最初から何か違和感があるなあ思ってみたら、春香が戦艦とは…。
インターフェイスにして対話を重ねてしまうと情が湧いてしまいますよね。
颯太がこれからも見送り続けると思うと切ないなと思いました。
SFっていいですよね。
作者からの返信
ありがとうございます!
人を模しているだけで生じる情は不思議ですね。
颯太はいままでもこれからも、彼女たちを送り出し続けることになります。
しかし、春香からしてみれば、帰ることの叶わない遠い銀河の果ての戦場に颯太が出ることは、望まないと思います。
徹頭徹尾、別れが救いになっている形ですが、それでも残る切なさもありますね。
企画から拝読いたしました。
どこか違和感がある二人の会話に、結末が気になって読み進めていたら、宇宙戦艦というスケールの大きい設定が出てきて驚きました。
静かな別れの場面だからこそ、かえって設定のスケールが強調されているように感じます。
颯太はあと何度同じような別れを経験することになるのか考えると、結構辛いですね……。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます!
本作は構成・構造を追求した形ではありますが、やたらスケールが大きい話をごく私的スケールの中で語ってみるのは、やってみると面白いですね。過去にもやったことはあるのですが、今回は一番うまくハマったかもしれません。
颯太は、きっと次の妹艦を送り出し、またその次も。それでもお別れの儀式はちゃんとするのだろうと思います。
そういう男です。
こんばんは、お世話になっております薮坂です。この度は企画へのご参加、誠にありがとうございます。では、さっそくですが感想を!
まず一読して感じたのは落ち着いた「静」の筆致が抜群に上手く、別れの情景が美しいことでした。港のウミネコの描写、ぬるくなったレモネードなど、穏やかな時間の流れと空気感を感じられ、とても「すっと入ってくる優しい筆致」であると感じました。
ただこの二人の間には微妙な隔たりがあって、それが結末に明かされてはっとなる、ここが特に素晴らしいと感じました。
春香が対人用インターフェースと明かされた時、前半の違和感が良く効いていて、唐突感がないのです。この塩梅がまさに絶妙で、上手いなぁと舌を巻くばかりです。
また、桜と春香を上手く掛けていて、人に造られた存在なのに愛おしく感じる、というこの構造が流石だなと感じました。
「嘘と桜とレモネード」というタイトルで「春のモチーフ」として出した「桜」を見事に使い切っていると感じます。これがきっと、少し悲しいけれど爽やかな読後感に一役買っていて、やはりその「構造のうまさ」が素晴らしいなぁと感じました。
静かな筆致の中に感じられる「構造のうまさ」と「テーマ性」、それを味わえる素晴らしい作品でした!
改めてとなりますが、この度は企画へのご参加、ありがとうございました!
作者からの返信
この度は企画を立てて頂きありがとうございました!
三題噺系のものは皆さまなかなかに素晴らしい作品を書かれるので、あまり参加することはなかったのですが、今回のテーマとあらすじ・設定はすぐに「これだな」というイメージが湧いたこともあり、参加させて頂きました。
「静」の描写は自分でもまだまだだなと感じることも多いのですが、お褒め頂けて嬉しいです。
イメージとしてはワンカットをロングショットで回して一本のショートフィルムにする感覚でまとめてみました。
前半部、少しずつ違和感を含みつつ、後半部でガラッと転換する際の驚きを無理なく損なわないよう、そこを意識してみました。
やたらスケールの大きいマクロの話をミクロの話に落とし込むことは何度かやってみてはいるのですが、今回が一番うまくハマったかもしれません。
桜はもう、こだわりです、はい。
以前書いた作品で桜を出したことがあり、その際に講評で「桜の花は香らないんだよね」といわれたことがトラウマ級に印象に残っており(その時は香らせてしまったのですが、確かに花の香りではないんですよね……)、それ以来情景と心情の象徴として活かすことを心掛けています。
あまり悲壮な読後感にしたくもなかったので、読後感が爽やかだと感じて頂けたのは作者冥利に尽きます。
改めて、今回企画をお立て頂き、ありがとうございました!
