尼寺に鳴る鈴への応援コメント
拝読しました。
三題噺のお題の使い方がとにかく秀逸で、本作のために3つのお題が選ばれたかのように感じました。
里の人たちに慕われていることからも、偽物の尼僧は元来良い人なのでしょうね。それが追い詰められて発作的にとはいえ、本物の尼僧を手にかけてしまった……。
とても物悲しい読後感のホラーで、ずっと心に残るような気がします。
作者からの返信
仁木 一青様
お題大好き人間としては、そのように言っていただけて大変うれしく思います。「住」で最初に浮かんだのが「住職」だったので、だったら「像」は仏像だろうし、あとは「工場」をどうするかでした。
そうですね。彼女はこれまで歩んできた人生が厳し過ぎたのかもしれません。せめて出会ったあのとき、あそこまで極限状態じゃなかったら……もしかしたら尼僧と二人で寺への山道をのぼる未来があったかもしれないですね。
仁木さんの御心に何か少しでも残すことができますならば幸いです。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
編集済
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
ハラハラしました
相手を殺して成りすます…松本清張のミステリーみたいですね
とても面白かったです
ホラージャンルですが短編ミステリーとしてもとても良かったです
ついやさしい気持ちで声をかけてしまったことから起こる悲劇
犯人の女もどこか憎めずというところもあります
庵主さんの言うようにちゃんと居候して修行してれば本当の尼僧になる道もあったかもしれないのに…
笑顔で訪れた庵主様の亡霊は本当に祟っていたのでしょうか
もしかしたら心配してたのじゃないかなとか思います
作者からの返信
凛花様
ミステリー風味。凛花さんに言われて初めて気がつきました!(笑)レビューコメントまで書いていただき、嬉しいお言葉の数々に感激しております。
そうなんですよね。彼女が歩んできた人生は過酷なもので、つい「どうにかしてこのまま尼僧として穏やかに暮らせないか」と思ってしまう瞬間がありました。
出会ったあのとき、彼女があんな極限状態でさえなければ、凛花さんが仰るような未来もあったかもしれないなとわたしも思います。勿体ないですね。
庵主さんが祟っていたのかどうかはわかりませんが、心配してたんじゃないのかなと仰る凛花さんは優しい方だと思いました。
お読みいただき、ありがとうございました。
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
何と恐ろしく、やるせない物語なのでしょう。
尼僧に罪がないのはもちろん、主人公も決して根は悪人ではなく、本当に悪いのは主人公に過酷な労働を強いた社会や工場主であったのでしょうに……。
そして実際にこういう労働に苦しんだひとびと、いまでも苦しんでいるひとびとがいることを思うと胸が痛みます。
ストーリーは全くちがいますが、殺した尼僧になりかわるという展開や因果応報というテーマのためか、かの手塚治虫の名作『火の鳥 異形編』を連想しました(もちろん賛辞……それも絶賛です!)。
作者からの返信
ハル様
お返事が遅くなりすみません。
彼女が歩んできた人生には同情しますし、どうにかしてこのまま尼僧として穏やかに暮らせないものだろうかと、つい思ってしまう瞬間がありました。
おおいなる賛辞をありがとうございます。何十年ぶりかに「火の鳥」を読みたくなりました。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
編集済
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
尼僧が学ぶにつれ己の罪を深く自覚していく様が、哀れでありつつ怖いですね……
誰よりも自分に責められるというのが、逃げ場がなく一番辛い事なのかもしれません。
観音様はもちろん、全てご存知でいらしたのかな……
何も知らない里の人たちは、仕方なくまた新たな庵主様を迎えるのでしょうか。
しばらく「空き家」だったというのが、この寺自体に何かの因果が巡っているような気がして、勝手に入れ子構造のような怖さまで感じてしまいました。
そしてジャパニーズホラーはやはり湿り気が命ですね…!( ;∀;)
作者からの返信
鐘古こよみ様
お返事が遅くなりすみません。
他の誰を騙せても自分にだけは嘘をつけませんものね。辛いことです。
観音様は、彼女がきちんと自覚し切るまで黙って待っていらしたのかもしれませんね。
「空き家」のわけ……わーお、怖いです。第二話が始まってしまいそう……!
Jホラー特有の湿り気を表現できていたなら幸いです。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
物理的な地獄の責めからやっと抜け出した偽物の尼僧は、心理的な地獄の責めに耐えきれずにせっかくの努力を無にしてしまった。因果応報などの言葉を学ばなかったら、内からくる罪悪感を感じずに済んだのでしょうか。
どこかの寺で修行を積んだ本物の僧でも、自分で学びを得た偽物の僧でも結局は同じなんですね。里人たちは何も知らずに有り難がっていました。
殺された方も哀れでしたが、懸命に学んで新しい生活を得ようと努力した偽物の方に同情してしまいました。
作者からの返信
七月七日様
お返事が遅くなりすみません。
「知らぬが仏」ってこういうときにも当てはまるのでしょうか?
