の繋がりのない家族のような集団、だったんですね。
でも、そこに感じられる空気はユキジが育った環境よりもよほど家族の空気を漂わせているように思えました。
きっと、両親となるお二人が懐の大きな方なのですね。この家の人間はみんな帳を普通に知っているようですね。
ほぼ全員普通の人間ではなかったりするのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなのです。ファミリーホームといって、本当の親と一緒に暮らすことのできない子どもを預かり育てる家として詩塚家は機能しています。
里親夫婦も含め、帳に縁のある人が集まるファミリーホームなので、それぞれ背負っているものや詩塚家に来るまでの背景があります。
帳へのアプローチも個性様々なので、今後そう言う面も書いていけたらと思います。
今後もどうぞ、よろしくお願いします。
3-4 迷わず駆けて行けへの応援コメント
前半はゆきじくんの初めての帳を無事終えた現実。ほんわかと温かくなる思いでした。帰る家、待っている人たち、温かいごはん。そしてほしづめちゃんへの感謝の想い。
そして後半は本心を打ち明けることができた五十嵐さんと、それを真正面から受け取った浬さんがとても良かった。彼も諦めてなんかいなかったんですね。戻って来た時に自分に相応しい姿に成長していろと背中を押す姿に感動しました。
作者からの返信
ゆきじとほしづめの帰り道で、温かい気持ちになってくださったとのこと、とても嬉しく思います。
ゆきじにとって安心できる帰る家は初めてなので、彼にとっての成長のベースになりそうです、、
後半も、感動していただけて、本当に本当に嬉しいです!二人の友情を最後まで見届けていただき、本当にありがとうございます。
2.5ー1 かたち への応援コメント
再びユキジのお話ですね。
ほしづめってこちらの世界に普通に?兄弟がいるんですね。
でも、当たり前に帳を知ってる?
もしかしてそういう一族?
6話目で簡単にユキジを人型にしたように思えたけど、いろんな法則を無視して行う現象。やはり、かなりのパワーを必要とするのですね
夢の中でほしづめ自身も心のなかに何か抱えてそうだなって雰囲気を感じました。
もしかして力加減を間違えたらほしづめも消えてしまう危険性もあった?
そして、鶴ちゃん、千代世ちゃんも繋がって……あれ、鶴ちゃんはちがうとしても、何人兄弟?
この家族は血縁者じゃない??
作者からの返信
ほしづめは、はのめ、はなまき、その他上の子(大人になって家を出ている子)たちといっま義兄妹がいます。
千代世、鶴はそれぞれ別の親がいて、お友達という感じですね。わかりづらくってすみません。
ほしづめがどこにどれだけパワーを使ったか、ほしづめの夢の中での出来事はなんだったのか…も今後話の要になってくるので、考察していただけて嬉しいです。
コメントありがとうございます。
そして大変申し訳ありません。こちらの手違いで、次のお話へのコメントが消えてしまったようでして。本当に、申し訳ありません。
読ませてはいただいたので、こちらでお返事させていただきます。
それぞれの家族がどんな力を持っているのか、どんな考え方をして、どんな風に帳にアプローチするのかなどは、これから少しずつ出していけたらと思っております。
2-3 恋をしていた。恋をしていく。への応援コメント
帳は心が形になったものだからか、帳を作った人と近しい感情を持つものも引きずり込まれる危険があるように感じました。なんでこんな危険なのに千代世ちゃんは鶴ちゃんを連れてくるんだろう?
でも今回の帳の主は逞しいですね。優しい理想の姿をあっさりと否定し、笑い飛ばすなんて。
アウトオブ眼中、誰かも覚えられてない。
桃子ちゃんは恋に恋してたのかな。
あっさりそれを認めることができた彼女は、次こそは本当の恋をして、もうここにたどり着くこともないのかな。
作者からの返信
恋の帳なので、片想いをしている鶴も呑まれそうになるのですよね。
千代世が1人で大丈夫だよと言っても、鶴がついていく。そんな関係です。
りんちゃんから桃子への気持ちは0。それをどこかでわかっていて、笑い飛ばすことのできた桃子は、ある意味力強く次の恋への一歩を踏み出せたのかもしれませんね。
しっかりと読んでいただき、ありがとうございます。
2-2 恋の重みへの応援コメント
この世界、やはり死んだりしたら元の世界には戻れないんですね。なのに普通の人間ぽい鶴ちゃんが必死で呆けてる?2人を逃がし、この世界をよく知ってるはずの千代世ちゃんは焦ってもないような不思議な関係。
もしかしたら今回は手紙の山に飲まれても大丈夫なパターンだったのかな?
