第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
死と好きとさよならを描きながらファンタジーと融合させる。
その胆力、勇気が光るエピソードで本作のテーマが読めてきた気がする。
よい間章でした。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
第一章で本作の大半の流れというものが分かるようにしているつもりです。
第15話 出立への応援コメント
セトナが「断ってほしい」と願いながら許可を取りに行く流れが、なんとも彼女らしくて可愛かったです。アグニルにもブレアにもあっさり背中を押され、結局は自分で引き受けたことに向き合うしかなくなるのが、「出立」という題にふさわしい一歩になっていました。
また、庶民の馬車に戸惑う元令嬢の姿と、それを楽しそうにからかうカイトのやり取りも微笑ましいですね。最後に、来たくなかったはずの旅を「明日が待ち遠しい」と感じるセトナの心の変化が、とても爽やかな余韻を残していました。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
アグニルに関しては現状本気で、自分には関係ないし、どうでもいいという感情ですが、ブレアは最初のころのセトナであれば許可を出していなかったと思います。
最終的にはこの旅を楽しんでしまっているセトナの心の成長を感じることができる話になっているのではないかと思います。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
ワンちゃんと男の子が、あちらでも元気で遊べますように。
……私、こういうの、弱いんですよ。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
書いてる時は、これでいいのかなと思いつつ書いているので、どのように感じたのかを書いて頂けて参考になります。
第14話 繋ぐへの応援コメント
今回は「繋ぐ」という題名が、本当に巧みに物語全体へ重ねられていました。ブレアのスキルが「縫合」で、壊れた身体を繋ぐ力だったという明かし方はとても美しく、セトナの遺響が想いを繋ぎ、ブレアが故人の姿を繋ぐという対比に思わず唸りました。ロウが二人を引き合わせた理由が、自然と腑に落ちる一話だったと思います。
また、ブレアが「一人でやれ」と突き放しながら、結局は駆けつけて支える姿も彼らしくて良かったですね。口では厳しいことを言いながら、「僕の役目はここまでだ。ここからは、お前の役目だ」ときちんと背中を預ける関係になっているのが、とても心地よく感じられました。
そして遺響の新たな形も印象的でした。これまでの「言葉」ではなく、「景色」が託されるという展開は、不思議さと冒険の始まりを感じさせます。葬送から旅へ――物語の舞台が少し広がっていく予感に、わくわくしました。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
ブレアのスキルに関しては服飾関連で名をあげることもできたと、ロウ自身は心残りだったのですが、ブレア自身は孤児院出身で拾ってもらった恩返しと後悔はしておりません。
セトナとブレアとの関係性も今回の一件で固まった感じにしております。
これから二人の関係がどのように変化していくのかも気にして頂ければ楽しめると思います。
遺響の形に関しては、想いや言葉だけでは広がりが弱いと思った結果です。
想いや風景以外の物も引き継いでいくことになるので、そこも楽しみにして頂けたら幸いです。
第13話 隠し味への応援コメント
ぐっと雰囲気の変わる導入でしたね。葬送を軸にしながらも、「故人の想いを頼りに店の味を守る」という依頼になっていて、遺響という力が悲しみを癒やすだけではなく、生きている人の暮らしを支えるためにも使われるのだと分かり、世界が一段広がったように感じました。
今回はセトナの可愛らしい一面も印象的でした。お腹が鳴る場面や、「……私も、もっと食べてみたいわ」という本音には思わず笑ってしまいました(笑)。没落や葬送という重い物語を経たからこそ、こうした何気ない人間味がとても愛おしく映ります。
そして、依頼の内容が「隠し味を探す」という一見穏やかなものなのに、その裏には事故死した父への想いと店を守りたい息子の願いがあるのが、この作品らしいですね。日常の中に、故人の遺したものをどう未来へ繋ぐかというテーマが自然に息づいていて、とても心地よい幕開けでした。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
本作の本筋ともいえる故人の想いを聞いて、解決していくターンに入ってきています。
セトナの心情の変化に関しても、今までにない世界に触れ少しずつ本人が変わろうとしているのか、案外これが素の部分でもあるのか、私自身も書いてて混乱するときがあります。
父に関しては突然すぎて、家族への想いを遺す余裕がなかったという設定にしています。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
