東條零さんの作品、好きなんです。どの作品もテンポがいいし、無駄がない。私は普段あまりSF作品は読まないのですが、東條さんの作品なので読んでみましたが……毎度ながら、一気に読んでしまいました。緊張感のある戦闘描写も、敵味方が曖昧な時のドキドキ感も、繊細な人間関係も綿密に練り込まれていて、あっという間でした。「仕上がってる作品」は、まとめて読むと、一本の映画を見たような感覚になりました。ストーリーがちゃんとある作品だし、気持ちよく読み終われますよ!面白かった。ただ、その一言です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(168文字)
プロローグだけ読ませて頂きました。流石ですねぇ、無駄のない文章、美しいです。無駄がないのでスラスラと読めますが必要な情報はしっかりと書かれていますので衝撃がしっかりとありグッと引き込まれました。もちろんストーリーだって面白いですよ、紹介文読むだけでわかるでしょう?ですので当然ストーリー自体を楽しめばいいのですが、出来ればこの文章力というのも楽しんで欲しいですね。
ハードボイルドでおしゃれなかっこよさが張り巡らされている。 それは世界観やセリフを見れば一目瞭然で、プロローグを読んだ時点で引き込まれます。 キャラクターも魅力的で、「それは反則だろ」と叫びたくなる見せ場が用意されています。そしてそんなキャラクターが取り扱う武器は、胸の中にある「かっこいい」を引き摺り出してくれること間違いなし! こうして楽しませてくれる背景には、練り込まれた設定と、確かな地の文の強さも感じます。 私は好きです。 だからレビューをします。 ぜひ、皆さんにも読んで欲しい作品です。
世界観のスケールは壮大なのに、物語の核はとても温かい(*^^*)滅びと再生、命令と意志、孤独と信頼――そのすべてを抱えて進む姿が印象的!銀河を舞台にしたSFアクションの中に、確かな“人間の物語”が息づいています(*'▽')SF/アクションを好む方にはもちろん、キャラクターの覚悟や絆を味わいたい方にもおすすめしたい作品です(^^♪登場人物はみんな魅力的で、物語の中で動いています!
まずこの作品を読んで思ったのは圧倒的に読みやすい構成をされて、読者に対して親切だと言うこと。つまり普段偏ったジャンルしか読んでいないとしても内容が頭にスッと入り易い話のテンポも秀逸で、学校の日常から非日常への転換。そして主人公の過去を解説しすぎない期待感。具体的にどんな過去を抱えているのか全て知りたいという気持ちになりました。オススメです♪
不思議な卵の話や、とても健気な少女の話、もしくは焼き芋の話など、色んな世界観に触れてきた、そこのあなた。今度は、SFなんていかがでしょう?銀髪の銃のレッドライセンスを持つ少女が、護るために活躍する、ハードボイルドな雰囲気を纏った物語ですよ。きっと、後悔はしませんから。