人の都合で生み出された存在は、人の都合で人型で製造されて。きっとコミュニケーションを円滑にするためなんでしょうけど、それはそれで残酷ですよね。どうしても愛着が湧いてしまうでしょうし。
どうか無事に、レモネードで乾杯できる日がやってきますように。
作者からの返信
ありがとうございます!
人を模したインターフェイス、実はいくつか理由があると思っていて、一つは仰るようにコミュニケーション円滑化。そしてもう一つは無人兵器で行われる遠い戦場を身近に感じ続けるため、だったりするのかな、と。
痛みを感じない戦争は、人を麻痺させますからね。
とはいいつつ、やはり残酷な仕様だなとも思います。
姉妹艦と異なる未来を、春香は切り拓くことができるのか。
春香さん、そういうことだったんですね!
読み進めながら一体この女性は何者なんだろうかと考えていました。
短いお話の中に壮大な世界が隠れていて驚きました。レモネードと桜からこんな風に発想を飛ばせるのかと目から鱗です。
面白い物語をありがとうございました!
作者からの返信
ありがとうございます!
自主企画向けの書き下ろしは意識して「他の方が書かないだろう設定、展開」を意識しているので、楽しんで頂けて良かったです。
全体像はほぼ一発で決められたので、どう読ませるかに拘った感じにはなりましたが、うまく成功したようで作者冥利に尽きます。
限られた字数だからこそ出せる落差も、取り組み甲斐がありますね。
他の参加作品もいろいろ読ませてもらっていますが、レモネードの味を題材にした作品がほとんどで、温さ(温度)を描いた作品は見かけないように思います。
また、桜の美を描いても、風情を語った作品は、とくにSFではなかったと思います。
これらが無機質な星間戦争という舞台の中で、人の業に重なるのが、何とも言えない余韻を残しました。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます!
飲食系のお題、味や香りにフォーカスしがちな気もしましたので、敢えて一口も飲ませないという作戦です(作戦?)。
桜はモチーフとしてはあれこれ手垢がついたものではあるのですが、やはり風情が愛されているからこそだとも思いますし(香りではない)、そこをうまく描けていたようでしたら良かったです。
設定や背景は割とすぐに決まったのですが、いざ書くと特に前半ミスリードさせている部分の描写バランスが難しく、最後に余韻として残せたようで安心しました。
人のようにふるまう、人でないもの。
というと現代のAIを思い浮かべずにはいられません。彼らは模倣するのみで心を持ちませんが、千年後の春香は心を手に入れているのだろうか。
心が存在してほしいという思いと、存在すればより残酷ではないかという思いが同時にあります。どちらにせよ切ないですね。
作者からの返信
ありがとうございます!
基本的に心は持つことはないと思いますが、いずれにしろ人の都合で使い潰されるために生み出された存在と思えば、切ないですね。
ましては人の形を模しているともなれば、なおさらです。
インターフェイス、春香に意思はあるのでしょうか。
颯太は染井吉野に風情がないとぼやきますが、星間戦争をやってるような未来でも桜を愛でる心があるのは人の心を感じます。だからインターフェースの春香にも、割り切れない想いがあるのかもですが。
SF世界でこその別れが切なかったです。
作者からの返信
春香に意識があるのか、あるいはないのか。
そこは読者の皆さまの想像の余地の部分ですね。
桜に対する生死のアンビバレンスな象徴は、日本特有のものであるはずですが、それだけに颯太のやりきれなさもまた、日本人ならではなのだと思います。
ミクロの物語とマクロの物語。
ショートショートで二層構造にするのはSFやファンタジーならではの醍醐味ですが、楽しんで頂けて良かったです!
おおー、そう言うオチでしたか!shipはsheですもんね。ギミックがうまい作品でした👏✨️
作者からの返信
ありがとうございます!
Ship、女性名詞なんですよね。
そこを強く意識したわけでもないのですが、気づいて頂ける方がいて嬉しいです!
