天皇だって子育て失敗してもいいじゃないか!明治天皇孫育て失敗談
@michiseason
第1話 期待される昭和天皇の決断
『朕(チン)深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑(カンガ)ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ茲(ココ)ニ忠良ナル爾(ナンジ)臣民ニ告ク』
1945年8月15日の正午にラジオ放送された「玉音放送」から、この言葉が聞こえてくることとなる。
昭和天皇は天皇の中で唯一、外国に日本を占領された天皇である。その責任は、ないとは言えない。
その当時の国民一人一人にも、ほんのごくわずかに責任はあるかもしれない。しかし昭和天皇はそのような小さなものではなく、次元を超えた大きな責任があるはずだ。それでも昭和天皇に敗戦の責任を押しつけるというのは酷である。というのも、この当時の政治体制に大きな問題があったからだ。
当時の日本は、天皇に統帥権という軍隊を統率できる絶大な権力を持たせていた。これによって理論上、天皇は軍隊を動かせた。しかしこの統帥権は天皇が軍隊を動かすことが目的でなかった。明治政府は、主に薩長の軍閥によって成し遂げられた。
しかし、この薩長の軍閥が大きな問題だった。彼ら軍閥が派閥を作り、互いに天皇を奪い合い争う可能性があった。明治の後期ですら海軍の薩摩の山本権兵衛、陸軍長州の山縣有朋などの長老が存在して派閥をつくっていたのだ。明治の元勲達は、この軍閥の権力闘争を恐れ、それを防ぐ目的で天皇に統帥権を持たせたのだ。
そうは言っても明治、大正天皇はその統帥権を発動させたことはなかった。明治、大正時代の元勲達は優秀だったからだ。彼らは日本に為に互いに協力して行動し、日本を世界でも通用する大国の一つにまで成長させた。東洋の小さな島国の一つだった小国がここまで強国になった奇跡は、明治の元勲の力が大きかった。
こうして昭和時代になると、彼ら明治の元勲達は皆死にたえていった。
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