桃子ちゃんは取られたような感じで伝えてるけど、凛ちゃん(くん?)とは、付き合うどころか友達ですらないような雰囲気ですね。
叫んだけれど本当に彼の真実の姿を見ていたのかな?
作者からの返信
帳の中で死ぬことは、沈むと言って元の世界には戻れない設定になっています。
千代世は帳に対する価値観、感じ方が独特で、他の灯持ちたちとはだいぶ違った立場で物事を捉える人物です。そんな千代世に振り回される鶴も、千代世・鶴パートの醍醐味として読んでいただけたら。
桃子とりんちゃん(くん)の関係も、そばに居た時間自体は長いのに、桃子が全く報われていない状態ですね。
コメント、ありがとうございます。
2-1 恋とはどんなものかしらへの応援コメント
彼女は彼女に恋してる、というやつなんですね。
今回は初回から全く違う灯り持ちと、鶴ちゃんは多分何の力もない普通の人間ぽいですね。
関係的には千代世の先輩?上司にあたるほしづめが眠り込んでいる、ということから前回までのユキジと一緒にいた女の子のことなんですね。
今回は桜の木の帳だから、毎回いろんな形の帳があるってことですね。前回と違って色鮮やかに思えるのは恋という事象から生まれ出たものだからかな?
帳を生み出した桃子ちゃんも、彼女に生み出された帳も今回は前回のような暗い水底のような雰囲気は感じませんでした。
作者からの返信
はい、彼女は彼女に恋をしている、というやつです。
帳は、想いの種類、帳の無しとなった人の性格などによって、さまざま変化します。ただ単にホラーというよりも、さまざまな人の心のお散歩のような作品にしたいため、このような形をとらせていただいています。
一話ごとに帳の雰囲気はガラッと変わるため、お好きな雰囲気の(?)帳があるといいなぁと思います。
コメントありがとうございます。
1-6 ゆきじへの応援コメント
主人公の体をもらった本当の幼馴染の方がどうなったのかも気になるけど、主人公はほしづめの力で再構築された?
想いの力でできるものなのか、ほしづめだからできるのか、不思議な力ですね。
ほしづめがサラッと名付けたユキジという名前は多分元の名前とは違ってて、その見た目からつけられたような感じがしました。ノリと勢いで。
彼女の願いはユキジが過去の罪を償った上で、自分も好きになって本当に願った自分になること、なのかな?そうなった時、ユキジはどういう存在になるんだろう。
ほしづめは説明しきる前に眠っちゃいましたが。
作者からの返信
主人公の体をもらった幼馴染はどうなっているのか…そしてほしづめの力はなんなのか。
物語の根幹に関わる部分をしっかりと見据えていただけて、とても嬉しいです。
ゆきじ、という名前にもいくつか意味があって、その名は「灯持ちの卵になった彼」という記号的な役割も果たしています。
ほしづめはゆきじが罪の償いだけではなく自分を好きになることを望んでいますね。そんな彼、彼女らがこれからどういう旅路を行くのか、見守っていただけたら幸いです。
1-5 心の在処への応援コメント
変わってしまった偽の幼馴染のような性格だったら、正直捨ててしまって、元の幼馴染に協力して体を取り戻そうとする、という選択肢もあり得たかもしれない。(やり方は分からないけど)
でもそれを選ばず、原因となった自分自身への罰なのか、もっとつらくて怖い方法を選んでしまった主人公は、本当は強くて優しい人物なんだろうなと思います。すべては、あんな親でなければ……。
自分の名前すらも無くして、この先主人公の中に残るのはどんな感情なのでしょうか。
作者からの返信
主人公のことを本当は強くて優しい人、と表現してくれたこと、とても嬉しく思います。
本人はまだまだ自分に自信がなく、自己破壊的な行動を取ってしまうので…。
この先この主人公にどのような心境の変化が現れるのか、どんな成長をするのか、興味を持っていただけたことを嬉しく思います。ありがとうございます。
1-4 取替えっ子への応援コメント
ここまでいろいろ揃ってしまうと、幼馴染は池に落ちて溺れかけたというより、何かに引きずり込まれて……なんですね。
変わってしまった幼馴染、この時を境にここにいた者たちに体を乗っ取られてしまったんですね。
でも、体を失った魂は消滅することなくここにあり続けたのは救い?
