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  • 瑠璃色の夜への応援コメント

    文芸部へのご参加、ありがとうございます。
    全3話という構成の中に、東洋的な無常観と西洋的な幻想美が交錯するような、極めて格調高い「言葉の織物」を見せていただきました。

    ■ 最後まで読んだ感想
    第1話の和歌のような調べから始まり、第2話の亜細亜の土着的な哀愁、そして第3話の瑠璃色の夜へと至る旅路。読み進めるうちに、読者である私もまた「幽界の使徒」である黒鳥の背に乗り、現世と幻の境界を漂っているような心持ちになりました。

    ■ お題「比喩」の活用と技法について
    本作では、目に見えない感情や時間の断絶を、物理的な質感へと変換する「換喩(メトニミー)」や「共感覚」の技法が、息を呑むような美しさで散りばめられていますね。

    ・「ひと掻きすれば千の月出づ」という異化【異化・象徴】
    黒鳥が水を掻くことで砕け散る月の反射を「千の月」と表現する。この一節だけで、湖面が単なる水場ではなく、無数の光を孕んだ神話的な舞台へと異化されています。

    ・「溶解剤」「緩衝剤」としての夢【隠喩・現代的感性】
    「幻と現世の架け橋」という古典的な比喩を、あえて「溶解剤」「緩衝剤」という工業的・化学的な言葉で補強する。この不思議で意外な組み合わせ(デペイズマン的発想)が、夢の「境界を侵食し、衝撃を吸い込む」という機能を驚くほど的確に、現代的な解像度で伝えていると感じました。

    ・「星の音階」「クリスタルの粒々」【共感覚】
    風が運んできた思いを「星の音階」と捉え、その音を「耳の奥で転がるクリスタル」と表現する。視覚、聴覚、そして痛み(触覚)が混ざり合う共感覚的なレトリックが、第3話の透明感をより一層際立たせていますね。

    ■ 最後に
    読み終わった後に心に残ったのは、不思議で幻想的な風景の奥に映る、概要にあった言葉、「黒鳥は白鳥の影かもしれない」でした。その理由は自分でも分かりません。
    比喩という武器を使って、私たちが言葉にできない「あわい」の領域を、これほどまでに気高く描き出した力作をありがとうございました。
    また、あなたの深遠な言葉の旅の断片を、ぜひ部室に届けに来てください。お待ちしております。

    作者からの返信

    まるで学術論文のような緻密な分析をありがとうございました。
    自分の作品ながら見る目が違ってくるようです。
    また、丁寧な説明がとても勉強になります。
    もともと目新しい比喩や表現を詩にするのが楽しい性分なので、これからも色々と新しいものを見つけていきたいな…と思っています。

  • 瑠璃色の夜への応援コメント

    「黒鳥の影」は沈んだ色調が友未好みです。
    シベリウスの「トゥオネラの白鳥」も、実は黒鳥なのですと。

    作者からの返信

    「トゥオネラの白鳥」…その字面だけで興味深く、さっそく検索。
    生命が存在しない黒いトゥオネラ川に棲む白鳥…これはまさに私がイメージする黒鳥って感じがします。

  • 黒鳥の旅への応援コメント

    こちらは一変して、
    紅瑠璃さん節が炸裂している詩ですね。

    特に、最後の一連が印象深く、
    緋色の残像がいつまでも残る感じでした。

    作者からの返信

    黒を背景にすると、すべての色がドラマチックになります。
    特に緋色などは…
    黒は色というよりも闇なのかもしれません。

  • 黒鳥の湖への応援コメント

    新作を書かれていたんですね。
    レビュー活動に追われて、
    見逃していました。

    紅瑠璃さんの短歌は、
    たぶん初めて拝見したように思います。

    紅瑠璃さんらしい、しなやかで幽玄な世界ですね。
    素晴らしい!の一言です。

    作者からの返信

    幽玄の世界に似合う鳥を見つけてしまったので、短歌にも挑戦してみました。
    とはいえ、短歌初心者です…指折り数えてつくっています。

    レビュー活動されているんですね、流石です。

  • 黒鳥の湖への応援コメント

    コメント失礼いたします。
    まるで夜会で聴く一曲のように、言葉が重なり合い、余韻を残して消えていく……そんな詩でした。
    黒鳥と白鳥、現と幻が、湖面に映る月の影のように揺らめく様が鮮烈です。
    「下羽の白さ残したまま」という結びが、静かでありながらも深い痛みを孕んでいて、美しくも切ない一節でございました。

    最後になりましたが、自主企画へのご参加まことにありがとうございます。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    光と影もそうですが、相対するもの、背中合わせのものにはなぜか惹かれます。それが何故なのかわからないので詩にしているのかもしれません。

    編集済
  • 黒鳥の湖への応援コメント

    何か無茶苦茶きれいです💖
    うっとり。
    いつの間に和歌を詠むように⁉
    さすが紅式部です!

    作者からの返信

    今日から詠み始めました!
    寝る前に黒鳥がでてくる本を読んでいて、目を瞑ると浮かんだのが黒鳥の詩なのでした。
    お星さま、ありがとうございました🌟

    編集済