第11話 ほっとひと息 夕食とおとぎ話を聞くへの応援コメント
グルメ回ですね(笑)
川魚や豚と鶏の出汁、黍粥の描写がとても美味しそうで、夕食前なのにもうお腹が空いてきて……
でも最後は、走と及の子どもの頃の寂しさまで見えて、温かいだけでは終わらないところが良かったです。
作者からの返信
宵書堂さんのお豆腐料理編が、余りに美味しそうだったので、私も書いてみたい〜!! と感化されたグルメ回になりました。
また、山龍さんの木曜日の幕間のように短くも味わいのある回になれば良いなあと思って書いてみました。
夕食前なのにお腹が空いてきて…と言ってくださり、本当に嬉しく思いました。やった~!
走と及の過去は、突然、思いついた設定だったのですが、おとぎ話に絡めて出せて良かったなあと思っています。
第10話 門番と、馬車の工人と、刺繍の家のおかみさんに会うへの応援コメント
営丘に入ってから、呂尚様が昔つないだ縁が次々に戻っていくのがすてきですね。
ご本人は少し困っているのに、周りの人たちは本気で「尚父様だ!」となっている温度差が楽しくて微笑ましくて……。
刺繍の家のおかみさんとの再会も温かく、呂尚が歩いてきた道の重みが自然に伝わってくる回でした。
作者からの返信
応援コメント、本当にありがとうございます…!
この回は、話の行き先を示さず、だらっと書いてしまったかなと深く反省しておりましたので、本当に嬉しく思います。
呂尚は山にこもって修行をしていたので世間知らずな所がある…と作者にとって大変都合の良い設定を盛っております。
刺繍の家のおかみさんは、私の頭の中で余りに彼女がハイテンションになるので亭主に一家の経緯を語ってもらいました。
山龍さんから頂いたコメントに恥じないよう、呂尚の歩んできた道を描いていけたらなぁと思っています。
第9話 どうしておじさんと結婚しなきゃいけないの?!への応援コメント
沈、いいですね。
石斧を寝床に置き、婦好のようになりたいと願う。
しかし、その激烈さが、子どもっぽさではなく、生き延びるための抵抗として描かれているのが好みです。
呂尚がそれを否定せず、「道を作れば身を守る盾や矛になる」と受け止めるところもすてきでした。
作者からの返信
急遽思いついたキャラでしたが、褒めてくださって本当にありがとうございます。
文字が普及する前なので、史実に載ってこないですが、こんなヤンチャなお嬢様も居たのではないかなあと思っております。婦好も『史記』から省かれた女性です。
呂尚はこうやって仲間集めの種まきをしております。無自覚に…
第8話 橋のたもとで嗤う男と、烈火の如く吠える巫女への応援コメント
大河、橋、営丘の城壁都市と、今回は世界の広がりが頼もしい回でしたね。
海辺の邑から外へ出たことで、呂尚たちの物語がより大きな政治や権威の場へと、きな臭くも近づいている感じがします。
続き、楽しみにしています!
作者からの返信
励ましのコメント本当にありがとうございます…!
行き当たりばったりで書いてる面もあるのですが、そう言ってもらえるとフツフツと次の話も頑張ろう! と思えてくるので本当に救われています。
きな臭さは言われるまで気づきませんでしたが、確かに次からそんな感じになってきます。まさに慧眼ですね。政治や権力の場という慣れない分野を書くことになりそうですが、ぶれない世界観を描いていけたらいいなあと思っています。
第7話 困りごと悩みごと解決は、おまかせあれ!への応援コメント
物々交換の盟、鹿の肩甲骨による占卜、蚕糸と刺繍の取引、大邑との関係など、古代中国風の世界観が物語の中で自然に機能していて読み応えがあります。
特に、呂尚が「神託」を使って悪い取引を断ち切る場面は、この時代ならではの説得力があります。昔の価値観を上手く現代の価値観に変換できている点がすてきです。
作者からの返信
読み応えがあると書いてくださって本当に嬉しく思いました。ありがとうございます…! まだ「中国」という言葉も生まれていなかった殷末時代の地方で、新石器時代をイメージしていますが、中国らしさに少しずつ近づけているのかなと、ほっとしました。
呂尚の神託も、商の王様がしていたようにカラクリがあって、思うように吉凶を使い分けています。神様を大義名分に使っていること、畏れ多くて口には出せなかったと思いますが、薄々気づいている人も中には居たのではないでしょうか。
第1話 海で拾われた子への応援コメント
お疲れ様です!
これは異世界歴史ファンタジー的な?
しかし登場人物顔面タトゥーはかなり斬新ですね。
作者からの返信
こんにちは!
本当は殷末の中国歴史小説を書こうと思ったのですが、いざ書いてみると語彙が乏しくて、これは歴史?異世界?ファンタジー小説 になってしまいました。
主人公の顔に沢山タトゥーが入っているのは昔アフタヌーンで孫臏の漫画がありまして、彼も黥面(刑罰)でしたね。海の事故が起こらないようにする鯨面(おまじない)とはまた違いますが……。鯨面は縄文土偶や古墳の埴輪で見られる風習で、日本に有ったなら古代中国でも有ったでしょうと勝手に思っております(汗)
第6話 前妻は祟り神? 後妻を抱擁し、馬車が壊れる段への応援コメント
馬車の車輪が壊れる出来事から、呂尚が前妻の祟りかもしれないと思い至る流れが印象的でした。
前妻を失ったこと、子を失ってきたこと、そして祝が子を産めないと知った時に安堵してしまったこと。
呂尚の中にある罪悪感と愛情が複雑に絡んでいて、ただ豪快な人物ではない点に得も知れぬ深みを感じました。
作者からの返信
殷末の馬車は壊れやすかったのだろうと考古学本に書いてあったので、馬車が壊れる場面を入れたいと思っていました。
呂尚を豪快な人物だと言ってくださって本当に嬉しく思っています。豪快さが書けてないのではと悩んでおりましたので…。
彼はとにかく紳士な性格にしたいと思っておりまして、真剣に女性に向き合う気持ちを持つ男性の理想像として書いています。深みを感じてくださり至極光栄です…!