奪った方も、奪う前に生きていた遠い過去の記憶的なものはないのかな。生きていた時代によっては邪魔な記憶になっちゃう?
でも、こんなところに戻るのは、ということはどこかにうっすら記憶があるのかな?
真っ当な性格の持ち主なら元の持ち主にあるべきものを返すのでしょうが、そもそもが奪ったのだからそのあたり真っ当な人間とはいえないですよね。
素直に返しますなんてあり得ない。
まさか何でもできた本物の幼馴染が主人公のことを羨ましいと思ってるなんて考えもしませんでした。
もし、知ることができていたら未来は変わっていたのだろうけど。もう、変えることのできない過去の話なのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい、ほしづめの言った通り、幼馴染は幼い頃に主人公が活性化させた帳に引きずりこまれています。
どちらの魂も、体を持って生きたいと思うのは至極真っ当なこと。
そして、小さな幼馴染の真意を知って、もし主人公がもっと早く知っていたら、を想像してくださり、ありがとうございます。筆者として、とても光栄です。
1-3 追憶への応援コメント
自信と自己愛に溢れているけれど、才能のないものに対する慈愛は持ち合わせていなかった家族。決してサボったわけでもないのに無能と叱りつけられ、暴力を振るわれ続ければ心も擦り切れていきますよね。
自己愛だけ強い人間だから、優れた幼馴染いなくてもきっといつかは必ず周りと比べて、常に一番でなければ許さないと圧をかけ続けたのですよね。
だけど、それでも、それがあってもやってはいけないことをやってしまったんですね。
普通ならそれが起こるなんて思いもしないし、起こらなかっただろうから何の罪にもならなかったのだろうけど。悲しいですね。
作者からの返信
主人公の家族構成について考察していただき、ありがとうございます。
ええ、たとえ家族に苦しめられていたとしても、してはいけないこと、願ってはいけないことを願った罪を、彼は抱えております。
そんな彼がこれからどうなっていくのか、見守っていただけたら光栄です。
1-2 帳と灯持ちへの応援コメント
始まりの物語、生まれてほしかった我が子、生まれることのできなかった魂。
そんな者たちの願いや祈り、恨みや悲しみが積もり積もってできた帳という場所はよくも悪くも何かを生み出してしまう胎盤のような場所なのだな、と、感じました。
どこか異世界に生きる住人のような空気を出しながら高校の制服で進学校と言い当てるあたり、彼女もまた現実の世界に生きる人間になるのですね。
主人公はそんなに心が強くなく、でもずっと何かに追われている?だからこの帳を作り出してしまった。
しかも本人の記憶にはないようだけど2回目、と。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
帳は胎盤のような場所、と言う表現、確かに!と私自身ハッとする部分がありました。
主人公の心の脆さ、ほしづめの浮世離れした雰囲気を感じ取っていただけたことも、とても嬉しいです。
3-3 ともにあるへの応援コメント
五十嵐が「浬にもちゃんと悲しんでほしかった」と自覚する場面が、とても腑に落ちました。置いていかれる悲しみではなく、同じ夢を失った相手とその喪失を分かち合いたかったのだと分かることで、これまでの執着が一気に切実なものになりますね。最後に台本の言葉を自分の言葉へと変え、涙を流しながら言い切る姿も格好よくて、まさしく自分自身の舞台を取り戻した瞬間だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
五十嵐の複雑な思いから来る執着を、理解してくださり光栄です。なんでも分かり合えていると思っていたからこそのすれ違いや、それを理解して自分の言葉で舞台に立つ五十嵐の姿は、丁寧に書こうと意識したので、格好良く自分の舞台を取り戻したと理解していただけて、本当に嬉しいです。
3-2 悲劇の王子と語り継ぐ親友への応援コメント
五十嵐が浬を舞台から降ろしたくないのではなく、「自分のホレイショーでいてほしい」と願っていたことが見えてくる場面、胸が締め付けられました。浬がハムレットを演じ、五十嵐が自ら死を選ぶことで役割が揺らぐ構図も、二人の離れがたい関係を鮮烈に映していますね。最後に、いつも微笑んでいる浬からようやく悲しげな表情を引き出し、五十嵐が「勝ち」を感じるところが切なくも彼らしくて印象的でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
五十嵐自身混乱しつつもどうしようもない思いを汲み取ってくださり、とても嬉しいです。
役割の揺らぎや、浬が眉を顰めたことで「勝ち」を得る場面にも切なさを感じていただけて、光栄です。
この章はすごく構造を考えながら書き進めたので、こうして書きたかったことを感じていただけてとても嬉しいです。いつも、本当にありがとうございます。
3-2 悲劇の王子と語り継ぐ親友への応援コメント
更新ありがとうございます
今回の帳でのお話、特にエネルギッシュで息もつかせぬ展開で圧倒されています。ただ場違いを承知でひとつ言わせてください。ゆきじの先輩&妹的存在になったほしづめちゃん、かわいすぎます‼︎
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今回の帳の展開を褒めてくださり、ありがとうございます。夢に向かって走り続けていくような疾走感を書きたかったので、そんなふうに感じていただけてとても嬉しいです!
