第四章 盗難は事故の顔をするへの応援コメント
五十嵐警部の“紙より泥”って姿勢と、種市の“紙で縛る”感覚が対照的で面白いですね。同じ事件なのに見てる温度が違うというか。佐伯の整いすぎた言葉も逆に引っかかって、事故って言葉の軽さがじわっと怖いなと。真珠の“軽さ”の違和感も、静かに効いてくる感じで、続きどう転ぶか気になります。
作者からの返信
瑞唏よう子様
コメントありがとうございます!
五十嵐と種市、この二人の「正義の温度差」を楽しんでいただけて光栄です。足で稼ぐ警部と、紙(証券)で追い詰めるアジャスター。互いに相容れない視点だからこそ、その隙間に「真実」が落ちているのではないか――そんな風に考えながら書いています。
「事故」という言葉の軽さへの恐怖。そこに気づいていただけたのは流石です。本来重いはずの事象が、制度や言葉によって「処理可能な軽さ」に置き換えられていく不気味さこそが、本作の裏テーマでもあります。
真珠の違和感が、この帝都の夜をどう変容させていくのか。
引き続き、瑞唏様の鋭い観測眼で追いかけていただければ幸いです!
第三章 空中ブランコの孤児への応援コメント
桃馬 穂さま、コメントを失礼します。
一気にここまで拝読いたしました。
まず密度のあるあらすじに強く惹かれました。
二十面相が記憶に干渉する現象…という発想も優れてますね。
まだ読みはじめの段階ではございますが、これからどのように展開していくのか楽しみです。
ゆっくり読ませていただきますね。
心より応援しております。
作者からの返信
照春様
コメントありがとうございます!一気読みしていただいたとのこと、非常に光栄です。
あらすじの密度から設定の細部まで、丁寧な観測に心から感謝いたします。「二十面相が記憶に干渉する」というギミックは、本作のサイバー大正という世界観における「最大の謎」に繋がる部分ですので、そこに期待を寄せていただけて執筆の励みになります。
物語はここから、さらに複雑な人間模様と、種市の「冷徹な査定眼」がぶつかり合う展開へと進んでいきます。照春様のペースで、じっくりと帝都の夜をお楽しみいただければ幸いです。
温かな応援、本当にありがとうございました!
第一章 義眼の対価への応援コメント
種市の「匂いで真実を測る」感覚、読んでいてじわっと怖かったです…。佐伯の整いすぎた所作も、逆に不自然に見えてくるのが面白いですね。健一くんのまっすぐな一言が、この乾いた世界にだけ妙に重く響いていて、義眼で見えないものの方が本質なのかもと考えさせられました。
作者からの返信
瑞唏よう子様
コメントありがとうございます!
「匂い」の描写にまで注目していただけて光栄です。論理や数字だけでは測りきれない、生理的な不信感こそが真実への入り口になる……そんな種市の乾いた執念を感じ取っていただけて嬉しいです。
そして、息子の健一。
すべてを「査定」し、数値化しようとする種市にとって、健一の真っ直ぐな一言は、システムの計算式を狂わせる唯一の「純粋なノイズ」なのかもしれません。義眼で見える情報よりも、そのノイズの中にこそ本質がある――まさに瑞唏様の仰る通りだと思います。
物語はここから、さらに歪んだ帝都の深部へと潜っていきます。
引き続き、種市親子と一緒に「真実の匂い」を追いかけていただければ幸いです!
第一章 義眼の対価への応援コメント
「揃いすぎている書類」や「喉の鳴らない人間」といった、細部への不信感から人物像を炙り出す描写が実に見事です。便利さと引き換えに孤独を深める「義眼」というガジェットが、帝都の虚飾を剥ぎ取る切ない刃として機能しており、ハードボイルド特有の乾いた哀愁を強く感じました。
作者からの返信
てっぺい様
コメントありがとうございます!
「揃いすぎている書類」や「喉の鳴らない人間」……そんな細かな機微から、帝都の虚飾を剥ぎ取っていく種市の査定眼に注目していただけて、作者としてこれほど嬉しいことはありません。
仰る通り、便利で高機能な「義眼」は、真実を映し出す武器であると同時に、彼を周囲から切り離す孤独の象徴でもあります。ハードボイルド特有の「乾いた哀愁」を感じ取っていただけたことで、種市というキャラクターに魂が宿ったような、そんな手応えを感じております。
この先、帳簿の数字の裏側に隠された、さらに人間臭く、そしてやるせない真実が姿を現します。
引き続き、帝都の夜の「質感」をお楽しみいただければ幸いです!
プロローグ 予告状は硝子の中で笑うへの応援コメント
種市の「正義は保険金を払いません」で一気に心を掴まれました。五十嵐警部の現場の熱と、種市の冷たい査定眼がぶつかる感じがたまらないです。しかも怪人二十面相の気配が、姿より“言葉”で立ち上がってくるのが不気味で美しい…。これはまだ導入なのに、もう心を盗まれそうです❣️
作者からの返信
瑞唏よう子様
新連載の門出に、素晴らしい★とコメントをありがとうございます!
「正義は保険金を払いません」――この一言に種市という男の矜持を詰め込んだので、そこを真っ先に受け止めていただけて、思わずガッツポーズをしてしまいました。
現場の熱を追う警部と、帳簿の上の冷徹な数字を追うアジャスター。そして、そのどちらをも嘲笑うかのように言葉を遺していく二十面相。瑞唏様が仰る通り、姿なき怪盗の「気配」をここからさらに濃密に描いていく予定ですので、ぜひ最後まで「心を盗まれた」まま旅を続けていただければ幸いです。
瑞唏様の新作『Zodiac++』の、星が導くような美しい物語も楽しみにしております。
素敵な観測を、本当にありがとうございました!
第七章 電脳城の攻防への応援コメント
第七章、読んでて「これ成功しすぎじゃない?」って妙に落ち着かない感じが逆に面白かったです。二十面相(麻衣子)の動きが美しすぎる分、裏の気配が濃くて、五十嵐の嗅覚の鋭さと対比も効いてますね。回線の“脈”って発想、地味に怖いです。
作者からの返信
瑞唏よう子様
コメントありがとうございます!
「成功しすぎている」ことへの落ち着かない感覚、それこそがまさに今回の演出の鍵でした。麻衣子の動きが美しく、完璧であればあるほど、その背景にある「冷徹な計算」の影が濃くなっていく……。その不気味な対比を逃さず観測していただけて、心の中でホッとしています。
回線の「脈」という描写にまで注目していただけて光栄です。ただのデータ通信が、まるでひとつの生き物のように脈打ち、侵入者を値踏みしている。そんな電脳都市特有の生々しさを表現したかった部分でした。
この「成功」が、最終的にどんな形の「損害」として査定されるのか。
本日はいよいよ完結となります。最後まで、その鋭い視点で見届けていただければ嬉しいです!