第8話 ☆四桁作品など読まなくて良い
では、どのような作品を読めば良いのだろうか?
もちろん、自分で好きな作品を読めばいいだけだ。
人から薦められて読む本はほんとうの意味で読書では無いと、私は思っている。
そういうきっかけで出会った作品も私は否定しないが、他人の意見には必ず反発と忖度が交じるものだ。必要なのは、自己意思と共感である。そして、いささか非科学的な物言いではあるが、読み手に必要な本は、自ずとふさわしい読み手を呼び寄せるものだと私は常々感じている。
【その上でおすすめしたいのが、ずばり「☆の少ない作品」である。】
星ゼロというのは単に生まれたばかりの作品だから、ということでもあろうが、長らく星一桁、一〇前後のままという作品があったらぜひ目を通してみて欲しい。
自作に自信があってなおかつ読まれない作者たちなら分かってもらえると思うが、良い作品であっても☆の数が多いとは限らないのがカクヨムである。
自作がそうであるなら、他者の作品だってそうなのだ。
必要なのは、そんな日の当たらない場所に目を向けるという気付き。
はっきり言って、☆四桁の作品など読む必要全くナッシング!
放っといてもあいつら勝手に読まれるから、わざわざ読んでやる必要なんか無いのである。(読みたいなら止めはしませんが……w)
その上、☆四桁行ってる作者はまともにコメント返しなどしてくれない。
これは、別に天狗になっているわけでも底辺作者を見下しているわけでもない(と思う)のだが、要はそこまで行くと物理的・時間的に「コメント返しをする余裕が無い」のである。
私のような底辺でさえ、企画の運営中はコメント返しするだけでも四苦八苦だ。比較的時間に余裕のある私でさえそうなのだから、お忙しい人気作者などは言わずもがな。
それに、交流する相手は多ければいいというものではない。
実際、「心を込めたコメント」を書ける対象人数というのは、せいぜいが10~15人程度だ。これが100人とかになったら、確実にクオリティは下がるであろう。
交流のあった人が離れていってしまうと、自分も相手も傷つくものだ。
むやみに乱発せず、自分の本当に好きな作品を書いている人、コメントに愛がある人を見極めて、交流する人を厳選しよう。結果的にはその方が長続きする付き合いになるであろう。
そして目にした、評価の届いていない埋もれた作品が素晴らしいものであったなら、迷わずコメントを残して欲しい。そして、可能なら「レビューコメント」も添えて欲しい。
自作に添えられていたらきっと嬉しいであろう、そんな気持ちを想像しながらリスペクトを忘れず、コメントを残してほしいものだ。
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