ほしづめのことも褒めてくださり、本当に本当に嬉しいです…!才能溢るる末っ子属性なほしづめを魅力的に書けているか、不安もあったため、そう言っていただけてホッとしました。
3-1 すべてのハムレットとホレイショーたちへへの応援コメント
舞台の上で夢を叶えようとするほど、隣にいるはずだった相手を置いていくことが耐えられない――その葛藤が、崩れていく劇場の描写と重なって強く響きました。とりわけ、病を抱えながら笑い続ける友人に対する「何故、微笑っていられるんだ」という怒りには、憧れも愛情も悔しさもすべて混じっていて印象的です。そこから一転、編み込み姿のゆきじを囲む詩塚家の温かな空気を挟み、最後に自然な会話のまま帳へ入り込んでいた流れも鮮やかでした。いよいよゆきじの灯持ち見習いデビューですね。
作者からの返信
五十嵐の舞台上への葛藤と、友への想いを深く感じでいただけて光栄です。
「何故、微笑っていられるんだ」はこの章を通して彼が抱き続ける疑問のため、着目してくださって嬉しく思います。
ゆきじの見習いデビュー。編み込みをして、姿も一新したゆき時の頑張りを、今後も応援していただけたらとても嬉しいです。
2.5-3 たまごへの応援コメント
はのめの冷たい言葉が、単なる拒絶ではなく「ゆきじ自身の意思」を問い直すものになっているのが印象的でした。厳しい現実を突きつけた直後、眠そうなほしづめの「だいじょうぶ」がゆきじの内側の声まで鎮める流れに、二人の結びつきの強さを感じます。そして、おにぎりひと口で体中の魂たちが歓喜する場面、このギャグ好きです(笑)。不安だらけでも一歩ずつ進もうとするゆきじが、まさに殻を破り始めた「たまご」なのだと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
否定するでも受け入れるでもなく、ただ厳しく現実を突きつけてはっとさせる。その行動は、家族の中ではのめだけができることなので、着目していただけて嬉しいです。
少しシリアスシーンが続いたので、ゆきじの中の子たちの喜びの声で笑っていただけて良かったです。
たまごの暗示にも気付いていただけたことも、ありがとうございます。
2.5-2 かぞくへの応援コメント
血の繋がりではなく、互いを迎え入れることで形作られた詩塚家に、ゆきじが加わっていく場面がとても温かかったです。特に、にじママとけうパパの優しさに触れて、ゆきじの中の鳥たちまで騒ぎ出す描写が、彼の喜びと切なさをよく表していて胸に残りました。はなまきの「少しずつ成長していけばいい」という言葉も、すぐ誰かになろうとしてしまうゆきじにぴったりで、新しい家族としての二人の始まりが微笑ましいですね。
作者からの返信
板野かもさん、コメントありがとうございます。
詩塚家のメンバーと対面するこの章において、父母の優しさや、はなまきからの「少しずつ成長したら良い」と言う言葉がゆきじに温かく影響を与えていることを感じていただけて嬉しいです。
ゆきじは成長する主人公。その部分を感じていただけていることがとてもありがたいです。
2.5ー1 かたち への応援コメント
1話目で描かれていた帳のこと、生と思いの重なりがあり、2話目の恋(強い想い)が書かれていて、視点が違うこともあり、鮮やかで物語の奥深さを感じます。ホラーではあるのですが、すごく心にきました。
作者からの返信
ゆきさん、コメントありがとうございます!
