静かに穏やかに。物語は終局へと向かっていく。

そして『物語』は
迷いなく向かって行くのだ。

『都市伝説』の本質は
呼吸する様に人を誘う。

和やかで柔らかな文体に
読み始めてしまい。
読み手は その流れに
巻き込まれている事にすら
気づかない。

気づくと『終点』は
遥か背後に・・・
その時初めて読み手は気が付くのだ。