全てを憎んだ俺は、破壊竜だ。誰か救いを。
篠崎 ムツ
第1話 全ては皇帝に壊され、竜の力を手に入れた。
俺は街で平和に暮らしてた。楽しい日々を、、、
そして、あの日が来た。奴等が、、、
あの日、俺は恋人と一緒に暮らしていた。そして、両親が来て、やっと結婚と言う最高の幸せを手に入れるはずだった。奴等はこの街に侵略して来た。
「皇帝様からの命令だ。この街を滅ぼせ!この不吉な街を!」
奴等はあらゆる道具を使ってこの街に侵略しに来た。俺はみんなを逃がそうと、、、
「みんな早く逃げてくれ!」
「レイ早く一緒に逃げるぞ!」
俺は残って、戦う決意をした。家族を逃がす為に、、、
「俺はいいから、早くみんな逃げてくれ!」
「何言ってるの?レイ!私を一人にする気!?」
「マリア!君達だけは生き残ってくれ!」
俺は、背後に通さない為に魔法を使った。
「ファイアウォール!!さぁ、ここから後ろには行かせない!みんな早く逃げてくれ!」
「レイ!」
「マリア!レイが命掛けで作った魔法だ!無駄にするな!行くぞ!!」
「生き延びろよ!みんな!」
そして、剣、魔法、弓の部隊、銃を持った部隊もいる。
「俺は、簡単に死なない!みんなを逃がす為に!」
俺はあらゆる魔法を使った!
「何だ!コイツは!?凄まじい魔法だ!」
「怯むな!!行けー!!」
敵が次々と来る!
「ファイアボール!ファイアブラスト!」
「これでもくらえ、ファイアディエンド!ここからは絶対通さない!!エクスプロージョン!!」
辺りは敵の焼ける声がし、敵が怯んでいた!
「よし、このまま粘れば、みんな生き残れる!」
「何をやっている?」
「皇帝!?おいでになった!」
「皇帝様だー!!」
「皇帝が来たか!?だが、俺なら!くらえ!!
フルパワー!!ファイア・フェニックス」
皇帝は剣を取り出し、ファイア・フェニックスを吸収した!
「何!?ファイア・フェニックスが!?」
「ハハハ、ハ!!なんという呪文魔法よ!!返すぞ!!ハァーーッ、ふん!!」
「ウァァァァァァァァァッ!!」
俺は吹き飛ばされ、仰向けに倒され、魔力も空っぽになり、体もほとんど火傷状態になった!そして、
皇帝の一撃を見た!
「くらえ、愚民共、貴様らファイアボールを我の剣に!!」
「はっ、魔法隊!皇帝にファイアボールを!」
「ファイアボール!!」「ファイアボール」「ファイアボール」「ファイアボール」「ファイアボール」
魔法隊全員のファイアボールを剣に吸収させた!
「滅びよ!!ハァァァァァァァ!!くらえーー!」
「やめろーーーーーーーーーーーー!!」
俺の仰向けの視線の先には、とんでもない大きさの火事が起きていた。
「後は任せた!!」
「皇帝!ご苦労様でした!後は我々に!!」
(やめろーーーーーーーーーーーーーーー!)
そして、俺は火傷だらけの体でみんなが殺される断末魔を聞くしかなかった!
(意識が遠のく、誰か俺に力を、皇帝に復讐を、コイツらを殺してくれ!)
そして、レイは意識がなくなり、街は滅ぼされた!
少し意識が回復し、(おい、力が欲しいか?)と聞こえ、声も出せない俺だが心で(誰でもいいから力をあいつらを根絶やしにする力を!!マリアを!両親達を!街を滅ぼされたあいつらに復讐する力を!!)
(分かった!我の名は破壊竜ドラグ・ドグマ!)
(我の力を貴様に貸してやろう!)
何だ?体が?回復していく?意識がだんだん戻ってくる!!
そして、ハッキリと意識が戻り、目を覚ました!
辺りを見る!真っ黒な焼け野原だ!!
声が聞こえる!
「お前に我の力を与えた!復讐でも何でもするが良い!!」
力がみなぎる、全てを破壊できそうだ!
「感謝する。ドラグ・ドグマ!!」
ここから、俺の全てを壊す復讐劇が始まる!!
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