初めまして。
最後に春香の正体が明かされた瞬間、「そりゃあ、レモネードも手付かずになるわ……」ときれいに腑に落ちました。
まだ咲かない桜や、染井吉野に重ねた見方も苦々しくて。
――ドツボです。
愚作ではございますが、当方も企画に参加いたしております。
お時間許しましたら、ご一読頂きたく。
嘘と桜とレモネード - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/2912051598071666749
執筆活動、陰ながら応援しております。
作者からの返信
ありがとうございます!
レモネード、伏線として使わせて頂きました。
春香が飲めないから、颯太も手をつけない。
それでも別れの盃代わりに用意はする。
颯太の人間としての尊厳が詰め込まれた一品として。
作品、ぜひ拝読させて頂きますね。
女性インターフェースはSF宇宙戦争の伝統!
いや、日本だけかな?
無人艦の物量投入は、近い将来本当になりそうですね……
序盤から中盤、真相が明かされて行く時の疾走感が素敵でした!
作者からの返信
女性インターフェイス、どうなんですかね?
ヤキトリとか……と書いておいて、あれカルロ・ゼン氏の作品だったわと思い出しました(NetFlix独占作品なので、アニメのタッチは海外テイストなのですが、幼女戦記の人ですね、原作)。
ほぼ一発書きではあるのですが、序盤はいかに人だと思わせるかに腐心しました。
中盤以降の展開での落差をうまく出せていたら良かったです!
ありがとうございます!
うーん、人類の業!
戦うための兵器に人型インタフェースを被せるアイデアはロマンがあって好きですが、人類なにしてんねーん(´;ω;`)という思いにもさせられますよね。姉妹艦(かな?)撃沈されちゃってるし。
限られた文字数でびっくりするような展開への持って行き方。なるほど、こういうやり方もあるのかと勉強させてもらいました。ありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます!
人型のインターフェイス、何を考えて実装されたのか。
そこには理由はありつつ、あまり書くのも説明に過ぎるのでご想像にお任せします。
前半いかに「人間ですよー」という雰囲気を維持するかは意識して書いたので、展開の妙を味わって頂けて良かったです。
掌編は余韻に持っていくか、展開の落差で持っていくか、書き手としては腕を問われる部分でもあるので、毎作品試行錯誤ですね。
取り入れられそうなところがあれば、どんどん持って行っちゃってください!
はじめまして、企画から参りました。
星間戦争というスケールの中にありながら、ハンギングパラソルやウミネコ、そして桜といった穏やかな風景が残っているのがとても印象的でした。
その対比に、人類の営みやプライドのようなものを感じます。
静かな別れの情景と、背後に広がる大きな世界観のバランスが素敵なお話でした。ありがとうございました。
作者からの返信
ありがとうございます!
遠い彼方の戦場、いまここにある日常。
それはとてもかけ離れているようで、きわめて密接につながっている。
少しだけいま世界で起きている戦争を意識してみました。
余韻よりは展開のギャップで押し通すような形にはなりましたが、情景をお褒め頂けたのはとてもうれしいです!
びっくりした。
横須賀からどこいっとん。
作者からの返信
宇宙戦艦ヤマトも坊ノ岬沖から14万8千光年の旅なので、似たようなものです(そうか?)
ありがとうございます!
コメント失礼します。
急転直下で一気に西暦3200年代にジャンプする感覚が凄かったです!初めは春香さん軍人なのかな?と思ってましたがまさかの展開……!
他の方も仰っていますが、ソメイヨシノの交配と人工物である春香を重ね合わせる描写が切なくて素敵でした。
春香の旅路が、美しく咲いて散るソメイヨシノの様にならないことを祈ります。
作者からの返信
ありがとうございます!
前半、「人ですよー」といかにもそれらしい光景を描きつつ、レモネードに手をつけない(手をつけられない)ところがポイントですね。
染井吉野の扱いはかなり意識してそう書いていますが、少し説明的に過ぎたかなと考えてもいるのですが、このくらいのわかりやすさが良いのかもしれませんね。
春香の旅路は……先に旅立った姉艦と同じ運命を辿るのでしょうか。それは読者の皆さまの想像次第です。
春香に私服姿が用意されていることさえ、何やら人の業のように思えました。
秋穂も夏希も人が感情を向けるためにそう名乗るだけで、実存としては同じものかもしれない。春香が颯太を呼んだのも、「そのようにできているから」でしかないかもしれない。
でも彼女らが人を模るから人は悲しめるのだろうし、颯太が彼女らの死を感じる時に、彼女らはちゃんと存在できたのだろうとも思えます。
いつか横須賀上空の大気圏で燃える何かを見上げて「もしかしたら春香の断片か」と思ってしまいそうです。
そんな人の身勝手さもまた愛おしいです。
作者からの返信
ありがとうございます!
