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  • 第三話への応援コメント

    三話まで読んだ範囲ですが、読み終わったあと、しばらく潮の匂いが残るような作品でした。

    村に入った瞬間から、湿気、塩、腐った海藻、黒ずんだ家、波の音がずっとまとわりついてきて、御凪村そのものが生き物みたいに感じられました。派手に驚かせるというより、少しずつ逃げ場がなくなっていく怖さが好きです。

    特に「夜の浜で名前を呼ぶな」「還った者に海の話を聞くな」みたいな禁忌が、あとからちゃんと効いてくるのが良かったです。真砂さんの瞬きしない目や、握手した手に残る塩の感触もかなり不気味でした。

    還し札に自分の名前を書いてしまう場面は、読んでいて「あ、これは駄目なことをした」とすぐ分かるのに、止められない感じがあって怖かったです。

    自分が書くときにも、怖いものをすぐ見せるのではなく、匂いや湿気、手触りみたいな感覚を積み重ねて、読者の中にじわじわ不安を作っていくやり方は参考にしたいと思いました。

  • 第六話への応援コメント

    面白かったです!擬音の使い方や文章のリズムが独特で、怖い話を語って聞かせてもらっているような没入感がありました。
    民俗ホラーらしい土着の気配や、理屈では割り切れない怖さがすごく、すごく、好きでした。
    取材から戻ってきても、もう元の日常には戻れない感じが本当に怖くて……口から水音が出たところは、思わず「うわっ」と声が出ました。しばらく忘れられなさそうです。