桜と木漏れ日への応援コメント
この度は私の自主企画に参加いただきありがとうございます!
読ませていただきました!
画面構成が素晴らしいですね。冒頭の視点の動かし方が映画的。南アルプスを背景にした家から、コンビニのない集落、川のせせらぎ、そして庭の桜…と、カメラが引いた位置から段々と正造さんの手元のアルバムに寄っていく。
この「外側から内側へ」という導入は、読者を物語の世界に没入させるテクニックとして非常にレベルが高いですね。
次に対比の使い方がいいですね…!
「高度経済成長期のガムシャラな労働」と「清流のような真美子さんとの交際」。
さらに、かつての「実用」としてのスーパーカブと、現在の「趣味」としてのW650。正造さんが歩んできた戦後日本の歴史が、この二台のバイクに集約されている。こういう「モノに物語を語らせる」手法が私は好物なのさ(笑)
「命と恋の循環」がテーマの作品として素晴らしいと思います。
お互い頑張りましょう!
作者からの返信
この度はご愛読いただきありがとうございます。素敵な企画に参加できて嬉しく思います。
そして、なんて嬉しいコメントを…このコメントだけでこの作品を書いて良かったと思えました。
本当にありがとうございます。
この作品はゆったりとした春の日の一コマを桜を題材に何か書きたいと思い作りました。
昭和から令和へと駆け抜けた老夫婦。人生のクライマックスを迎える様な年齢ですが、相手を想う気持ちは若い頃から変わらず、それ以上に愛情が深まっている。そういう歳の取り方が理想ですね。
この作品を読まれた方が、少しでもゆったりとのんびりした時間が過ごせればと思います。
桜と木漏れ日への応援コメント
「いかんな…歳をとると、涙もろくなる…」
この一言にやられました。1回目は亡くなった奥様の思い出に浸っている老人のお話かと思って読んでしまいました。
奥様との会話はあくまで老人の脳内での妄想なのだろうと… いまでも心の中に生きている最愛の奥様といっしょに最後まで前を向いて生きて行こうとする老人の、ちょっぴり悲しみを湛えたお話なのだと思ったんです。
でも、考えて見たらどこにも「亡くなった」なんて書いてない。これは桜が咲く自宅での、実体である奥様(奥様、ごめんなさい!)との本当に幸せなご夫婦のワンシーンなんだって2回読んで気が付きました。そして「よかったー、亡くなってなかったんだ」って2回感動したのでした。作者様には申し訳ないのですが、勘違いしたおかげで2回感動できました。こんな読み方したの私だけだろうな…
しかしそう気付いてみると「何を言う?今のお前が一番かわいいんじゃないか?」なんて、歳を取ってから言えるご夫婦って凄いなって、思いました。思っていても口に出して言える人ってなかなかいないんじゃないかなあ、私には分かりませんが… うちの両親なんか見てると絶対に言わなさそう!って思います。(笑)