秋穂も夏希も仰るように、ただのプログラムのインターフェイスですね。
先に旅立って行った姉妹艦です。
人を模したUIにして人のように振る舞うよう設計されているからそうするのか、あるいは人に似せられたがゆえに自然とそうなるのか。
なまじ人に似せると情が湧くのは自然なことなのですが、こういうところまでそれを持ち込んでしまうのは人の業ですね。
そして空を見上げるたびに、その面影を探しては、届かない場所で散っていくそれらに想いを馳せる。
感傷でもあり、同時に愛でもあるかもしれません。
はじめまして!
最後に宇宙ものになってて、え!と思いましたが、しっかり別れの描写も描けていて凄いなと思いました!
作者からの返信
はじめまして!
ありがとうございます!
順当に恋愛物を書くと皆さんもっと良い作品出すはずなので、捻ってSF且つ人外にしてみました。
楽しんで頂けて良かったです!
おぉおー!!さすがのSF!!
人工物にソメイヨシノを重ねるのがいいですねぇ!!
SFも惹かれたんですが、桜をうまく出せない気がして…
作者からの返信
染井吉野、歴史を辿ると無茶苦茶人工的、人為的な経緯で全国に広がっているので、そこはかなり意識しました。
ネタ元資料は板野かもさんのコメントへの返信で挙げている書籍ですね。
以前もSFを絡めたタイムスリップSF掌編を書いているので(義経千本桜ネタ)、実は二度目でした。
SFならそこまで被ることは無いだろう、みたいな気持ちは、ありました。
よく見たら既にSFでエントリされている方もいらっしゃるようなのでそちらも目を通してみたいと思います。丸被りは無いと思いますが……。
面白かったです!おおう、そうくるか!と思った瞬間、涼風さんだったわと妙に納得もしてしまったのはなぜでしょうか(笑)
とても想像力を掻き立てられる物語でした。
人類はどこか諦めているのかなと思うと切なくなりました。まともに対話できる存在すらいなくなってしまったのではないかと。だからこそ、残りの時間を人として会話し続けていたい寂しさを見せつけられているようで。健気に応える春香にグッとくるものがあります。私の頭の中では宇宙空間に桜吹雪が舞っています。
人類(´;ω;`)
私の垂れ流し感想コメント終わる。行ってらっしゃい。
作者からの返信
はい、私でした。
物事を素直に書かないことで定評がある私です、はい笑
淡い恋愛やそれに類するものは、おそらく他の方が良い作品たくさん出されると思うので、私の持ち味はなんだろうな?と考えた結果、こうなりました。
本来そうである必要のないインターフェイスに人の模造を乗せてしまうのは日本人の悪い癖ですが(最近影響を受けてかアメリカもそういう節がありますが)、なまじ人の形をしていると情は湧くものですね。
春香にゴーストはあるのか(攻殻機動隊)
それは神のみぞ知るといったところですが、純然たる使い潰される消耗品だとしても、その作り手にとってはそうでなかったりする。そういった悲哀のようなものを感じ取って頂けましたなら幸いです。
設定、流れはあまり迷うことなく書けましたね。
たぶんこういうテイストは、好きなんだと思います。
お読み頂きありがとうございました!
穏やかな港での別れから始まるので、しみじみとした情景かと思いきや――まさか宇宙戦艦のインターフェイスだったとは、とても鮮やかな驚きがありました。レモネードや桜といった柔らかなモチーフが、そのまま消耗されていく存在の象徴へと転じていく構図が切なく、「約束」が最初から叶わないと知りながら交わされるやり取りに胸を打たれます。特に、名前を与えられた存在に情が宿ってしまう颯太の視点が印象的で、人の営みの残酷さと優しさが同時に浮かび上がってくる一編でした。静かな別れの裏に広がるスケールの大きさと、その対比が美しい余韻を残しています。
作者からの返信
ありがとうございます!
