編集済
祝詞への応援コメント
静かなのにじわじわ不穏さが積もっていく感じがあって、
すごく面白かったです!
「まだ早い」が出てくるたびに、守ってるのか縛ってるのか……
分からなくなっていくのがいいですね。
日常の中にずっと怪異が混ざってる感じも、
後からじわっと怖くなってきて、読後感も残る作品でした😨
作者からの返信
恋せよ恋様、ご感想をありがとうございます。コメント返信が遅れてしまい申し訳ありません。
作中では主人公の命を救ってさえいるのですが、その意図が不明です。まだ、ということはいずれその時が来るということであり、またいつになるかもわかりません。
神と人の時間はまるで食い違っており、孫の顔が見られた年齢では逆に恐ろしく感じるのかもしれませんね。
編集済
祝詞への応援コメント
こんばんは、ニノ前さん。
コメント失礼します。
当人以外は何が起きているかもわからない事柄。
それで物語を成り立たせる構成。
それも語られる事をボンヤリ見ていると、良き事のようにも思える筋立て。
言葉を伝える神らしき存在の出で立ち。
それと不明確で執拗な言葉の繰り返しにより状況に不吉さを帯びさせる演出。
怖さの最小構成を削り出すトリミングのセンス。
もうその全部が、読んでいて小気味良かったです。巧すぎです。
感銘受けすぎたので、なんか和歌まで詠んでしまいました。
現世に 留むる神の 御心は
いつを限りの 定めなるらむ
……楽しく拝読できました。
ありがとうございました。
作者からの返信
木山喬鳥様、ホラーの本質を突いたレビューコメントに感謝いたします。返信が遅れてしまって申し訳ございません。
身に余る評価を賜り恐縮です。和歌まで詠んでくださるとは、光栄の至りであります。
作中で起きていること自体は、全て主人公にとっては良いことなのですね。ただその前兆となった光景と、含みのある一言が彼女を不安にさせます。
「まだ」とは、いつかはその時が訪れるのか。もしかしたら、時機が来るのは遠い未来かもしれない。死を迎え入れる老境となれば、加護が逆の意味を持つのかもしれませんね。
お目を通してくださり、まことに感謝申し上げます。
編集済
祝詞への応援コメント
主人公の方は、この神様にいたく気に入られてしまったのでしょうか。
神社には感謝でなく願い事をしに来る人が多い中で、家業とはいえ子どもの頃からお社を綺麗にしてくれていた存在というのはやはり健気で可愛かったのかなぁ……と思いました。
赤く錆びた斧をお持ちの方は、神様とは別の存在という解釈で間違いないでしょうか?
そう仮定するのなら、異形のモノが見える主人公にも見えない=それだけ強大な力を持った存在ということの裏付けのようで、そのことにも鳥肌が立ちました。
ご解説ありがとうございます!
神様というだけでありがたがられてしまうのも大変ですね。
作者からの返信
片喰 一歌様、恐怖の本質を突いたレビューコメントに感謝いたします。
真意はどうあれ気に入られたのでしょうね。自分の存在を認識しているのは彼女だけでしたから。
水たまりに映ったのは神の手そのものです。ただ、神社で祀られている由来の神とは本質が全く異なります。相手からすれば、たまたまそこに棲んでいたら人間がありもしないご利益とともにありがたがった形となります。
祝詞への応援コメント
二ノ前はじめ 様
主人公が護られているということで、最後まで安心して読むことができました。
しかし、その一方で、主人公の人生に起きるイベントのたびに聞こえる「まだ早い」という声の存在は、寿命を握っているのではないかと思うとゾクッとしました。そして、その声の本当の意味は、命を助けることなのか、何か別の意味があるのか、と考えるとどこか不気味さもありますね。恐さと不気味さが絶妙に同居した一篇。面白かったです。
作者からの返信
天音空様、ご感想ありがとうございます。
まだ、ということは、いずれその時が必ず来ますからね。得体の知れない存在に生殺与奪を握られているという点で、主人公に不安をもたらすのは十分かと思います。
お読みくださり、まことに感謝いたします。
編集済
祝詞への応援コメント
神様にとっての「まだ」はどれくらいなんでしょうね。
もしかしたら、未だに羽子板で遊んでた子供だと思われてるのかも。
死ねないというのは、ある意味では死ぬのより怖いんだろうな、と思いました。
月並みな感想ですが、すごく面白かったです。流石です。
追記:月並みなのは感想です!今ふと思って慌ててます。大変失礼しました!(土下座)
作者からの返信
公星様、ご感想をくださり感謝いたします。
おそらくは人の寿命を遥かに越えて存在してきた神ですから、数十年は大した時間ではないのかもしれませんね。
その時の流れに普通の人間が付き合わされると考えたら、あるいは死よりも恐ろしいかと思います。
評価してくださり、まことにありがとうございます。
祝詞への応援コメント
生殺与奪の権をもつものが常に横にいる恐怖。
「まだ早い」とは即ち「いずれは」ということ。生き物は皆いつか絶対死ぬのは当然ではありますが、それを毎度毎度耳元で囁かれるなんてたまったものではありません。なんというストレス!
