第14章
第14章 訓練開始
じゃあ……セレス!いい?
うん!
まずは魔法陣を うんで ファイアから
「放て!」
ぼおう!
アズミが 早速 トレーニングを 開始した
「アズミ!時空魔法の制御なら時空魔法だけ制御すればいいんじゃないのか?」
ローニーが 口を挟む
「魔法音痴は 黙ってなさい!魔法力は 錬れれば使いやすいのよ!まずは基礎」
「ち!」
ローニーが 両手を後ろ頭に 組んだ
「そーですか!」
「ファイア!」
あ!
それた!ローニーよけろ!
はぁ!
ぢりり!
ファイアは ローニーの おでこを 掠め前髪を 焼いた
「お前ねぇ!セレス俺を焼く気かよ」
そんな傍に居るからよ!
まず魔法圏外にいなさいよ
「ハイハイ!お姫様!」
ふざけない!
きっつい口ぶりのアズミ
調子にのって大怪我した人もいるのよ!
「わぁったよ!」
「少なくとも陣外に出なさい」
「へーい」
「ファイア!」
いいわね
練れてきてる
元から筋がいいのね
じゃあファイアアロー
ごうっ
アズミの関節のない綺麗な指から業炎を上げて炎の矢がはなたれた
「ファイアア……あちち」
魔法を放ちそこねて手を焼いた
大丈夫かよ?
来るなローニー!もう誰も怪我させたり巻き込んだりしたくないんだ
僕はいって
腹にちからをこめて
ファイアアロー!
放った
どぅ……
「ぐえ」
ローニーが後ろ反り
「おまえね――」
ごめん
いいわ
じゃあファイアフレア!
がおん!
爆炎を上げて矢が飛び
岩に当たって爆発する
やってみる?
僕の消耗は激しかった
「休ませてやれよ!」
あんたはだまってて人の命にもかかわるのよ!
良い!やる!
僕はファイアフレアを放ち
膝から落ちた
「おい……!」
気が遠くなる
セレス………セ……レス
遠くでお母さんの声がする
お母さんは 僕に歌を教えてくれた
それは?
遠くカモメがとんだとて
必ず雨はくるのです
遠く獅子が 吠えたとて
孤児はみーんないるのです
がぎっ
何かが割れた!
鏡!
どぉ…… 爆発的に魔力が迸る
「来たわ!避けなさい」
ぐにゃり!
まわりが 時空魔法で とろけゆがみ始める
「セレス!いい!うまく練るのよ!セレスなら出来る」
四肢に 力が集まって狂おしい位だ
ふわ
僕は浮上がった!
目を開ければアズミが見上げている
その顔には王家のネックレスにある文様が浮かぶ
いいわね!
そのまま 回転を逆に
ず……
クレーターのようになった足元が芝生を 宿し
アズミの 肌から文様が きえる
いいわよ
落ち着いて!
閉じて
最初は制御が 難しいから 意識バリバリじゃなきゃならないけど
無意識で 制御できるまで
やりましょう
まずは 1泊しましょう
このままでは
セレスの身体がもたない
僕らは ウィレムへと帰った
「よぉ!若いの!」
宿のおじさんが
あんたは救い主だよ
タダにしとく沢山食べな
食堂を 指さした
「今夜は女将の 得意なローストビーフだよ!」
おじさんは言った
あんたはいい目をしてる
きっと大物になる
だけど僕は……
「そんなじゃないんです」
そう俯いた
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