いきなり泣かせに来るのは反則です……。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
この辺は私もどう書いていいのかは不安になりながら書いていたので、感想をいただけると為になります。
第17.5話 完成させてくれへの応援コメント
結婚記念日を目前にし、倒れた時計職人の後悔と託された「時計」
大事な大事な贈り物を贈ろうと、身体を無理させてでも完成させたかったに違いない。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
どんな時計を贈ろうとしていたのか。
どのようにセトナが解決していくのかを楽しみにして頂けたら幸いです。
第12話 再開への応援コメント
第三章の始まりらしく、空気が少し軽くなりましたね。ロウを失った喪失感は確かに残っているのに、それを抱えたまま日常が動き出している描写がとても自然で、セトナが「葬送師」として地に足をつけ始めたことが伝わってきます。
特にブレアとのやり取りが微笑ましかったです。「僕のことも、思ってくれてたんだな」という小さな本音と、すぐにいつもの調子へ戻る流れが彼らしくて、とても好きでした。そして最後は一転、カイトが勢いよく物語を引っ張っていくのが実に彼らしいですね(笑)。重い別れを経た後だからこそ、この少し賑やかな幕開けが心地よく感じられました。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
これからしばらくは重くないシーンが続いていき、新たなスタートをきっております。
ブレアとカイトに関しては今後セトナに深くかかわっていくことになる人物なのでキャラ付けは意識しています。
第11話 継承への応援コメント
第一部の締めくくりとして、とても美しい着地でした。遺響によってロウの最後の想いが届く場面は、前話の「すまなかった」がそのまま現実へ繋がる構成になっていて、読んでいて胸が熱くなります。死者の想いを届ける力だからこそ、生前には伝えられなかった言葉に意味が生まれる――この作品ならではの魅力がよく表れていました。
また、アグニルがすぐに受け入れないのも印象的です。「世迷言だ」と言い切りながら去る姿には、拒絶だけではなく、揺さぶられたからこその苦しさが感じられました。簡単に和解へ進まないところが、この物語らしい誠実さだと思います。
そして最後、「私は、ロウさんの想いを、継ぎます」というセトナの言葉には、没落令嬢としてすべてを失って始まった物語が、彼女自身の意思で選んだ生き方へ辿り着いたことが凝縮されていました。タイトルの「継承」が、技術や立場ではなく“想い”を受け継ぐことを指しているのが、とても温かく、力強い余韻を残してくれます。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
アグニルの存在は最後までセトナの壁であるべきだと考えています。
その壁を乗り越える、もしくは壊した時、まだ描いていませんがアグニルの中で、セトナと言う存在はかけがえのないものになっていくと思います。
継承に関しては、まだ完璧ではないかもしれないが、受け継ぐことを示していられたらいいのかなと思っています。
第10.5話 すまなかったへの応援コメント
これは、とても静かな、それでいて胸に深く残る「遺書」でした。ロウが生前には決して語らなかった弱さや後悔が、亡くなって初めて誰かへ届くという構成そのものが、「遺響」という力の意味をこれ以上なく美しく表していると感じます。
特に「君は、私の後継者ではない。君は、私が到達できなかった場所へ――いや、きっと、その先にまで、届いてしまう。」という言葉には胸が熱くなりました。前話で途切れた言葉が、単なる後継者の否定ではなく、もっと大きな期待と信頼だったことがわかり、思わず込み上げるものがあります。
そして、この一話を通して印象的なのは、ロウが誰一人として責めていないことです。キサラにも、アグニルにも、ブレアにも、セトナにも、それぞれへの愛情と願いだけを遺していく。その穏やかさが、ロウという人物の生き方そのものを物語っていて、とても美しい締めくくりでした。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
ロウの言葉に関しては最後の文章で伝わるかどうかなと思って書いているのですが、ロウ自身はセトナが自分の死を受け止め遺響を発動してくれると信じての言葉にしています。
師の言葉を受け、セトナが今後どう行動していくのか。
ロウの言葉によって周りがどう影響されていくのか。
気にして頂けたら幸いです。
第10話 覚悟への応援コメント
今回は「覚悟」という章題がそのまま物語になっていましたね。ロウを送り出す葬送を自ら望むセトナの姿からは、つい数話前まで「死体」としか見られなかった彼女とは別人のような成長が感じられて、とても胸を打たれました。
