現代の高校生らしい感性がよく出ている作品だと思います。
これ誰にも読まれていないと思います。
確かに、文章は未熟だけど、読ませる力がある作品なのに。
そして、今の高校生、こういうことを思ってるんだろうなぁ
こういうこと考える子供が多いんだろうなぁ
改めてそう思います。
内容の解説に戻ります。
家族への不信や逃避願望から異世界に転移する導入は、SNSや現実逃避コンテンツが身近な世代だからこそ自然に描けている、そう思いました。
特に「逃げたい」という衝動が神の力と重なる展開は、現代の若者が抱える孤独や居場所のなさを象徴しているように思いましたし、ゲームネイティブ世代としての、デジタルネイティブ世代としてのリアリティを感じました。
また異世界での交流を通じて「本当は愛されていた」と気づくラストは、家族関係の再解釈として温かみがあります。現代の社会問題──家庭不和や自己肯定感の低さ──をファンタジーに落とし込もうともがいた形跡が感じられます。
これからもどうか書き続けていただきたい、そう思いました。