ひろまさ版ゲームブックシステムについて

博雅(ひろまさ)

第1話 なぜ1d6に拘るのか

僕はほとんどの自作ゲームブックのすべての判定において 1d6 システム(六面体ダイス1個を1回振るアレですね)を採用しています。

それも、偏愛に等しいくらいに。


なぜかって?

もともと算数がとても苦手で、それでいてそろばん検定は3級まで取ったくらいなのに、まったくわからないんです。二桁の足し算引き算がまるで駄目なんです。


仕方ないやろ。じゃあ 1d6 でええやんけ、というお話で。


なので、体力が10を超えるキャラは極力出したくないんですよね。

がんばって19くらいがマックス。それ以上は勘弁してくださいって感じ。


一時は、TRPGで多用されている 1d20 システム導入も考えました。TRPG を遊ばれている方々なら、すんなり入れるかもと思ったからです。


しかしそもそも、ゲームブックは元来 d6 を重用してきましたし、TRPG用のダイスセットも、売ってるお店はホビーショップか一部の百均しかありません。その肝心の百均でも六面体ばかりというのが現状です。あの名作ウォーゲーム(ゲームブックではありませんが)『ウォーハンマー』でも、超ド定番&老舗ゲームブックのシリーズ『ファイティングファンタジー』でも、使うのは同じく六面体です。大昔から脈々と紡がれてきたゲームブック道は d6 にあり、といっても過言ではないでしょう。


そして、できれば物理ダイスで遊んでほしい。僕も自作作品を遊んだりしますが、出来うる限り物理ダイスで遊んでます。たまに戯れにデジタルダイス(アプリ)を試したりはしますけどね。やっぱり、物理の感触、見た目、振る前の動作とダイスが指を離れるときの感触、転がるダイスを眺め、結果に歓喜あるいは感涙する……これがいいんですよ。


初期体力(HP)、攻撃力(AP)、魔力(MP)各種パラメータの設定から、バトルシーンでのロールにいたるまで、ぼくのゲームブックはすべて六面体ダイス1個しか使いません。

これですべて解決すると思っているからです。各種テーブル――敵のエンカウントや攻撃の成否や回復HPの量、宝箱の中身から、村々で得られる噂話の内容まで――すべて1d6で問題ないといえます。いや、言わせてくだs……なんて断言しかけましたが、先日ファイルを発掘したヘキサフィールド式バトルRPGは 2d6 を使っていました。(´・ω・`)ショボーン。


あらら。(ノ∀`*)ペチ


発表するときもそのままにしますよ、奥さん!w

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