また、ブレアの存在がぐっと魅力的になった回でもありました。本当は誰よりもつらいはずなのに、黙って隣に立ち、セトナに「覚悟を見せてみろ」と託す姿が格好いいですね。そして最後、セトナの祈りに再び「遺響」が応えようとする場面は、ロウが残そうとした最後の言葉へ繋がる予感に満ちていて、静かな緊張感に引き込まれました。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
ロウの葬送に関してはロウから送られる最後の試験になってしまいました。
ブレアに関しては、良いライバルであり、協力すべき仲間ポジションとなっています。
今後セトナがブレアとどう関わっていくのか。
セトナとブレアの距離感の変化というのも意識して書いているので、気にしつつ読んで頂けたら幸いです。
第10.5話 すまなかったへの応援コメント
死と向き合い、その先を見つめるのが葬送することなんですね。ロウさんがいなくなるのは寂しいですね。この言葉からも無限に続く愛を感じます。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
一人の夫として、先に旅立った妻への愛。
一人の親として、後に残す息子への愛。
そのどちらも残された人にとっては永遠に続く愛となっていくんですかね。
第9話 喪失への応援コメント
あまりにも静かな別れで、読み終えたあと、しばらく言葉が出ませんでした。ロウが倒れてから最期まで、誰も奇跡を起こせず、ただ必死にできることを積み重ねる描写だからこそ、その喪失がひどく現実味を帯びています。
特に「君は、私の後継者ではない」という最後の言葉が印象に残りました。後継者ではない、と否定するためではなく、その先にもっと大切な言葉が続くはずだった――その未完の一言が、かえってロウという人物の想いの深さを感じさせます。セトナがようやく葬送の意味を理解し始めた、その直後に師を失う展開は本当に切なく、この喪失が彼女の歩みにどのような形で受け継がれていくのか、静かに見届けたくなりました。
作者からの返信
いつもご感想ありがとうございます。
奇跡は起こらないから奇跡と言うんだという言葉が思い浮かびました。
言い方は何ですがロウの死はこの物語の舞台装置になっています。
ロウの死がなかったらこの物語は、どのように描いていたのか私にもわかりません。
それくらいロウの死はこの物語にとっては必要不可欠でした。
第10.5話 すまなかったへの応援コメント
ロウさんの言葉、わかる気がします。
作者からの返信
ねここ先生、いつもご感想ありがとうございます。
夫として、父として、師として。
そんな一人の男の言葉を表現したつもりです。
第10.5話 すまなかったへの応援コメント
夫であり、父であり、葬送師であった。老人の懺悔と愛と感謝の言葉
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
セトナにとっては師匠と言うには、付き合いは短すぎる。
しかしとても大事なことを教えてもらった。
そんな存在にしました。
第4話 遺響への応援コメント
Xの企画で参りました。
異世界ファンタジーはあまり触れる機会がなかったのですが、とても興味を持って読むことが出来ました。
死のにおいと冷たさと、葬送という儀式の厳かさ。
その中にぽっと灯るようなセトナの祈りと零れる涙の温かさの対比が良かったです。
ブレアもとても良いキャラだと思いました。
ブレアのちょっと喧嘩腰な対応が、胸を絞めるような世界観の中で、良い緩和剤となっていました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
ブレアに関してはいわゆるライバルキャラの位置づけをさせております。
セトナにとって優しい人物だけでは、この物語は成り立たないと思っています。
彼と対立し、時に協力していくことで、セトナは成長をしていきます。
第8話 理解への応援コメント
これは見事な一話でした。セトナが「死体」と呼んでいた存在を、遺族にとっての「故人」として見つめ直すまでの心の変化が、とても丁寧に積み重ねられていて、これまでのエピソードがここで一本につながったように感じます。
特に「あれは、別れなんかじゃなかった。ただの、見せしめだった。」という一節が胸に残りました。トビーとの記憶が、今度は誰かの大切な別れを守りたいという思いへと変わっていく。その転換が実に美しく、「葬送は人を取り戻すための時間だ」というセトナ自身の理解へ自然につながっていました。
そして、ようやくセトナが「葬送」という仕事を受け入れ始めた、その瞬間にロウが倒れるという結末には息をのみました。静かに積み上げられた温かな余韻が、一瞬で緊張へ反転する締め方がとても鮮烈で、思わず続きを読みたくなります。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
ここまでセトナにはあえて死体と連呼させ、書いている時も故人と呼ばせていたりと自分で書いてて間違えてました。