彼女が歩んできた人生には同情しますし、「このまま尼僧として穏やかに過ごせないか」と思う瞬間がありました。尼僧に弟子入りして普通に修行をしていれば、彼女はきっと「本物の」尼僧になっていただろうにと思います。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
編集済
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
あー…(;_;)! 罪を自覚してしまったのですねー…。
いけないとは思いつつも、このまま、尼僧として生きていって欲しかったです…(;_;)!せっかく得た穏やかな日々なのに…!
この物語とても好きです!
作者からの返信
深山心春様
お返事が遅くなりすみません。
しっかり自覚してしましました……観音様は、彼女が自分できちんと自覚するまで黙って待っておられたのかもしれませんね。
わたしも彼女が歩んできた人生には同情しますし、つい、このまま尼僧として穏やかに……と思ってしまう瞬間がありました(;_;)
好きと言っていただけてとても嬉しいです。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
すごい……一気に読んでしまいました。
本物の尼僧に化けるために学んだ仏教の教えが自分自身の罪をあぶり出していく様はまさに因果応報ですね。
序盤では生を実感させる鈴の音が後半では恐怖の象徴になっていて、とてもゾッとしました。
ラストの観音様の微笑みが全てを見通しているようで、女の罪を何ひとつ知らない無垢な里人の姿と対照的でとても印象深く残りました。
読ませていただきありがとうございました!
作者からの返信
お肉にはワサビ様
お返事が遅くなりすみません。
観音様は、彼女が自分できちんと自覚するまで黙って待っておられたのかもしれませんね。
他の誰を騙せても自分にだけは嘘をつけない。みんな大なり小なり罪を抱えて生きているものですが、彼女の場合はとても抱えきれなかったのでしょう。
とはいえ、彼女の生い立ちには同情しますし、つい「どうにか救われないものか」と思ってしまう瞬間もありました。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
コメント失礼します。
女は俗世の地獄からも、仮初の日常に精神を苛むような幻覚めいた地獄からも、救済されてある意味幸福だったのかも知れませんね。
こわいこというなあ。
構成が実に巧みで尼僧が女にしか『前/後』にも姿を見せていないのが、本当に巧い……。
作者からの返信
魔山十銭様
お返事が遅くなりすみません。
そうですね。彼女はようやく救われたのかもしれません。終わりにできたのですから。
尼僧が途中で里人と会って一緒に登ってきたのであれば、きっと結末は違っていたでしょう。誰にも会わなかったのが尼僧の、いえ、二人の運命を決定づけてしまいました。
レビューコメントまで書いていただき、ありがとうございます!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
おー、猫小路さん、これいい、上手ー。
地獄から逃れるために、衝動的に手をかけてしまったものの、尼僧として成長するにつれて罪の意識に苛まれるというのが、いかにも皮肉な感じで心に残りますね。
人間の性、因果応報というようなものについて、深く考えさせられる好編でした。
良い作品をありがとうございました。
お星様とレビューも書いておきますよ。
作者からの返信
小田島匠様
お返事が遅くなりすみません。
こちらの方こそ、レビューコメントまで書いていただき、ありがとうございます。
彼女が歩んできた人生には同情の余地があり、つい「このまま庵主として逃げ延びてほしい」と思ってしまう瞬間がありました。
出会ったときの彼女があんな極限状態でさえなければ、尼僧と一緒に寺への山道をのぼる世界線もあったかもしれません。そう考えると非常に勿体ないことでした。
他の誰を欺けても結局自分に嘘はつけませんでしたね。
お読みいただき、ありがとうございました!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
拝読いたしました。
学ぶほどに自分の罪を自覚するというのが印象的でした。根っからの悪人ではなく、劣悪な環境によって手を汚してしまったのでしょう。
それでも仏罰からは逃れられず、自らを地獄に追い立てている様子が因果応報というものをよく体現していました。
物悲しくも素晴らしい罪と罰の物語をありがとうございます。
作者からの返信
二ノ前はじめ様
お返事が遅くなりすみません。
彼女が歩んできた人生には同情の余地があり、つい「このまま庵主として逃げ延びてほしい」と思ってしまう瞬間があります。
ですが、他の誰を欺けても結局自分に嘘はつけませんでしたね。
仏様は、彼女がきちんと自覚するまで黙って見守っておられたのかもしれません。
レビューコメントまで書いていただき、ありがとうございます!
尼寺に鳴る鈴への応援コメント
鈴の音は偽尼僧の良心の呵責の音でしょうか。
彼女の行いは確かに人の世の大罪、仏法でも阿鼻地獄行きの大罪に違いありませんが、まだ鈴の音が聴こえる彼女には何らかの救いがあって欲しいとも思います。
そんなこと言ったら尼僧(本物)にビンタされそうですが……!
とても心に沁みる良いお話でした。
ありがとうございます!
作者からの返信
志乃亜サク様
彼女のこれまでの人生を思うと同情もしますし、どうにかしてこのまま尼僧として穏やかに暮らせないかと、つい思ってしまう瞬間がありました。ほんと、尼僧に怒られそうですね。
鈴の音が聞こえるうちは、まだ一縷の望みはあるでしょうか。
お読みいただき、お星様もありがとうございます!