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    「センダイ県」ということは、各地の政令指定都市が個々に独立してシェルターになったのでしょうか? 私も近しい世界観の小説を書いたことがあるので、想像が膨らみます。
    世紀末の「シェルターの外」で、盗んd……貰ったバイクで走りだすというのが、失われた青春を取り戻そうとする動きに見えました。颯太が春香を追いかけることにしたのも、同様の理由かな、と。(春香にとって)娯楽の無い世界から脱出して、これから二人の青春が始まる期待感を抱かせるラストでした。

    アドバイスOKとのことでしたので、以下「私が直すとしたらここかな?」と思った箇所を記載いたします。
    <アドバイス箇所>
    最後の颯太の台詞の直前、“どっかりと、その場に尻もちをつく。”は、颯太の動きだと思うのですが「なぜしりもちをついたのか」の表現がもう少しあるとより分かりやすいと思いました。
    例:一年と数か月ぶりに聞く声に脱力して、その場に尻もちをついた。

    作者からの返信

    >水涸 木犀 様
     コメントありがとうございます!
     返信が遅くなり申し訳ありません。
     「センダイ県」の名称についてですが、いらぬ配慮とは思ったのですが創作世界の話であること、大戦による国内混乱などの要因から、そうさせてもらいました。

     青春というにはいささか年齢を重ねた二人ですが、もし仮にこの逃避行を知り関心を持ったシェルターの人間がいたとすれば、衝動のままに飛び出していった二人を羨ましく思ったかもしれません。

     アドバイスありがとうございます。
     物語の終結に向けたラストスパートでしたし、颯太の心情に幅を持たせようと思い削った箇所でしたが、たしかに説明不足かもしれません。参考にさせていただきます。

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     こんにちは、お世話になっております薮坂です。この度は企画へのご参加、誠にありがとうございます。それではさっそく感想を!

     まず、このプロットでポストアポカリプスものが読めるとは思いませんでした。プロットの捉え方、加えてその広げ方が素晴らしいと思います。いわゆる「尖った設定」って多少矛盾だとか無理感があったりするのですが、本作にはそれを感じません。これはきちんとお題のログラインを把握しているからこそで、プロットに「書かされた感」がない、ムロキング様の強烈なオリジナリティを感じました。
     お話の内容ですが、とても対比が効いていて素晴らしいと感じました。ほとんどのものがホログラムである地下世界ですが、春香はそれを「偽物」だと感じていて、いつか本物で溢れる地上に出ようと考えている。そして一年後、颯太に自分を追ってほしいと頼む。これはまさに偽物ではなく本物の愛ですよね。
     春香は地上に「本物」を見出そうとしたけれど、実は虚構だらけの地下にも「本物」はあった、と読み取れてすごく「いいなぁ」と思います。それにきっと、そのことを春香も気がついている。だからこそ本物で溢れる地上に、颯太を誘ったのではないかな、と思いました。やっぱり本物の愛ですよね。

     ただ本作のすごいところは、この「本物の愛」をあえて軽めに描いているところにあると思います。ともすれば「偽物の世界に芽吹いた本物の愛」っていうのはテーマ的には充分に重いのですが、本作の読み味は軽やかさをも感じる爽やかな筆致です。この辺りのバランスが非常に綺麗で、重くなりすぎないところが凄いと思いました。
     重ねてになりますが、このプロットからこんな物語を読めるとは思いませんでした。とても面白い物語でした!

     改めてになりますが、企画へのご参加、本当にありがとうございました!

    作者からの返信

    >薮坂 様
     企画と運営、お疲れ様です。コメントありがとうございます!
     申し訳ないのかもしれませんが、本当にたまたま偶然、企画をお見かけし「これは面白そうだぞ」と思い、参加させていただきました。

     恋愛を描こうとは考えていなかったのですが、登場人物の情や関係性を見つめていくと、結果的にこんな物語が出来あがっていました。
     作者である私としても、春香と颯太の間にあるものの正体がなんであるか、二人にとって正解だったのか理解しかねていたのですが、「本物の愛」と称していただいたことで、やっとこさ腑に落ちたように思います。
     
     こちらこそ、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。またこういった企画があれば、参加させていただきたいと思います!