物語の奥深さを感じていただけたとのこと、本当に嬉しいです。
視点の違いで雰囲気を変えることや、世界観の奥行きに力を入れたため、そのようにいっていただけてとても染み入ります。
本当に、ありがとうございます!
2.5ー1 かたち への応援コメント
ゆきじが倉庫で不安に耐える場面は切ないですが、はなまきが隣で駄菓子を食べながらゲームをしていた光景に、ふっと救われました。ほしづめが「はなまきは自分が傷つかない方法を見つけた」と受け止めるところも、彼女の優しさと観察眼がよく出ていますね。最後にゆきじを「祝福」と呼び、改めて手を取る場面が、この幕間の題名どおり新しい路の始まりとしてとても温かく感じられました。
作者からの返信
板野かもさん、コメントありがとうございます!
ゆきじの隣でゲームをしていたはなまき。彼の過去はこれから明かされるのですが、はなまきの行動にふっと救われる感覚を抱いていただけて、とても嬉しいです。
ほしづめの、ゆきじを「祝福」と呼ぶことへの捉え方が、まさに私が書きたかったものでした。読み取っていただけて本当に嬉しいです。
1-3 追憶への応援コメント
Xでオススメしていただきありがとうございます。
レビューを書かせていただきますね。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
レビューもとても嬉しいです。感謝いたします。
2-3 恋をしていた。恋をしていく。への応援コメント
桃子が「本当のりんちゃん」を見つけた瞬間、優しい偶像ではなく最低最悪の一言が飛んでくるのが最高でした(笑)。それでも笑い転げて「楽しい恋だった」と言える桃子が、本当に可愛くて強い子ですね。一方で鶴ちゃんは、自分の恋を過去にせず抱え続ける道を選んでいて、桃子との対比がとても鮮やかでした。
作者からの返信
りんちゃんは最悪の男の子なので、絶対この言葉を言わせるぞ!と決めていました。笑っていただけて何よりです!
桃子の強さを感じていただけて、また、鶴との対比にも気づいていただけたこと、感無量です!
本当に、ありがとうございます。
2-2 恋の重みへの応援コメント
ラブレターが「重さ」を持って雪崩のように降ってくる描写、恋という感情の可愛らしさと怖さが一気に形になっていて好きです。桃子の失恋の痛みが、相手の女の子への怒りから「誰に取られても悲しい」へ変わっていく流れも、とても素直で胸に残りました。最後に現れた顔のない偶像たちと、桃子の「理想なんて求めてない」という叫びで、恋の核心に踏み込んできた感じがします。
作者からの返信
ラブレターの雪崩のシーン、まさしく恋の可愛さと重さをイメージして書いたので、そう言っていただけて嬉しいです。
桃子の心情の変化や、りんちゃんへの想いも丁寧に読み取っていただけて、心に染み入ります。
本当にありがとうございます。
2-1 恋とはどんなものかしらへの応援コメント
第二話に入って、語り手が鶴ちゃんへ変わったことで、千代世の美しさと危うさがぐっと近く感じられました。千代世を見つめる鶴ちゃんの視線が本当に繊細で、「言葉にしたくない想い」という冒頭の感覚がそのまま全編に流れていますね。桃子の失恋から、鶴ちゃん自身の恋心にも触れていく終わり方がとても綺麗で、次の一言が気になります。
作者からの返信
視点が変わったことでの変化を感じ取っていただけて、とても嬉しいです。
鶴ちゃんの手放したくない想いと千代世の危うい魅力はこの先の物語にも強く関わって行くものなので、強く感じていただけて光栄です。
1-6 ゆきじへの応援コメント
「人の形を持った帳」という着地が、意外でありながらこの作品らしい救い方で、とても印象的でした。ゆきじという新しい名前を与えられることで、主人公が罰だけで終わらず、これから自分自身を見つけ直していく物語へ繋がるのがいいですね。ほしづめの明るさと強引さも可愛くて、重い話の終わりにちゃんと灯が残りました。
作者からの返信
ありがとうございます。
ゆきじという罪を背負った存在が、その罪ごと「自分ってイケてるじゃん」に向かってほしづめと歩き出す姿を見ていただけて、とても嬉しいです。
ほしづめについても、灯がともったと言っていただけたことで彼女自身灯持ち冥利に尽きると思います。
本当にありがとうございます。
1-5 心の在処への応援コメント