トビーに関しては正直ここでだけ関わってくるキャラなのですが、今後書く予定の二部では何かしら役目を与えてみようかと思ってます。
そして、大きくなり始めたロウの存在がここへきて陰りを見せてきました。
続きを気になると言って頂きありがとうございます。
第7話 過去への応援コメント
今回は大きな事件は起きませんが、そのぶんセトナの内面が丁寧に掘り下げられていて、とても好きな回でした。従兄の死が単なる「トラウマ」ではなく、理不尽な疑惑や説明のない別れまで含めた深い傷だったことが明かされ、彼女が葬送を恐れる理由にいっそう説得力が生まれています。
また、ロウの「今は、向いていない」という言葉が印象的でした。「向いていない」と認めながらも、「弱い」とは決して言わない。その距離感に、人生の先輩としての温かさを感じます。そして、カイトから語られるロウの意外な過去も面白かったですね。穏やかな老人の姿との落差が大きく、物語の世界に奥行きが加わったように感じました。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
セトナが葬送を恐れる理由としてはトビーの存在が大きく関わっています。
ロウの過去に関してはなぜ、ロウが今の立ち位置にいるのか。
アグニルとの確執とも含め重要になってきますので、楽しみにして頂けたら幸いです。
第6話 転落への応援コメント
セトナがなぜこれほどまでに「死」と距離を置こうとしていたのか、その理由がようやく輪郭を持って見えてきた一話でした。トビー従兄との穏やかな思い出から、血に染まった棺へと切り替わる場面はとても鮮烈で、彼女が葬送を拒み続けてきた背景が自然に胸へ落ちてきます。
また、ロウが責めることなく受け止め、ブレアも多くを語らず仕事を引き継ぐ姿が印象的でした。誰もセトナを追い詰めていないからこそ、最後に彼女自身の口から「修道院に送ってください」と告げる決断がより切実に感じられます。新たに登場したアグニルも短い出番ながら強い存在感があり、ロウとの親子関係を含めて今後が気になる人物ですね。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
セトナが葬送というか死体を拒んできた理由が明らかになりました。
アグニルに関してはセトナの前に立ちはだかるキャラにはなるのですが、今後どの様に関わってくるのかを楽しみにして頂けたら幸いです。
第5話 沈黙への応援コメント
第二章は、とても静かな立ち上がりですね。一度だけ奇跡のように発現した「遺響」が沈黙したままという状況が、セトナの焦りをじわじわと浮かび上がらせていて、派手な出来事がなくても自然と物語へ引き込まれました。
特にロウの「君はちゃんと、故人と向き合っているかい」という問いが印象に残ります。技術ではなく、もっと本質的な何かを問われていることだけが伝わってきて、その答えをセトナ自身が見つけていく過程を見守りたくなりました。そして新たに登場したカイトは、これまでの葬送院とは違う軽やかな空気を運んできてくれて、物語の呼吸が少し変わったのも心地よかったです。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
新たな章の始まりですがすんなりスタートとはさせなかったのは、ある程度のカタルシスを意識しています。
カイトのキャラに関しては本作の希望ポジションを意識して書いているので、雰囲気が変わったと思ってもらえたなら幸いです。
第4話 遺響への応援コメント
ここまで積み重ねてきたものが一気に実を結ぶ、とても美しい一話でした。「遺響」の正体が単なる特殊能力ではなく、故人の想いを受け取り、生者へ届ける力として描かれたことで、葬送という仕事そのものの意味が鮮やかに立ち上がってきます。
リオンの想いを伝える場面はもちろんですが、その後の「ありがとう」がセトナ自身に届く流れがとても好きです。失うことを恐れて他人との距離を置いてきた彼女が、「もう少しだけ」と自らここに残ることを選ぶ締めくくりには、小さな一歩だからこその力強さがあり、思わず応援したくなりました。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
遺響の力と葬送の一歩。
小さな一歩ですが、道を失ったセトナにとっては大きな一歩になっています。
本作のセトナは悲劇ヒロインではなく、芯があり応援したくなるヒロイン像を目指して書いていますので、応援したくなると言って頂き励みになります。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
とても静かで、優しい余話でした。リオンの視点だからこそ、両親が亡くした息子への想いも、リンちゃんが生まれてから家族が少しずつ前を向いていく時間も、飾らない言葉でまっすぐ胸に届きます。
「あの男の子も、ここにいるよ。ぼくと、同じ名前なんだって。」という一節には、思わず息をのみました。前話では語られなかった家族の背景が自然につながり、最後の「だいすきだよ」が、別れではなく見守りの言葉として温かな余韻を残してくれたのが印象的です。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
