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  • 編集済

    泥中の蓮への応援コメント

    読了いたしました。

    誠くんの不器用なくらい真っ直ぐな信念に熱くなりました。最初は流される主人公かと思ったのですが、土壇場で見せた芯の強さが気に入りました。敏郎さんもただ厳しいだけの人ではなく、まるで長年バグを抱えたキャラがアップデートされる瞬間を見ているようでした。亘さんの複雑な立場もリアルで、読んでる間中、人それぞれの正義が交差する人間ドラマに引き込まれっぱなしでした。

    素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
    お星様で推せていただきますね、本調子じゃないなかの投稿お疲れ様でした。


    作者からの返信

    読了ありがとうございます。
    1万字未満にしては登場人物を出しすぎて読みにくいかなと思っていたのですが、きっちりと読み込んでいただいて感謝感謝!です。

    兄には似なかった誠ですけど、迷いながらも父や兄に信頼を寄せていた感じはあります。表面的なものではなく、心の奥深くにある誠実さは、やはり親子共々持ち合わせていたといったところでしょうか。
    この親子に限らず、みんな不器用だけど正義を捨てることはできないんですよねぇ。

    お星様たくさんありがとうございます。
    私は連載作品がないので、新作を書かない限りしばらく低空飛行です💦

  • 泥中の蓮への応援コメント

    最後まで拝読しました。
    硬派な雰囲気の作品でしたが、正しい判断とは何か?という言葉を終始考えさせられました。猪口みたいな男を目の前にしたら、自分ならどうするか?自分は人生の要所要所で、果たして正しい判断をしていただろうか?と……。
    敏郎は過去の失敗を引き摺っていましたが、最後には息子を守るという意味で正しい判断をしたように思います。そして、誠君も、この一件でそれまでモヤモヤしていた人生が一気に拓けたように感じました。

    作者からの返信

    お読みいただきましてありがとうございます。
    逆境にあっても心清く、美しく生きる人を例える「泥中の蓮」を、そのまま物語に落とし込んだら「誠実さとは何か」「正しい判断とは何か」という哲学的な判断を仰ぐ話になりました ( ˶°ㅁ°)
    押しつけがましい父も、人間不信という誤った選択をしたことから息子たちに負担をかけてきましたが、誠実さに開眼して誠の味方になることで修正できたように思います。
    人生の岐路はとても重い選択のように感じます。でも少し遠回りをすればやり直すことも可能です。誠の最後のセリフのように、赦すことで頑な考え方を変え、残りの大学生活を豊かに過ごせるようになったかもしれません。

  • 泥中の蓮への応援コメント

    学校側から見たら明らかに悪い事をやった疑いが濃厚の人間を告発しない、そんな態度の学生は理解不能で困惑したでしょうが、居丈高に脅しや取引を持ち掛けてしまったのが悪かったですね。学生からすれば、大人や体制側に、自分と同じ学生を売りたくないという気持ちが勝るものです。
    ごく普通に、「これは誰か分かる?」「参考までに彼らにも聴取したい」と訊けば良かったのに。

    しかし誠くんの正義感や信念はどうかすると、危険物にもなります。時代が時代ならば、誠くんはお隣の半島の北にでも逃亡していたかもしれません。

    作者からの返信

    大学としては犯人捜しに協力して欲しかったのでしょうが、理事に媚びを売るような態度や、取引で口を割らせようとする学部長の対応が、却って誠を頑なにさせてしまったようです。
    何かを引き換えにしなければ正義は生まれないのでしょうか。人を信頼できなくなった父を反面教師に、誠は誠実さを貫いたのです。
    お読みいただき、ありがとうございました。

  • 泥中の蓮への応援コメント

    ストーリーは明快だ。
    単なる矮小な学部長選に過ぎない。
    そして変に点数稼ぎなどしなければ、猪口学部長の再選は揺るがなかっただろう。

    大学法人は余程のことがなければ、変化を嫌うからである。

    誠は自分の誠実さを「アイデンティティ」を守るために、同じゼミの津川と高梨の名を出さなかった。
    誠は、その二人のとは特に友人でもなければ仲間ですら怪しいくらいの関係性だ。

    猪口学部長は地位に固執したがために、一人の学生を理不尽に追い詰め、不正取引を提案した。

    大学法人は変化を嫌う。

    >「本件は悪戯とはいえ、事故にも直結する謂わば事件です」
    猪口学部長は悪戯を事故に格上げして吹聴してみたり、生徒に対して圧迫面接並びに不正取引を持ちかけけてしまった。

    彼は学部長にはなれないだろう。

    それでは誠は何者かになれるのであろうか。
    ただ一つ、親子の絆が確かなものになったのかも知れない。

    むしろ読者に鋭いペン先で問い掛けられた気がするのである。

    作者からの返信

    WEB小説界隈ではどうやっても人気の出ない純文学をお読みいただき、ありがとうございます。
    もう仰る通りの内容です。これはもう、誠実さを表に出した誠の一人勝ちです。ひねくれていた父親も誠を応援せざるを得ない状況だったでしょう。