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    企画から拝読いたしました。
    この企画で、ポストアポカリプスが読めるとは思っていませんでした。

    颯太が地上に出る前は、今の地上がどうなっているのかドキドキでしたが、青空と緑が広がる世界にホッとしました。
    春香の仮説が正しかったことは証明され、あとは春香が生きているのか、二人が再会できるのかどうかですが、
    読んだ側に、その後を想像させる終わり方が素敵だと思いました!

    作者からの返信

    >泡沫 希生 様
    なんかこう、閉塞された人間社会に対して、生命力あふれる圧倒的自然界というものに心惹かれるものがあるんですよね。例え文明が朽ち果てても、自然だけは関係なくそこに在る姿に魅力を感じているのかもしれません。

    結末を丸投げしているともいえるのかもしれませんが、どうなったか断言されるよりは、希望が感じれるほうが好きなんですよね~。コメントしていただきありがとうございました!

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    このお題でポストアポカリプスものを持ってくるとは想像力豊かですね。
    上下で暗と明、静と動が対比されていていい構成だと思います。

    1点、颯太が春香と一緒にいることが望みなのにどうして一緒に行かなかったというところが分かりませんでした。

    作者からの返信

    >新巻へもん 様
    コメントありがとうございます!
    テーマのひとつとして生命賛歌を混ぜ込んだら、こんなものができました(-_-;) せっかくだから颯太と春香の、二人の視点で見ていきたいという思いもあっての二話構成ですが、良い構成と言ってもらえると嬉しいです。

    颯太が春香に付いていかなかった理由ですが、それは「かけがえのない春香の頼みだから」だと思っています。
    正解ではないだろうし、非合理的な判断だとも思いますが、春香の願いを叶えることこそ、颯太にとっての愛情表現なのでした。

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    閉ざされた世界で自由を求めるというところがFREEDOMみたいで良いな思いました。
    すみません、たまたまカップヌードルのFREEDOMを最近見たもので。
    だんだんと本物に近づいていく描写が良かったです。
    いつ外したかわからないマスクが颯太の感動を表していて好きです。

    作者からの返信

    >白雪花菜 様
    たしかに! 全部は多分見てなかったと思いますが、結構好きだったので、もしかしたら影響を受けていたかもしれません。
    圧倒的に迫る光景と、近づいてきた春香の背中。彼の胸のなかは、様々な思いが巡っていたのだと思います。
    コメントありがとうございます!

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    はじめまして。

    ラスト、颯太と一緒に美しい地上を旅しているような気分になりました。
    孤独だけど、孤独じゃないポストアポカリプスの描写が大好きです。
    素敵なお話をありがとうございました。

    作者からの返信

    >滝沢ろばきん 様
    コメントありがとうございます!
    颯太と景色を共にしていただけたこと、とても嬉しく思います!
    小説のなかの、その世界に入り込める体験っていうのは、なんだかワクワクする気分になりますよね。

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    荒廃した地上、それでも力強く息づいている動植物。
    空、雲、星。動物や虫。そして桜。
    情景描写が圧巻で、「上」で描かれていた人工の風景とのコントラストが美しかったです。
    颯太はどうするんでしょうか。もうシェルターには帰らないのかな。

    作者からの返信

    >しらすけ 様
    コメントありがとうございます。
    お褒めいただき光栄ですヾ(*´∀`*)ノ
    颯太が見た景色は、春香が想い焦がれた世界そのものでした。とはいえ、いくら胸を打つものであっても、颯太にとって通り過ぎていくだけのものなんでしょうね。


  • 編集済

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    初めまして。私も企画から参りました。

    本物の空や雨や桜の描写がとにかくきれいですね。
    春香先輩がどうして外に出たかったのかが自然に伝わってきましたし、そのうえで颯太の本心が最後に出てくるのがとても良かったです。
    読み終えて、レモネードの空き缶の素朴な存在感がじわっと残っていたのも、印象深かったです。

