第2話 あさがおのはな

七月一日

あさがおのはながさいた。ひとつだけ。あおむらさきでとてもきれい。


七月三日

きょうははながふたつ。みずをいっぱいのんでるみたい。あさひでひかってた。


七月六日

はながさかなかった。よるにのぞいたら、つるがうごいているきがした。おとがきこえた。


七月九日

またはながさいた。ママにほめられた。ぼくもうれしい。


七月十二日

はっぱがふえて、したのほうがみえなくなった。なかにだれかかくれてるみたい。


七月十五日

あさがおのそばに、しらないこがいた。にこにこして、いっしょにみてた。なまえはケータくん。


七月十八日

はながたくさんひらいた。ケータくんが「きれいだね」っていった。ママにはみえなかった。


七月二十一日

ケータくんは、はっぱにさわってた。てがみどりになってたけど、わらってた。


七月二十四日

けさははながなかった。ケータくんが「かわりにぼくがいるでしょ」っていった。


七月二十八日

あさがおがしおれていた。ケータくんが「もういれかわったよ」っていった。

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