せめて順番通りに逝かせてほしいと、そこだけはお願いしたいです。
神社の娘さんとして正直に生きてきただけであろう主人公が一生抱える羽目になった理不尽さも怖かったです。
作者からの返信
猫小路葵様、コメントに感謝申し上げます。
確かにそうですね。どういった時にも命を救えるということは、逆もまた然り。その時期がいつ来るかはわからず、いつも心に不安を抱える羽目になります。
自分よりずっと若く、大切な者を見送りたくないというのは、多くの人々に言えるかと思います。
祝詞への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
最後の一文にぞっとさせられました。この神はいったいなぜ、彼女を活かしているのでしょう。死と生の境目で、これまでずっと生のルートを取らせていることに、なんらかの必然性を感じますが、神には明確な目的などない、そうも感じます。まだ「死」に舵を切ったことがないから、生きている。それだけのことなのかもしれないな、と。
神と戯れていた幼少期を経て、あたかも神の加護をうけつつここまでやってきたかのような人生です。生き死には神の采配ひとつにかかっていると感じながら生きることの恐ろしさを感じさせられました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想をありがとうございます。
ご推察の通り、この存在は人の理屈では動いていません。相手の心情に構わず生かし、命を刈り取る時に慈悲はないでしょう。
その時がいつ来るのかは定かではありません。あるいは相応しい収穫の時期を待っているのかもしれませんね。
祝詞への応援コメント
おお、二ノ前さん。読ませるじゃないですか。よかったですよ。
娘時代の死の恐怖が実は身を守る加護であり、しかしいつまで守られるのか分からないと。一体神様はいつになったら、「もういいだろう」になるのでしょうか。それまでは不死なわけで、どんどん孤独になるわけですから、それはそれで不幸な事かも知れませんね。
そんなハピエンともビターエンドとも言えない余韻を残す好編でした。
お星様も入れておきますよ。
それではまた。
作者からの返信
小田島匠様、ご感想とお星様に感謝申し上げます。
加護であり呪いですね。神の真意はわからず、いつまで生き延びさせられるかも不明です。もしかしたら、寿命さえ無視するかもしれない。
大事な者に置いていかれる恐怖は、あるいは死に勝るかと思います。
祝詞への応援コメント
「まだ早い」
↑が繰り返されることで、静かに、けれど確実に恐怖が積み重なっていくのを感じました。一体、「まだ」とはどれほどなのか。いつになったら、彼女は生から解放してもらえるのか。
これは加護なのか、それとも呪いなのか、まさに表裏一体だと思いました。生きる、というのも怖いものですね。
とっても怖いお話を、ありがとうございました!
作者からの返信
餡団子さま、今作の本質を突いたレビューコメントを賜り感謝いたします。返信が遅れましたことをお詫びいたします。
時の捉え方が人とは異なります。作物が熟するのを待っている感覚に近しいかもしれません。ただその時機が訪れるのは、それこそ神のみぞ知るでしょう。
余生を過ごす年齢となり、それでもずっと生かされるとすれば、幸と捉えられる人間はそう多くないかと思います。
こちらこそお読みくださり、ありがとうございます。