第1話への応援コメント
冒頭の「満月の夜、運命は交差する」という一文から、怪異と事件が絡み合っていく雰囲気がしっかり出ていて、すぐに引き込まれました。
間下と記憶喪失の男性の出会いが、最初から友好的ではないところが面白いですね。お互いに相手を怪しんでいるうえ、助けようとして手を取った瞬間に謎の刺激が流れ込むので、「この二人はただ偶然出会ったわけではなさそうだ」と一気に感じさせられました。特に間下が恐怖を感じながらも、それを表に出さず冷静さを装っている描写から、彼の性格も自然に伝わってきます。
そして何より、天窓から覗き込む巨大な着物姿の女がかなり印象に残りました。
ただ巨大な怪物が現れるのではなく、髪を耳にかけて微笑みながら「あめんぼ…」と呟くところが妙に静かで、その静けさがかえって不気味です。十五メートル以上もある異常な存在なのに、仕草だけは人間らしいというギャップが怖かったです。
さらに、その直後に二人の腕へ同時に火傷が現れ、それが「連続心中不審死事件」の被害者と同じものだと判明する流れも良かったです。ここで怪異だけの話ではなく、すでに起きている事件と繋がることで、一気に物語の謎が大きくなったように感じました。
巨大な女、謎の火傷、頻発している不審死事件、そして記憶を失っている男。第1話の段階でいくつもの疑問が提示されているのに、それぞれがバラバラではなく、どこかで繋がりそうな雰囲気があるのが気になります。
最後に、名前すら思い出せない男性へ間下が半ば強引に「志貴」と名付ける場面も好きでした。それまでずっと緊迫した空気が続いていた中で、「そのまま過ぎないか」と思っていそうな志貴と、有無を言わせない間下のやり取りが少し可笑しく、二人の今後の関係性も想像させてくれます。
事件を追っていそうな間下と、自分自身すら分からない志貴。この二人が同じ火傷を負ってしまったことで、否応なく同じ謎へ巻き込まれていく導入になっていて、この「しき」という記憶が何を意味するのかも含めて続きが気になりました。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
こんなに読み込んでいただいて、ありがとうございます!
謎だらけ、だけど、どうにかしなきゃいけない二人を見守ってくれたら嬉しいです!
第6話への応援コメント
自主企画へのご参加ありがとうございます。
第6話まで拝読しました。
まず率直な感想として、文章は非常に読みやすく、事件・怪異・バディの関係性が少しずつ繋がっていく構成が丁寧で、続きを読みたくなる作品でした。
当初は「入り口が弱い作品」なのかなと思いながら読み始めたのですが、第4〜6話まで読み進めたことで印象が大きく変わりました。
私個人としては、この作品は「入り口が弱い」のではなく、「読者が作品をどう受け取るか」という部分に特徴がある作品だと感じました。
特に気になったのはジャンルについてです。
第1話から第5話までの読書体験では、
・怪異 ・連続事件 ・鍵 ・コインロッカー ・怪異のルール ・バディによる謎解き
といった要素から、私はホラー・ミステリー・サスペンスとして読み進めていました。
第6話で超常的な能力や怪異との関わり方が描かれたことで、「ああ、ここで現代ファンタジーなんだ」と納得しました。
ジャンルそのものが間違っているとは感じません。
むしろ、第6話まで読むと現代ファンタジーであることに違和感はありませんでした。
ただ、第1話の時点では現代ファンタジーへ繋がる導線を私は拾い切れず、ホラー・ミステリーとして読み始めたため、そこだけ少し印象に残りました。
もちろん、これは私個人の読書体験による感想です。
作品そのものは非常に丁寧に作られており、怪異のルールや伏線の回収、バディとしての関係性なども含めて楽しく読ませていただきました。
もう一つ印象的だったのは、作品ページのあらすじとは別に、本編にもあらすじを組み込まれていたことです。
私はこれを、とても丁寧な「読者への看板」だと感じました。
作品ページであらすじを読んだ方は、そのまま第1話へ。
一方で、本編から読み始めた方も、改めて作品の概要を確認しながら安心して物語へ入っていける。
そうした配慮が感じられ、とても印象に残りました。
その上で一つだけ考えたのは、本編側のあらすじに「この作品は現代ファンタジーですよ」と読者が感じられるような、小さなヒントが一つあると、第1話からジャンルへの導線がより伝わりやすくなるのかもしれない、ということです。
……などと考えながら読ませていただく時間も、とても楽しいものでした。
本当、素敵な作品をありがとうございます。
コメント失礼しました。
作者からの返信
ありがとうございます。
そうなんですよね…第六話まで読んでいただかないと、現代ファンタジーだと分かりにくく、最初の三話ぐらいで現代ファンタジーを読みたい人が離れていき、逆にミステリーとして読んでいたら第六話から異能みたいな話が始まって、なんか違う…と思われてしまいそうで、タグ付けに悩んでます。
コメントありがとうございました。
もうすこし、試行錯誤してみます!
第3話への応援コメント
火傷の跡がしゃべった!
衝撃的ですね。
この二人、いいバディ感あります!
第2話への応援コメント
かーすけです。
満月の夜、路地裏での最悪な出会いから一転、怪異へと巻き込まれていく怒涛の展開に一気に引き込まれました!
人相は悪いけれどぶっきらぼうな優しさを持つ間下と、記憶を失ったミステリアスな志貴。正反対な二人の絶妙な関係性と、今後のバディ感あふれる掛け合いが今からとても楽しみです。
15メートルを超える巨大な女の出現や、腕に刻まれた奇妙な火傷、解き明かされるのを待つ『連続心中不審死事件』という不穏なキーワードなど、散りばめられた謎の数々に好奇心が刺激されっぱなしです。
ダークで予測不能な世界観に、次のページをめくる手が止まりません。二人の運命がこれからどう交差していくのか、続きの展開を心から応援しております!
作者からの返信
ありがとうございます!
応援を励みに頑張って更新していきます。
編集済
第57話への応援コメント
村を消された恨みもありそうですが、神様も奇跡も無い。ありはしない。そんな絶望が動かしているのかもしれませんね。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
壱衛門自体も、どうしていいのか分からなくなってる部分があると思います。
根の善性から復讐鬼に堕ち切れない人間だからこそ、やけくそになってる…。