第3話「雪柱氷柱は○○をうる。」

20XW年11月22日15時41分。犯人がいる倉庫。


「なんだ、雪柱・・・。生きてたのか・・・。残念だ。3個も使ったのに。」

「やはりお前だったか・・・。なんでこんなことをした??夢喰。」

「なんでって・・・当たり前にお前みたいなやつが生きてるのが気に食わないからな・・・。」

「そうか・・・。じゃあ、倒すしかないか・・・。」

「やれるもんならやってみろ!!」

「お前を倒して警察に突き出してやる!!【氷柱槍(つららやり)】!!」

「ははは・・・。冗談はこういうところでするもんじゃないよ!!!お前じゃ私を倒せない!!!【杭・爆】!!!」


「はぁ・・・はぁ・・・。やるじゃないか??雪柱・・・。今からでも私の【夢】を協力してくれよ??」

「なにいってやがる。お前は・・・。」

「いいか??たとえお前がここで私を倒しても警察は何も相手しないぞ???」

「それはどういう意味だ・・・??」

「私は警察、内務省、その他もろもろの内通者を持ってる・・・。こねってやつだ・・・。」

「そうか・・・。この国は終わったな・・・。だが・・・。お前を倒すことができるならなんでもいい!!くたばれ!!【氷柱橋】!!!!」

「ぐは・・・。」


俺は、夢喰伊織(ゆめくいいおり)を倒した。

その後は、歩きで龍神神社へ戻り始めていた。


20XW年11月22日15時46分。茨城県水戸市龍神神社。


「ここが龍神神社か・・・。いかにも清流と関係がありそうな・・・。」

「いらっしゃい。ここらへんじゃ見ない顔だな??旅人か???」

「まぁそんなもんだ。ここに、雪柱氷柱がいると聞いてな・・・。」

「あぁ、そいつならここへ向かったさ。急用であればここへ向かうといい。」

「そうか・・・。助かる。だが・・・。ここで待たせてもらおうかな。」

「別にいいがいつ戻ってくるかはわからないぞ???」

「大丈夫だ・・・。時間はある。」

「お父さん。誰か顧客さん???」

「あぁ、氷柱に用事があるそうな・・・。」


20XW年11月22日16時00分。龍神神社近くの道。


どか(氷柱が人にぶつかる)


「いってぇな・・・。おっさん何してんの???これで俺の方が折れてたらどうすんの???」

「ずいぶんと貧弱な肩を持ってるんだな。そんな服装は重いからやめた方がいいぞ??」

「なんだよ。謝りもしないのか???」

「おっさん1人なんだよね???俺たちはこの辺じゃ怖いって噂の【破邪】だぜ??」

「効いたことないな。それだけの奴らってことか???すまないが、俺は先を急ぐからな・・・。」

「おいちょっと待てよ!!」


どさ(雪柱が合気道でチンピラの一人をよける)


「え???」

「異能力使ったのか???ずるいだろ??」

「異能力???おれがか??俺の異能力は氷柱だ。体幹がしっかりしてないだけだろ???」

「なんだと????」


「まぁいい・・・。覚えてやがれ!!!俺たちに喧嘩を売ったこと後悔させてやるからな!!!」


20XW年11月22日16時10分。茨城県水戸市龍神神社。


「ただいま戻りました・・・。」

「おかえり。氷柱君。お客さん来てるよ???」

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