    愚作ではございますが、当方も作品投稿しております。
    お時間許しましたら、ご一読頂きたく。

    嘘と桜とレモネード - カクヨム
    https://kakuyomu.jp/works/2912051598071666749

    -----------
    <追記>
    失礼しました!応援コメント頂戴していたのですね!
    ありがとうございました!
    -----------

    執筆活動、陰ながら応援しております。

    作者からの返信

    >山龍遼士郎 様
    なんだかすれ違ったようなタイミングで、作品を読ませていただいたようです! コメントありがとうございます。

    情景描写は愛読させてもらっている、ある作家さんから影響を受けていまして……。身の程知らずにも、あの圧倒的なまでに迫ってくる表現を目指しているので、褒めていただいて思わず小躍りしています。

    読んでいただき、ありがとうございました。
    今後もよろしくお願いいたします。

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    楽しく読みました〜
    春香姐さんかっこいい!
    細菌兵器がウイルスタイプならワンチャンですかね〜
    芽胞作るタイプだと100年経過しても分が悪いかも
    自然は回復してるでしょうが、感染してるかもしれない身で戻ることはもう無いんだろうなぁ
    颯太くんが後を追った先で元気にサバイバルしてる姐さんに会えますように……

    作者からの返信

    >中山(ほ) 様
    コメントありがとうございます。
    かっこいいなんて言われて、一人飛び出していった春香もきっと照れてるでしょう。
    芽胞っ……! 大した知識もないので突っ込まれると辛いのですが、裏設定として、春香さんはそれなりにサバイバル知識を蓄え、颯太くんもそれなりの準備を整えさせてあげて、旅立っていきました。あの社会では、人々は割り振られた役割だけ取り組んでいるので、二人はオカシな人物に見えていたでしょう。

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    ポスアポでもほんのり希望が見えて、素敵なお話でした! ありがとうございます!
    先輩と後輩の、明るい未来がちょっと想像できて、春みたいに心が暖かくなりました。

    作者からの返信

    >島アルテ 様
    コメントありがとうございます! 返信が遅れ申し訳ありません!
    二人の結末については、読んでいただいた方それぞれが解釈を楽しんでもらえるようにしてみました。少しでもお気持ちに触れることのできる作品になれたのなら、嬉しいことです。ありがとうございました!

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    下もよかったです!
    白と赤のコントラスト、剥き出し世界に在る二人の軌跡が鮮烈に頭に残ります。

    そして……うわあ、これはどう解釈しようかと頭の中で二分しています!ハッピーかビターか。ビターよりなのですが僅かな希望も残っていそうな……。
    ムロ☆キングさんの中では決まっているエンドかもしれませんが、読者の私には解釈に拡張性を与える結末でとてもよかったです。妄想が膨らみます!

    作者からの返信

    >たーたん 様
    「上」にひきつづいてコメントしていただき、ありがとうございます。
    この結末については、実は明確な答えは考えておりません(ノ∀`)
    読んでいただいた方の想像に丸投げしたろ。
    そんなつもりで書き上げました。こういう妄想を楽しむことも、醍醐味のひとつですよね!

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    颯太の視点から描かれることで、春香という存在の大きさが改めて浮かび上がってくる構成がとても美しいですね。
    人工の世界では得られなかった「本物」に触れていく描写が静かに積み重なり、その先でたどり着く桜とレモネードのイメージが、あまりにも鮮やかでした。
    そして「どっちでも良かった」という颯太の言葉――春香そのものを選んでいたという想いに、切なさと愛おしさが同時に込み上げてきます。

    作者からの返信

    >板野かも 様
    「上」に続いてコメントしていただき、ありがとうございます。
    物語をどう着地させようかとだいぶ悩んでいたのですが、せっかくだから二人分の視点で世界を見ていきたいというのは決まっていました。