角の人物像が印象的ですね。
呂尚に対しては荒々しく、キョウにも容赦なく問いかける――最後には自分の一族の過去を踏まえて、キョウを励ます。怖いだけではなく、厳しさの中に筋の通った情がある人だと感じました。
雨や陽とどう関わるのかも楽しみです。
作者からの返信
角のキャラクター性について、そう言って貰えて光栄の極みです…!!
武人らしい人物ってどうすれば書けるのかなと思っていたところ、男塾のキャラ達を思いつきまして、自分なりに参考にしてみました。
陽はクールなキャラなので熱血な伯父さんに対しての問答は想像がつくのですが、雨が掴みどころのないキャラで、伯父さんが来たらどう云う顔をするのか、まだ未知数でドキドキしております。
祝の鯨面が、ただの風習や外見上の特徴ではなく、守れなかったものへの怒りと悔恨から刻まれたものだったと分かり、ぐっと胸にきました。
口は荒いけれど、弱い者や踏みにじられた者への怒りが本物だからこそ、祝という人物の迫力が増して感じられます。
彼女を「化け物」ではなく、同じ痛みを背負う相手として見た呂尚の行動も印象的でした。
作者からの返信
一番書きたかった話にコメントを頂戴し、本当にありがとうございます。
中国の新石器時代から戦争が目立って来まして、より父系社会(家父長制)が強くなって来ました。それ故、男性の祭祀ばかりになってしまいましたが、それ以前は女性の祭祀(シャーマン)も活躍していたのではないかと思っておりまして(考古学的な証拠は無いのですが)、祝は最後の女性シャーマンの生き残りとして描いています。女性の権利を奪われ、抗う象徴です。
命がけで弱い者を守ろうとする彼女の生き方に呂尚が感銘を受けまして、物凄いやり方で求婚させてしまいました。
キョウならではの「強み」が見えてきた回ですね。日取りを枝の傷や月の形で整理していく。太陽暦や太陰暦が当たり前になっている現代人は意識すらしていないので。
一方で、首になって落ち込むあたりはまだ子どもらしく、痛ましさと成長の両方を感じました。
作者からの返信
ひええ、こちらの話にもコメントありがとうございます…!!
キョウは内気な分、ものごとをじっくり考える性格にしたいなぁと思って
彼なりの工夫を書いてみました。
子どもらしさをどう云う風に描けばよいのか手探りな状態ですが、子どもらしさと成長を感じてもらえて、とても嬉しいです。
第2話 少年、薊(あざみ)の棘で針鼠になるへの応援コメント
キョウが少しずつ「生きる側」に戻っていく過程が好きですね。
いじめられても黙って耐えるだけだった子が、薊の棘で自分を守ろうとし、最後には屋敷へ行くと自分の言葉で決める。
その小さな変化が痛ましくも力強いです。
作者からの返信
こんにちは。こちらの話にもコメントありがとうございます…!!
元々主人公はもう少し捻くれた痛い性格だったのですが、書いている内にちょっと健気な感じになってしまいました。小説を書くと不思議な事がいっぱい起こりますね。「生きる側」と言う言葉がとても嬉しかったです。
第1話 海で拾われた子への応援コメント
祝の人物像が魅力的ですね。
「ジャリは嫌い」と言いながら、真っ先に粥と水を持っていき、慣れた手つきで世話をするところに、言葉とは裏腹の情が見えてすてきです。
呂尚とのやり取りも夫婦らしい味があり、この家に拾われた子どもがどう生き直していくのか気になりました。
作者からの返信
初めてコメントを頂いて舞い上がってしまいました。
祝を褒めてくださってありがとうございます。二次創作でピッコロを書いていましたので、彼女の性格は、かなりその影響を受けています。
自分は独身なもので夫婦のやり取りは妄想を捻り出しております。味があると言ってもらえて嬉しいです。
男の子の主人公を書くのは初めてで、大丈夫かなと思いつつ、成長する姿を描けたら良いなあと思っています。
第12話 営丘を発ち、泰山を望む(呂尚、前妻と対面する)への応援コメント
別れ際に詩を吟じる呂尚が、いかにも呂尚らしくていいですね。
少し場を外しているようでいて、本人の中では泰山へ向かう気持ちが高まっているのが伝わってきました。
そこから前妻への祈りに入る流れもね、呂尚の人間らしさの傍流のようでいて好きです。
作者からの返信
応援コメント、いつもありがとうございます。本当にありがたく思っています…!!
呂尚は書きながら、段々性格が固まってきたキャラで、人の気持ちを掴むけれども、何処か抜けていて放っておけない人になってきました。
前妻のくだりは、どうしても書きたくて仕方が無かった場面だったので、描けてほっとしています。「人間らしさ」と言ってもらえて、本当に嬉しく思っています。