方程式
「おなかへったね」
「うん……」
「そういえば今期の期末試験方程式らしいよ」
「どうしよー。全然範囲できてないよ」
「方程式の解き方、教えたげる」
「マジでー。ありがとー」
「牙に鳥を足すと?」
「鴉だねぇ」
「鳥から一を引くと?」
「烏だねぇ」
「つまり牙と−一は同じってことね?」
「うわ、そういうことか!!」
「百舌鳥=百舌も成り立つじゃんね」
「鳥は0か」
「烏は−一ってことだ」
「烏は0に足らず,恐るるに足らず!」
「でもカラスにウチらの弁当盗られたのは確かだけどね.」
「うぅ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます