*への応援コメント
ふたりのディスコミュニケーションぶりが面白かったです!
とはいっても、描写(暗くて、冷たくて、寂しくて──など)を見る限り彼女は実際には深く理解しているわけで、実際には伝わってる、という意味でのディスコミュニケーションの方ですね。
名古屋のホテルとプレーンヨーグルトという不思議な取り合わせも素敵でした。
作者からの返信
まさか感想をいただけると思いませんでした。ありがとうございます。
名古屋の景色とプレーンヨーグルトは、僕がよく思う非常に個人的な感想です。どんな味にも染まれそうだけど、実際のところはやっぱヨーグルトなのが名古屋の夜っぽいんです。褒めてます。笑
作家がテーマの企画でしたので、デカダンに囚われがちな昔ながらの男性作家をテーマにしました。
一昔前前の純文学作家さんの雰囲気がある『成』と、その“ちょっとどうしようもない雰囲気”に惹かれてしまった女性のお話です。
実際みなみさんがおっしゃるとおり、彼女は彼のことをけっこう正確に理解できているんです。ただ夢想にハマりがちな彼にはそこがイマイチ理解できないみたいで、そんなディスコミュニケーションをミステリアスに包みました。
*への応援コメント
企画ご参加ありがとうございます!おっ、これは素晴らしい文学作品だ!(歓喜)エアコンのところの描写、すごく好きです。死について考える彼と景色が見える彼は同一人物ですか?最後の語り手の台詞で新しい男の存在がみえる。短いやり取りの話の中にかなりの仕掛けを入れている。構成筋力強い!
作者からの返信
男は1人しか居ないんですけど、彼女が彼のことを思い出して何度も反芻しているので、彼について語ってるのか彼のイメージを語ってるのか曖昧になっているんです。だから死んだことを忘れているような言い方している訳です。
でも僕としてはその点には正解を用意していなくて、読者さんの解釈に委ねています。
なぜなら、彼女がそんな不明瞭な語り方しているのには理由があって、読者さんにも彼女自身と同じように『彼の死に囚われて欲しい』からです。
味が分かりにくいものって何度も食べてしまいますよね。——味を思い出すために。
そういうのを全部まとめて『プレーンヨーグルト』と表現して、彼女はそれを何度も食べ続けているんです。太りませんから。笑
*への応援コメント
彼に見える「景色」の話がとても印象的で、私も「それで? それで?」と惹き込まれながら読み進めました。
そして、それを「プレーンヨーグルトみたい」と表現する比喩も不思議で、読後もしばらく考えてしまいました。
余白のある物語だからこそ、読み終えてからじわじわと心に響いてくる作品でした。
作者からの返信
舞台をそれなりに悩んだんですけど……東京でも京都でも福岡でもなく、名古屋がぴったりだと思いました。
名古屋→中秋の名月→昭和のクーラー→白昼夢→白夜→北欧→プレーンヨーグルト……と繋がっていく感じが、個人的に妙にしっくりきたんです。
都会的なのに原初的で、でもどこか無機質で……まさにプレーンヨーグルトだなって。
ちょっと不思議な返信になってしまいました。笑