あまり視点変更はしたくないのですが、本作の物語の構成上どうしても故人側の視点が必要となったので、こういう形式をとっております。
リオンくんと、リオン君。二人の家族の想いを届けることでリンちゃん家族も安心できるのかなと思っています。
第3話 祈りへの応援コメント
今回はセトナが初めて「送り出す側」として一歩を踏み出す、その静かな転機がとても印象的でした。人ではなく犬の葬送から始める流れも自然で、リンちゃん一家の悲しみが丁寧に描かれているからこそ、「家族を送る」という営みの重みがまっすぐ伝わってきます。
特に「リオンが、笑ってるよ」という一言には胸が温かくなりました。技術として作業をしていたはずのセトナの手が、知らず知らずのうちに遺族の心を支えていたことが伝わる、美しい場面だったと思います。そして最後、祈りの最中に何かが触れてくる描写で、ついに「遺響」が動き始める気配が感じられ、物語が大きく動き出す予感に引き込まれました。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
下書きではロウさんが始めは犬で慣れましょうって感じにしてたらアドバイスで、ペットは家族という意見がありなるほどと思い改訂しました。
ここから遺響という力の謎も明らかになってきますので引き続き楽しんで頂けたら幸いです。
第2話 最悪への応援コメント
セトナが葬送という仕事に強く拒絶感を抱く様子が、とても率直で印象に残りました。無理に受け入れようとせず、「尊厳も祈りも、結局は何も残らない」と言い切るのは、彼女がこれまで積み重ねてきた喪失や諦めの延長線上にある言葉で、胸に響きます。
また、スキル「遺響」が誰にも説明できなかったという過去が明かされることで、没落以前から彼女自身が抱えていた孤独が見えてきました。ロウの「いずれ、その力の意味もわかる日が来ますよ」という一言が、静かでありながら希望を感じさせる締めになっていて、とても好きです。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
現代日本とは違い、この世界の葬送は軽やかにみられている設定ですが、それにしてもセトナは過去の影響で冷めてみています。
なぜロウさんが意味がわかるといったのか。その謎が分かった時、セトナの物語は動き出してきます。
第1話 葬送への応援コメント
導入として非常に引き込まれました。セトナが父の拘束や婚約破棄といった人生の激変を、感情を爆発させるのではなく、どこか冷静で乾いた視点から受け止めている姿が印象的で、彼女のこれまでの価値観や孤独が自然と伝わってきます。
また、最後に「葬送師」という役目が明かされる構成が見事ですね。没落令嬢の再出発というだけではなく、「死者を送る仕事」へと繋がることで、あらすじで示されていた物語の本筋へ、静かな余韻を残しながら踏み出した第一話だったと感じました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
物語が始まるまでのセトナはつらい事があり、人なんて信じても無駄と冷めた感情スタートになっています。
最初の構成では教会に来ませんかという引きで終わっていたのですが、一話だけ多少長くなっても、ここまで入れたいと変更しました。
その結果踏み出した一歩と行って貰えたので変えてよかったと思います。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
猫を二匹、送ったことがあるので、迫るものがありました。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
私も小さい頃に犬を飼っていたのですが、大人になった今なら、また違う感じ方をしてしまうのでしょうね。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
思わずウルッときてしまいました……。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
この辺は、書いてる本人は、これでいいのかなと言った認識なので、感想頂けてありがたいです。
第3.5話 だいすきだよへの応援コメント
これは、飼い犬が飼い主一家に向けた『最後の言葉』で、感謝の言葉。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
本来であれば違う種族で伝わるはずのない言葉。
それも伝えることが出来る力です。
第4話 遺響への応援コメント
一章まで読ませて頂きました。
続きもゆるりと、大切に読ませて頂きます。
応援と、この作品を生み出した努力に敬意を。
作者からの返信
続けてご感想ありがとうございます。
お時間がある時に思い出していただければ幸いです。
これからの執筆の励みになります。