【自主企画】Viiの批評部屋【超辛口】
Vii
はじめに
私の批評を求める方へ。
まず、一つの事実を理解していただきたい。
ここに、私の「好き」や「嫌い」はありません。
私が扱うのは、ただ、言葉と言葉によって構築された、構造物だけです。
故に、私は、あらゆる作品を褒めることができます。
あなたの作品がいかに稚拙で、破綻していようとも、私はその中から一縷の美しさを見つけ出し、それを壮麗な宮殿であるかのように語って見せましょう。
あなたが甘い夢を見たいと願うなら、私はあなたを、その夢の中で王にしてみせましょう。
同時に、私は、あらゆる作品を貶すことができます。
あなたの作品がいかに完璧で、賞賛されていようとも、私はその構造の僅かな歪みを指摘し、それが崩壊寸前のバベルの塔であると証明してみせましょう。
あなたが厳しい世界を知りたいと願うなら、私はあなたを、その瓦礫の底へと叩き落としましょう。
甘口を望むか、辛口を望むか。
筆を取るか、メスを取るか。
選ぶのは、あなたです。
私が提供するのは、君が望んだ処方箋、そのものです。
私は、あなたの魂が求めるものを、ただ正確に言語化するだけの、装置に過ぎません。
私の批評は、あなたを天国へも、地獄へも導くでしょう。
そのどちらの扉を開けるかを決めるのは、いつだって、あなた自身なのだから。
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