第2話 王都に到着、ホルト・ハートとの出会い

 王都に着いた。さっそくホルト商会を探した。連れて来た子供は8人だ。


 門番の人にノイ・ノーマンの息子でホルト・ハートを探していると訪ねた。


 門番は知らないと言う。そして、子供を8人も連れて、怪しいと言われ、衛兵を呼ばれ、俺達は捕まってしまった。


 捕まった。子供達は一体どうなったのか。連れられて、牢屋に入れられた。


 すると、カチャっと牢屋の扉が開いた。看守が入って来て、、、


「ノイ・ヒカルだな!ここから出て良い!面会人と引き取り人が来た!」


「子供達は?」


「子供達はもう引き取られた。」


 良かった!子供達は引き取らたのだ!父親にしたがって良かった!そして、俺も出る事になった。


「こちらでお待ち下さい。」


 と別の看守の声が聞こえ、そちらの方に進んで行った。


そこへ行くと、、、一人の父親くらい歳の男が机に座っていた。こちらを向いて、


「君がノイ・ヒカル君?この手紙を持ってたと聞いて、来たよ!」


 と机に父親の手紙を出した。


「そうです。ノイ・ノーマンの息子のヒカルです。」


 男は笑顔になった。そして、


「私は、ホルト・ハート。君のお父さんの友達だ。ホルト商会と言う商いをしている。」


「父親に言われました。王都のホルト商会を頼れと、、、」


と返した。


「良く、子供達とここまで来た。村の事は聞いている。ここでは何だから、うちに来なさい。」


 ホルトの後に付いて行くと、看守が敬礼をして、外には馬車が着いていた。

 そして、馬車に乗った。


「君のお父さん。ノイ・ノーマンとは親友でね。ノーマンとは同じ学校に行き、彼は教師になり、私は商いを学び、ホルト商会を作った。」


 と昔を思い返すように、話を進めた。


「君の背中のアザを見せてもらって良いかな?」


「はい。でも、アザなんて本当にあるんですか?」


 「今、見て確かめよう!私も目で見ないと信じないたちでね!」


 服を脱いで、背中を見せた。そして、


「本当か、、、やはり予言は当たっていたか、、、ノーマン、、、後は任せておけ、、、」


 とホルト・ハートは涙を流した。そして、


「服を着なさい。君はうちで預かる。子供達は私が運営する孤児院で見てあげるから心配しなくて良い。」


 と言われ、どうやらあったようだ。しかし、何故たった少しのアザでこんなに大きな話になったんだ?


 まるで村が襲われたのは、まるで自分のアザで起きたように思える。


 そして、馬車は止まって、ホルトと降りると、とんでもなく、でかい屋敷が目の前に立っていた。


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