主人公が「僕の体を使って」と決断する場面、恐怖も後悔の可能性も抱えたまま選んでいるのが痛切でした。単なる自己犠牲ではなく、自分の罪と、二人の幼馴染の心を見つめた末の答えだからこそ重みがありますね。最後の「まだ、終わりじゃないの」で、帳の物語がさらに深いところへ進む気配がして、静かにぞくりとしました。
作者からの返信
主人公の重い決断を見守ってくださり、その想いに胸を打たれてくれたこと、感謝いたします。
彼の物語がまだ続く事の予感を感じてくださったことも、嬉しいです。ありがとうございます。
1-4 取替えっ子への応援コメント
冒頭に置かれていた場面へ戻ってきて、ここで「取替えっ子」の真相が明かされる構成が見事でした。二人の幼馴染がどちらも「生きたい」と訴える場面は、どちらか一方を悪者にできない苦しさがあって、胸が締め付けられます。さらに、主人公が幼馴染の努力や孤独にようやく気づく流れが深くて、「心は、ある」という最後の一言がとても重く響きました。
作者からの返信
構成を褒めていただき、ありがとうございます。1話ということもあり、世界観の説明と、主人公の物語とのバランスで苦労しました。その分、そのお言葉がとても沁みます。
小さな幼馴染も大きな幼馴染も、「人間の魂」であることは変わらない。その重さを主人公と伴走して感じてくださっていることが、とても嬉しいです。
1-3 追憶への応援コメント
ばあちゃんの部屋が「セーフティゾーン」として現れるのが、とても優しくて切ないですね。線香や石油ストーブ、揺り椅子の音まで含めて、主人公が唯一守られていた記憶なのだと伝わってきます。ほしづめの「きみがここにいてくれてよかった」という言葉も、ばあちゃんの肯定と重なって胸に残りました。
作者からの返信
主人公の守られた記憶を、優しく切ないと解釈してくれて嬉しいです。彼にとっての、唯一の安寧の記憶です。
ほしづめの台詞の意図も汲んでいただき、感無量です。本当にありがとうございます。
1-2 帳と灯持ちへの応援コメント
帳の成り立ちが語られることで、この異空間がただの怪異ではなく、誰かの「生きてほしい」「生きたい」という切実な願いから続いているのが重く響きました。ほしづめの穏やかな語り口が、かえって帳の残酷さと優しさの両方を際立たせていますね。主人公の「べつのひとになりたい」という言葉が出た瞬間、これまでの劣等感が一気に形を持つ感じがして、胸に残りました。
作者からの返信
コメントをくださり、ありがとうございます。
「ただ、生きたい」「生きて欲しい」というテーマは、この章を通して核となる部分です。そして主人公の劣等感も。ほしづめの語り口にも、沢山の想いを込めて書いているので、ご指摘いただき本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
1-1 はじまり、はじまりへの応援コメント
冒頭で結末めいた場面を提示してから過去へ遡る構成がとても印象的で、「どうしてこんな状況になったのか」という強い牽引力が生まれています。主人公の幼馴染への羨望や劣等感が、単なる嫉妬ではなく長年積み重なった「帳」のような重さを持って描かれていて、胸が締め付けられました。終盤で灯持ち見習いのほしづめが現れた瞬間、それまでの息苦しい空気に一筋の灯が差し込むようで、この作品のタイトルが持つ意味を体感できる導入だったと思います。
作者からの返信
板野かもさん、コメントありがとうございます。
結末のあたりから過去を遡る文法、こだわった部分ですので、気がついていただけてとても嬉しいです。
主人公から幼馴染へ向ける長年の羨望を読みとっていただけたこと、書きたかったことをしっかり読み取っていただけたことがとても嬉しく、お言葉一つ一つが染み入ります。
2-1 恋とはどんなものかしらへの応援コメント
PEN-PENガールズエピソードにニヤニヤすると同時に、ほしづめちゃんや『ひょろひょろしたピアノ弾き』って、あの、1話で出てきた子との繋がりが見えてきて、世界観ー丁寧に描ける筆致に感銘を受けました。
失恋も心を抉る失恋もありますからね。
皆がみんな、失恋したあと心を切り替えられる人ばかりではないですもの。
そんな煮え切らない数多の気持ちたちが帳になったのだろうと想像しましたが、合ってますかね?
あまりこういったジャンルは読まないもので、的外れでしたら申し訳ありません!