    「下」の後半は展開に悩んでいたのですが、突然閃いた感情に任せて、桜の終着点まで一直線でした。颯太の心情と合わせて、感じ入っていただけるものがあったのなら嬉しく思います。

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    共通あらすじの「レモネード」や「桜」、そして「嘘」を、まさかこんなディストピアの設定に重ねてくるとは……その活かし方にまず驚かされました。
    春香の「本物」に対する渇望と、それを受け止める颯太の静かな覚悟の対比がとても印象的で、二人の関係の温度が短い会話の中にしっかり滲んでいます。
    そして最後に明かされる「嘘」の内実――颯太でなければならない理由に、胸がきゅっと締め付けられました。

    作者からの返信

    >板野かも 様
    コメントありがとうございます。
    実は短編を書いたことがなく、二人の関係性や世界観を感じ取ってもらえるか不安だったのですが、そんなふうに言ってもらえて安心しております。ε-(´∀`*)

    春香先輩は自分の夢に生きれる強さをもった人ですが、それを支えていたのは颯太でした。お互いにもっと伝えあっていれば、違った道もあったかもしれません。

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     ポストアポカリプス物ですね。
     このテーマでそのチョイス、なかなか攻めていると思います。
     世界そのものが嘘に包まれている。
     こういう設定も、確かにあの自主企画のレギュレーションとしては全然アリだと思います。なるほど。そうきたか、と膝を打ちました。不思議と二人の間で嘘のやりとりをさせてしまうのは、完全に規定に対する思い込みなので、やられました。

    作者からの返信

    >涼風紫音 様
    コメントありがとうございます。
    自分でもなんでこんな世界観にしたのかと頭を抱えたものですが、涼風さんの作品も「そういう発想もあるのか」と驚かされたものです。他の作品も含めて、同じテーマなのにこんなに色が違うものかと。

    春香先輩も颯太も、互いに分かり合っている部分があるからこそ、言えないこともあったのでしょうかね。

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    はじめまして!

    前後編分けて、お互いに隠していた本音が描写されるのが印象的でした。
    最後に再会できたのかわからない感じも、余韻があって好きです!

    作者からの返信

    >$oulja-50 様
    コメントありがとうございます。
    いやー、ほんとに二人はあの後どうなったんでしょうね!
    お互いにお互いを分かってると自負しているからこそ、伝えれらえないこともあるんでしょうかね。

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    はじめまして、企画から参りました。

    閉ざされた世界と外の世界の対比や、先輩と颯太の関係性がとても印象的でした。
    「本物」に触れていく描写がすごく良かったです。

    ラストの桜の余韻も好きでした。

    こういう世界でマスクを外す描写、大好きです!
    (ついついOn Your Markを聴きながら再読いたしました)

    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    >香月 陽香 様
    コメントありがとうございます!
    突貫工事もいいとこで書き始めたことに後悔しながらも、なんとか着地させられてほっとしております。

    世界を想像して、紡ぎ出していくのって、独特な楽しさがありますよね。楽しんでいただけたのなら良かった!
    読んでいただき、ありがとうございました。


  • 編集済

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    アタシ口調の姉御風春香が新鮮でした!惚れます。
    長編の第一話、もしくはプロローグの一幕のようで期待と想像が膨らみます。

    春香が旅立つ世界は、きっと絶望に満ちた何もない世界かもしれません。それでも彼女は進んでいくのでしょう。そして、春香の軌跡を辿った颯太が辿り着いた先の未来、こんなにも続きを想像してしまうのは、それだけこの物語が先を見たくなる魅力に満ちてるのだと思います!

    作者からの返信

    >たーたん 様
    コメントありがとうございます!
    私もいくつかの春香と颯太を拝見しましたが、こんなタイプの春香はいなかったように思います……。可愛いげが足りてませんが、惚れていただけたなら幸いです (人''▽`)

    クセそのままに書き進めている作品ですが、彼らの世界や行く末に心馳せて頂けたなら、執筆した甲斐があるというものです。本当にありがとうございます。

    編集済