第8話 ヒカルの力の腕試し、最強の片鱗
職員室に行って、校長室に案内された。
校長室で
「ホルト商会から、連絡は受けている。特例で剣術、魔術の両方の学科を受けてもいい!何せあのノーマンの息子だからな!」
「ノーマンを知ってるのですか?」
「当たり前だ。ノーマンが学生の頃、教えていたのは、私だ!ノーマン、ハートは実に優秀だったよ!その中でもノーマンはこの学校の教師になり、今のカリキュラムを作る礎となった者だ!」
と校長は答えた。
「その前に力が見たい。教師が相手となる。良いかな?」
「分かりました。」
そして、闘技場みたいな凄いデカい場所に案内された。そこで、教師達が用意をした。
「魔術学科からだ!教師二人と戦ってもらう!」
「分かりました!」
と答えた。相手は先生二人だ。自分のやれる事をやろうと構えた。
「まずは小手調べ。ファイア!」
「アイスニードル。」
相殺した。だんだん生徒が授業をサボり、闘技場に集まって来た。
「相殺か。やるね!じゃ、これは?」
「フレアバースト!」「ウインドカッター!」
火の玉が飛んで来る上に風魔法が火魔法のスピードを加速させた。
「さすが教師。相性が良い魔法を選んで来る。」
「ロックウォール!アクアボール!」
ヒカルは土の壁に水を湿らせた。火魔法は広範囲魔法なので、防いだが、風魔法は土が水で柔らかいので、貫通したが、それを見越して、土が崩れた瞬間に避けた。
「あと一息でしたか?かなり戦い慣れてますね?」
教師二人も油断は禁物と言う顔で、構えた!
ヒカルが魔法を、放った。
「フレアショット!ウインドショット!」
向こうの真似をして、火魔法に、風魔法を付けて、加速させた!
「ロックウォール!」「ロックウォール!」
二枚の壁が出来た。しかし、二枚の壁は貫通して、教師達は間一髪避けた!土の壁は厚さ1メートル以上がある壁だ!それも二つも!それを貫通させたヒカルの攻撃に対して、教師は恐怖を感じて、、、
「危なかった!この辺にしよう。」
一人の教師はそう言った。もう一人も
「なんて魔法密度なの?私達二人の壁を貫通だなんて、、、」
校長も
「このままでは死者が出る。魔法の実力は分かった。教師の感想が聞きたい!どうじゃ?」
「ここまでの魔法密度は信じられません。私達が二人でも普通に連続で、魔法を使いますし、、、お互いがこのままやっても、我々は負けていたかもしれません。
普通は土魔法の壁に水なんて、普通はかけませんよ!
絶妙な水の量で、土魔法で完全に火魔法を相殺されました。」
「そうです。連続の魔法の使い続けも驚きますが、やはり魔法密度が普通の人では真似できません。我々レベルのロックウォールが二枚貫通は見たことないです。」
生徒達は試験を見て、驚いてた。その中にはレノアとザックも見ていた。
「あいつこんなに強かったのか?どうしよう!朝の事を怒っていたら、、、」
ザックは震えた。レノアも
「魔術の使い方も上手いし、それより、魔術コントロールが異常に細かい。まるで、歴戦の猛者のように、、、」
その後に剣術の検査もしたが、やはり教師とは互角以上に渡り合い、剣術と魔術は教師をすでにこの時点で越えていた。
これには校長も、、、
「とんでもない逸材が来たのう。まだ16歳か、、、ノーマンが作ったカリキュラムでも、もう見当たらない。
いや、彼自身のカリキュラムを作ろうと思ったがやめておこう。学科もちゃんと皆と一緒に受けてもらおう。
ホルト商会の手紙の通りに、、、彼自身は今は友達が一番必要かもしれんな。
ノーマンが教師を辞めて、村に住み着いて、この子を育てたのだからのう。後は、ヒカル君の意思に任せよう。」
と校長はホルト商会の手紙通りに、ヒカルには友達や人間関係の構築が一番大事だと感じた。
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