作者からの返信
櫻葉きぃさん、コメントありがとうございます!
世界観や、話ごとの微妙な繋がりを察知していただけて本当に嬉しいです。
えぇ、こちら、恋心や失恋の悔しさが集まった帳となっております。読みとっていただけて、嬉しく思います。本当にありがとうございます。
1-1 はじまり、はじまりへの応援コメント
読んだ感じ、まず文章の雰囲気めっちゃ良いと思いました!
主人公の「別人になりたい」「誰かに憧れて、でもなれなくて、妬んでしまう」っていう感情がかなり生々しくて、冒頭から引き込まれました。
特に幼馴染への劣等感が、ただの嫉妬じゃなくて「自分も相手も呪ってしまう」ってところまで行ってるのが良かったです。
あと、竹林と池とピアノの音のシーンがかなり不気味で好きでした。
ピアノの音が主人公のコンプレックスそのものみたいに響いてる感じがして、読んでて普通に怖かったです。
鳥の目が竹林の奥に無数にあるところも、映像として浮かびやすくてゾワッとしました。
幼馴染が「性格最悪なのに才能があるやつ」って見せ方も上手くて、主人公がこいつに劣等感を抱く理由が分かりやすかったです。
しかもただ嫌な奴ってだけじゃなく、昔の幼馴染と今の幼馴染が別人みたいになってるっぽいところが、物語の謎としてかなり気になります。
灯持ちの少女が出てきた瞬間に、一気に雰囲気が変わるのも良かったです。
それまでずっと怖くて重い空気だったから、ほしづめの登場で読者も少し安心できる感じがありました。
ただ、1話時点では情報量と比喩が結構多いので、人によっては少し重く感じるかもしれない
でも世界観の不気味さ、主人公の劣等感、幼馴染に起きている謎、この三つはかなり強いと思いました。
個人的には、かなり続きが気になる1話でした。
作者からの返信
とても細かな点まで丁寧に感想を書いてくださり、とても嬉しいです。
力を入れて書いた点、楽しんでもらえたら嬉しいなと思っていた点を全て拾っていただけたこと、心より感謝いたします。
本当に、ありがとうございます。
1-1 はじまり、はじまりへの応援コメント
胸の奥に澱んでいく嫉妬と劣等感の描写がとても生々しくて、読みながらじわじわ心を掴まれました。 竹林や池、鳥の目玉の不気味さも鮮烈で、“怖いのに続きが気になる”空気感が最高でした。 (≧▽≦)
面白かったので、★★★とレビューを進呈いたします(人 •͈ᴗ•͈)
もしよかったら、私の作品も読んでいただき、面白かったら★★★をいただけたら嬉しいです(◍•ᴗ•◍)
先生と繋がっていきたいので
作者フォローよろしくお願いしますm(_ _;)m
作者からの返信
竹吉さん、素敵なレビューをありがとうございます!
★★★も、とっても嬉しいです!
読むのが遅いため、ゆっくりにはなってしまいますが、竹吉さんの作品も読ませていただきますね☺️
編集済
1-1 はじまり、はじまりへの応援コメント
やはり、出だしの言葉がすごく頭の中にあるものと重なって、先が気になり読ませてもらいました。
じっくり自分の中を見つめながら読んでいく物語だと思いました。
主人公はどこにでもいそうな、優れた人がいたらつい羨んでしまうような、いつも自分に自信がなく違う人間になれたらと望むような部分に親近感を持ちました。
作者からの返信
ありがとうございます!
3-3 ともにあるへの応援コメント
ユキジはかつて自分が理解しようとしなかったこと、それが遅すぎて後悔した過去があるからこそ五十嵐さんの心に近づき、道を照らしてあげることができたのですね。
ほしづめも頭ナデナデしてあげてたし、これは灯り持ちとしてのユキジの初仕事は大成功ってこと、なのかな?
五十嵐さんの帳での公演はこれでおしまいとなり、続きはきっと現実の世界で親友とともにですよね。
作者からの返信
ゆきじの、後悔があるからこその言葉を拾ってくださり、ありがとうございます。
灯持ちの初仕事は、彼なりにかなり頑張ったのだと思います。
はい、五十嵐の演劇の帳はこちらでおしまいとなり、次回は現実編となります。親友の浬がなぜへらへらしているかも含め、楽しんで読んでいただけますようにと願っています。