桜と木漏れ日への応援コメント
「いかんな…歳をとると、涙もろくなる…」
この一言にやられました。1回目は亡くなった奥様の思い出に浸っている老人のお話かと思って読んでしまいました。
奥様との会話はあくまで老人の脳内での妄想なのだろうと… いまでも心の中に生きている最愛の奥様といっしょに最後まで前を向いて生きて行こうとする老人の、ちょっぴり悲しみを湛えたお話なのだと思ったんです。
でも、考えて見たらどこにも「亡くなった」なんて書いてない。これは桜が咲く自宅での、実体である奥様(奥様、ごめんなさい!)との本当に幸せなご夫婦のワンシーンなんだって2回読んで気が付きました。そして「よかったー、亡くなってなかったんだ」って2回感動したのでした。作者様には申し訳ないのですが、勘違いしたおかげで2回感動できました。こんな読み方したの私だけだろうな…
しかしそう気付いてみると「何を言う?今のお前が一番かわいいんじゃないか?」なんて、歳を取ってから言えるご夫婦って凄いなって、思いました。思っていても口に出して言える人ってなかなかいないんじゃないかなあ、私には分かりませんが… うちの両親なんか見てると絶対に言わなさそう!って思います。(笑)
作者からの返信
@nakamayu7様ご愛読いただきありがとうございます!そして読み直していただいたとは!とても嬉しいコメントありがとうございます!
そうなんです真美子さん生きてるんですよ。
実はこれ、わざとそういう風にモヤモヤした書き方をしました。この作品の仕掛けに気づいていただいて嬉しいです!
田舎のなんでもない日常の一コマを読者の方に読んでいただいて心がホッコリしてもらえたらと思い書いたのですが、その中で読者の方へのイタズラというか何かを仕掛けたくなったんですね。
話の流れで行くと真美子さんが亡くなってるんじゃ?
あれ?この真美子さんは正造さんの妄想?それとも幽霊?
あれ?真美子さん生きてんじゃーん!
このちょっとしたスパイスをのんびりとした作品の中に入れたかったのです^_^
そして、老夫婦のお互いに対しての愛情を感じて読者の方に益々心をホッコリしてほしいなあと思いました^_^
あと、私の小説「thanks」のあとがきに、あるバイク小説に感銘を受けて「thanks」を書き直したとあるのですが、実は@nakamayu7様の「タンデム!」の事なんです。あの小説に感動して私もバイク作品を書きたいと思い「thanks」をリメイクしました。私の中でとても大切な作品に仕上がり、@nakamayu7様には感謝しております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます!
桜と木漏れ日への応援コメント
この度は私の自主企画に参加いただきありがとうございます!
読ませていただきました!
画面構成が素晴らしいですね。冒頭の視点の動かし方が映画的。南アルプスを背景にした家から、コンビニのない集落、川のせせらぎ、そして庭の桜…と、カメラが引いた位置から段々と正造さんの手元のアルバムに寄っていく。
この「外側から内側へ」という導入は、読者を物語の世界に没入させるテクニックとして非常にレベルが高いですね。
次に対比の使い方がいいですね…!
「高度経済成長期のガムシャラな労働」と「清流のような真美子さんとの交際」。
さらに、かつての「実用」としてのスーパーカブと、現在の「趣味」としてのW650。正造さんが歩んできた戦後日本の歴史が、この二台のバイクに集約されている。こういう「モノに物語を語らせる」手法が私は好物なのさ(笑)
「命と恋の循環」がテーマの作品として素晴らしいと思います。
お互い頑張りましょう!
作者からの返信
この度はご愛読いただきありがとうございます。素敵な企画に参加できて嬉しく思います。
そして、なんて嬉しいコメントを…このコメントだけでこの作品を書いて良かったと思えました。
本当にありがとうございます。
この作品はゆったりとした春の日の一コマを桜を題材に何か書きたいと思い作りました。
昭和から令和へと駆け抜けた老夫婦。人生のクライマックスを迎える様な年齢ですが、相手を想う気持ちは若い頃から変わらず、それ以上に愛情が深まっている。そういう歳の取り方が理想ですね。
この作品を読まれた方が、少しでもゆったりとのんびりした時間が過ごせればと思います。
桜と木漏れ日への応援コメント
初めまして。
「連休前後にオススメ!な作品向けの本棚」の企画からまいりました。
満開の桜の下でアルバムをめくる場面から、もう空気がとても美味しかったです。
若い頃の思い出ももちろん素敵なのですが、「今のお前が一番かわいいんじゃないか」と言い合える今の二人がいちばん印象に残りました。
懐かしさに浸るだけではなく、最後に「人生はこれからだ」と未来へ向かう終わり方が、とてもすてきです。
私の人生哲学が、死の間際に「悪くない人生だった」と閉じた死から逆算するタイプなので、開かれた老後ってのもいいですね。すてきです。人の分だけ死生観なり、老後の価値観があるというのは、ほんとうに人間らしいですね。
愚作ではございますが、当方も企画に参加している作品がございます。
GWにお時間許しましたら、ご一読頂きたく。
江戸の薬種屋が怪異をスッパリと切っていくちょっぴり人情モノの短編シリーズです。
江戸日本橋薬種屋〈桔梗屋〉の診立て
https://kakuyomu.jp/works/822139845582961509
執筆活動、陰ながら応援しております。
作者からの返信
素敵なコメントありがとうございます。
満開の桜の季節の中の老人の縁側での何でもない一コマを見て、ホッコリしてもらおうとこの作品をかきました。
私がツーリングに行くと、よく年配の方々に声をかけてもらえる時があります。「大きなバイクだなあ。俺も一度は乗ってみたい」とか「昔は乗ってたけど、もう70歳も越えたから乗れないよ」といったセリフを聞きます。
でも、その方々はバイクを見ながら目をキラキラしてるんですね。だから私も「え?70歳ですか?じゃあまだまだこれからじゃないですか?バイク乗りましょうよ!」と返すわけです。
すると、ほとんどの方は「いやいやもう無理だよー」とすごい良い笑顔で返してくれるんです。
今回の作品ではそういった老人達のまだキラキラ輝ける目、姿を書きたいなあという気持ちもありました。
本当にご愛読いただきありがとうございます。
またそちらの作品も拝見させていただきます^_^