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  • 読ませていただきました。執筆意図とは異なるかもしれませんが、日本文学の代表作名を総覧できたようにも感じました。それはさておき、短編ですが、とても深い、一回読んだだけでは到底伝わらないような、作者様の深い意図、思いが含まれているように思いました。私のような浅学菲才なものでは、まずは父親の書斎の光景と、主人公の麻里子さんの作業風景と表情がありありと目に浮かびました。すばらしい描写と思いました。父親は娘に何を伝えたかったのでしょう。何を思って付箋にペンを走らせたのでしょう。娘はそれを読んで何を思い、何を考えたのでしょう。行間というより、文章の「裏側」を想像して味わえる佳品と思います。

    作者からの返信

    幌井さん、お読みいただき、ありがとうございます。お楽しみいただけたようで光栄です。

    この作品はとにかく引用をしまくっていますが、その過程で引用元の本を再読したりしてしまったので、執筆には異様に時間がかかりました(笑)

    麻里子さんが何を感じたか、麻里子さんのお父上が何を伝えたかったか……は、幌井さんが受けとったそのままで良いと思います。読者さん、それぞれの中にさまざまな受け取り方があると思いますので。

    本作は「遅れてやってきた感情」を主題にした連作短編にしようと思っています。もしよろしければ引き続きお付き合いいただければ幸いです。

    編集済