後半の展開のための前半という構造ですが、これは小説だからできる展開ですね。映像にしちゃうとなかなかこうも行きませんので。
桜と日本人。なぜか愛でているはずなのですが、どうにも染井吉野の散り様が死と再生のモチーフとして使われ過ぎていてどうかなとは思ったのですが、うまくかみ合っていたようで良かったです。
桜に関しては『桜が創った「日本」: ソメイヨシノ 起源への旅』(岩波新書)『千本桜: 花のない神話』(東京書籍)などが元ネタというか、資料元だったりします。
全然別の作品のために読んだ資料なのですが、思いもよらない形で活きてくるのが面白いですね。
結部はもう少しコンパクトにできたかなと思いつつ、このくらいは書きたいという気持ちで書いてしまいました。
お読み頂きありがとうございます!
嘘と桜とレモネード ~Burn the interstellar~への応援コメント
秋穂と夏希という姉たちの名前から、何となく戦艦っぽいというにおわせをして「春香は本当に戦艦だった」という設定が自然に読めました。また、秋⇒夏⇒春というあまり普通ではない出撃順からして、「秋は重厚な主力戦艦で、夏は高機動型の遊撃艦で、春は特攻艦なのかな?」という想像が膨らみました。特攻艦なのであれば、春香が「帰ることなどない」と颯太に断言されていることともつながりますし。桜のはかなさに例えられているのも頷けます。
ジャンルはSFですが、昭和の戦争映画のワンシーンといわれても納得できそうです。戦地に送られる者と送り出す者の心の動きが丁寧に描写されていました。ただし、戦地に送られる側が女性、送り出す側が男性という点が現実の戦争ものとは毛色が異なっていると感じます。
指摘OKということでしたので、以下「私が直すとしたらここかな?」と思った箇所を記載いたします。
<指摘箇所>
①ウミネコの鳴き声が、ひらがなの「みゃーみゃー」だと可愛らしい印象が先立ち、颯太の感情とはやややアンマッチかなと感じました。例えばカタカナにする&少し字面を変えて、「ミャーオ、ミャーオ」等にすると物悲しい雰囲気に近づくように思います。
②颯太のセリフ「気休めなら、止めてくれ」が、出航を止(と)めてくれ、という風に読めてしまいました。「止」の上に「や」のルビを振るか、漢字をひらいて「やめてくれ」のほうが意味が正確に通じるかな、と感じた次第です。なおここの場面、私であれば「よしてくれ」の言い回しを使う気がします。
作者からの返信
ありがとうございます!
秋→(冬・春飛ばし)→夏→(秋・冬飛ばし)→春で、季節が一巡する前に次の見送りが来るというサイクルにしてみたのですが、確かに言われてみると季節ごとに持つイメージが異なりそうですね。書き手の私もそこは気づきませんでした。迂闊。
戦争のワンシーンという読み方は意図通りで、シーンイメージは完全に特攻隊をただ見送るしかなかった銃後の人たちという光景を、時代と物をアレンジした形なので、そのように読んで頂けて良かったです。
ご指摘の箇所については、以下でございます。
①ここはかなり悩んだのですが、敢えて明るい、場違いな感じを出したかったというところです。ミスマッチと言えばミスマッチなのですが、あまり悲壮な雰囲気を強くし過ぎるのは違うな、と。
②こちらについては、実は「どちらで読んでくれても良い」という判断で敢えてルビを振りませんでした。相手が機械なので「とめてくれ」と言ったのだと受け取ってくれても良いですし、情が移っているので「やめてくれ」と言ったのだと受け取ってくれても良い、そんな感じです。そのアンビバレンスでどちらともとれる感じを出したかったのですが、そこで違和感を生じているようですと、私の技量不足ですね。精進します。
お読み頂きありがとうございました!